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渋谷/お月見と野菜スタンプ
[親子クラス] 2015.10.12
渋谷/お月見と野菜スタンプ
親子クラス 制作/2015年9・10月 ◎感想/講師:渋谷 葉子 葉が色づき、過ごしやすい季節となりました。 先月は「お月さまを愛でて欲しい」と毎年恒例のお月見制作をして、お団子を食べました。 しかし、子ども達はお月さまよりも、やはりお団子の方が印象に残ったようで…(笑) そして、先週は「野菜のスタンプ」をして遊びました。 4月からスタートしてちょうど半年。 2クラス共定員に達し、親子共どもいいクラス作りができてきました。 水曜日クラスは全員来年幼稚園に入園予定のお子さんばかり。 夏休みが終わり、いよいよ幼稚園を決める段階になりました。 幼稚園のお兄ちゃんを持つ先輩ママがいるので、色々とナマの情報を聞けるのが嬉しいですね。 また、このクラスに韓国人のお母さんが2人いらっしゃるので、夏休み明けはちょっとした文化交流の場にもなりました。 子ども達もママ達のパワーをもらい、恥ずかしがりやさんだった子もずいぶんと弾けて、大きな声でお話をしてくれるようになりました。 毎回「今日は何をするの?」と意欲満々!お月見制作では、ハサミがとっても上手になっていたのにビックリしました。 金曜日クラスは2〜3才と年令に幅があります。この時期の1才差はかなり大きいものです。 定員に達したばかりということもあり、走る子もいれば、お友達と物の取り合いをしたりとトラブルが絶えません。 ですが、ほとんどの子が一人っ子なので、こういう経験は大切です。 「いけない」と教えることも必要ですが、経験の少ないこの時期はある程度吐き出させてあげることが必要だと思います。 そのためには、お母さんも「見守る」我慢がいることでしょう。 このクラスにはお婆ちゃまがいらっしゃるので、そのワンクッションがクラスのいい関係を作っています。 2クラスの成長がこれからも楽しみです。 次回は秋のお散歩会です。 秋の色を探しながらお散歩をして、更に交流を深めたいと思います! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【新年度入会説明会のご案内】 秋のキャンペーンにお問合せを頂き、誠にありがとうございました。 現在2クラス共に定員のため、説明会のご予約をお薦め致します。 日時:2016年2月26日(金)14:00〜14:30 参加費:無料 各回8名様 親子同伴
渋谷/親子クラス:「つながったよ」
[親子クラス] 2015.09.14
渋谷/親子クラス:「つながったよ」
親子クラス 制作:2015年9月 ◎感想/講師:渋谷 葉子 田舎に帰省していて、久し振りに会う子がいました。小麦色に日焼けして、ちょっと背が伸びたかな?ちょっぴりお姉さんの顔になって。おじいちゃん、おばあちゃんと過ごしたから?一ヶ月という期間で子ども達はこんなにも成長するんだということを改めて教えてくれました。 「お休みはどこにおでかけしましたか?」 「何に乗っておでかけしましたか?」 この辺の地域は電車の便がとても良いので、圧倒的に電車が多かったですね。 「先生はバスに乗っておでかけしました」 「降りる時はピンポ〜ンと鳴らして降りるのよ」そんな会話から始まったバスごっこ。 いつもとは違う大きな紙をもらって、ローラーで気持ちよく道を描きます。そして、指ちょんちょんとお花畑。夏の取り組みで絵の具に慣れてきたのは子ども達だけではありません。お母さん方も躊躇することなく取り組めるようになりました。最初の頃「私はあまりセンスがないから」と仰っていたお母さんも、「上手に描こうと思わず、楽しんで描こう」の言葉を素直に受け止めて、近頃ではお子さんと一緒に楽しみながら制作されています。 出来上がった作品を並べると、偶然ながらもどこかの道がつながりました。 「さあ、どこにおでかけしようか?」自分の作ったバスを思い思いに走らせます。 個で始まった制作がお友達とつながった瞬間!! ここに親子クラスのねらいがあるのです。 次回は「お月見」をテーマに制作します。 お団子というおまけもあります。お楽しみに。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【親子クラス・生徒募集について】 秋の入会キャンペーンにつき、多くのお問合せを頂き誠にありがとうございます。 今年度は講師の都合により、2クラス定員のため誠に勝手ではございますが、 募集を打ち切らせて頂いております。なお、来年度の募集は2月末の説明会で 改めてご案内致しますので、今しばらくお待ち下さい。宜しくお願い致します。
