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小学生 工作/未来の樹
[小学生クラス] 2023.08.28
小学生 工作/未来の樹
夏休みもあっという間に終わりを迎えましたが、暑い日はまだまだ続きますね。 7月から始まった小学生クラス夏の工作『未来の樹』、お盆明けより、完成した子から随時返却するに至りました。   今回は川崎市生まれで、ご存知の方も多い芸術家の『岡本太郎さん』の作品から刺激を受け、未来に残す『樹』を作ろうという試み。 美術館の中だけではなく、公共の場に美術作品を置くこと(パブリックアート)にも力を注いだ岡本太郎さん。『太陽の塔』や『明日の神話』、『こどもの樹』などの作品が有名です。 ユーモア溢れる造形の中に得も言われぬ迫力、有無を言わせない生命力をぶつけてくる岡本作品に、子ども達は何を思ったのでしょうか。 懸命に粘土と格闘し、それぞれがこだわりを持って最後まで取り組む姿は、さながら岡本作品の如き生命力が漲り、それは粘土をこねればこねるほど、その手から作品に注ぎ込まれてゆく様でした。皆さん良い完成を迎えられましたね。   粘土造形を楽しみ、それぞれが生きた2023年の夏。 子ども達が大人になり、今一度『未来の樹』と向き合った時、この夏の日々に思いを馳せ、注ぎ込まれた生命力を受け取り、さらなる『未来』に進んでいくことを願っています。 それまで大切にしてくださいね。     ☆Instagram作品ギャラリー☆   川崎市岡本太郎美術館
幼児 工作/夏の元気な、手の実り
[幼児クラス] 2023.08.28
幼児 工作/夏の元気な、手の実り
この季節の青果売り場は、ツヤツヤと色とりどり。 きゅうりにトマト、とうもろこし...幼児さんにも身近な「夏野菜」が工作のテーマ。少し珍しい姿形のものも入れ多種類をまずはみんなで比べて感じてみます。食べること以外で改めて向き合う。重さ、手触り、匂い。手を通して関心が深まります。野菜はどこから来たの、太陽の光や土や水で大きくなるんだよね。ふと自然の恵みや不思議にも想いを馳せます。   やさいのせなか。凹凸に紙を当ててクレパスで擦ると面白い模様。採取できた模様も作品に生かしていきます。 やさいのおなか。中身は空洞だったり、ぎっしり詰まっていたり。張りのある立体感やユニークな形を新聞紙の塊で表します。大きい紙を思い切りくしゃくしゃに、マスキングテープを思い切りぐるぐるに、素材と大奮闘。   そして野菜が喜びそうな「夏の色」紙をちぎり貼って着せると、個性あふれる豊かな実りの収穫。   モチーフに触れ、材料に触れ、絵の具やボンドのベタベタにもたくさん触れて。 子どもたちの手が懸命に感じては働いた経験や想いが栄養素となって、瑞々しくその実に詰まっています。   様々な工程を楽しみながらやりきれたのは、最後に「やおやさんごっこ」で遊ぼう!のお楽しみがあったから。みんなでお店を開くワクワク、お客さん(保護者の皆様)を迎えるドキドキ、完成作品がまた役割を持ってみんなの手や心を動かす機会となりました。   照れた笑顔で締めくくり。夏の経験がまた次の季節の実りへと巡ることが予感されます。 ☆ Instagram作品ギャラリー ☆     * 幼児クラス 秋の生徒募集 * 9、10月 体験レッスン受付開始! 芸術の秋到来、描いたり作ったり、ぜひ一緒に楽しみましょう^^ 体験後の即入会もOK! =詳細・予約はこちらから=
中高生 油絵/布の動き
[中高生クラス] 2023.08.07
中高生 油絵/布の動き
止めどなく流れる汗を拭い、ふっと見上げた蒼天が不意に心を奪って、蝉の声もどこか遠のいていったような気がしました。 今年の夏は猛暑日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 中高生クラスでは夏休みに入った生徒達が、宿題や部活などに追われながらも、相変わらず元気に通っています。今年度から進級した1年生も、この4ヶ月で中学生らしい表情になってきましたね。   先日は春の制作『布の動き』の合評会を終え、クラスの仲間と共に成長を認め合い、自らの強みやこれからの方向性などを確認することができました。 どの曜日も良い合評会でした。   昨年に引き続き大所帯の中高生クラスですが、人数が多い分、生徒達の多彩な様子が伺えます。 