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おとな/未知の領域への挑戦
[デッサン油絵] 2021.12.09
おとな/未知の領域への挑戦
【作者の感想】 おとなクラスM様(2010年4月入会)/講師:辻悦子 次から次と様々な事に興味を持つタイプの私。しかしながら絵画教室入会は、大袈裟に言えば憧れと無意識化の未知の領域への挑戦といったものだったのかもしれません。そして今思うのは、良き縁との出会いであったという事です。 様々な手法に触れ、その時々の心のゆらぎを感じ、楽しい時間を過ごして来ました。 【鉛筆画】2011.11「牛乳パック」 大好きな白黒の世界。出来上がった時の「ああ私にも絵が描けるのだ」という自信と喜びは忘れられません。実体の美しさを気付かせてもらい、目で見た物を再度絵で視覚化し、モチーフへの想いを深める事を知りました。   【色鉛筆画】2015.7「紙の箱」 【色鉛筆画】2020.8「ミニトマト」 色鉛筆から醸し出される色の世界を知り、優しい風合いを感じました。おとぎ話の世界の様です。色への興味を深め、苦手意識を取り除いてくれました。   【水彩画】2019.3「新たまねぎ」 せっかちな私も、水と顔彩の融合で作り上げる手法のお陰で、ゆったりとした制作を知りました。また、その反面潔いスピード感が心地良いという事も知りました。   油絵:2021.10 「追想」 1年間で1作。モチーフのお陰で心が離れる事なく描き上げる事が出来ました。レッスンで対面する度に自己発見があり実に楽しい制作でした。 . かつての作品と対峙して、その時モチーフとどう向き合っていたか、何を考えていたかを思い起こす事が出来ましたのも、原稿依頼を頂いたお陰様です。ありがとうございました。 これから自分が出会うモチーフ達と、どう寄り添っていくかが楽しみであり、アトリエのお仲間の皆様の作品を拝見する事に一番ワクワクを感じています。 2021.12 ◆おとなクラスのブログ◆ 合評会や生徒作品など詳しくはブログをご覧下さい。 →https://atelier-5.com/blog/otona/dessannaburae   ◆初心者の鉛筆デッサン◆体験レッスン生徒募集中 受講料(120分):2,750円(税込)画材込・当日納入 詳細は以下をクリックして日程などの詳細にお進み下さい。↓
小学生 絵画/秋の光・家・ドライフラワー
[小学生クラス] 2021.11.16
小学生 絵画/秋の光・家・ドライフラワー
浅い角度で差した陽が自らの影を秋色に染め長く伸ばす季節。小学生クラス秋の観察画『秋の光』も季節の移り変わりと共に完成となりました。今回は通常の観察画と異なる手順で進め、皆が春から培ってきた実力を遺憾なく発揮し、新鮮さとどこか漂う懐かしさを伴った作品となりました。 スタートは絵の具で『秋の光』を筆の代わりにスポンジや歯ブラシ、ヘラなどを用いて表現。光と言えども白や黄色のみではなく様々な色が混在していることを知り、「暑さ」から「寒さ」へと移行する10月を肌で感じたまま、画面いっぱいダイレクトに描きました。 そしてその上から黒のコンテでたくさんのドライフラワーと、家でスケッチしてきたものを観察し描写。鉛筆やクレパスにはないカラッとしたぼかし表現や線の強弱、さらに9月のコラージュ制作で身につけた構成に工夫を凝らしグイグイと手を動かしていきます。 最後にカラーコンテで『秋の光』を追加。始まりに光を描いた時とは約ひと月経ったことで季節がさらに押し進められ感じ方にも違いが生まれます。折り重なる色と色が複雑に関係し合い、観察画でありながらそれぞれのイマジネーションが良く感じられるものとなりました。 ドライフラワーの不思議な手触りとにおい、想像を裏切る重さ また慣れ親しんだ故に普段気にも留めずに目にする自宅の時計やいす、カレンダー そして身体の内と外で感じとる変容し続ける光、季節。 『時間』という不変非ざる事象を、様々な『観察』を駆使し、『不変』として絵画に落とし込んだ名作です。 是非お家のお気に入りの場所に飾って下さい。
