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小学生 絵画/おとをたのしませる
[小学生クラス] 2019.07.01
小学生 絵画/おとをたのしませる
霖雨降りそぼる折、小学生クラス春の絵画制作最後となるのは、音を色や形で表す『聴想画』。毎年一度、この6月に行っているお馴染みの制作です。例年は教室で音楽を聴き制作しているのですが、今年は趣向を変え、自ら音を集めるべく靴を履き片手にメモを携え、街へと繰り出しました。『まちのおと』が今回のテーマです。日常心に留めることのない音を拾い上げ、応用を利かせた絵の具での技法用い表現しました。   商店街、公園、駅、住宅街…。様々な音は常に無秩序、且つ飾らずに混在していますが、普段はそれをほとんど意識しません。何故なら生活する上で自らが自然と『音の中』の一部となっているからです。そこから一歩、『外』へと踏み出すこと。聴き飽きたかの如き生活音を別の角度から捉えてみること。そうして初めて聴こえる、心に伝わってくる音があることを知ります。それはずっとそこにあったのに気付かず、それでもやっと見つけた宝物のようにキラキラと輝き放っています。やや強引にも広義に解すれば、一辺倒な価値観では測れないものがあること、その視点が豊かな生活を約束してくれることを知ります。しかし別段、このような話をせずとも子供達は柔軟に受け入れ、街での音集めを楽しんでいました。   予定よりも多く重なった音のメモを元に、具体的なものを描くのではなく単純な色や線や形、そう、抽象的に表す説明を行った際も屈託なき理解、その早さに内で目を見張りました。理解しやすい価値観である『写真のような絵』からほぼ反対の位置に属する『一見何が描いてあるか分からない絵』。正直小学生に圧倒的に人気のないこのジャンルに、ステキさとカッコよさを求め、筆を動かすことができること。それ自体がなんてステキでなんてカッコよいのでしょう。だって完成した絵、抽象表現を前に、自信を携えた口元で『まちのおとを描いたんだ』と言ってのけ、詳細や苦心を語ることができるなんて。憧れすら感じます。『一見分からない』ことに価値を置いていないとできない芸当です。今回の作品を持ち帰った際には、特に大いに語って頂きたいものです。   『音を楽しむ』と書いて音楽、という言い回しはよく耳にします。しかし今回、子供達は新たなスタンス、価値観との距離、認識を以って『音を楽しませる』ことを共に行っていたように、結果的にですが確かに感じました。 『おとを聴く』に多様な意味が込められていること、しかしそんなことは特に意に介さずただ楽しんで、ただ楽しませて描いていたこと。それは本当にすごいことなのですよ。是非皆に教えてあげて下さい。
幼児 絵画/春のかぜとともに
[幼児クラス] 2019.06.26
幼児 絵画/春のかぜとともに
  幼児クラス講師;福田希美   新しいクラスがスタートして早3ヶ月。 この春、子どもたちは3つの絵画制作と向き合いました。   4月は空想画。アトリエ5のお庭で触れた春の風を描きます。春の風って、柔らかくてあたたかくて、ちょっぴりいい匂い。子どもたちはそんな感想を述べながら鼻歌交じりに手を動かします。仕上げの絵の具では「なんか、気持ちいい・・」「もっと描きたい」と目をキラキラと輝かせる様子が印象的でした。 5月の観察画では瑞々しいカブとラディッシュに触れます。クレパスの混色でつくるカブの白、ラディッシュの赤。それぞれに試し試し色を重ね、時にお友だちと相談したり発見を共有したりしながら「これだ」という納得の色をつくります。 6月の聴想画ではオルゴールの音を。「え?音を描くの?!」と目を丸くした子も、暗く静かな部屋に寝転がって静かに耳を澄ませると、迷わず色を選び、迷わず線を描きはじめます。絵の具でじんわりと滲ませて完成した作品は、どれも夢のような世界でした。   初めてのことに対して「難しそう・・」とつぶやく子も、レッスンが終わる頃には必ず達成感に満ちた表情を浮かべています。 