体験を予約する

┃ blog ┃

春日/小学生:デスケルをつかって風景を描く
[小学生クラス] 2015.08.12
春日/小学生:デスケルをつかって風景を描く
小学生クラス(月•水) 2015年8月 ◎ 感想/アシスタント:春日千尋 夏の工作の平成土器も、先週で一区切り。 お休みしていた子もあと少しで完成です。講師本田のブログをお楽しみに! さて、今週は、悦子先生のお家でスケッチをしました。 今回のスケッチは、本田お手製のデスケルを使って室内の風景を描きます。 デスケルは、目盛りのついた四角い窓から風景やモチーフをを見て 『構図』を決める道具です。『構図』は絵の骨格になるものです。 自分のねらいが伝わるように、どこをどのように 切り取るのかといった構図を決めることが大切になります。 それほど重要なものなのですが、子ども達は、自分の感動から 構図が決まることを、感覚で理解しているようで、デスケルを覗きながら ワイワイと楽しそうに、構図を決めて描いていました。 悦子先生のお家にある普段見慣れない簾や提灯などのモチーフが、 描きたい気持ちを強めたのでしょう。見上げて見たりクローズアップしたりと 思いもつかなかった大胆な構図で描いた子もいました。 また、7月に、粘土制作をしたことで、物の正面だけではなく横も、後ろも意識する 立体の感覚が強くなったからか、久しぶり描いたスケッチでしたが、 絵が力強くなっていたことに驚きました。 今回のスケッチでは、いつのまにか上がってきた絵の力に 驚かされたのですが、なにより、人の作品を認めて良いところを自分にも 取り入れようとしたりと、皆で描いているという意識があったのが、 素敵だなと思いました。 描く技術だけではなく、心が成長したから絵がぐっと力強く輝いていたのだと 納得した一日でした。 ・ *facebookに写真を追加しました。→☆ ======================================= 【子ども美術コース夏の体験日】 通常レッスンを下記の日程で体験していただけます。 (要予約)受講料:1500円☆生徒さんご紹介だと無料 ◎小学生クラス 前半クラス15:30~17:00/後半クラス17:00~18:30 ※月水のみ          8月『絵本作り』      24日(月)25日(火)26日(水)         9月『人物クロッキー』   28日(月)29日(火)30日(水) ◎幼児クラス  水曜日クラス13:30〜14:30 木・金曜日クラス15:00~16:00          9月 『人物クロッキー』   2日(水)3日(木)4日(金) ◎親子クラス  水・金曜日クラス10:30 ~11:30         8月『テラコッタ粘土』    5日/19日(水)7日/21日(金)         9月『お月見制作、影絵遊び』 2日/16日(水)4日/18日(金) ☆見学:無料 記載している日以外でも見学は随時受け付けております。 【土曜特別講座 秋のいけばな 】 生徒さん募集中!         ◎対象:幼稚園児年中〜小学生 定員8名 先着順         ◎日時:10月31日(土)10:30〜12:00         ◎受講料+お花代(前納制)          アトリエ5生徒さん 3,120円(税込)          非会員の方 3,440円(税込)            ◎内容 実ものをつかって秋の演出を楽しみます。  ☆お申し込みは開催日の一週間前までにアトリエ5まで直接お願い致します。  お問い合わせ:アトリエ5☎ 044-411-5154 
=======================================
吉田/こどもいけ花:「盛夏:葉ものをつかう」
[いけばな] 2015.08.03
吉田/こどもいけ花:「盛夏:葉ものをつかう」