幼児 絵画/浴衣を着た先生
[幼児クラス] 2021.11.05
幼児 絵画/浴衣を着た先生
  <幼児クラスアシスタント おりはらみなこ:記> 10月の観察画は、「浴衣を着た先生」でした。 いつもなら、人物画は、クロッキー(消しゴムを使わないで、鉛筆で描く)だけでしたが、今回は、時間をたっぷりかけ、着彩までしました。 人物を描くのは、幼児さんには、少しハードルが高く、子ども達にとっても、講師にとっても挑戦です。 それでも。これまで、お花や果物の、匂いを嗅いだり、感触を確かめたり、時には味わったり!アトリエ5 が大切にしている「5」感をフルに使って、よーく観てきたから、一人一人キチンと観る力はついてきている筈! 人物画は、観察画の中でも特に観る力が、わかりやすいのです。 着物の色や柄、小さな指輪やイヤリング、座っている姿勢…。 今一度、持ち帰った絵を丁寧に眺め、子ども達の挑戦と頑張りを、今の成長を観て、褒めてあげて欲しいです…。 レッスンも無事半分を超えて、来年3月の作品展が、今からとても楽しみです。   ⭐︎作品ギャラリー⭐︎   === 幼児クラス生徒募集情報 === 【幼児クラス】 月3回/木・金曜日/年中〜年長さん対象 現在両クラスとも満席の為、新規募集を停止しております。内部進級者のクラス編成が整う来年2月頃に、2022年度の募集情報詳細をUPする予定ですので、今しばらくお待ちください。   【幼児ミニクラス】 月1回/金曜日/年少〜年中さん対象 学びや楽しさはアトリエ5幼児クラスの濃縮版。ゆったりのペースでレッスンに慣れつつ、幼児期ならではの表現活動をお友達と思い切り楽しみましょう。また、こちらで受講体験をされた方は2022年度には月3回の通常幼児クラスへスムーズに進級していただけます。 11月〜1月 各日程・残席わずか!*詳細   =お問い合わせ= https://coubic.com/atelier5/contact
小学生 絵画/移ろう季節
[小学生クラス] 2021.10.25
小学生 絵画/移ろう季節
  ここの所、寒い日が続きますね。今月は季節の移ろいを感じながら、秋の観察画の真最中です。まだ汗ばむ日もあった10月の初め、モチーフのドライフラワーを描く前に「秋の光」をイメージして先に絵の具で背景に色を付けました。「光って何色かな?実は黄色や白だけではないのです。」初回のレッスンではそんな切り口から始まり、「では今の季節の光はどんな色だろうか。」と自分が感じるピッタリの色を作り、画用紙いっぱいに広げました。制作の途中、ある低学年の女の子が「寒いと暖かいの間はピンク色なんだ。」と教えてくれました。また全体的に先月のコラージュ効果もあって画面構成に力が付き、背景だけでも見応えがあります。ご家庭でも作品について尋ねると、思いもよらぬ工夫や意図を話してくれるかもしれません。   そんな思い思いの光が差した画用紙に、次はいよいよドライフラワーを描いていきます。ふわふわで可愛い物もあれば、ちょっと不思議な生き物のようなモチーフもあります。沢山ある中から自分で選び、そっと運んで黙々と描く。秋は集中力がぐんと上がり、どのクラスもテンポよく進んでいます。   今週は宿題だったおうちで描いてきたものが作品の中に登場する予定です。外の光と、家の中にある物と、アトリエのドライフラワー、絵の中で大集合。さて、どんな作品に仕上がるのか今から楽しみです。   【小学生クラス2021年度 募集終了】 コロナ禍で定員を減らしている為、今年度ご入会の募集は終了とさせて頂きます。
おとな/お散歩がきっかけ!
[デッサン油絵] 2021.10.03
おとな/お散歩がきっかけ!
