体験を予約する

┃ blog ┃

幼児 絵画/ 五感と心の動き
[幼児クラス] 2023.05.30
幼児 絵画/ 五感と心の動き
新芽が覗いたかと思えば、瞬く間に広がる花や新緑。アトリエ5のお庭も勢いよく伸びゆく季節です。幼児クラスではお庭の植物をモチーフに制作。色や形、手触りや香り。描く前に必ず「感じる」時間を設けます。 -バラの花びらいい匂い。桜と違って落ちるのが早いね。トゲは赤いんだね。 -ふちがギザギザしたアオキの葉っぱ、触ると柔らかくて痛くない。 五感でじっくり向き合うと、発見や気づきがたくさん。   描いていく中、それぞれがより深い眼差しになっていきます。 クレパスとは同じじゃないモチーフの色に対して。 パレットで混ざり合う絵の具に対して。 自分の絵に必要な一筆なのか、そうでないかに対して。   そうして作品は多様な展開に。幼児さんのこの取り組みは「観察画」に限らない、モチーフをきっかけにした「絵づくり」。対象にぐっと迫る視点もあるかと思えば、心象や空想を伴っていたり、画材の感触から抽象へと飛躍していたり。それも五感が開かれてのことかと思います。心の動きと体の動きも連動していて、それぞれ今の自分らしさを気持ちよく表現できたことが嬉しいです。 ☆ Instagram作品ギャラリー ☆ →繁る新緑を前にした造形遊びも展開。ぜひ作品群をご覧ください。     ** 生徒募集情報 ** 幼児・木曜日クラスに欠員あり◎ 6月もレッスンの体験/見学、受付中です。 どうぞお気軽にお問合せください。 =詳細・予約はこちらから=
おとな/祝!鉛筆デッサン修了
[おとな美術] 2023.05.27
おとな/祝!鉛筆デッサン修了
おとなクラスの鉛筆デッサンの初級編を修了された生徒さんが、感想を寄せて下さいました。入会動機など①〜⑤の項目を元にご自由に記して頂きました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●土曜日午前クラス:S様(2021年7月入会) ①入会の動機、きっかけ 子供の頃から衝動的に描いてきたけど、行き詰まりを感じ、占い師に相談「絵画教室に通うが吉」と繰り返し言われ、その場で検索してアトリエ5見学会の予約を取る。 ②基礎デッサンで学んだ事 見えないけどある。 ここに空気があるからそれも描く。 違和感は正しい。 その時にならなきゃ気がつけない。 間違えたら直せばいい。 正しく描くことが目的じゃ無い。 正しく描こうと躍起にならない。 全体を見て歩調を合わせて。 植物は綺麗、生きてる。 ③講師の指導で印象に残った事 イイネとRT数が全てじゃ無い。100人居れば100人分の解釈がある事を認識させてくれた。(まだどうしても数の正義に依存してしまっているけど) 美術館に行くなんて、先生に教わらなかったら、楽しみ方も知らないで一生終えてたな。推し画家もできました。ありがとうございます。 ④次の目標、画材技法への期待 見てるだけで楽しい色鉛筆を、色を、扱えるようになれる(予定)のが楽しみすぎます。 ⑤クラスの雰囲気など自由に 和やかな雰囲気なのに、すみません、皆さんのお名前覚えられてないんです。本当申し訳ない。どうしたものか。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●土曜日午前クラス:N様(2021年8月入会) ①入会の動機きっかけ 絵本を描きたいと思ったことがきっかけです。漫画「かくかくしかじか」を読み、もしちゃんとした絵本を描くなら徹底的に絵画の基礎を身につけることが成功への道だと思いそのような教室を探していました。そうしたところ、まさにぴったりの教室がありました。それがアトリエ5です。基礎をじっくりと教えていただけるスタイルがとてもよいと思います。 ②基礎デッサンで学んだこと 最初はデッサンの技法の基礎を教わり、その後色々なモチーフのデッサンに取り組みました。辻先生からは、技法とともに感性を表現することの重要性を教わり、バランスよく力が付いていきました。 ③講師の指導で印象に残ったこと 辻先生の指導はとてもわかりやすく楽しい指導のため、毎回楽しく受講することができました。また、経験豊富な知識で鋭いご指摘をいただくので、一つ一つのアドバイスが画力の土台になっています。 ④次の目標、画材技法への期待 次は色彩画を学び、モチーフは風景や動物などにも取り組みたいと思っています。いずれは人を感動させることのできる絵本を描きたいと思っています。 ⑤クラスの雰囲気など自由に 生徒のみなさんそれぞれが自分なりの目標に向かって精力的に取り組んでおられます。途中の休憩では、美術の話や旅行の話などをして、楽しんでいます。また、2時間という時間設定も長すぎず短すぎずでちょうどいいと思います。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●火曜日午前クラス:T様(2022年1月入会) ①入会の動機、きっかけ 絵画を鑑賞することが好きで時折美術館に足を運んでいる中、作品の光と影、水面のキラキラ輝く様子などをどのように描いているのかに興味がわきました。自分でも絵を描いてみたいと思うようになったころ、アトリエ5に通っているお友達が教室に誘ってくださり、入会させていただきました。 ②基礎デッサンで学んだ事 先生が毎回教えてくださることが新しい発見で、テーブルの影も含めすべて並行して進めていくこと、画用紙の白い部分も作品の大切な一部であること、面や曲線、質感の表し方や鉛筆の選び方、立体感を出すためには見えない線の存在も大切であるということなど本当に多くのことを学びました。 ③講師の指導で印象に残った事 描くものを持ったり触ったりして五感を使って描くということ、心で描くということです。 ④次の目標、画材技法への期待 デッサンが終了してこれから色鉛筆を学びますが、色々な色を重ねてどんな色ができるのか楽しみにしています。 ⑤クラスの雰囲気など自由に 先生をはじめクラスの皆さんのお陰で教室にはいつも優しい空気が流れていて、とても居心地が良く、毎週楽しみに通っています。 ************** 絵画教室アトリエ5・生徒募集 初心者の鉛筆デッサン体験講座 ご予約はこちらから↓ 東急東横線元住吉駅西口〜5分 モトスミブレーメン通り商店街 ABCマートの角入るすぐ・2階 **************
幼児 絵画/ 春の線・色、躍る
[幼児クラス] 2023.04.24
幼児 絵画/ 春の線・色、躍る
この春もフレッシュな生徒さんをお迎えし、新たなクラスがスタートしました。アトリエ5ってどんなところ?何ができるのかな?少しソワソワな人も、気持ちのいい挨拶でレッスンが始まるとスイッチオン。 一つの小さな紙片をきっかけに、クレパスの好きな色、新しく出会う色に心惹かれ、線描が気持ちよく伸びます。春の光や風のよう。心に浮かんだ好きなもの、昨日見つけた小さな生き物、お喋りの中から生まれたもの、サインペンから画面の中に登場。絵の具を丁寧に混ぜてみると自分だけの色が生まれてトロトロ・ペタペタ、絵筆から画面に広がる世界はより豊かに。じっくり味わう筆運び、ぐいぐい元気な描きっぷり。それぞれの心の動きが表れてきます。 「できた!」と満足の笑顔、「もっとやりたい!」とキラキラの瞳。一つの達成を味わえたことで緊張が解け、また着実に自信に変わっていくことでしょう。興味や関心、描きたい・表したい気持ちを、共有し応援していきたいです。 これから1年、描いたり作ったりしながら心と手とをたくさん動かして、楽しく過ごしましょう。 ☆ Instagram作品ギャラリー ☆   * 幼児クラス 新規生徒さん募集中 * 5月も体験受講が可能です。 新緑の季節、五感で感じて楽しみながら表すレッスンを この機会に是非味わってみませんか? 体験後の即入会(先着順)もOK! =詳細・お問合せはこちらから=  
中高生 工作/夜のかたち
[中高生クラス] 2023.03.29
中高生 工作/夜のかたち
桜も盛りを迎え季節はもうすっかり春ですが、夜はまだまだ冷えますね。中高生クラス、冬の制作で行った工作『夜のかたち』も、年度終わりとともに完成を迎えました。『夜』をテーマに各自イメージを広げ、粘土とガラス石等を使用し、木枠に固めていき、壁掛けのオブジェへと仕上げました。粘土の質感、フォルム、コントラスト等を工夫し、『夜』への憧憬、畏怖、諸々併せ持つその美しさを表すことにより、各自の『今』が色濃く反映された作品となりました。 中高生クラスでは今まで油絵中心の制作で、工作を行うことはあまりなかったのですが、生徒の粘り強い要望によりとりあえずやってみようと今回実現した次第です。