土曜特別講座「こどもいけ花クラス」制作:2015年8月1日(土) ◎感想/講師:吉田香倫(草月流師範) 強い日差しがまさにサンサンと照りつける季節になりました。 一歩外に出るだけでへばってしまいそうなくらい暑い日が続いてますね。 夏休み真っ只中の「こどもいけ花」、今回のテーマは“盛夏のいけ花”~葉ものをつかう~です。 いろんな形の葉と涼しげに見える夏の花を使ったいけ花を子どもたちに挑戦してもらいました。   比較的いつも花材は多いのですが、通常は大体3種前後の花材を使ってレッスンします。 でも今回は花と葉で4種を基本とし、プラスαの葉も用意しました。 基本の植物は花屋さんから仕入れたものですが、プラスαの葉はアトリエ5の辻悦子先生が心を込めて育てた植物で、先生のお庭から 直前に摘ませていただいたものです。   まずは基本の骨組みとなる位置に葉をいけ、順に花を生けていくのですが、 花にも葉にも「正面」の顔があり、綺麗に見える向きというものがあります。 その向きを見つけつつ、剣山に刺す場所も考えていきます。 この作業、スパッと決められる子もいれば、いろいろ試しながらじっくり考えて決める子もいます。 「ここにお花がくるようにしたい」「この葉っぱをどうしても使いたい」 気持ちは決まっているけれど、思い通りにするための「どうしたらいいのか」を考えて試す時間。 この時間を見守っている時が、私はとても好きです。 みんなが真剣に花と向かい合い、1番集中している時かもしれません。 そして、自分の思ったところに花や葉を収めると、嬉しさと安堵の表情に。   今回は一部ですが「自分で花材を選ぶ」という作業もいれ、盛りだくさんでした。 自分で決断する場面がいつもより多く、でもその分、より「私」のいけ花になったかと思います。 悦子先生のお庭の緑のミョウガ、ハラン、ヤツデ、ツワブキ、アイビーがみんなの作品を引き締めてくれました。 皆、夏らしい広がりのある伸び伸びとした作品で、贅沢な回になりました。   そして、渾身の作品を作りあげたのも束の間。 そのまま持ち帰れないのがアレンジとは違い、いけ花の儚いところ。 毎回心苦しい気持ちで「お片づけです~」と告げ、剣山から外して、水を抜き、まっさらにし、また自宅で一から生けなおしてもらいます。 もったいないと思いがちですが、実はそんなこともないのです。 お教室とは違い、自宅で生ける時は、その場所にあった大きさや見せ方に生けるのも、とても大事なレッスンになります。 復習にもなりますから、また気持ちを新たにして、ご家族の前でも楽しく生けてもらえたと思います。 暑い夏だからこそ、植物の緑をみて涼んで下さい! *facebookに写真を追加しました。→☆ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 次回[ 10/31(土)]のお知らせ 秋のいけばな~実ものをつかう(9月はお休みになります) ハロウィンかぼちゃ*や実ものを使って秋の演出を楽しみます!! (*実ものの種類は変更になる場合もあります。ご了承ください) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <ご予約> お申し込みは開催日の一週間前までにアトリエ5まで直接お願い致します。 対象 幼稚園時年中〜小学生 定員8名 先着順 ☎044(411)5154 E-mail : atelier5@mac.com <お願い> 申し込み後のキャンセルは花材の準備のため開催日2日前までにご連絡ください。 前日~当日のキャンセルは花材を当日取りに来ていただきます。ご了承下さい。 <費用> 前納制 アトリエ5会員 受講料1,620円+花材費1,500円 計3,120円(税込) 非会員     受講料1,940円+花材費1,500円 計3,440円(税込) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
山田/小学生:ぐるぐるドキドキ土器づくり
[小学生クラス] 2015.07.30
山田/小学生:ぐるぐるドキドキ土器づくり