そうさせてくれたのは、新しい色や感触との出会わせてくれた様々な画材であり、それと同時に出会う“自分自身の新たな世界”でもあります。「こんなの描けちゃった!」と、とても誇らし気なのです。 そして何より欠かせなかったのがお友だちの存在でした。 お楽しみの時間に一緒に野外でスクラッチや凧上げを楽しんだり、みんなで協力して綿棒アート(黒い布の上に綿棒を多様に並べます)をつくったり・・ 少しずつ名前を呼び合うようになり、自分の作品だけではなくお友だちの作品も楽しみにするようになりました。 そんな姿を見ていると、4月に期待と緊張を顔いっぱいに浮かべていたのが懐かしく感じます。 あたたかな春の風をたっぷり受けながら少しずつ心がほぐれ、笑顔が広がりワクワクが溢れていきました。またそんな中で、それぞれに自分の手や耳・手先などの感覚で新たな世界を切り拓いていく逞しさも光ります。 限りなく広がり深まっていく子どもたち。 夏はどんな風に歩んでいくのでしょう。まだまだアトリエ5ではお楽しみの制作が子どもたちを待ち受けています。   ===生徒募集 夏のとくべつ体験会=== 【日時】8月 8、9、22、23日 15:00〜16:00 【対象】年少児〜年長児 【定員】各2組  *保護者同伴でお願い致します。 *先着順にてお席が埋まり次第締め切りとなります。 【受講料】1500円 *ご紹介は無料です。   その他ご連絡はこちらにお願いします。 【お問い合わせフォーム】https://coubic.com/atelier5/contact  *24時間受付・返信には少々お時間をいただく場合がございます。 【お電話でのお問い合わせ】044-411-5154(木・金曜日14:30~15:00、16:15頃)  *レッスン時間中のお電話はご遠慮願います。   ===アトリエ5 SNSページ=== SNSにて制作風景や作品などを掲載しています。是非ブログとあわせてご覧ください。 Facebook: https://www.facebook.com/etsuko.5/ Instagram: https://www.instagram.com/atelier5_kids/
小学生高学年 油絵 絵画/広がりと重なり
[小学生高学年] 2019.06.24
小学生高学年 油絵 絵画/広がりと重なり
新緑の葉を打つ雨の音に耳を傾け、来る夏へと思いを馳せる季節。高学年油絵クラス春の制作『春の休日』もいよいよ佳境を迎えました。今年度は木曜、金曜クラス共に定員越え、レッスンは常に熱気に溢れています。小学生クラスから移動した生徒も多く、新たな技法、画材に始めは翻弄されつつも、4月、5月、そして6月と日を追うにつれ自ら要領を得、培った集中力で毎回確かな成長を遂げています。今回は自分の『休日』に着目し、こちらが準備したバナナと組み合わせるモチーフを考え持参しました。普段の自分、アトリエでは見せない別の一面をそこに加え、作品に対する思いを深めていきます。集めたモチーフ同士の組み合わせ方も工夫し、高学年クラスでは水彩絵の具を、油絵クラスでは油絵の具を何度も重ね、重ね、また重ね、そして増す美しさと共に、期待と少しの困惑の色を帯びていた目が、達成の輝きへと変貌してきました。持参したモチーフから読み取れる皆の日常。そこに自らの世界を広げていっている意志を感じ、また重なりを作り上げる筆の動きに今まで積み重ねてきた経験を思います。広がりと重なりをもって臨んだ春の制作、是非皆様にご覧頂きたいです。   ============================ ■高学年油絵合評会…7月11・12日(木・金)16:30~17:30(約1時間) 今回制作した作品を、一人ずつ発表します。小学生クラスの生徒も見学自由です(要予約)。年2回の貴重な機会です。保護者の方、小学生クラス「鉛筆デッサン②」に取組んでいる生徒は是非ご参加下さい。    
親子の造形/あめぽぽぽ ♪
[親子クラス] 2019.06.20
親子の造形/あめぽぽぽ ♪
