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幼児 絵画/たいせつなこと
[幼児クラス] 2022.02.07
幼児 絵画/たいせつなこと
  今年度のクラスもいよいよゴールが見えてきました。新しい学年への進学を控える子どもたちは、身体も顔つきも、心も、すっかり逞しくなったように思えます。 「もうお兄さんなんだから」「もうすぐ小学生だもんね」良い意味でもそうでなくても、そんなことをつい言ってしまいそうになる、おとな。過去と比べて、未来に備えて、成長を喜ぶこと期待することは当然です。 でも、今のあなたそのままを精いっぱい生きている、そのこと自体を一番喜んでいい。凸凹のある今のバランス、それをそのまま。   1月の制作のテーマは、みんなの大切なもの。 生まれて最初にもらった宝物。ずーっと持っていて、死んだあとも持ってるもの。 漢字で書くのは初めて!ひらがななら余裕!辿々しく、そして誇らしげに真剣に画面に向き合う子どもたち。 側で見ていて、素敵なその文字やその音の響きにどんな想いが込められたのだろうと思いを馳せると、胸の奥がじんと温かくなりました。   さてそれらの周りを彩る段階では– ちょっと緊張、の筆遣いから だんだんと想い動き溢れて 線はからまり、色ははみ出て 水で薄まり溶け出す淡色の面白さ 手についた色もスタンプしちゃえ、とか いまこの瞬間感じていること、 これまでとこれからのど真ん中にいる自分 自分が今、今の自分であるっていう 大切なことをそこに表す –そんな制作のひとときになったのではないかと思います。   あなたが  あなたで  あること。   もうすぐ作品展。子どもたちの色々な時間が詰まった作品群が、会場に並ぶのがとても楽しみです。   ☆Instagram作品ギャラリー☆   ============== 【幼児クラス新年度生徒募集】 ☆春の体験レッスン受付スタート☆ 空席には限りがあり、希望クラスへのご入会は先着順となります。 【日時】木・金曜日 15:00~16:00  4月  7.   8日 鉛筆でクロッキー  4月14. 15日 春の空想画 *いずれかの日程をお選びください *参加費¥550 ☆ご紹介の方は無料 詳細はこちらから↓
幼児/ミニクラス報告そして御礼
[幼児クラス] 2022.02.04
幼児/ミニクラス報告そして御礼
アトリエ5での造形の楽しさを、たくさんの小さな人たちにお届けしたい!との想いから前年秋に始まった、月1回のワークショップ型レッスン『幼児ミニクラス』今年度分が、先日修了いたしました。 絵の具が好き、工作が好き、自由な表現が好き、生きものを描くのが好き、絵は実は少し苦手、、アトリエに集まる子どもたち、それぞれの個性を持って来てくれます。 さまざまなテーマで画材や素材に触れて、新しい感覚・新しい表現に出会える体験となっていれば嬉しいです。ダイナミックに筆を動かしたり、両手がぐちゃぐちゃだらけになったり、それで笑い合える和やかな空間。その中でも「美しい」「面白い」に出会えると、子どもたちの目は輝きます。五感をいっぱいに使い、自分を解放し表してみること、幼児期にはまずそれが大切と考えています。 初めての場所にドキドキな参加者さんたちも、帰る頃には晴れ晴れな表情。作品と共に、おうちの方へも届きましたでしょうか。 お席に限りのある中でしたが、毎回たくさんの方にご応募・ご参加いただき、改めまして誠にありがとうございました。   幼児ミニクラスとしての次期開催は未定ですが、新しい春からの<幼児クラス>の生徒さんの募集を開始いたします。連続した講座で仲間と一緒に制作するのも、きっと素敵な刺激に満ちていることと思います。是非、この機会に体験レッスンにいらして下さい。 詳細、お申し込みはこちらから↓   また、まもなく開催予定の『アトリエ5 作品展 2022 』にて、実際の生徒さんの作品群を是非ご覧ください。こちらは近日、HPに詳細を掲載いたします。
小学生/人物クロッキー
