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親子の造形/ちょうちょ♪
[親子クラス] 2019.04.19
親子の造形/ちょうちょ♪
☆☆☆  みどりなくらしwithアトリエ5  ☆☆☆ 日時:2019年4月17日(水)11:00〜12:00 場所:NAYA enjoyspace(武蔵新城駅から徒歩5分) 講師;渋谷葉子・辻悦子 「みどりなくらし」とは… 次世代を担う子どもたちにみどりあふれる地球を残すため、今のくらしから、無理はせず身の丈に合わせ、半歩だけでも踏み出す。そのようなくらしが「みどりなくらし」です。つくることと食べること、季節を楽しむこと、エコなくらしのことなど・・・みどりなくらしは、子育て世代の方に心豊かなくらしを提案します。 みどりなくらし;https://midorinakurashi.jimdo.com ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4月の絵本;「はらぺこあおむし」エリック・カール 1969 年出版 新年度に相応しく、色鮮やかなデカルコマニー(合わせ絵)でちょうちょを作りました。 「はらぺこあおむし」(原題:The Very Hungry Caterpillar)は、アメリカ合衆国の絵本作家エリック・カールさんが、1969年に出版した絵本です。今年は50周年記念の年なので、楽しいイベントもあります。「親と子の造形あそび」では、これからも良質な絵本との出会いもお手伝いさせて頂きます。 *エリックカールの世界公式サイト;https://www.theworldofericcarle.jp ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【4月の活動報告】詳しく紹介して頂きました。↓写真多数 https://www.facebook.com/midorinakurashi/videos/443208856452717/   【5月のご案内】5月22日(水)11:00〜12:00 造形あそび;春のお散歩会「木をかこう!」 【ご予約】みどりなくらしmidorinakurashi@gmail.com お願い;準備の都合上、急なキャンセルはご遠慮下さい。お子様のご体調が心配な場合は、なるべく前日の夕方までにご連絡下さい。待機の方に受講して頂きます。ご協力を宜しくお願い致します。
新年度/五感を生かした表現を存分に!
[お知らせ] 2019.04.12
新年度/五感を生かした表現を存分に!
ご入学ご進級、誠におめでとうございます。実り多くお健やかな一年となります様に祈念致します。 さて、アトリエ5も今週から新年度が始まり、こどもクラスは恒例の人物クロッキーで、4Bの味わい深い線に講師陣の期待が膨らみます。おとなクラスも、新たな技法に挑戦する方が多く、新緑が眩しい庭での写生会も楽しみです! 忙しい時でも日々の暮らしにある季節の美しさに気付き、時に手で触れ愛でる心を大切にしましょう。仲間と共に、五感を生かした表現を存分に楽しみ、互いに高め合える場となる事を心から願います。 【スタッフ紹介】 若手スタッフが加わり、アトリエ5の新体制が始動しました。どうぞ宜しくお願い致します。 中村朝咲様(武蔵野美術大学大学院); 中高生木曜日クラス アシスタント 奥原幸絵様(武蔵野美術大学卒業); 小学生クラス アシスタント 【春の生徒募集】 幼 児クラス;欠員募集(木曜日・金曜日) 小学生クラス;募集終了 高学年クラス;募集終了 中高生クラス;欠員募集(金曜日) おとなクラス;欠員募集(木曜日・金曜日・土曜日) こどもいけばなクラス;募集開始 *詳細は以下の予約ページでご確認下さい。(24時間受付)↓
幼児 絵画/おめでとうの花
[幼児クラス] 2019.03.29
幼児 絵画/おめでとうの花