渋谷/9月の絵本棚「マーシャ・ブラウン」
[親子クラス] 2015.09.07
渋谷/9月の絵本棚「マーシャ・ブラウン」
◎親子クラス講師:渋谷 葉子 今月は今年の4月に96歳で亡くなられたマーシャ・ブラウンさんの絵本を紹介しています。 マーシャさんは1918年にアメリカのニューヨーク州ロチェスターに生まれました。三人姉妹の末っ子で、みんな本を読んだり、絵を描くことが大好きだったそうです。ニューヨークの公共図書館に5年間勤め、その間に子どもたちへのお話を担当するストーリーテラーとしても活躍しました。そして、1946年に「ちいさなメリーゴーランド」で絵本作家としてデビューします。その後も自作ほか、各国の民話をもとに絵本を出版。作品ごとに大きく画風を変えることでも知られています。コールデコット賞など多数受賞。 「ちいさなヒッポ」 訳/内田 莉莎子 母さんカバはちいさいヒッポに生きる術としての言葉を特訓を教えます。大自然の厳しさと母の愛が力強く美しい木版画で伝えます。 「三びきのやぎのがらがらどん」北欧民話 訳/瀬田 貞二 リズミカルな繰り返しでだんだん大きくなっていくヤギと、川から出てくる大きなトロルは迫力満点! 大人も楽しめます。 「せかいいち おいしいスープ」 訳/こみや ゆう えっ、石からスープができる?いったいどんな味のスープができるのでしょう?三人の兵隊が村人たちにしかけたユーモアに思わずほっこりします。 「空とぶ じゅうたん」 三人の王子は父王の命令で世にも珍しい宝を探しに旅にでます。一番素晴らしい宝を見つけた者が王女と結婚できるのです。果たして結婚できるのはだれ?色鮮やかな色彩にひきつけられます。 「白鳥」作/アンデルセン 訳/松岡 享子 白鳥にされてしまった11人の兄さんたちの魔法をとくため、末娘のエリザは口を閉じ、イラクサを編み続けます。 「スズの兵隊」作/アンデルセン 訳/光吉 夏弥 しっかり者の兵隊はかれんなバレエの踊り子に淡い恋心を抱きますが、運命のいたずらが待ちうけていました。 「影ぼっこ」作/ブレース・サンドラール 訳/尾上 尚子 あらわれては消え、消えてはあらわれる影の精。子どもたちの遊び相手になったり、お化けのようにこわがったり…。アフリカの力強さを見事な色彩で表現しています。 「目であるく かたちをきく さわってみる」訳/谷川 俊太郎 マーシャ・ブラウンの写真と谷川さんの訳の心地よい旋律がぴったりとあっています。
渋谷/親子:夏の造形あそび
[親子クラス] 2015.08.25
渋谷/親子:夏の造形あそび
◎感想/講師:渋谷 葉子 今年の夏は一段と暑かったですね。そんな中、子ども達は暑さに負けず、毎回元気いっぱいにやって来ました。暑い時こそ、思い切り気分を解放させてあげたいものです。昔はどこの家にもいたずらのできる壁や障子があり、外には川や池と、思う存分泥んこ遊びを楽しめる場所がありました。しかし、今はそういった環境が少なく、子ども達もパワーをもて余しているように思います。 7月はお部屋に段ボールを迷路のように並べ、まん中に絵の具をたっぷりと用意し、絵の具遊びをしました。4月からの活動でだいぶ絵の具になれてきた子ども達、自分から進んで思い思いの場所を見付けます。筆やローラーを持って描き始める子、絵の具の容器に手を入れる子、塗り方もグイグイといく子もあれば、職人さんのようにきっちりと塗る子。ひとつの活動をとっても10人10色です。 造形遊びは「こうしよう」といったねらいを持たず、子ども達の意思に任せたいと思います。あえていえば、やっていくうちに「~したい」「こうしたい」を子ども自信で見つけて欲しい、それがねらいです。 8月はテラコッタ粘土を楽しみました。段階を踏んで粘土の取り組みをしてきたので、だいぶ抵抗なく入っていけるようになりました。お団子、へびさん、並べる、積む。作る側から、壊していく子ども達(笑)それでいいと思います。完成することが目標ではありません。 ドロドロ、ベタベタ、グイグイ色々な感触を経験することで、心地よさを感じることを大切にしたいです。また、お母さんが側にいるという安心の元で、少しずつ離れて活動し、自信をつけていけるよう応援していきたいですね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【秋の入会キャンペーンのお知らせ】 ご好評を頂き2クラス定員となりましたので、増設も検討しましたが、後期は幼児クラスの講師も務めるため、今年度の募集は一時終了致します。転勤などで欠員が出た場合は、随時募集をかけますので今しばらくお待ち下さい。宜しくお願い致します。(渋谷)