小学生クラス / 制作:2015年7月 ◎感想/講師:山田 稔子(火曜日クラス) 「縄文土器の荒々しい、不協和な形態・文様に心構えなしに触れると、誰でもがドキッとする」とかつて言ったのは、岡本太郎氏。今月の小学生クラスは、粘土と格闘の日々です。先月末のテラコッタ粘土での造形活動も大いに盛り上がりましたが、7月はいよいよ土器作品を作ります! 縄文土器について改めて調べてみると、太古、日本人のルーツに、こんなにも力強く豊かで逞しい表現があったとは実際驚きです。ツルンと無駄のない機能美のデザインに囲まれた現代の生活感覚からすると、いい意味で違和感のあるものばかり。火曜クラスの子どもたちも、ぐるぐる激しい文様や燃えさかる炎のような様々な形をした土器の写真に興味津々。「どれくらい昔の日本?」「なんのための模様なのかなぁ」「顔がついてる!」「こんなのどうやって使ってたの!?」色々と想像を巡らせたり、ただただ不思議な表現に見入ったり。わからないけれど、なんだかスゴイ・・・!!ちょっと戸惑ったようでもありながらすっかりその魅力に捉えられた様子でした。 一万何千年前の日本人の作ったものに、今なお驚く私たち。じゃあ、今の私たちが作ったものに、一万何千年後の人は、驚くかな、ドキッとするかな?そんな目標にもワクワクしながら、制作はスタートしました。 どんな形にしようか?どんな文様や飾りをつけようかな?粘土を捏ねながら、ムクムクとアイデアが浮かびます。「思い描く」感じと「手から生まれる」形にギャップがあったりもしますが、そこを柔軟に受け止めてさらに発展させていけるのが子どもたちの立体造形の面白いところ。触るほどに感覚を磨き上げ、手つきや姿勢も職人っぽく?こなれてきます。飲み込みが早い!頭ではなく、まさに身体でつくっている感じ。縄文時代からの血が、、などというと大げさですが、土を捏ねて何かを作るという行為に、呼び覚まされるような原始的な感覚があるのではないでしょうか。そして、感じながら、考えることを繰り返す。この器の形に飾りはこれでいこう、この道具を使った文様が合うかな。身体・心の動きをも練り込め、目下制作中の子どもたち。作品完成は来月になります。 いきなり私事で恐縮ですが、もうすぐ私は出産を迎えます。経験のないことに不安からつい情報や知識にばかり頼りそうになりますが、レッスンで子どもたちの制作風景を見ていると、自分の感覚に素直に向き合いながら柔軟に考えることを大事にし、来る局面に対峙していこう、と勇気を貰えました。今回の企画を通して縄文土器の文様には安産祈願や出産をモチーフにしたものも多いということを知れたのも、偶然ですがなんだか面白い縁だな、と感じています。逞しく脈打つような、日本人の、人間の根底にある、力。きっと自分にもあるはず、生まれてくる命にもあるはず、どの子もどの人も持っているはず。今こそ、そう信じたいと思います。 産休に入るにあたり、応援して下さったご家庭の皆様に、改めて御礼申し上げます。温かいお声がけやメッセージ、心から嬉しく思いました。火曜クラスの後任には辻が、また幼児クラス後任には渋谷が当たりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。暫く現場からは離れますが、子どもたちの成長、活動の充実を、応援しております!小学生クラス夏の工作完成の報告は、また来月のブログにアップされる予定ですので、どうぞお楽しみにお待ち下さい。
山田/小学生:造形あそび「おおきなかぶ」
[小学生クラス] 2015.07.09
山田/小学生:造形あそび「おおきなかぶ」
小学生クラス / 制作:2015年6月 ◎感想/講師:山田 稔子(火曜日クラス) 火曜日クラスでは絵本『おおきなかぶ』をテーマに、テラコッタ粘土での造形あそびに取り組みました。おじいさんが育てた大きなかぶがなかなか抜けず、おばあさんや孫、犬や猫までかり出され、みんなで列になって力を合わせ引っ張りっこをするお話です。その中で繰り返される「うんとこしょ、どっこいしょ」というかけ声に合わせて、子どもたちも引っ張るポーズをとってみました。身体の、どこに力が入っているかな?その人体のポーズをテラコッタ粘土でつくってみようという活動です。 まずは粘土の準備体操。つくる前によく練ることが大事です。手先だけでなく全身の力を込め、体重をかけてグイグイ。ついに素足でも踏みふみ!