幼児クラス講師:福田希美 作品展後アトリエ5のお部屋にはたくさんの春の花が集まりました。 子どもたちはアトリエ5のドアを開けて花々の存在に気がつくと「わー!すっごーい!」「なんで?(いつもと)ちがーう!」と全身でリアクション。 この花は、作品展会場“生け花コーナー”にて子どもたちの作品と共に咲いていた花や、開催にあたってみんなの元へ届いたお祝いの花なのです。 「このお花はね、みんなのために集まったおめでとうの花なんだよ。」と子どもたちに伝えると、皆一斉に照れた表情を浮かべていました。   お気に入りの花を一輪。自分の花瓶の中に連れてきて、鉛筆を握ります。 と その直後に、ある男の子が(故意ではなく)チューリップをポキっと折ってしまうというハプニング。しかし勿論それを責める子はおらず、「チューリップってすぐに折れちゃうんだよね・・」と女の子が一言。あまりの儚さにみんなでしょんぼりしていましたが、そんな時「じゃあさ、歩くときとか気をつけた方がいいね。」「持つときも葉っぱを持った方がいいかも・・」「え?!それじゃ葉っぱ破れちゃうんじゃない?」と、意見を交わしてチューリップを思いやる場となりました。 改めてお花に触れる時のお約束を確認して、持ち場に戻ります。 花びら1枚1枚、茎の長さや曲がり方、葉っぱの形。子どもたちの観察の表情は真剣そのものです。小さなところに大きな発見。「こんなところに星の形が見えるよ!」「え?どこ?」「ここ、よく見るとなんか強そうな色・・」「ほんとだ・・」発見を仲間と共有することで感動は何倍にも膨れあがります。 時に指先で優しく触れて生花の温度や厚みを肌で感じながら、瑞々しい花の命が子どもたちの画用紙に宿るようでした。   作品展前とはまた違った表情で自分の表現に没頭する子どもたち。 進級にあたって最後の「またね」は少しさみしくもありましたが、どの子もワクワクの表情で新しい生活に踏み込んでいきました。 . 【2019作品展 幼児クラスの様子】 https://atelier-5.com/blog/sakuhin-ten/?p=9883 . === 2019年度 幼児クラス生徒募集情報 === おかげさまでご好評いただき残席数もわずかとなっております。 先着順にてお席が埋まり次第締め切りとなりますのでお早めにご連絡ください。   【お問い合わせフォーム】https://coubic.com/atelier5/contact  *24時間受付・返信には少々お時間をいただく場合がございます 【お電話でのお問い合わせ】044-411-5154(木・金曜日14:30~15:00、16:15頃)  *レッスン時間中のお電話はご遠慮願います
親子の造形/はじめまして「みんなのて」
[親子クラス] 2019.03.25
親子の造形/はじめまして「みんなのて」
時:2019年3月20日(水)11:00〜12:00 所:NAYA enjoyspace(武蔵新城駅から徒歩5分) 講師 : 渋谷 葉子 ポカポカ暖かい春の日に、新規のお友だちがやってきました。昨年の3月にこのクラスがスタートしてちょうど一年。そういえばこの日は雪が降る寒い日でした。新しいお友だちは、初めての場所に興味津々の子もいれば、緊張している子、赤ちゃん連れでママがちょっと離れると泣き出してしまう子と様々です。 導入絵本は『おおきくなるの』。『ぐるんぱのようちえん』でお馴染み堀内誠一さんの絵本です。 絵本の後は、サインペンの中から好きな色を選び、画用紙の上に自分とママの手形を型取りします。できたら隣のお友だちのお席に移動し、同じように手形を取り、みんなの画用紙に描いていきます。先ほどの緊張もほぐれ、段々と自分でやるという意欲が湧いてきました。 次は筆に持ち替えて、サインペンの上をゆっくりとお水でなぞります。几帳面になぞる子、ぐい~っとダイナミックな子、サインペンのにじみを思い思いに楽しんでいます。 仕上げは黄色のまるいシール。春のお花、たんぽぽをイメージして、画用紙の上に咲かせました。もう、たんぽぽは咲いてるかしら?帰り道に探してみてね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【3月の活動報告】詳しく紹介して頂きました。↓写真多数☆ https://www.facebook.com/midorinakurashi/videos/607756409702550/ 【4月のご案内】4月17日(水)11:00〜12:00 新年度のスタートです。親子の造形タイムをお楽しみに〜。 お陰様で毎回ご好評を頂き、欠員待ちの場合もございます。 注:キャンセルは、なるべく前日の夕方までにご連絡下さい。 【ご予約】みどりなくらしmidorinakurashi@gmail.com