[小学生クラス] 2022.01.27
小学生/人物クロッキー
  アトリエ5ではすっかりお馴染みのクロッキーで今年最初のレッスンが始まりました。年に数回、講師とアシスタントがモデルになって10分間で1枚仕上げます。ここでのクロッキーは線1本引く事に十分集中できるよう、消しゴムを使ってはいけない決まりなのです。   長くアトリエに通う子は当たり前のように鉛筆を削り、良い姿勢でスタンバイ。初めての子は「消しゴムは使っちゃいけないの…!?」と、ちょっとびっくりしながらも、いざスタート。描き始めるとシンと静まり、夢中になってそれぞれのペースで観察をして手を動かしての繰り返し。   ・・・10分後、タイマーの音で終了の合図。描いたページを広げてスケッチブックをズラリと並べて見てみると、みんな10分間という短い時間を上手く使ってよく描けている印象です。しかし、中には少し悔しい表情を浮かべる子も。こちらがあえて言わなくても、「次はもう少し大きく描こう!」「マスクが難しかった」など、自分の描き上げた絵をみながら次の作戦を立てているのです。 そんな生徒さんの姿を見て頼もしく感じました。不安な世の中が続きますが、今年も教室でのびやかに楽しく制作をしましょうね。   ===こども美術コース・インスタグラム=== https://www.instagram.com/atelier5_kids   ===小学生クラス・入会待機中の方へ=== お待たせしており申し訳ございません。すでに待機リストにお名前がある方は2月から順次、改めて担当の奥原からご連絡をさせていただきます。恐れ入りますが引き続きお待ちください。
中高生 油絵/風景とドライフラワー
[中高生クラス] 2022.01.17
中高生 油絵/風景とドライフラワー
近所にある早咲きの紅梅が、凛と澄む青を背に今年も楽しそうに開いていました。皆様、本年もどうぞ宜しくお願い致します。   中高生クラス秋の制作「風景とドライフラワー」も、年明けの合評会を終え、無事完成となりました。 例年にも増して成長著しい今年の中高生ですが、今回の制作はまたひとつそれを実感できたのではないでしょうか。ドライフラワーとそれに合う景色を各自が選び、画面上で組み、いつもとは異なる「空間づくり」がテーマの制作。室内、抽象、海、建物…と描く対象は様々、ドライフラワーの加え方もまた万別。それによって技法も油絵の特性をより活かしたものを選択、新たな挑戦へと至ることができました。   今回のテーマである「空間づくり」とは、単に遠近法を用いた「広さ」を描くことのみではありません。色、形、質、光とかげ、構成、そして作者の感性が、画面上で化学反応を起こし生まれる「ワンダー(驚き)」によって生成されるもの、それが絵画における、また絵画にとって大変重要な「空間」です。意外性のあるモチーフの組み合わせ、見たことの無い色のハーモニー、ハッと目を覚まさせられたかのような構図、心震える絵の具の質感。初めての出会い。   しかし、それはただ派手に奇抜さのみを狙えば生まれるということではありません。大切なのは、自分にとっては「あたりまえ」で良いということ。己のあたりまえに「いいな」と思う気持ち、もっと単純にいえば「好き」を表現しようとする姿勢。それには、今まで自分が見て聞いて経験したあらゆる事象によって構築された内に在る「センス(感性)」を見つめ、何度も洗い直し何度も練り上げ、心から信じることが必要であるということ。誰かの「好き」を目標とせず、自分にとっての「好き」に忠実であること。それらを経て初めて、他者にとっての「ワンダー」となり得る空間表現ができるのです。   どうか皆さん、少しでも多くいいなというものと出会い、そこからさらに成長する自分の「センス」を磨き上げ、心から信じ、どんどん表現して下さい。それが私の思う、中高生クラスの制作目標のひとつでもある「能動的姿勢」です。今回の制作から次の制作へ、またどのような「空間」が生まれるのか、とても楽しみです。    
皆様よいお年を!