冷たくてグニャグニャの感覚に、最初は抵抗を感じていた子も全身で大はしゃぎです! 丁度いい具合に柔らかく練られた粘土で「かぶを引っ張る人」をつくります。ただお人形のようなものをつくるのではなくて、ちゃんと引っ張るポーズにするために、脚を踏ん張り、腰を引く姿勢をまた確認しながら、下から粘土を積み上げるように制作。 くっつきが弱いと、ぽとり。力が強すぎて、ぐちゃり。バランスが悪いと、バタリ。なかなか苦戦です。しかしそのうちに「乾いてきたからくっつかないんだ、じゃあ湿らせよう」「ここを押さえながらなじませると、いいかんじ」と、手の感触で粘土の扱いを掴んでいきます。「頭が重いと倒れちゃう、ここでしっかり支えて、この角度ならいける!」立体の重心も自分なりの感覚で捉えていきます。 「絵本を描いた佐藤忠良さんは、元々は彫刻家なのよ。かぶを引っ張るポーズのつもりが、押しているようにしか見えないと言って、引っ張る姿に見えるようにどうすればいいのか、悩んだんだそうよ。」アシスタント渋谷のその一言に、また奮闘。ワイワイしていた教室の空気から一変、それぞれ自分の粘土に向かう目が真剣になっていきます。 一人一つずつ「引っ張る人」をつくったら、みんなの作品をつなぎ合わせました。「おおー!」と歓声。立体の作品がこう並ぶと、お話の一場面が空間となって生まれる感動がありました。作品と粘土だらけのみんなとで記念撮影をし、後は手も足もたらいの中のたっぷりの水で洗ってスッキリ。外は梅雨空でしたが、キラキラ晴れやかな表情の子どもたちでした。 = 子供の美術 (部分)= 「じょうずにかこうとするよりも、見たり考えたりしたことを、自分で感じたとおりにかいたり作ったりすることが大切です。」 「しんけんに絵を描き、ものを作り続けていると、じょうずになるだけでなく、人としての感じかたも育ちます。」 佐藤忠良さんの言葉は、アトリエ5の教室の壁に、いつも掲げてあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *facebookに写真を追加しました。→☆
春日/小学生:粘土で表す水の音
[小学生クラス] 2015.07.08
春日/小学生:粘土で表す水の音
小学生クラス(月•水) 2015年7月 ◎ 感想/アシスタント:春日千尋 七月最初の制作は、テラコッタ粘土で一回きりの造形遊びをしました。 教室に入ってくるなり、粘土をこねている先生のドロドロの手を見て、 ひい!驚くこども達。うわ〜粘土苦手〜という子も。 前回の制作では、聞いた音楽を絵の具やペンを使い 紙に表しましたが。今回は、水の音を粘土で立体的に表現します。 まずは、教室の明かりを消し、目を閉じて今回のテーマの音を聞きます。 「ポタポタ パシャンパシャン パチャパチャ」 講師がバケツに汲んだお水を触って出した音でした。この音をかたちにしてみよう! 制作に入る前に粘土体操で準備運動。丸める運動、ねじる運動、転がす運動。 始めは、粘土を触ることを躊躇していた子も、こねていくうちに だんだんと柔らかくなっていく粘土の魅力にハマってきました。 粘土のしっとりとした冷たさが気持ちよさそう。 制作がスタートすると皆凄い集中。講師も一緒に制作して静まりかえる教室。 そしてぽつりぽつりと独り言のような会話が始まり、ワイワイしてくるのが、 集中しながら、リラックスしている証拠。粘土を通して皆で遊んでいる感じでした。 次々と完成する作品たち。水の音からヒントを得て、 自分の世界を創造していたように思います。 今月は工作で縄文土器に挑戦して平成生まれの平成土器を作ります。 その完成もお楽しみに! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *facebookに写真を追加しました。→☆
山田/小学生:聴想画「月の光」
[小学生クラス] 2015.07.01
山田/小学生:聴想画「月の光」
