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住んでみたいお家
[幼児クラス] 2010.11.05
住んでみたいお家
幼児クラスー秋の空想画(制作:2010年 9月) ◎制作のねらい ・住んでみたいお家と家族を描いて,,子ども達の夢をかたちにする。 ・色鉛筆、サインペンを使い分けお部屋中を塗っていく。 ・絵の具でお家の周りに似合う色を作り背景を仕上げる。 ◎感想/講師:中家総子 ご家族のみなさま、大変お待たせ致しました!幼児クラス9月の空想画のテーマは「住んでみたいお家」です。 1回目に鉛筆で画用紙いっぱいにのびのびと大きなおうちを描きました。「大きなお家!いろんなお部屋が描けるね!どんなお部屋があったらいいかな?みんなの夢をかなえてみようね!」「おもちゃがたくさんあるお部屋!」「おやつがいっぱい隠してあるの!」子ども達の願いでお部屋がひとつひとつ埋まっていきます。 長〜いエレベーターを作ったり、窓を何個も描いたり、お家の中がにぎやかになってきました。お部屋が描けた子は家族を描き入れてもらいました。「お母さんはカレーライスを作ってるところ!」「僕はおもちゃのお部屋にいるの。」前の週のクロッキーで自信をつけてくれて、鉛筆の線が堂々としています。 2回目に色を塗りました。窓の色をひとつづつ変えたり、お布団の模様を工夫したり、色鉛筆とサインペンを使用し思い思いの色を置いていきます。細かく描き込んだ素敵なお部屋が目立つよう、絵の具は家の外側をのみを塗りました。 返却が遅れたことをお詫び申し上げます。小学生クラスと同様、描き込みが細かかった子は10月の観察画のあまった時間にちょっとづつ色を塗って頑張って仕上げてもらっていました。夏の工作を経験し、急成長をとげたみんなです!こうしたいという考えをお絵かきで形にできるようになってきました。観察画の取組み感想も近々アップします。お楽しみに…!
秋のお皿
[親子クラス] 2010.11.03
秋のお皿
☆親子クラス/10月の制作ー② ◎感想/講師:渋谷葉子 台風が心配されましたが、元気にやってきてくれました。今回のお話はエッツの「もりのなか」。モノクロの絵ですが、男の子に森のどうぶつ達が次々とついて行くお話です。お話のあと、どんぐりや色づいた落ち葉を見せて「ちっちゃいどんぐり、でっぶちょどんぐり」「この葉っぱの色きれいだね」と秋の気分に浸ります。 次は紙皿にサインペンで模様描き。縁のザラザラ面に選んだ色3色ですじを描いていきます。「次はまるをかいてみようか?」「まる、マル、○…」と段々まるの形が上手になっていきます。「ギザギザ描いてもいいよ」「お母さんはなみなみ描こうっと」お皿の模様がどんどんステキになっていきます。 模様が描けたら、どんぐりや落ち葉でお飾り。「こっちの葉っぱとこっちの葉っぱ、どっちが似合うかなぁ?」選ぶ時の小さな目が真剣です。「どんぐりは5こ選んでね」「どれにしようかなぁ。あれ、このどんぐり穴があいてるよ」「これは中から虫さんが出て来たのよ」「え〜っ!?」よ〜く選んで5個決まりました。ボンドで貼付けて壁掛けの出来上がりです! 先生のはどんぐりのお飾りはなしにして、お菓子をのせておやつの時間♡「ごはん前だからちょっとだけね」おうちでも楽しんでもらえるよう、お土産のお皿も持ち帰りました。
夢の家・夢の街
[小学生クラス] 2010.11.02
夢の家・夢の街
