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春日/作品展2015 の感想

カテゴリ:作品展

  • 作成:辻悦子
小学生クラス  2015年3月
◎ 感想/アシスタント:春日千尋
アトリエ5作品展に、ご来場いただいた皆様、準備や片付けなどご協力いただいた保護者の皆様、
そして手伝いに駆けつけてくれたOB、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
人と人との暖かい思いの繋がりを感じた素晴らしい展覧会だったと思います。
今週から通常のレッスンが再開しましたが、子ども達の「描きたい!」という気持ちが
いつもより強いことを教室に入ってきた時から、感じました。目の色が変わった子も、何人もいました。
絵を描いて人が見て喜んでくれることは、自分自身を認めてもらえることと同じ。
展覧会で、自分の作品が、家族や名前も知らない人を喜ばすことが出来ることを知ることは、
子ども達にとって何にも代え難い経験になったと思います。
絵は、「描き方」は教わることができても、自分自身の心が動いていないと「描く」ことはできない。
作品は作者が心を動かした結果でありその記録です。だからこそ眩しく人の心を打つのだと思います。
今、子ども達は、展覧会で生けられた花を描いています。
展覧会の余韻に浸ったのは、最初だけで、一人一人無口になり制作に没頭していく姿は、
「今の自分ならもっと良い絵が描ける」という新しい自分への期待に満ちあふれて静かに輝きを放っていました。
こんなふうに自由に描けるようになるための、一年間であり展覧会なのだな。
と、今年度、最後の制作をしながら感じます。
これからもアトリエ5が自分の心の動きを大切に表現できる場であればとおもいます。
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