作品展/様々な技法が響き合う
[作品展] 2019.03.23
作品展/様々な技法が響き合う
  3月の作品展 おとな会場にお越し頂きました皆様、ご来場誠にありがとうございました。 また生徒の皆さんは、作品の制作本当にお疲れ様でした。 制作にあたっては、それぞれお忙しい中大変だったと思いますが、皆さんの熱心な取り組みのかいがあり、素晴らしい作品が並びました。   隔年で行っている本作品展ですが、2年の間に行った生徒さんの新たな挑戦や、自分の興味を掘り下げる事、その成果が存分に表れた作品展となったと思います。 その事で、それぞれの世代・技法の特色も良く表れていて、それが相互に良い効果をあげていました。 中高生はその年代でしか描けないフレッシュさ、油絵は油彩ならではの絵具の重厚感、日本画は運筆の美しさと大胆な省略による画面構成、水彩は滲みとぼかしの美しさ、色鉛筆は織り重ねた色の複雑さ、デッサンはモノクロの美しさや立体を捉える力。 作品1点1点からはもちろんのこと、会場全体が静かなパワーを湛えた展示となったように思います。   それは、2年間でただ技法が上手くなったという事だけではなく、アトリエ5の理念でもある「五感で感じる心」がそれぞれの中で育ってきて、自分の思う「美しさ」を見つけたり、追及できた結果が画面に表れているからではないかと感じました。   次年度からも、そんな生徒さんの成長に負けじと、講師陣も研鑽を重ね、より質の高いカリキュラム作り、指導力の向上に努めて参ります。 そして、また素晴らしい作品が並んだ作品展を、生徒の皆さんと一緒に作り上げていけたらなと思います。
作品展/繋ぐ、届ける
[作品展] 2019.03.22
作品展/繋ぐ、届ける
【アトリエ5作品展2019のまとめ⑤】 作品展に携わるのは4度目になりますが、今回私は産休中ということで現場に付けず、数ヶ月前まで過ごしていたアトリエ5での日々が切り離されたような感じで会期を迎えることに、開催前は何となく落ち着かなさを覚えていました。が、生徒さんの作品にまた会える!という嬉しさ、純粋な期待感は今までとは違い新鮮でもありました。 一日中冷たい雨の降り続くこども会場の搬入日。やはり気になり、夕方に様子を見に行きました。ほとんどの作品はずらりと並べられ、スタッフはそれぞれの持ち場で細かな調整の作業中。赤子を抱いた私に気がつくと笑顔で挨拶を交わし、またすぐ作業に戻ります。皆の眼差しは真剣そのもので、絵を描く時のそれと同じ。隣り合う作品の僅かな間隔や照明の加減、キャプションの位置にまで厳しく神経を配り、会場を創り上げようとしていました。 ピリリと緊張したその場の空気を背に会場を離れながら、胸に熱いものが込み上げてきました。 選考会を経て集まった珠玉の作品群は、生徒さん一人ひとりの宝物でもあります。作者自身だけでなくご家族の想いも詰まった画用紙や工作、キャンバスはどれもズシリと重く、どれもが主役。それぞれの想いが映えるようにと、大切な作品を慈しみ丁寧に扱うスタッフの姿は愛情に満ちていました。   作品を生み出した人と観る人の間に、作品展という場があってよかったと、改めて思います。 一点一点が素晴らしくても、一つの作品だけでは成し得なかった空間。作品同士の響き合いや、集合体としての美が新たに生まれたり、名前も知らない観る人の心を駆り立てメッセージカードに鉛筆を走らせる機会は、この場の他にあったでしょうか。おとな会場も然りです。作品を取り巻く様々な人の温かな想いが溢れる会場に、スタッフ全員きっと無上の喜びを感じていたと思います。 アトリエ5は、作品づくりのみではなく、それを繋ぎ、届け、温かなコミュニケーションを生む場をも営んでいるということを、誇らしくそして幸せに感じました。 出品者である生徒の皆様、ご家族の皆様。ご来場の皆様、関係者の方々。そして親愛なる同志スタッフへも、改めて心からの感謝を申し上げます。素晴らしい作品展をどうもありがとうございました。