先週と今週で異なる表情をしたり突然背が伸びたりと、皆がそれぞれ行ったり来たり、ゆらゆら変化すること著しい中学生、諸々柔軟で不安定、思春期、青春。   そんな中、(今回の合評会でも述べましたが)私が思ったことは、絵画制作において、今現在それぞれ自身が『できること』に対して自覚的になって欲しいということです。 自分の長所、強み、得意分野は何か、に対して考えを深めることで、中高生クラスとしての制作基盤ができ、新たな挑戦へ手を伸ばす余裕が生まれます。その挑戦の中から『こんな絵が描きたい』という目標が見えてくるのです。   もちろん、『できること』は現時点のもので、いつでも変わっていって良いです。固執すると挑戦もできなくなりますので、中学生自身のように、可変的、(時には自ら壊すもの)と捉えていただきたいです。     自分がどうして立てているのか、まずは足元の地面を観察し、次に視線をあげ、そうして目指すべきものを探し、空を見上げる。 その繰り返しが、中高生の自己形成時期の一助となれば大変喜ばしいことです。          
小学生 絵画/春の絵画制作
[小学生クラス] 2023.07.10
小学生 絵画/春の絵画制作
新しい仲間を迎えて早3ヶ月、小学生クラスでは「春の絵画制作」が終わり、7月から「夏の工作」が始まりました。 「五感」をつかった絵画制作、季節の移ろいと共に親睦を深め、一人ではなく仲間と絵を描くことの楽しさを知り、皆一回り大きくなりました。 そのような空間で素晴らしい作品は次々と生まれ、特に「聴想画」では、抽象表現のおもしろさと可能性が示され、全員それぞれがそれぞれの魅力を発揮できた作品となったのではないかと思います。是非ご家庭でじっくりと鑑賞していただきたい作品です。 「街で集めたおと」にまつわるイメージを色や線・形で描き、異なる「おとの線や色」を重ね、組み合わせ生まれたリズムや関係性は、紙の上で新たな「おとの集合=音楽」へと変貌しています。 まさしくオーケストラの指揮者のように千変万化に筆を振って描いた聴想画は、「音楽」に対するような視点、気持ちで、ゆったりと鑑賞してみることをお勧めします。 「街の音楽」は一体どのようなものでしょうか。耳をすましながら想像してみてください。         その他の作品や制作風景など、是非ご覧ください。↓ ☆Instagram作品ギャラリー☆    
幼児 絵画/ 五感と心の動き
[幼児クラス] 2023.05.30
幼児 絵画/ 五感と心の動き
新芽が覗いたかと思えば、瞬く間に広がる花や新緑。アトリエ5のお庭も勢いよく伸びゆく季節です。幼児クラスではお庭の植物をモチーフに制作。色や形、手触りや香り。描く前に必ず「感じる」時間を設けます。 -バラの花びらいい匂い。桜と違って落ちるのが早いね。トゲは赤いんだね。 -ふちがギザギザしたアオキの葉っぱ、触ると柔らかくて痛くない。 五感でじっくり向き合うと、発見や気づきがたくさん。   描いていく中、それぞれがより深い眼差しになっていきます。 クレパスとは同じじゃないモチーフの色に対して。 パレットで混ざり合う絵の具に対して。 自分の絵に必要な一筆なのか、そうでないかに対して。   そうして作品は多様な展開に。幼児さんのこの取り組みは「観察画」に限らない、モチーフをきっかけにした「絵づくり」。対象にぐっと迫る視点もあるかと思えば、心象や空想を伴っていたり、画材の感触から抽象へと飛躍していたり。それも五感が開かれてのことかと思います。心の動きと体の動きも連動していて、それぞれ今の自分らしさを気持ちよく表現できたことが嬉しいです。 ☆ Instagram作品ギャラリー ☆ →繁る新緑を前にした造形遊びも展開。ぜひ作品群をご覧ください。     ** 生徒募集情報 ** 幼児・木曜日クラスに欠員あり◎ 6月もレッスンの体験/見学、受付中です。 どうぞお気軽にお問合せください。 =詳細・予約はこちらから=
おとな/祝!鉛筆デッサン修了
[おとな美術] 2023.05.27
おとな/祝!鉛筆デッサン修了