【作者の感想】 おとなクラスM様(2018年5月入会)/講師:辻悦子 絵を習い始めたきっかけは、我が家で飼ってる柴犬はるとの散歩でした。 朝の公園であるご夫婦と顔見知りになり、はるがご主人にすっかり懐いてしまいました。 ある日 はるを連れてご夫婦のご自宅のお庭にお邪魔した際、奥さまが絵画教室を開いてらっしゃる事を知り、今からでも絵が描けるようになれたら‥と軽い気持ちでアトリエ5に入会しました。 絵を習うのは美術の授業以来です。 鉛筆デッサンでは、鉛筆で光りと影、彩色、モチーフの材質を表現できることを学びました。 昨年は色鉛筆デッサンに挑戦しました。自分の感性にピタッとあった色が描けた時の嬉しさ。なにより家事の合間にダイニングテーブルで無心になれる時間が持てたのが良かったです。 今年は木版画に挑戦です。いにしえから変わらぬ作業工程に感心し、趣きのある和紙に触れ、墨の匂いに癒されてます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆おとなクラスのブログ◆ 合評会や生徒作品など詳しくはブログをご覧下さい。 →https://atelier-5.com/blog/otona/dessannaburae   ◆秋の入会キャンペーン◆ 10月末まで欠員募集 先着順 木曜日午前クラス 10:30〜12:30 残席2名   体験レッスン受講料割引:2,750円→2,200円(税込) 画材込・当日納入 詳細は以下をクリックして日程などの詳細にお進み下さい。↓   作品サイズや技法など制作内容により定員調整をしている為、以下のクラスは新規募集を控えています。ご了承下さい。 火曜日午前クラス 10:30〜12:30  水曜日夜クラス  19:00〜21:00  土曜日午前クラス 10:30〜12:30  土曜日午後クラス 13:30〜15:30   土曜日夕方クラス 16:00〜18:00  土曜日 夜クラス 19:00〜21:00 
こどもいけばな/おうち時間を豊かに
[いけばな] 2021.09.28
こどもいけばな/おうち時間を豊かに
          土曜特別講座「こどもいけばなクラス」:2021年9月25日 【感想】講師:吉田香倫 朝晩はだいぶ涼しくなり、秋風が気持ちいい日が増えてきました。真夏と比べると切り花の持ちも良くなるので、いけばなをするにはいい季節です。   緊急事態宣言発令に伴い、開講するか判断が難しかったのですが、学校行事の縮小やイベント中止が続いており、少しでもこどもたちに楽しんでもらえる場を作りたいと思い、密を避け、環境管理を徹底することで開講しました。   この時期にしか手に入らない紅葉したユキヤナギや、切り花では珍しいキバナコスモスなどの花材を使いました。回数を重ねてきた生徒さんは、自分の生け方が段々定まってきて、花の長さや向き、色の置き方などのポイントを掴んでいるようで、特に生け始めが早くなっていると感じました。それは花材を目の前にしてから、どれをみせたいか、どんな作品にしたいかを決めるスピードが早くなったからだと思います。迷って当然で、一番の悩みどころなのですが頼もしいです!   いけばなは何度でもいけ直しができます。もちろん花の寿命はありますし、一度切った茎を元の長さには戻せませんが、器を変えたり、花材の組み合わせを変えたり、置き場所を変えることで見せ方も変わります。 100円ショップなどで小さい剣山も売っているので、マグカップのような小さいものにも生けられます。 おうち時間はまだ続きそうなので、是非いろいろ試して、おうちの中を華やかに彩って楽しんでくださいね!   お花に慣れ親しんでもらい、楽しくいけることを学ぶ場として開講していますが、ステップアップもしていきたいですね。次年度も気軽に参加しながらも楽しんでもらえるプログラムを準備していきたいと思います。   *********************** 【インスタグラム】 「アトリエ5_いけばな」 生徒さんの作品や活動風景をご覧頂けます。 フォローも宜しくお願いします。↓ https://www.instagram.com/atelier5_ikebana/   自宅でいけた花など是非 #アトリエ5こどもいけばな を つけて投稿してください。   *********************** 2022年度【こどもいけばなクラス】年2~3回開講予定 ○初心者から経験者まで、個々に合ったレッスンを行っています。    詳細は2022年4月以降にアトリエ5HP、Instagramアトリエ5いけばなにてお知らせ致します。 ***********************   ○草月流のHP 勅使河原茜家元の作品やイベント情報が見られます。 https://www.sogetsu.or.jp/   ○LINE公式アカウント 草月WEST で検索 いけばな草月流の本部お教室案内です。 家元や講師の先生方の素晴らしい作品も見ることができます。
親子/春夏の活動報告
[親子クラス] 2021.08.27
親子/春夏の活動報告