[お知らせ] 2021.12.25
皆様よいお年を!
連日のお楽しみ会や合評会、皆様お疲れ様でした。写真は小学生高学年クラスの「白いオブジェ」です。高く積み上げるだけでなく、側面を細く切り三つ編みにしたり、、紙コップもなかなか奥が深いですね。 = 本年のご受講、誠にありがとうございました = 冬期休暇:12月25日(土)〜1月5日(日) 教室での感染予防対策にご協力を頂き、安心してレッスンを行う事ができました。生徒さんの心を込めた制作が講師陣の支えとなり、見事な作品群が生まれました。改めて御礼申し上げます。 また、冬のアンケートにはお忙しい中ご協力を頂き、メッセージも添えて頂き我々も力を得ております。年末年始のお休みで英気を養い、新年からは改めて襟を正しご期待に添える様努めて参ります。 新年は、1月6日(木)からスタートです。休暇中のお問合せの返信も、6日以降になりますので予めご了承下さい。皆様、どうぞお健やかに良いお年をお迎え下さい。 . =新年度のクラス編成= 1月末に在籍生徒さんのご希望を元に調整を行い、2月1日から欠員募集になりますので、今しばらくお待ちください。なお、小学生クラスは既に入会待機の方が多いので、ご希望に添えない場合がございます。予めご了承下さい。 【お問合せ】https://coubic.com/atelier5/contact ・ご希望クラス(第1と第2) ・生徒さんのお名前 ・新学年 ・電話番号  ・ご質問 ご相談など *ご紹介の方は氏名を添えて下さい。
幼児/工作「ゆめ色たまごのリース」
[幼児クラス] 2021.12.17
幼児/工作「ゆめ色たまごのリース」
ホワホワの玉は、それぞれの夢を込めた「たまご」。柔らかなフェルトの原毛を、羊さんの匂いもリアルに感じながら、優しくコロコロと泡立て丸めて作りました。この夢のたまごを迎える、巣づくりの冬の工作。身近なところから様々な「秋」素材をみんなに集めてきてもらいました。街の中の公園や通い慣れた道沿いでも、自然の豊かさを感じられる季節です。   さてアトリエに集まった豊富な素材たち。色づいた葉っぱは乾いて、手にするとカサカサパキパキ。小枝もいろんな形や手触りや色み。大量のどんぐりをかき混ぜジャラジャラ。丸くてトゲのある実は振るとパラパラ小さな種がこぼれます。五感に呼びかけるそれらに惹きつけられる子どもたち、自然と見せ合いっこ・交換こが始まり微笑ましい姿でした。   円く絡めた少しの蔓を土台に、素材を選んでくっつけていきます。たまごの居心地を思いやり、温かく丈夫に。針金やリボン結び、毛糸の巻き付けなど、色々な手仕事に回を重ねるごとに手慣れてきて、植物を触る手にも優しさが添えられます。黙々と手を動かし、ゆったりと穏やかなレッスン時間。素材の選び方や配置のバランスに、これまでの絵画制作などでも見られてきたその人らしい表し方が自然と出てくるのが面白いです。骨太で素朴な感じ、チャーミングなアイデア、アクセントを効かせるために引き算を心得ている感じなど。   仕上げの日。夢のたまごたちを取り付けると、生き生きと、とても素敵な作品となりました。想いが吹き込まれ、枝で囲まれた余白にも温かな空気を抱くよう。 どんな夢かは子どもたちの心の中ですが、それらもまだふんわりと柔らかで、きっとたくさんの可能性に満ちているのでしょう。優しく守られ温められて、いつか孵りますように。 もう気づけば木枯らしの冬です。この季節が巡るごとにぜひご家庭に飾っていただければと思います。   ⭐︎作品ギャラリー⭐︎     === 生徒募集情報 === 【幼児クラス】 月3回/木・金曜日/年中〜年長さん対象 現在両クラスとも満席の為、新規募集を停止しております。内部進級者のクラス編成が整う来年2月頃に、次年度の募集情報詳細をUPする予定ですので、どうぞ今しばらくお待ちください。   =お問い合わせ= https://coubic.com/atelier5/contact