小学生クラス / 制作:2015年6月 ◎感想/講師:山田 稔子(火曜日クラス) 「耳」を使った絵画表現―6月は、アトリエ5独自の制作「聴想画」です。音楽や詩、短歌、オルゴール、自然の音、まちの音、など毎年趣向を変え、イメージのきっかけとなる「音」をテーマとしています。今年は、ドビュッシーのピアノ曲『月の光』。教室を暗くし、仰向けになってゆったりと優しい音色に身を委ねるように耳を澄ませます。曲が終わっても「気持ちいい、もっと聴いていたい〜」とうっとりとした表情。 音は目に見えないもの。目に見えないものを見えるようにするなんて、難題です。それでも、自分の感性に潜り込めば、見えてくる世界がきっとあるはず。 音楽から、どんな色を感じた?—優しい色、キラキラした色ー言葉にしたり、少ない色数に絞って考えてみると、自分にとって大事に思えた色がなんとなくでも見えてきます。「なんとなく」では少し頼りないようだけれど、勇気を持って表現。たっぷりの水で溶いたその色を、ゆっくりじんわり、和紙に染み込ませます。意図せずにじみ広がる色に、音楽を聴いた時と同様、身を委ねて筆を重ねました。 乾燥後にその染め紙を、大きい円に切り取るだけで、また別の見え方をしたことに驚きの声。黒い画用紙のなかに、どんな風に置くのがぴったりかな?そこに他の大きさの円を加えて並べると、不思議と黒の空間が浮かび上がり、さらにイメージをかき立てます。余白、重なり、はみ出し。リズム、流れ、動き、遠近。構成は自分の感覚のパズルのようで、あれこれ試してぴったりの「こんな感じ」を探ります。 「なんとなく」も「こんな感じ」も、曖昧な判断基準ですが、そこに焦点をあててみる。きっかけに反応した自分の感覚をひとたび見つめ直してみると他の人にはない自分の感性に気付くことがあります。そしてそれを頼りに進んでいきながら、自分の方向を自分で決めていく。曖昧だったものが、やはり名前のないものだったとしても、目に見える姿になることに意味はあるように思います。 聴想画では、テーマや手法はこちらが用意したとしても、進み方の中で自分の考えや感性に対する勇気と自信を得る機会となっていればいいなと思います。ステップを絞り込んだデザイン的な制作でしたが、子どもたちそれぞれに感じたことと表すことが少しずつ違う。できた作品から感じられる音も、また少し違うかもしれません。でもそれも素敵です。感覚は磨かれながらも完結しないで、また新たな感受と表現の種になっていくと思います。
本田/聴想画『月の光』
[小学生クラス] 2015.06.29
本田/聴想画『月の光』
小学生クラス  2015年6月 講師:本田雄揮(月・水曜日クラス) ◎制作のねらい ・音からイメージを広げ、点や線で行う抽象的な表現に挑戦する。 ・絵の具での筆づかいや水の量を適切に行い使い方を工夫する。  ◎ 感想 雨音が耳に心地よい日々。6月は聴想画の季節です。 4、5月と続いてきた春の絵画も、今回で一区切り。 頭の中でイメージを広げ、目や手でよく観察してきた子ども達。 最後は耳を澄ませて音を感じ、それを表現していく少しレベルアップした内容です。 まずは全身で音を感じる為、リラックスできる体制に。 灯りを消した中、教室の床にゴロンと仰向けになり静かに目を閉じ耳を澄ませます。 始めは興奮していた子も、静かに流れるメロディーにいつの間にか心が落ち着き、起き上がる時には全く違った表情。 さっきまでとは違う気持ち、感覚がなくならないまま、絵の具で表現。 色はどんな?動きでやってみると?スピードは? 完成したイメージはありません。小さいけれど確かに感じたことを手掛かりに、具体的なものは描かないことを意識し、少しづつ筆を進めます。 戸惑いながらも、徐々に視覚化されていく自分だけが感じた音の世界。 子ども達が面白さを感じるのに時間はかかりませんでした。 そこからさらにイメージに近づく為の工夫が生まれ、完成作品は同じ音とは思えないほどに皆バラバラ。 その違いこそ、自分が感じたものを表すことが出来た何よりの証です。 今回は同じ曲で白と黒の2枚の画用紙に描くということに挑戦しました。 始めは使い慣れた白い紙に絵の具で。 その後黒い紙にサインペンと白いポスターカラーのみで。 同じ曲に異なるアプローチをすることによって、自分だけが感じたこと、やりたい表現がより明確になります。 