☆☆☆  みどりなくらしwithアトリエ5  ☆☆☆ 日時:月1回 月末水曜日 11:00〜12:00 場所:NAYA enjoyspace(武蔵新城駅から徒歩5分) 講師 / 渋谷葉子 残暑の厳しさ残る陽射しに賑やかな蝉の声。8月の親子クラスはお庭にプールを出して、水着姿の子ども達が自分の身体や大きな段ボールに絵筆を走らせました。 コロナ禍なって2年目。収束に向かうどころか、最近では更に深刻な状況なってきています。ママ達の悩みは、子ども達の活動場所が厳しい制限やお休みになってしまったこと。 中原区は子ども文化センターや子育て支援のサークルが充実しており、みどりなくらしに通って来る方々も幾つか参加されているようです。ですから、初めて参加される方も、どこかで繋がっているみたいです。 そんなママ達に少しでも協力できたらと思い、お家でも繰り返し遊べるようなもの、ここでしか出来ない絵の具遊びと、メリハリをつけてカリキュラムを提供しています。 集団生活に入る前の2〜3才の頃はというと、場の雰囲気に慣れずママ主導であったり、気持ちが色々と分散して弾けてしまったり。また、殆ど聞いていないような状態であっても、実はちゃんと学習していたんだと驚かされることもしばしば。でも、回を追うごとに子ども達はぐんぐんと成長していて、毎回その発見が楽しみです。 後半期は、絵本や工作などを更に充実させて行きたいと思います。 ***** 【お願い】 月1回の貴重な機会なので、三密を防ぐため定員4組を2組にして2回行っています。親子共に平熱であることを前提にご参加下さい。なお、体調が優れない場合は速やかに「みどりなくらし」に連絡し受講を控えて頂くなど、コロナ禍での開講にご理解とご協力をお願い致します。 【ご予約・詳細】みどりなくらし⇒https://midorinakurashi.jimdo.com
中高生 油絵/玉ねぎと紙
[中高生クラス] 2021.08.19
中高生 油絵/玉ねぎと紙
夕立の後にひぐらしの声がぬるい風と共に聞こえてくるようになりました。夏もそろそろ終わりを迎えようとしています。中高生クラス春の『玉ねぎと紙』の制作、8月初めに合評会を行いました。木、金曜両クラス共、新中1を多く迎え活気と熱気に溢れた制作となりました。   『日常にありふれたものを新たな視点で捉え、自分なりの答え方=表現を試みる』というテーマを掲げ、各自構成、配色、筆致、陰影などを工夫、小学生時とは一味も二味も異なる『油絵』を目指しました。   講師の意図としましては、皆キャリアのある生徒達ですから、その中でなんとなく構築されてきた『油絵像』に腰を据えずに打ち破り、油絵という画材の無辺の可能性に一歩踏み出して欲しいということ。また作品制作に対し、より能動的な姿勢、言うなれば『わがままさ』を獲得して欲しいということでした。要するに『絵を描くこと、表現することをさらに真剣に考え、その先の楽しさを知って欲しい』という願いです。   そのような講師のねらいから、生徒は指導の中で頭を悩ませた場面が多くありましたが、学年やキャリアの異なりの中、それぞれがそれぞれのゴールを迎えられのではないでしょうか。   作品のゴールはもちろん一つではありません。また、最初からどこかに存在するものでもありません。さらにそれが常に喜びを伴う訳でもありません。 どこをとっても特徴のない広大な荒野のどこか一点に小さな旗を立てるように自らがゴールはここと決めます。他の誰も決めてくれません。それが正解なのかどうかは、分かりません。しかし、それで良いのです。『失敗した』と落ち込んでも良いのです。それを繰り返しているうちに、今まで気が付かなかった何かに触れることができるようになり、時々たまに楽しくなるのです。   油絵の楽しさ、絵を描くことの面白さをさらに求め、どんどん次のゴールを目指していって下さい。    
小学生 工作/「想像」から「創造」へ
[blog] 2021.08.09
小学生 工作/「想像」から「創造」へ
7月からお待ちかねの工作がスタートしました。 今年の夏は石塑粘土を使って、『ぼうしをかぶったお友だち』を制作しています。   初回は「どこで暮らしているのかな?」「名前は?」「鳴き声や口癖は?」と、自分のお友だちとなる、まだこの世に存在しない不思議な生き物を想像しながら考えを巡らせ、アイディアスケッチをしました。 2回目以降はいよいよ粘土をこねて、それぞれスケッチブックを見ながら、計画的に進めていきます。   例えば、 「帽子の分の粘土をとっておこう」 「模様は乾燥する前に付けておこう」 「パーツは先に作って固めておいて、来週くっつけよう」   などなど、いざスケッチをもとに立体にするという事は、容易ではありません。 ですがみんなめげずに、むしろ楽しそうに細部まで拘りを持って制作し、回を重ねるごとに作品に対する愛着が増していくのが分かります。自分の考えた生き物が自らの手によって、実際にかたちとなる喜びを感じているようです。   まるでスケッチブックから飛び出して来たかのような、新しい個性的な友だちと一緒に帰る日が待ち遠しいですね。完成に向かってラストスパート、頑張りましょう!
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