  ☆☆☆  みどりなくらしwithアトリエ5  ☆☆☆ 日時:2019年6月19日(水)11:00〜12:00 場所:NAYA enjoyspace(武蔵新城駅から徒歩5分) 講師;渋谷葉子・辻悦子・おりはらみなこ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 梅雨なのに汗ばむ陽気となりましたが、たっぷりのお水で楽しいお制作になりました。サインペンの色の重なりや画面の疎密にもそれぞれの良さが表れ、滲みの美しさにも次々に歓声があがりました。 雨の雫 ぽたぽた ざあざあ   水たまり ちゃぽんちゃぽん  風が吹いて ぐるぐる  お水でじゅわじゅわ〜 わあ〜きれい! ぴちぴちちゃぴちゃぷ らんらんら〜ん♪   【今月の絵本】 ・あめかな ・あめぽぽぽ 【次回のご案内】 7月17日(水)11:00〜12:00/夏の特別制作 8月21日(水)11:00〜12:00/ボディーペインティング 【ご予約】みどりなくらしmidorinakurashi@gmail.com みどりなくらしHP;https://midorinakurashi.jimdo.com 【お願い】 準備の都合上、急なキャンセルはご遠慮下さい。お子様のご体調が心配な場合は、なるべく前日の夕方までにご連絡下さい。待機の方に受講して頂きます。皆様のご協力を宜しくお願い致します。 【お知らせ】 「天までとどけ!かわさき色輪っかつなぎ2019!」 開催日;7月7日(日)13:00〜17:00 雨天中止 場所;二ヶ領せせらぎ館河川敷 詳細はこちら;https://kawasaki-irowakka.com facebook;https://www.facebook.com/irowakka/
春日/5の画材:油絵道具
[5の画材] 2019.06.19
春日/5の画材:油絵道具
作品展の案内状でもお馴染みの「5の画材」はこうして産まれました。 ☆☆☆☆☆ ◎小学生クラスアシスタント:春日千尋/投稿;2014年7月21日   今回は子供油絵クラスからパレット、オイル、筆についてご紹介します。 油絵クラスでは、絵を描き始める前に、 自分のアイデアスケッチを見て、今日使いそうな色を全て木製パレットに出します。 描いている間は、途中で使う色をチューブから出す時間も惜しい。 そのぐらい手と頭が一緒になって、今の自分の一瞬一瞬に反応して色を作っていきます。 中華屋さんが、鍋で調味料を混ぜるあの早さのよう。 木製パレットは、ちょうど美味しい色を作り出す実験室なのです。   次にペインティングオイル。これは、固着性を高めるもの。 絵具とオイルを丁寧によく混ぜないと 厚塗りした層がしっかりとくっつかず、発色も落ちてしまいます。 臨機応変即効性を重んじるこのクラスでも、そこはしっかり指導します。   最後は筆について 筆先が丸い筆はラウンドといって細い線がひけます。 平たい筆はフィルバートといって、背景など面の表現で使います。 この二本を表現に合わせて選んで描きます。 この筆はくびれがあり握りやすいのも特徴です。   油絵クラスでは一つの作品を長期間にわたって制作するので 使いやすさはとっても大切。 アトリエ5で使っている油絵セットは、 本当に使いやすいものを一つ一つアトリエ5の母である辻が選んだものです。   誰もいないアトリエで、こっそり子どもの油絵箱を開けてみました。 強いオイルの匂いとともに現れた道具達。続きを早く描きたいと、うずうずしているようでした。 このクラスの子ども達は、小学生クラスで絵や工作を楽しみながら作ってきた子たちです。 その子達が今、油絵クラスで「自分自身と向き合って 制作する」喜び•苦しみを感じているんだろうな。 とピカピカと奇麗に手入れをされた道具を見ながら感じたのでした。   さてさて、 アトリエで使われている画材達を毎月ご紹介してきました。 今月でひとまずおしまいです。アトリエの様子伝わりましたでしょうか? 自分の使っている道具を見つめてみる。 そんなふうに、道具と仲良くなることが、実は、思いを素直に表せる近道だったりするんじゃないかなと思いました。 お付き合いありがとうございました!