幼児/ひとつひとつのドラマ
[作品展] 2019.03.19
幼児/ひとつひとつのドラマ
【アトリエ5作品展2019のまとめ④】 幼児クラス講師:福田希美 作品展にご来場ご協力いただきました皆さま、誠にありがとうございました。 作品展を終えた今も改めて、子どもたちへ「おめでとう」の気持ちでいっぱいです。 子どもたちの「今」を積み重ねて集まった2年間の作品群は、沢山のお客様の暖かな眼差しを浴びて一層輝いて見えました。   初日、会場に来るなり まるで宝探しのように自分の作品を探す子どもたち。作品を見つけると、嬉しいやら誇らしいやら照れくさいやら・・なんとも言えない表情を浮かべていました。 今日はぼく・私の作品が主役。大好きなご家族やお友達がその作品のために来てくれたのですから、子どもたちにとっては特別すぎる時間なのです。   作品展の1週間前。アトリエでは展示作品を選ぶ“作品選考会”が行われました。 選考会ではお母様と一緒にご家庭で選んできた数点の作品を並べ、更にその中から講師と相談して展示作品を選びます。 その中にはすでにどの子にも揺るぎない“一番のお気に入り作品”がありました。 それは『制作過程が楽しくて仕方がなかった作品』『初めて触れる素材や技法に夢中になった作品』『自分の世界に没頭して描き上げた作品』そして『なかなかいい色が作れずに悩んだからこそ大切な作品』など様々。ひとつひとつにドラマがあるのです。 そうして選び抜かれた作品は子供達にとっては勿論、ご家庭の方にとっても、そして講師にとっても宝物中の宝物。 入会初日に泣いていたあの子も、自分の描く絵を隠しながら描いていたあの子も、 気づけばみんな堂々と、楽しく・真剣に自分の世界と向き合うようになりました。 「これが一番好き。」「これを飾りたい。」そう断言できる子どもたちの表情は逞しく、そしてそこに至るまでの道筋を思い、スタッフは感慨に浸るのでした。 また、制作をする横にはいつも友達がいます。 笑いあったり相談したり、友達の絵をじっと観察して自分の持ち場に戻ったり・・シンと静まり返る日もあれば、笑い声が絶えない日もありました。 どの作品もアトリエ5の小さな部屋で、みんなと一緒だから生まれたもの。   そんな作品が、あの広い会場に並んでいたのです。 ある来場者から「大きな美術館に何時間も居たかのように疲れました・・」と感想をいただきました。ひとつひとつの作品が圧倒的な存在感を放ち、休む間も無く心を揺さぶられたとのこと。 それだけ、全ての作品に子どもたちの真っ直ぐな心がこもっているからだと思います。   今子どもたちは展覧会に飾られていた花を描いています。 これを描き終えたら、この仲間との製作は最後になります。しかし「今」の自分の表現にワクワクする子どもたちの姿は、これは終わりでもなく始まりでもなく、ずーっと続いて行くものなのだと感じさせてくれます。そんな姿をそばで見守っていられる私たちはつくづく幸せ者です。 これからも、新しい世界と交わりながら続いてゆく子どもたちの成長を楽しみにしています。 そして私たちもそんな子どもたちと真剣に向き合い、まだまだ一緒に成長していきたいと思います。 === === === === === ==  *鑑賞会の様子をfacebookのアルバムにしました。⇒☆ *インスタグラムの「#アトリエ5作品展2019」にも是非ご自由に投稿して下さい。   === 2019年度 幼児クラス生徒募集情報 === おかげさまでご好評いただき残席数もわずかとなっております。 先着順にてお席が埋まり次第締め切りとなりますのでお早めにご連絡ください。   【お問い合わせフォーム】https://coubic.com/atelier5/contact  *24時間受付・返信には少々お時間をいただく場合がございます 【お電話でのお問い合わせ】044-411-5154(木・金曜日14:30~15:00、16:15頃)  *レッスン時間中のお電話はご遠慮願います