小学生 工作/チクチクワーク
[小学生クラス] 2021.12.13
小学生 工作/チクチクワーク
  12月に入って気温が下がり、街の装飾や聴こえて来る音楽もだいぶ冬らしくなって来たな、と思うこの頃です。アトリエに通う子どもたちも厚手の上着やマフラーを身にまとい、すっかり冬の装いになってきました。   さて今年の冬の工作は糸と針でチクチクワークに挑戦しました。でもそれだけではありません。実はチクチクの支持体となるフェルトも手作りしています。「本当にこの細長い羊さんの毛が布になるのかな?」と最初は疑問に思いながらも、優しく丁寧に泡立てていくとあら不思議。レッスンが終わる頃には1人1枚、色とりどりの布が完成しました。   初回に作ったフェルトを丸く切り、回を重ねるごとに刺繍やビーズで装飾を施していきます。それぞれのペースで拘りを持って取り組んでいました。9月にコラージュを経験していたので、それが活かされており工夫が凝らされた見事な作品が続々と完成しています。壁に掛けられるような仕上がりになっているので、おうちでぜひ飾ってみてくださいね。きっと、あたたかな気持ちになる事でしょう。   3月の作品展で冬の工作「早春の野原」はみんなの作品がズラリと並ぶ予定です!その様子も今からとても楽しみです。   ===インスタグラム=== こども美術コースの作品はこちらからご覧いただけます。 https://www.instagram.com/atelier5_kids   ===小学生クラス・募集終了=== 今年度の募集は終了いたしました。来年度は在籍の生徒さんが優先となりますので予めご了承ください。またすでに待機リストにお名前がある方はお席が空き次第、順次ご連絡をいたします。恐れ入りますが引き続きお待ちください。
木版画/モノクロで摺る抽象 2021後期
[木版画] 2021.12.12
木版画/モノクロで摺る抽象 2021後期
講師:辻悦子 日々の美しい瞬間や心象を、敢えて2版だけでどこまで豊かな表情を引き出せるか研究しています。仲間と共に小杉画廊や吉田スタジオでも学び、作品群に反映されました。作者の感想を添えてご報告します。 S様 木版画は繊細な表現もできるし、また、ダイナミックな省略も必要であるので潔い感じが好きです。板木を彫っている時、和紙をおく瞬間、作品と対話をしながら自分と向き合う時が何より貴重な時間でした。   M様 同じ版木ですが、布で墨を拭き取るだけで、葉っぱの動きが出せました。布で墨を拭き取る程度が感任せ?なので、擦り上がるまでドキドキでした。今年は丸刀と平刀しか使わなかったので、来年は違う彫りに挑戦したいです。   T様 レッスンを受講するまでは、木版画は彫りの作業が大事であるというイメージをもっていました。もちろん彫りも大切だけれども、刷り方にさまざまな方法があることを初めて知りました。思い切って受講して、とてもよかったです。   A様 木版画で抽象表現はまだまだ可能性があるなと思えて、興味は尽きないなあという気持ちです。今回の作品ではより本格的な技法と木版画の柔軟性を学べたので、次はそれをもっと自分のものにして作品を作っていきたいと思います! =================== 木版画講座のご案内 【時間】日曜日10:30〜13:30 (3時間)  全7回(隔週) 【対象】おとなクラス中級以上の方・卒業生(学生〜大人) 【定員】4名 先着順  【費用】4,675円/回 (3時間) 材料費込 【講師】辻 悦子 木版画講座(過去のブログ) https://atelier-5.com/blog/tokubetukouza-5nokai/mokuhanga *次年度の募集は3月初旬の予定
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