抽象的な表現は、絵画や彫刻の中でも『なにがよいか分からない』と敬遠されることが少なくありません。 その一因に、言語化することが困難と思われているからです。 しかし、本来絵画や彫刻などの作品に言語は存在しません。 それを無理に言葉で表そうとするから、そこにいびつさが生まれるのです。 曖昧なものを表現すること。 それは曖昧なものを形を歪めずそのまま許容できる感性を持つこと。 自分だけの感性を磨き広げる第一歩が踏み出せた6月でした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *facebook「アトリエ5」に写真を追加しました。→☆
吉田/こどもいけ花「初夏:水をいかす」
[いけばな] 2015.06.29
吉田/こどもいけ花「初夏:水をいかす」
■土曜特別講座「こどもいけ花クラス」各回募集 感想/講師:吉田香倫(草月流師範) 制作:2015年6月27日(土) 雨の多い季節になって、蒸し暑い日が増えてきました。 今回はそんな蒸し暑さも吹っ飛んだらいいなと思い、水を生かし、涼しげに見える透明のサラダボールのような大きな器で、いけました。   いけばなは気持ちがとてもダイレクトに表れるものです。 思いを形にする難しさもありますが、そこが楽しさでもあります。   いけばなには花材の長さ、剣山などに刺す角度などが決まっている「花型法」というものがあり、それにはいくつものパターンがあります。 ですが、今回は決まった花型をやらず、「自由花」という、自由に長さも角度も自分で決めて生ける方法をとりました。 生ける前にいくつかの変化に富んだ作品の写真をみんなに見てもらいました。 「わぁ。。」「あ、イメージできた!」「そんな風にやっていいの?」など声が上がり、みんなすぐに生け始めました。 葉を裂いたり、まるめたり。いけばなというより工作?!のような時間です。 でも思った位置で動きを止められないでいる子供たちに秘策(!?)を伝授します。 すると、歓声があがり、すいすいとモノにし表現に変えていきます。 最初の花材が決まると、そこからはあっという間。 手際もよくなり、大人にはない潔さで生け終えてしまいました。 みんなについていくのが大変なほどです。 ちょっとしたコツとやり方で、表現の幅が広がったかな、と感じました。   工作と似たところもありますが、いけばなの魅力のひとつは「生きている」ことだと私は思います。 水がしっかりあがらなければ、すぐに黄色くなって枯れてしまうし、水に深くかぶっても腐ってしまうこともあります。 生けた時の美しい状態がずっとは続くわけではなく、それは1週間かもしれないし、2日間だけかもしれない。 1週間花がもっても、その間に少しずつ首が垂れたり、花びらが減ったりもします。 そういう生きているもの(植物)を扱っているんだ、ということ。 同じ種類の葉、花、本数も皆同じですが、葉の向き、花の咲き具合など、またとして同じものはないのです。 同じ花材のようで全く同じではない。そこに生け手の気持ちが加わり、一つ一つ違う作品ができます。今回、それがとてもよく表れた作品になったと思います。   生け終わって感想を聞くと、「楽しかった」と「難しかった」の声。 真剣に取り組んだから出る言葉だと思いました。 技術も表現も回数を重ねると、どんどん身についていくものです。 次回も楽しみです。 ~・・~・・~・・~・・~・・~・・~・・~・・~・・~ 次回のお知らせ 8/1(土)盛夏のいけばな <ご予約>お申し込みは開催日の一週間前までにアトリエ5まで直接お願い致します。 ☎044(411)5154 E-mail : atelier5@mac.com <お願い>申し込み後のキャンセルは花材の準備のため開催日2日前までにご連絡ください。 前日~当日のキャンセルは花材を当日取りに来ていただきます。 <費 用> 前納制 アトリエ5会員 受講料1,620円+花材費1,500円 計3,120円(税込) 非会員     受講料1,940円+花材費1,500円 計3,440円(税込)
春日/小学生:竹ごっこ!
[小学生クラス] 2015.06.10
春日/小学生:竹ごっこ!
