幼児 絵画/おめでとうの花
カテゴリ:幼児クラス
- 作成:辻悦子
幼児クラス講師:福田希美
作品展後アトリエ5のお部屋にはたくさんの春の花が集まりました。
子どもたちはアトリエ5のドアを開けて花々の存在に気がつくと「わー!すっごーい!」「なんで?(いつもと)ちがーう!」と全身でリアクション。
この花は、作品展会場“生け花コーナー”にて子どもたちの作品と共に咲いていた花や、開催にあたってみんなの元へ届いたお祝いの花なのです。
「このお花はね、みんなのために集まったおめでとうの花なんだよ。」と子どもたちに伝えると、皆一斉に照れた表情を浮かべていました。
お気に入りの花を一輪。自分の花瓶の中に連れてきて、鉛筆を握ります。
と その直後に、ある男の子が(故意ではなく)チューリップをポキっと折ってしまうというハプニング。しかし勿論それを責める子はおらず、「チューリップってすぐに折れちゃうんだよね・・」と女の子が一言。あまりの儚さにみんなでしょんぼりしていましたが、そんな時「じゃあさ、歩くときとか気をつけた方がいいね。」「持つときも葉っぱを持った方がいいかも・・」「え?!それじゃ葉っぱ破れちゃうんじゃない?」と、意見を交わしてチューリップを思いやる場となりました。
改めてお花に触れる時のお約束を確認して、持ち場に戻ります。
花びら1枚1枚、茎の長さや曲がり方、葉っぱの形。子どもたちの観察の表情は真剣そのものです。小さなところに大きな発見。「こんなところに星の形が見えるよ!」「え?どこ?」「ここ、よく見るとなんか強そうな色・・」「ほんとだ・・」発見を仲間と共有することで感動は何倍にも膨れあがります。
時に指先で優しく触れて生花の温度や厚みを肌で感じながら、瑞々しい花の命が子どもたちの画用紙に宿るようでした。
作品展前とはまた違った表情で自分の表現に没頭する子どもたち。
進級にあたって最後の「またね」は少しさみしくもありましたが、どの子もワクワクの表情で新しい生活に踏み込んでいきました。
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【2019作品展 幼児クラスの様子】
https://atelier-5.com/blog/sakuhin-ten/?p=9883
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=== 2019年度 幼児クラス生徒募集情報 ===
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