小学生クラスー秋の空想画(制作:2010年10月) ◎制作のねらい ・黒のサインペンのもつ美しさを感じ、するするとした描き心地を楽しむ。 ・色鉛筆とサインペンの特性を生かした彩色を考える。 ・子どもたちの中の願いや夢の世界をお絵かきでかなえる。 ・コンテパステルで色を重ね、柔らかい色彩で周りを仕上げる。 ◎感想/講師:中家総子 秋の空想画は自分が住んでみたい家や街がテーマでした。1回目の導入でどんなところに住みたいか、みんなで話し合いをしました。「恐竜の街」「雲の上…」「土の中!」 「お菓子がなる木があったらいいな」いろいろな意見が飛び交い楽しい雰囲気です。 「お絵かきだからどんな夢もかないます。こんなのがあったらいいなとおもうことはどんどん描いてみましょう!」の声がけにみんなスイッチが入り、ペンの先からスルスルと夢の世界が広がっていきます。どのクラスの子も夢中になって90分の制作時間休むことなく細部まで描きこみました。 二回目はアトリエ5のクラスのお友達と中家先生をみんなの絵の中に描き入れてもらいました。「○○くんはどこで遊びたい?」「○○ちゃんは何色の服がいい?」9月に入りお友達同士のコミュニケーションも盛んになり、クラス全体が良い感じにまとまってきています。 下描きが終ったら色鉛筆とサインペンでの色塗りです。油性ペンでの描きこみが非常に細かかったので「塗るのが大変だなぁ…」と不安の声もちらほら…ところが飽きて途中で投げ出す子は一人もいませんでした。色鉛筆を重ねてイメージに合う色を作ったり、サインペンの色を少しずつ変えて色を塗ったり、お気に入りの 部分は特にこだわりをもって色を置いていました。春頃と比べて集中力が身に付き、考えをもって作品に取り組むことができるようになったと成長を感じます。 三回目は色塗りのつづきです。周りはコンテパステルで仕上げました。パステル特有の柔らかい色合いが今回の空想画にぴったりです。みんな何色も重ねて自分の絵に合う色を見つけていました。 今回作品の返却が遅れましたことをお詫び申し上げます。一人一人が細かい部分の色塗りを時間をかけ頑張ってくれました。集中力が付き、落ち着いて制作できる秋の季節ならではの空想画に仕上がりました。
おおきなかぶ
[親子クラス] 2010.10.19
おおきなかぶ
☆親子クラス/10月の制作① 共同画「おおきな かぶ」 ◎感想/講師:渋谷葉子 誰もがよく知っている「おおきなかぶ」です。長いこと読み継がれている福音館出版の本を選びました。お母様方には「幼児の絵本の選び方」の本より抜粋して「おおきな かぶ」の比べ読みを紹介し、どのような点を重視して選んだらよいのかを感じて頂きました。 読み聞かせでは子供達の方から自然に「うんとこしょ どっこいしょ」のかけ声が出てきました。「まだまだ、ぬけません」では「ハァ〜」とため息…「やっと、かぶはぬけました」では安堵の顔を見せる等、すっかり登場人物になりきっている姿がとても可愛かったです。 さて次は、大きな段ボールに描いたかぶに貼り絵です。段ボールはアトリエ5の工作で時々登場する素材です。下が薬局のカツマタさんなので、いつでも欲しいサイズの物を手に入れる事が出来ます(笑)障子紙を「裂く」はとても上手にできましたが、「ちぎる」はちょと難しかったかな?もう少し経験がいるようですね。たくさんちぎれたら貼っていきます。途中で飽きてしまいそうな作業を「あ〜まい、あ〜まい、かぶになぁ〜れ」「おいしい、おいしい、かぶになぁ〜れ」の言葉掛けで支えます。 かぶがの次は人形作り。アトリエ5で子供達の人気者「ポキポキくん」を紹介し、手や足が曲がる人形作りに取り組みます。まずは体の部分の画用紙にサインペンで線を引いていきます。12色のペンをバットにばらし、1本線を引いたらペンケースにしまうの作業を繰り返していきます。「こんどはあお…」「次は何色にしようかなぁ」と色遊びを楽しんだ後はハサミ。画用紙に引いてある線をお母さんと一緒に切って、手と足を作ります。そして、お母さんに割びょうで留めてもらい、顔を描いて完成です。 さぁ、人形を思い思いのポーズ、すきな場所に置いて、「うんとこしょ どっこいしょ」人形だけでなく、子供達も段ボールの畑の上にのって一緒に「うんとこしょ どっこしょ」今回は作業が沢山ありましたが、みんな根気よく楽しんで取り組んでくれて、ここ数ヶ月での大きな成長を感じました。
テント村・満員御礼!
[小学生高学年] 2010.10.03
テント村・満員御礼!
