興味を持って世界を見ること
カテゴリ:小学生クラス
- 作成:春日 千尋
小学生クラスの今年始めのレッスンは、講師を短時間で描くクロッキーを行いました。1年で、季節ごとに行うクロッキーも、今回で最後。途中で、講師の美大時代のクロッキーや、次回から取り組む、自画像を鑑賞したりと、ゆっくりとエンジンをかける感じでスタートしました。
講師の作品を見ると「私もこんな風に描けるかな?」と目をキラキラさせたり「よし次はこんな風に描いてみよう!」と途端にクロッキーに熱が入ったり。やはり遠くのピカソよりも近くの絵描き!講師の生の作品が子ども達に与えるインパクトは、とても強いようで休憩と言えど、次の目標を見つける大切な鑑賞の時間です。
子ども達が帰った後に、春夏のクロッキーと見比べてみました。色々な経験を経て色々なことを感じ、その子の世界の捉え方もしっかりと成長していることを感じます。
子どもの「興味を持って見る力」をしっかりと描き残すクロッキーは、アナログだけれどビデオや写真では残せない貴重な成長の記録です。今年度の終わりにスケッチブックを返却しますので、是非四月からのクロッキーの変化を一緒に見てください。