学校の美術ではできない、やらないような内容、久しぶりの粘土の感触、中高生になったからこそできる挑戦的な表現に、この3ヶ月間、生徒達は心から楽しんでいたように感じます。 『お腹が減るのは、胃が空っぽというよりは、血液内の栄養が不足しているから』と何かで聞いたことがあります。定かではありませんが、中高生の工作、立体作品制作への渇望も、きっとそのようなことだったのでしょう。今回の制作が、各自の血肉となったのであれば、思い切って行った甲斐があるというものです。また、さらに内なる渇望の声に耳を澄ませ、次から次へと挑戦していってもらいたいと思います。何せ今が人生で最もお腹が減り、その分成長する季節なのですから。    
小学生高学年 絵画 模写/『冨嶽三十六景神奈川沖浪裏の模写』
[小学生高学年] 2023.03.27
小学生高学年 絵画 模写/『冨嶽三十六景神奈川沖浪裏の模写』
大地を温める雨が季節の背中を押し、見上げればいつの間にやら、桜が白く大きく青空へと広がっております。高学年クラス、1月より冬の特別制作として行っていた『冨嶽三十六景神奈川沖浪裏の模写』が完成を迎え始めました。 日本の美術作品として世界的に最も有名といえる江戸時代の絵描き、葛飾北斎による『神奈川沖浪裏』を、模写することによって知ろうという試み。一体何が凄いのか、どのような技法が用いられているのか、北斎は何をみていたのか‥。描いてみないとわからない、描いてみたからこそわかることを求め、皆懸命に荒々しい大波と向き合いました。 鉛筆での下書きから始まり、面相筆による墨線の練習、江戸時代当時も実際に使用された絵の具『ベロ藍(現在のプルシャンブルー)』による波の重ね塗り、空のグラデーションなど、様々な制作工程を丁寧に重ね、重ねる程に皆多くを学びました。実際は木版画作品ですので異なる部分も多々あるのですが、それはそれ、むしろチャンスとばかり自分なりに面白くできそうな点はアレンジを加え、ただなぞるだけの模写ではない、北斎と並んで進むような制作を繰り広げました。 細かい作業の連続、集中力も切れそうになることもあったでしょうが、そんな時はクラスの仲間とちょっとした雑談をし、意図せずとも支え合いながら制作できたこと、盛り上がりすぎた時などは先生として注意することもありましたが、実はとても素敵だと思っていました。自分の道をひたすら進んでいた北斎も、同じように誰かに支えられていたのかもしれません。 この冬、皆で行った模写。描いた大波、知り得た北斎の凄さ、共にこの教室で行った思い出があなたたちにとってよりよいものになることを願っています。
幼児 絵画/ いいと思える自分であるように
[幼児クラス] 2023.02.20
幼児 絵画/ いいと思える自分であるように
もうすぐ春。この一年を振り返ると、みんな体も心もすくすく育ってきました。背が伸びた、歯が抜けた、〇〇ができるようになった。日々の中でもたびたび嬉しそうに成長の報告をしてくれます。本当に大きくなったね。そしてこれからもまだまだ大きくなるんだね。   今の自分は、この今だけ。じっくり見つめて、描いて残そう。 マスクを着けた/外した自分と向き合い、いろんな表情を試してみます。鏡を見つめ、飽きない様子。でもいつも以上に真剣で静かな時間。 ゆっくり、ざっくり、くっきり、しっとり。鉛筆は、それぞれの白いスケッチブックに個性豊かな線を運びます。   自信を持って誇らしく向かう姿や、少し勇気を振り絞っているような子もいました。 ぼくって、わたしって、こんなだったのか。いつも見る自分の顔、描いていく中に新しく見つけたところもあったでしょう。そして、微笑みやピースサイン。鏡の向こう側まで見つめ、こうありたい自分を表しているのも素敵。背景の色鉛筆も、クロッキーの線描によく似合った自分の筆圧と彩り。 「わー、いい!」と完成した自分たちの絵に感嘆の声が上がりました。   自分がいいと思える自分であるように。 短い時間の中でも、絵=自分との深い対話があったような制作でした。 大切なことへの気づきをもたらしてくれる、大きな存在の幼い人たちです。 いつか「こんなに短くなったよ」と4Bの鉛筆を見せてくれる日も楽しみにしています。  ☆Instagram作品ギャラリー☆     ==幼児クラス 新年度生徒募集中!==  詳細はこちら⇩ 【こども美術コース】新年度生徒募集 『幼児/幼児ミニクラス』
体験を予約する