地元商店街の秋祭りに「無料お絵かきコーナー」を出店しました。さわやかな好天にも恵まれ、終日満員御礼で、子供実行委員のみんなも大ハッスル!笑顔の接客係りと大声の宣伝係を交代で務め、アトリエ5が目指す「自由に表すこと。そして、つながりあうこと。」を実践する、こども達によるすばらしい運営でした。 初めての経験で恥ずかしそうにしていても、慣れてくると描き終えたお客様に「いいね〜!すてきなカードになったね。」「おうちで飾って下さいね。ありがとうございました。」と、手を振り、笑顔でお客様を見送る姿はとても満足そうでした。自分たちが好きな絵を通して何かが伝わる実感に、「うれしくて、ふわっとした感じ。」「楽しかった。また来年もやりたい!」とすっかり自信をつけた様でした。この成功体験は、これからの学校生活でもきっと活かされる事と思います。。 今年で出店6年目になりますが、毎回子供たちと感想や改善点をまとめています。今回は、満員時のイスの不足・画材の配置・サインペンの不備などがありました。すっかり定着したイベントですが、子供たちの意見が反映され、改善を繰り返して「アトリエ5らしい形」になってきました。 ご来店頂いた皆様、本日は誠にありがとうございました。ご意見ご感想もお待ちしております。
秋のアンケート
[こども美術] 2010.10.01
秋のアンケート
アトリエ5は、生徒さんや保護者の皆様と共に、「自由に表すこと。そして、つながりあうこと。」を大切にしています。季節毎のアンケートもその一つで、今後の教室運営に反映していきます。お忙しい中、ご協力誠にありがとうございました。 ☆幼児クラス・小学生クラス ◎どの作品も娘らしいほんわかとした色づかいで嬉しく拝見しました。色づかいは、絵の具でも色鉛筆でも、色まぜのセンスと腕が上がった気がします。クロッキーは、入会後1年半位ですが、精度がぐんぐん上がり、今まではイスに立っているような表現になっていたのが、ようやく座っている事がわかる絵になった事に小さな感動をしました。どの絵も構図がのびのびしていて、リビングに飾り、私達親は癒されています。 ◎お星様では、事前に身近なニュースを題材に意識を宇宙へと誘い、星座への関心を促して下さったと知りました。そこで膨らませた想像からのそれぞれの発想が、作品にそのまま反映されている様に思われました。二人(双子)の作り方・色彩・こだわりの部分の違う作品に、個性を感じます。何事も、子供が夢中になって作業に取組む姿勢の根底には、心を動かす興味が大きく影響すると感じます。アトリエ5に通う息子たちからは、「おもしろい!次、何をするんだろう!?」との言葉がよく出ます。そのようなご指導に感謝致します。 ◎限られた時間の中で、作品を作りだすことは、とても大変な事だと思います。それでも頑張り、完成した作品や絵を家へ持って帰って来た日は、目を輝かせて作品を見せてくれます。なかなかおもしろい作品が多く、本人は何より楽しいと感じている事が良く判る作品が多いです。 ◎どの作品も、成長していると感じます。また、折り紙は好きで、出かける時は必ずバックに入れ、時間がある時にちょこちょこと作品を作っています。また機会がありましたら教えて頂きたいです。 ◎4月から、だんだん制作に対する集中力というか意欲が増している気がします。返却された作品の自己評価を聞かせてくれるのは、今年に入ってからで、本当に喜ばしい事です。アトリエでこんな大作ができるのに、学校では...。やはり、環境が大切なんだろうなあと感じています。 ◎紙粘土の星に卵の殻を散りばめた壁飾りを持って帰ってきました。人形劇の時にも見ましたが、出来はさておき、頑張ってよく考えて作ったことが伝わってくる素敵な作品でした。とても楽しく通っています。本人も親も大変満足しています。 ◎色づかいが上手に多彩になってきた様に思います。これからがまた楽しみです。子供は「春の風」が気に入っている様です。 ◎卵の殻の作品、とても楽しかったらしく、夏休みの自由課題で、殻を使いひまわりを制作しました。 ◎夏の星の工作が、娘の個性が出ていて良かった。 ◎とても良く描けていると思います。 ☆子供油絵クラス ◎夏休み前に、初めての油絵が完成し、今までになく長時間を費やした作品でしたので、思いの他感動しました。ユリの花と聞いたので「黒ユリ」かと思いきや、背景が黒系で、初油絵も「...らしい」作品になりました。 ◎初めての油絵に、娘も期待に胸を膨らませ取組んでいた様です。完成画に、本人は100%満足していない様子でしたが、私が見た限り、とてもがんばった様に思っています。早速、額を購入し飾りました。次回作も今から楽しみです。 ◎初めての油絵の作品で、毎時間を楽しみにがんばっていた様子を想像して見ると、感慨深いものがあります。好きな色、雰囲気が出ていて、本人らしさがあり、宝物にしたいです。 ◎ユリの花の絵と一番最初に描いたビンの絵と並べて飾ってあるのですが、比べて見ると、すごく上手になっていると自画自賛しています。 ◎小学生でもなかなかの油絵作品ができるものだと、満足しております。油絵を勉強しながら、色彩や構図を上手に描くことができる様になって欲しいです。 ◎毎回、違う作品に取組めて、子供もとても楽しく学ばせて頂いています。親も作品を見るのが楽しみです。 ◎今年で定期的に行われていた人形劇は無くなるとの事。初めての参加でしたが、ゼロからの物作りが体験でき、貴重な1ヶ月でした。 ◎初めて油絵をやって、木炭で下書きしたり、下塗りするのがびっくりしました。水彩より、微妙な色が作れると言っていたのもびっくりしました。なので、新しい発見などがいっぱいありました。 *えつこ先生へ:いろいろな事を教えてくれるので、いつもいい作品ばかりです。これからもいろいろな事を教えてもらって上手になりたいです。 *渋谷先生へ:油絵になってから折り紙が無くなってしまって少し残念です。家では色々折っています。ぶどうはまだ飾っています。また機会があったら教えて下さい。 *中家先生:幼児の先生になった中家先生、人形劇の「シャラシャラ」がとてもきれいでした。中家先生が、すごく考えた事がよくわかります。お紙のイラスト、とてもかわいいです。プラパンで作ったのを大切にしてくれてすごくうれしいです。 *高橋先生へ:やさしい高橋先生。ナレーションがとても上手でした。いつもやさしく色々教えてくれる高橋先生大好きです。大学のお勉強もがんばって下さい。 ☆ご要望 ◎小学校の作品展に出品できるもので、夏休みが終わる前に受け取れるといいのですが... →夏の工作は人形劇の舞台美術の関係で返却が遅れ申し訳ございませんでした。来年からは返却を早める様にします。 ◎夏休みの宿題の指導をしてくれるレッスンがあるとありがたい。 →絵画などは、学校により課題が異なるため個別に対応できかねます。ご了承下さい。 ◎版画や彫刻は学校では授業に入っているのかわかりませんが、家では行う事ができないものを取り入れて頂きたいです。 →版画は辻、彫刻は中家が専門なので、是非カリキュラムに取り入れたいと思います。 ◎人形劇の前にやった「ほぐしあそび」が楽しかったので、ピタゴラスイッチもいいけれど、ほぐしあそびもしてみたいです。 →残念ながら私では役不足ですね。なみぞうサンがいないとちょっと難しいかも? ◎えつこ先生やスタッフのみなさん以外にも、友達同士でクロッキーをしたいです。 →人形劇で仲間意識が一層深くなったので、秋の静物画の後に是非やりましょう! ◎人形劇:今年の夏、初めて参加させて頂きましたが、とても良い経験ができたと感謝しております。しかし、準備のための拘束時間が予想以上に多く、例えば毎週ではなく、何日間集中などの形態にして頂けると、参加しやすいかなと思いました。→貴重なご意見ありがとうございます。今年は月曜日・木曜日・金曜日の3クラスで、さすがに我々も大変でした。今後は特別講座として、有志による取組みの方向で検討中です。全10回は理想ですが、お弁当持ちで午前午後もありかな?と、日程の短縮も調整したいと思います。
風の通り道−1
[小学生高学年] 2010.09.29
風の通り道−1
◎小学生高学年クラスー9月の制作/作者:渡辺沙彩(小6 2004年4月入会) 夏の人形劇で燃焼した子供たちと我々スタッフ。。。秋の静物画の前にサクッと聴想画で繋ごうかな?と軽い気持ちでしたが、さすがの名作続出!絵の具・サインペン・色鉛筆を自由自在に操り、見事な抽象表現になりました。基本を大切にした月日の積み重ねが「本当の自由な表現」を生み出します。形・色・構図にこだわる「アトリエ5・子供クラス」のひとつの到達点です。 ◎感想/渋谷葉子 久〜しぶりになる聴想画。小さいクラスと違って、大きいクラスは体が大きいから寝転ぶだけで大変! 曲は懐かしい「風のとおり通」先生が何回かオルゴールを廻してゆっくりフェードアウト。シ〜ンと余韻を残してからみんなが一斉に作品に取りかかります。このスイッチが入る感じがやはりお姉さん達。小さいクラスの子達と違ってメリハリがあります。 聴想画は何回か経験している子達ばかりなので、サインペンや絵の具の線がとてもなめらか、構成もみんな一人一人違う表現はさすがです。途中、先生がカディンスキーの画集や色彩の明彩度表を見せると作品の密度がグッと上がるので、思わず見入ってしまいます。こういった表現に至るには小さいクラスからの積み重ねと思うと、やはり幼児クラス、小学生(低)クラスの作品作りをもっと大切にしなければと襟を正す気持ちになります。
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