ブログ

ブログ

中高生 油絵/玉ねぎと紙

カテゴリ:中高生クラス

  • 作成:本田 雄揮

夕立の後にひぐらしの声がぬるい風と共に聞こえてくるようになりました。夏もそろそろ終わりを迎えようとしています。中高生クラス春の『玉ねぎと紙』の制作、8月初めに合評会を行いました。木、金曜両クラス共、新中1を多く迎え活気と熱気に溢れた制作となりました。

 

『日常にありふれたものを新たな視点で捉え、自分なりの答え方=表現を試みる』というテーマを掲げ、各自構成、配色、筆致、陰影などを工夫、小学生時とは一味も二味も異なる『油絵』を目指しました。

 

講師の意図としましては、皆キャリアのある生徒達ですから、その中でなんとなく構築されてきた『油絵像』に腰を据えずに打ち破り、油絵という画材の無辺の可能性に一歩踏み出して欲しいということ。また作品制作に対し、より能動的な姿勢、言うなれば『わがままさ』を獲得して欲しいということでした。要するに『絵を描くこと、表現することをさらに真剣に考え、その先の楽しさを知って欲しい』という願いです。

 

そのような講師のねらいから、生徒は指導の中で頭を悩ませた場面が多くありましたが、学年やキャリアの異なりの中、それぞれがそれぞれのゴールを迎えられのではないでしょうか。

 

作品のゴールはもちろん一つではありません。また、最初からどこかに存在するものでもありません。さらにそれが常に喜びを伴う訳でもありません。

どこをとっても特徴のない広大な荒野のどこか一点に小さな旗を立てるように自らがゴールはここと決めます。他の誰も決めてくれません。それが正解なのかどうかは、分かりません。しかし、それで良いのです。『失敗した』と落ち込んでも良いのです。それを繰り返しているうちに、今まで気が付かなかった何かに触れることができるようになり、時々たまに楽しくなるのです。

 

油絵の楽しさ、絵を描くことの面白さをさらに求め、どんどん次のゴールを目指していって下さい。

 

 

ページトップへ
ページトップへ
Copyright © Atelier 5