春日/5の画材:日本画道具
[5の画材] 2019.06.18
春日/5の画材:日本画道具
  作品展の案内状でもお馴染みの「5の画材」はこうして産まれました。 ☆☆☆☆☆ ◎小学生クラスアシスタント:春日千尋/投稿;2014年6月24日 今回は大人コースの日本画の道具をご紹介。 日本画を専門とする講師の山田にインタビューしました。 筆、絵皿、お匙と使い方を見せてくれたのですが、 その無駄の無い所作の美しいこと。 日本画はほんの少しの加減で絵に作用する効果が変わるので、 道具達はとても微妙なコントロールが出来るのです。 道具のシンプルな形や素材にそんな理由があったのか~と感動でした。 まずは日本画の筆について。 一番長い中心の毛一本のことを「命毛」といいます。 水や絵具を含むと、この命毛を中心に毛先がまとまり 細い線から太い線まで様々な太さの線が筆一本で描けるんです。 続いて絵皿について。 日本画では絵に使う一色一色を一本の指で混ぜて作ります。 その時に使う陶器の絵皿は白いので色味を見るのに確認しやすいのです。 同じ白い皿でもプラスチックだと、顔料が鉱物など硬いため 傷がついてしまいます。 最後に真鍮で出来たお匙。 一見ぐんにゃりと凄いカーブで使いにくそうなのですが、 深く口の狭い水入れからお水をすくう時にちょうど良いカーブなのです。 井戸からお水を汲む感じ。さらに、一滴二滴と垂らすお水の量の調節がしやすく まさに、さじ加減! 混ぜる。すくう、たらす。描く。 人の意思と道具がぴたり一体になっているゆえに 道具を使う人間の姿が美しく見えるのでしょう。 日本画の道具に用の美を感じたのでした。
春日/5の画材:スケッチブック
[5の画材] 2019.06.17
春日/5の画材:スケッチブック
作品展の案内状でもお馴染みの「5の画材」はこうして産まれました。 ☆☆☆☆☆ ◎小学生クラスアシスタント:春日千尋/投稿 2014年5月20日 アトリエ5の画材たちの3回目は「スケッチブック」をご紹介します。 アトリエでは1人1冊自分のスケッチブックを使っています。 スケッチブックの良いところは、気軽なところ。大きい画用紙に取り組むには緊張するけれど自分のスケッチブックなら準備体操のような気持ちで取りかかれます。 そして自分の成長を確認できること。子どもも一年前の人物クロッキーを見ながら「へたくそだったな~。」なんて今の自分と比べてちょっと誇らしげ。 スケッチブックや画用紙を使う前に講師からよく言うことは「紙の表に描きましょう!」です。紙にも表と裏があり、えのぐ、鉛筆、クレヨンののり方が違うので、これからずっと絵を描く為に知ってほしいこと。デコボコとしていて鉛筆がのりやすそうな方が表、裁断されたひっかかりがあり滑らかなほうが裏です。しかしこの方法、荒い目の紙なら分かりやすいのですが、紙の目が細かかったりすると見分けるのはなかなか難しい! 子ども達は紙の表と裏の微妙な差を目で見て指で感じ、描く側を確認してから描き始めます。 人物クロッキーやアイデアスケッチに技法の練習おまけの絵しりとりなどなど‥気がつけば一冊終了!一枚一枚描き溜めたスケッチブックにはその子の考えたこと、悩んだこと、楽しんだこと、全てが詰まっています。その日の心と体のコンディションが表れていてそれは文章で描いた日記よりもありのままの「その時」なのではないかなと思います。 くたくたになったスケッチブック自分にとってもお母さんお父さんにとっても宝物ですね。
おとな 色鉛筆/戸惑いの重色
[色鉛筆画] 2019.06.14
おとな 色鉛筆/戸惑いの重色