小学生/皆でつくった展覧会
[blog] 2019.03.19
小学生/皆でつくった展覧会
【アトリエ5作品展2019のまとめ③】 展覧会が終わってから一週間が過ぎようやく興奮が落ち着いてきました。 私はアトリエ5の作品展に携わるのは3回目なのですが、 作品展に対しての心持ちが今回は今迄と違うことに終わってから気がつきました。 今迄は「子どもの作品を見てもらう」という気持ちで取り組んでいましたが、 今回は「自分たちの作品を見てもらおう」という気持ちでした。 気がついたら自分の展覧会の様に何ヶ月も前から緊張して 会期中も作品を見てもらえる嬉しさと興奮で目が冴えてなかなか寝付けなかったほど。   会場はとてもシンプルな構成だったと思います。 子どもの展覧会だからといって私たちスタッフは特に過度な装飾は何もしていません。 絵画と工作があって説明文があるだけの展示会場。 会場を盛り上げる装飾と言ったら生け花ぐらいで、その生け花も生け花クラスの吉田香倫先生の「作品」です。 それでも静かで確かなエネルギーに溢れていたと思います。 「作品ひとつひとつが充実しているから過度な装飾なんていらないんだよ。」 そう言ってくれたお客様がいました。 作品の力、子ども達の力それだけで あれほどにも笑顔に溢れる会場になったこと。 一生忘れられません。   子どもが悩んだり、上手くいかずに苦しかったり、学校で疲れて完成を諦めようとしたり 様々なことを乗り越えて出来上がったたった一つの作品。 その作品が見にきてくれた人の心を動かしその後のその人の人生の勇気になる。 ただ自分らしく一生懸命生きれば良いんだ。 そんな一つの答えを見たような気がしました。 笑顔と愛と驚きで埋め尽くされた会場のあの空気は、大人と子ども皆で作ったと思います。 素晴らしい時間を本当にありがとうございました。    
作品展/心の空間
[作品展] 2019.03.18
作品展/心の空間
【アトリエ5作品展2019のまとめ②】 アトリエ5作品展2019開催から早1週間。日に日に暖かさを増す陽光が、ゆったりと桜の蕾を膨らませていき、新たな季節の訪れを感じます。 ご来場の皆様、この度は誠にありがとうございました。また保護者、OB、OGの皆様、日頃からのご支援ご協力、心より感謝いたします。頂いた作品展の感想には、温かい言葉、貴重なご意見に溢れ、改めて皆様に支えられながら生徒と共にあり続けることができることを実感致しました。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。   日頃の成果、と一口に言えば簡単ですが、その「日頃」にどれだけのものが含まれているのか、察するに余りあります。ほとんどの子と時間を共にしてきた私は知っています。制作で平坦な道ばかりを歩んできた子は一人もいなかったこと。誰もがどこかで悩み、工夫し、乗り越えてきたこと。結果全ての作品に「命」が宿りました。作品から作者の「心」が感じられるようになりました。それらが一堂に会し、ゆっくりと混ざり合い、そこにひとつの大きく新しい「心」を生み出す。それが作品展です。皆の集まった心の空間。そこに心があったからこそ、作者の顔すら知らない人が、作品を見て自分の心を震わせたのです。笑顔になり、時には涙し、豊かな気持ちで帰っていったのです。心と心を繋げることができたのです。 生徒の皆さん、閉会式でも言ったことですが、あなた達が描いたもの、作ったものは、人を幸せにするだけの力があります。心に瑞々しい潤いを与えてくれます。自信をもって、また新たな一歩を。願わくばその道が、どこまでも、そしていつまでも続くよう、先生は陰ながら応援しています。  
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