中高生/油彩合評会
カテゴリ:中高生クラス
- 作成:辻悦子
制作:2018年9月〜 12月
◎感想/講師:吉田一民
今年の12月最後のクラスでは中高生合同での合評会が行われました。
高校生も中学生も時間をかけた作品を前にしっかりとした姿勢で臨んでおり、素晴らしい発表でした。しっかりと自分の考えを伝えられたのではないかと思います。様々な話の中で色や形、線や筆のタッチなどの工夫を話す様子を見ていると、本人の成長と共に歩んで来た道のりを感じることが出来た発表会だったと感じます。
今回の合評会や日々の作品を描く姿を見て思うことは、作品を描くという事は簡単なことではないなということです。線や形が一瞬の動きで良くなったり悪くなったりしていきます。描いている皆は良い形や色を「より良く」する為に勇気を出して描いていきます。バランスが崩れてしまうかもしれないけれど、勇気を出して変化させていくのです。私はそこに皆の成長と新しい可能性を感じてしまいます。毎回の合評会を終える度に満足している顔をしている皆の姿が素敵だと思います。皆さんお疲れ様でした。
今年ももうすぐ終わりになります。皆の頑張りを祝って胸を張って新年を迎えましょう。良いお年を。