小学生クラス(月•水) 2015年6月 ◎ 感想/アシスタント:春日千尋 6月始めの制作は、5月のタケノコと空豆の観察画が完成していない子はこの日もがんばって仕上げました。 完成した子達は、ちょっと一息。一回きりの絵の具遊びをしました。 「今回は皆が竹になってもらいます。竹って一節一節あるよね。その一節を一人一つ作って、最後に皆で繋げて一本の竹にしよう!」 やることは簡単、一人1mぐらいロール紙を切ります。そこに絵の具でスポンジや割り箸スポイト、たわしなどいろいろな道具を使って 自分の節を自由に描いていきます。ルールは一つだけ「筆」を使っては駄目。その他は、何をやっても良し! 皆最初は、わかったようなわからないような顔をしていたのが、「絵の具で何をやってもいい!」に反応。早くやりたい!とスイッチが入りました。 いつも、作品を完成させなければいけない時は、やってみたいけど失敗したらやだな。と思って止めてしまうことがしばしば。 今回は、「変になっちゃうかもしれないけれどやってみたい!」を解放させる大チャンス! 学校で描いているとき水が多すぎるっていつもおこられるんだ。と言っていた子も、思う存分に、びしゃびしゃ。最後は手を使って描いてきもち良さそうでした。 だんだん他の子も、ヒートアップして最後には、紙を破ったり、丸めてお団子にした子もいました。 一方で自由に描くってどうやるの?と自由が難しい子もいたりと様々でした。 学校であったこと、お家であったこと。生活の中で感じた言葉にできない気持ちが、思いきり自由になって遊ぶことで出すことができたら、今回はそれで大成功。 遊んでるようで真剣な自分の心とのやり取りだったんじゃないかな。作品はできなくても、今回のようなことは、次に進むために必要です。 そうして自分自身が満足して初めて「人に伝えたいこと」が生まれると思います。 最後は、女の子チームと男の子チームに分かれて、皆で繋げて竹を完成させました。一人最後まで観察画に取り組んでいた子がどっちが素敵か判定。 女の子チームの勝利!あーだこーだと配置もこだわった男の子チームでしたが、納得の結果だったようで、「だよね〜」と笑って、すっきりした表情でした。 ======================================= 【子ども美術コース夏の体験日】 通常レッスンを体験していただけます。(要予約)受講料:1500円 ◎小学生クラス 前半クラス15:30~17:00/後半クラス17:00~18:30 ※月水のみ          7月 工作のため見学(無料)のみ受け付けております。         8月『造形遊び』 24日(月)25日(火)26日(水) ◎幼児クラス  水曜日クラス13:30〜14:30 木・金曜日クラス15:00~16:00          7月 工作『夏のちょうちょ』 1日(水)2日(木)3日(金)         8月 『テラコッタねんど』 5日(水)6日(木)7日(金) ◎親子クラス  水・金曜日クラス10:30 ~11:30         7月『えのぐあそび』 3日(金)17日(金)  ☆見学:無料 随時受付しております。お問い合わせ下さい。 お問い合わせ:アトリエ5☎ 044-411-5154 
=======================================
辻 /小学生:竹ごっこ!
[小学生クラス] 2015.06.09
辻 /小学生:竹ごっこ!
◎感想/講師:辻悦子 山田クラスの造形遊びの回に、辻が参加しました。とっても楽しかったです!5月の観察画の作品群が素晴らしかったので、その流れで「竹になる!」のですが、日本画専門の山田は福田平八郎の鑑賞を加えました。さすがです!画集を紹介すると。子供たちはグイグイ近寄り「ほほ〜っ」と、理解が早く興味津々。 竹の節の表現を元に、自分たちの体も使って「竹林」を表現するという難題に、始めは??で、「意味分かんない!」「どういうこと?」と、戸惑いがちでしたが、すぐに「あ、そういう事ね!」と、チーム毎に作戦タイムへ。。あとは、渋谷と私は汗をかきながらのてんてこ舞い。。笑 タイトルの協議に時間を要しましたが、なるほどの仕上がりです。表現のコンセプトをが伝わり素晴らしい〜!私も楽しかったよ、ありがとう〜! Aチーム:地面から太陽へ Bチーム:成長して竹になれ Cチーム:たけのこニョキニョキたけのこくん 本気でたっぷり遊ぶ事ができにくい今、もっともっと「あそび心」を育んで欲しいと願います。子ども達の心はとても柔軟です。そして、仲間と一緒にやるわくわく感たまりません!ご家庭でも「竹ごっこ」是非やってみて下さい。筍になりきるには、指先をすっと揃えて心の中で空を意識する事です。笑 ・・・・・・・ *facebookに写真を追加しました。→☆    
体験を予約する