2030年・宇宙での友情
カテゴリ:小学生高学年
- 作成:辻悦子
◎小学生高学年ー金曜日クラス
最終日も満員御礼!猛暑の中お越し頂いたお客様、誠にありがとうございました。子供たちは落ち着いて演じきり、大満足でした。
スタッフも燃焼した感じです。。。
◎「ギャラリー5」で写真をご覧頂けます。→2030年・宇宙での友情
◎感想/ナレーション:高橋千晴
金曜クラスの人形劇の制作は、猛暑にも関わらず、いつもとても和やかで優しい雰囲気が流れていました。それは、クラスの8人のメンバーの持つ明るくて優しい人柄が作り出していたのだと思います。金曜クラスは男の子一人でしたが、物怖じせずに意見を発表できる子であり、また女の子たちが明るく頼もしく引っ張ってくれたことでバランスよくまとまり、いい空気を作っていました。
お話作り、台本作りでは、子どもたち一人ひとりが考え、想いを伝え合うことが大切です。どきどきしながら友達の前で発表する子どもたちは、今この瞬間にも一つ一つ成長して、なにかを乗越えていっている・・・傍で見ていて、そのたくましさに私の胸もどきどきしていました。最初は緊張のせいか、みんな恥ずかしそうに意見を言ったり、黙ってしまう場面も見られましたが、どんどん声が出るようになりました。
人形作りに関しては、子どもたちの意欲と造形力、人形への愛情にあっぱれ!という気持ちです。みんな、家族の協力の下、とても素晴らしい材料を用意してきました。どの人形も最初に描いたデザインそっくりに、とてもいい表情で生まれました!
アトリエの人形劇で大切にしている、仲間と“つながりあうこと”も達成されたと思います。油絵の子とそうでない子が混ざっている金曜クラスは、春の制作では「個」が中心でしたが、この人形劇を通じてとても仲が良くなりました。本番直前の土曜の仕上げの日には、みんなでワイワイ言いながら、お客様に配布するチラシを楽しく作っている姿が見られました。6月よりもみんなの顔から緊張がとれ、リラックスしたいい笑顔がとっても増えました。本番を終えて、8人はとても充実した顔で、ご家族とともに帰っていきました。みんな、自信をつけて笑顔がキラキラしていました。
秋からの制作、とても楽しみです。きっとみんなの作品はさらに伸び伸びとしたものになるでしょう。。。金曜クラスの舞台を作り上げたのは、子どもたちの力です。8人みんなに、大きな拍手を送りたいです。感動をありがとう。