渋谷/8月の絵本棚:丸木家の人々
[親子クラス] 2015.08.10
渋谷/8月の絵本棚:丸木家の人々
◎親子クラス講師:渋谷葉子 今年は戦後70周年。その節目に戦争を知らない私達世代は、何があったのか事実をきちんと知っておかなければいけないと思います。二度と戦争がおこらないためにも。 今月は丸木家の人々と題して、丸木位里(いり)、俊(とし)、位里の母、丸木スマ、位里の妹、大道あやの4人の画集と絵本を紹介しています。 広島に原爆が投下され、広島出身の位里は親類を捜しに俊と一緒に東京から広島に入ります。その時の様子を共同制作「原爆の図」で長きに渡って制作しました。 丸木スマは休みなく働き続け、高齢となり暇を持て余すようになると嫁の俊の勧めで絵を描き始め、女流画家として注目を集めました。81歳で亡くなるまでに700点以上の絵を描いたといわれています。 その娘、大道あやは花火工場の家に嫁ぎますが、花火の事故で息子を大けが、夫が亡くなるという悲しい思いをします。打ちひしがれている時に友人の勧めで絵を描き始めます。母と同じように、60歳を過ぎてから兄夫婦の元で画家として過ごしました。 丸木位里、俊、スマの絵画が展示されています「原爆の図丸木美術館」は、埼玉県東松山市にあります。元住吉から片道2時間はかかり、かなり遠出になりますが、この機会に是非、一度お出かけ下さい。 原爆の図丸木美術館 http://www.aya.or.jp/~marukimsn/ ☆ 「原爆の図」(画集)丸木 位里・俊 水墨画家の位里と油彩画家の俊。俊が人物を描くと、「リアル過ぎる」と言って位里が墨で塗りつぶします。乾いたところで俊が描き加えると、「まだまだリアル過ぎる」と更に墨を加えます。そんな作業の繰り返しから生ました。 ☆ 「ひろしまのピカ」作・絵/丸木 俊 戦争への怒りと鎮魂と平和への願いをこめて送る絵本。世界20数ヶ国で読み継がれています。 ☆ 「12のつきの おくりもの 」 再話/内田 莉莎子 絵/丸木 俊 寒い雪の日、継母に森でスミレを摘んでくるように命じられたマルーシカ。雪に埋もれた深い森に入っていくと、大きなたき火を囲んだ12の月の精に出会いました。 ☆ 「うみのがくたい」作/大塚 勇三 絵/丸木 俊 船で働いている人たちは音楽が好きで、楽隊を作っていました。音楽が始まると海の魚たちがそれを聴いて喜びます。ところがある日、嵐がやってきて… ☆ 「ねずみじょうど」再話/瀬田 貞二 絵/丸木 位里 おじいさんのそばもちを食べたねずみが、お礼にこがねをどっさりくれました。この話を聞いた隣のじいさんは… ☆ 「こえどまつり」作・絵/大道 あや 小江戸祭りの日、ネコのごんごんは、イヌのちのひ、カラスのあーよとお祭り見物に行きます。ところが、あーよがはぐれてしまいます。 ☆ 「ねこのごんごん」作・絵/大道 あや ネコのごんごんは、年寄りネコのちょんから様々なことを教わります。「なにごとも自分で覚えるのが肝心」とちょんの言葉が心に残ります。 ☆ 「花と生きものたち」(画集)丸木 スマ 70歳を過ぎてから絵を描き始めたスマ。学校へ通ったことがなく、線を引くことすら知らなかったスマの絵はとらわれることなく、自由で伸びやか、生命力に満ちあふれています。
渋谷/親子:『絵の具 だぁ〜いすき!』
[親子クラス] 2015.07.13
渋谷/親子:『絵の具 だぁ〜いすき!』
◎感想/講師:渋谷 葉子 今年の梅雨は雨の日が本当に多かったですね。また、先々週は突然の大雨注意報発令で、急遽翌週に振り替えることにしました。小さいお子さんを連れて雨の日のお出かけは本当に大変です。でも、子ども達はそれにもめげずに元気いっぱいにやってきます。お外で発散できないこの季節、せめてアトリエの中だけでも思い切り弾けさせてあげたいものです。6月は部屋の中に大きな紙を敷いて、筆だけでなく、手や足も使って思う存分に絵の具を楽しみました。最初は手や足が汚れるのを嫌がっていたお子さんも、気が付くといつのまにか画面の中央に入っていました。 昨年から継続している生徒さんはもう大の仲良し。「絵の具」と聞くと、目がキラリ~ン☆ 絵の具の日じゃないと分かった時の顔は本当に可哀想な位ペシャンコにへこみます。