土曜日午後おとなクラスの方々の作品が完成しましたので、作品と共に生徒さんの感想をご紹介します。 このクラスは通常日本画クラスとなっておりますが、みなさんキャリアを積んできたので、今年度は色の表現の幅を広げるために色鉛筆を使った重色での色の作り方を学んで頂いています。 今回は「色鉛筆」と日本画クラスの方になじみのある「顔彩」を併用する方法で制作して頂きました。 いつもと違う画材・方法で戸惑いもあったかと思いますが、それぞれ描いていく中で何かを掴み、とても素敵な作品が完成しました。   <生徒さんの感想>    ○ H.S. 様 反対色(補色)を使い陰影を作っていく過程で、思いがけず暗くなり過ぎる事がありました。 これから、もう少し上手に反対色を使う技法に慣れたいと思います。    ○ Y.S. 様 アトリエ5で絵を習い始める前は色鉛筆が大好きな私でした。 油絵や日本画の面白さを経験してからはすっかり忘れていた記憶です。 今回、色鉛筆のレッスンを受け、その奥深さや難しさをひしひしと感じ、モチーフと格闘してやっと仕上げる事ができました。 日本画の技法(胡粉を使用)も取り入れながら描く事ができたので、使い方を間違えなければ画材に垣根はないのだという事も身をもって体験できました。    ○ K.K. 様 初めての色鉛筆画ですが、今までの描き方とまるで異なっているため、驚きと戸惑いの連続でした。 しかし、色の重ね方によって思わぬ色彩となり、感動しました。 色鉛筆の深さと行く道のはるかさにどこまで辿り着けるのか。 ワンダーランドに入り込んだ気分です。頑張ろう!!   今回は皆さん初めての色鉛筆での本格的な制作だったので、ご感想にもある通り戸惑いを感じる部分が多くを占めていたと思います。 ですが、完成作品にも既に出ている通り、戸惑いながらも自分なりに色を重ねて行くうちに、ただ漠然と色を塗っているだけでは出ない深い色合いが表現できています。 ここから、色々なモチーフを描いていく中で、技法に対する戸惑いもなくなり、それぞれの個性がもっと色合いに出てくるかと思います。 これからどんな作品ができるのか講師の私自身もとても楽しみです!
春日/5の画材:クレパスとクレヨン
[5の画材] 2019.06.13
春日/5の画材:クレパスとクレヨン
作品展の案内状でもお馴染みの「5の画材」はこうして産まれました。 ☆☆☆☆☆ ◎小学生クラスアシスタント:春日千尋/投稿 2014年4月22日 アトリエ5の画材たちの2回目は「クレパスとクレヨン」をご紹介します。 新しいクラスで皆そわそわワクワク。4月の制作は春の色作りからスタートしました。 クレパスセットの中から春をイメージした色を三本選び、画用紙に塗っていきます。 最初は画用紙の上で一色一色が遠慮がちに離れていましたが、だんだんと色が混じりあい 何とも言えない色が出来上がってきます。 「チョコレート色だ!」「あのカーテンの花の色みたい。」と子ども達は自分が作った色に 名前をつけていました。色が濁ってしまっても「小川の影の色かな」と色にあうイメージを 自分の春の体験の中から見つけ出します。感じたものを描くにはセットの中にある24色だけ でとうてい足りないこと、色は自分で作れることを実感できたんじゃないかなと思います。 アトリエ5で使っている「マンレイクレヨン」はツルツルと滑らかな描き心地で発色も鮮やか なので描いていて気持ちがいいんです。   「サクラクレパス」は油絵の具の様に盛り上げることができるので重ね塗り、混ぜ色、スクラ ッチに最適です。どちらも描き心地が楽しく本当に心がリラックスします。 子ども達も、どんどん大胆になって指でのばしたり、爪で引っ掻いたり、ポキッと折れたら、 横にして転がしてみたり、手の平を使って…などなど自分の技法を発明します。 最後には「トリャー!オリャー!」とかけ声が出るほどヒートアップ! 「一気に描いちゃった楽しかったー!」と満足げににっこり、新しいクラスでちょっと緊張して いた顔もどこへやら、ココロを解き放った「クレパスとクレヨン」のお話でした。
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