おとなクラスの鉛筆デッサンの初級編を修了された生徒さんが、感想を寄せて下さいました。入会動機など①〜⑤の項目を元にご自由に記して頂きました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●土曜日午前クラス:S様(2021年7月入会) ①入会の動機、きっかけ 子供の頃から衝動的に描いてきたけど、行き詰まりを感じ、占い師に相談「絵画教室に通うが吉」と繰り返し言われ、その場で検索してアトリエ5見学会の予約を取る。 ②基礎デッサンで学んだ事 見えないけどある。 ここに空気があるからそれも描く。 違和感は正しい。 その時にならなきゃ気がつけない。 間違えたら直せばいい。 正しく描くことが目的じゃ無い。 正しく描こうと躍起にならない。 全体を見て歩調を合わせて。 植物は綺麗、生きてる。 ③講師の指導で印象に残った事 イイネとRT数が全てじゃ無い。100人居れば100人分の解釈がある事を認識させてくれた。(まだどうしても数の正義に依存してしまっているけど) 美術館に行くなんて、先生に教わらなかったら、楽しみ方も知らないで一生終えてたな。推し画家もできました。ありがとうございます。 ④次の目標、画材技法への期待 見てるだけで楽しい色鉛筆を、色を、扱えるようになれる(予定)のが楽しみすぎます。 ⑤クラスの雰囲気など自由に 和やかな雰囲気なのに、すみません、皆さんのお名前覚えられてないんです。本当申し訳ない。どうしたものか。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●土曜日午前クラス:N様(2021年8月入会) ①入会の動機きっかけ 絵本を描きたいと思ったことがきっかけです。漫画「かくかくしかじか」を読み、もしちゃんとした絵本を描くなら徹底的に絵画の基礎を身につけることが成功への道だと思いそのような教室を探していました。そうしたところ、まさにぴったりの教室がありました。それがアトリエ5です。基礎をじっくりと教えていただけるスタイルがとてもよいと思います。 ②基礎デッサンで学んだこと 最初はデッサンの技法の基礎を教わり、その後色々なモチーフのデッサンに取り組みました。辻先生からは、技法とともに感性を表現することの重要性を教わり、バランスよく力が付いていきました。 ③講師の指導で印象に残ったこと 辻先生の指導はとてもわかりやすく楽しい指導のため、毎回楽しく受講することができました。また、経験豊富な知識で鋭いご指摘をいただくので、一つ一つのアドバイスが画力の土台になっています。 ④次の目標、画材技法への期待 次は色彩画を学び、モチーフは風景や動物などにも取り組みたいと思っています。いずれは人を感動させることのできる絵本を描きたいと思っています。 ⑤クラスの雰囲気など自由に 生徒のみなさんそれぞれが自分なりの目標に向かって精力的に取り組んでおられます。途中の休憩では、美術の話や旅行の話などをして、楽しんでいます。また、2時間という時間設定も長すぎず短すぎずでちょうどいいと思います。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●火曜日午前クラス:T様(2022年1月入会) ①入会の動機、きっかけ 絵画を鑑賞することが好きで時折美術館に足を運んでいる中、作品の光と影、水面のキラキラ輝く様子などをどのように描いているのかに興味がわきました。自分でも絵を描いてみたいと思うようになったころ、アトリエ5に通っているお友達が教室に誘ってくださり、入会させていただきました。 ②基礎デッサンで学んだ事 先生が毎回教えてくださることが新しい発見で、テーブルの影も含めすべて並行して進めていくこと、画用紙の白い部分も作品の大切な一部であること、面や曲線、質感の表し方や鉛筆の選び方、立体感を出すためには見えない線の存在も大切であるということなど本当に多くのことを学びました。 ③講師の指導で印象に残った事 描くものを持ったり触ったりして五感を使って描くということ、心で描くということです。 ④次の目標、画材技法への期待 デッサンが終了してこれから色鉛筆を学びますが、色々な色を重ねてどんな色ができるのか楽しみにしています。 ⑤クラスの雰囲気など自由に 先生をはじめクラスの皆さんのお陰で教室にはいつも優しい空気が流れていて、とても居心地が良く、毎週楽しみに通っています。 ************** 絵画教室アトリエ5・生徒募集 初心者の鉛筆デッサン体験講座 ご予約はこちらから↓ 東急東横線元住吉駅西口〜5分 モトスミブレーメン通り商店街 ABCマートの角入るすぐ・2階 **************
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