とても入会時に絵の具を嫌がっていたとは思えません。 また、先週はビー玉を転がしをしました。ビー玉といえば、いつもレッスンが終わるとお楽しみアイテム、カラコロツリー。ビー玉が転がる心地よい音が大好きです。「そのビー玉でお絵描き?」途端に子ども達の興味のスイッチが入ります。段ボールの箱に紙を敷き、そこに絵の具をつけたビー玉を転がします。思いも寄らぬ模様が面白いようにできていきます。「面白い!これ、お家でもできるわ!」と叫んだAちゃんのお母さん。近頃Aちゃんがお制作にハマって、毎日のように何かを作っているそうです。絵の具の入ったプリンのカップや苺のパックを見ては「こういうのも捨てずにとっておけばいいのね」すると、周りのお母さん方も「うちでもやってみようかしら」と会話が弾みます。 子どもは身体の中にたくさんのエネルギーを蓄えています。それは蓄えるだけでなく、常に放出し、また新たに充電する、その繰り返しの作業が必要です。それは身体を動かすことだけでなく、心も発散させることも大切です。そのツールのひとつとしての「絵の具遊び」をたくさん組み入れています。 絵の具というと、なかなかご家庭で使うのを躊躇してしまいますが、工夫ひとつだと思います。お家ではできないダイナミックな「絵の具」と、ご家庭でもできる「絵の具」を提供できたらと思っています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【親子クラス・夏の特別講座「テラコッタ」】 8月は素足になって、粘土と思いきり戯れましょう。お子さまと一緒に童心に帰って、テラコッタの心地よい感触をお楽しみ下さい。親子共に汚れてもいい服装で起こし下さい。 水曜クラス    8月5日・19日 金曜クラス    8月7日・21日 時    間/10:30~11:30(60分) 持ち物/着替え・軽食(おにぎり・パンなど) 受講料/1500円(要予約) お問合せ   ☎  044-411-5154(10:30〜18:00 休:日曜日) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
渋谷/7月の絵本棚:佐野洋子
[親子クラス] 2015.07.06
渋谷/7月の絵本棚:佐野洋子
◎親子クラス講師:渋谷 葉子 今月の絵本棚は、没後5年を機に神奈川近代文学館にて企画展が行われます『佐野 洋子さん』をテーマに選書しました。佐野さんは絵本の他に童話やエッセイ、翻訳と幅広い分野で活躍されました。絵本においては読み終えたあと、ジ~ンと心に染み込んでいくような余韻が残り、むしろ大人に向けてのメッセージが込められているようで、大人のファンが多いのもうなづけます。この機会に是非足をお運び下さい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 『佐野洋子展』 場所/神奈川近代文学館 期日/7月25日(土)~9月27日(日) http://www.kanabun.or.jp/exhibition/3179/ ・・・・・・・・・・・・・・・・ 「100万回生きたねこ」 佐野さんの代表作。100万回死んでも悲しくなかったねこが、はじめて愛することを知り、愛する者を失って涙を流すのです。 ☆ 「ねえ とうさん」 くまの子どもが、久しぶりに帰ってきたお父さんと一緒に出かけ、お父さんの力強さと優しさに気づく、心温まる絵本です。 ☆ 「だって だってのおばあさん」 だってわたしはおばあさんだから。それが口癖のおばあさん。99才のお誕生日にろうそくが足りなくて5才になりました。だってわたしは5才だもの!新しい生活が始まります。 ☆ 「ちょっと まって」作/岸田今日子 女優の岸田さんが娘宛に作られたお話。ねずみのシムくんはとっても忘れん坊。お母さんのお使いで仲良しまゆさんの家へ。途中、動物たちに次々と伝言を頼まれて、忘れないように色とりどりのリボンを身体に結んでもらいますが… ☆ 「おれは ねこだぜ」 ねこは鯖が大好き!ところがある日、鯖の大群が空をとんでねこに襲いかかってきます。大人も子どもも笑えるナンセンス絵本です。 ☆ 「おぼえていろよ おおきな木」 邪魔に思っていた木を切り倒してせいせいするはずが、なんだかさびしい… なくしてみてはじめておじさんは木が自分を支えてくれていたことに気づくのです。 ☆ 「わたしのぼうし」 赤い花のついたわたしのお気に入りのぼうし。ところがある日、そのぼうしが汽車の窓からとんでいってしまってのです。 ☆ 「空とぶライオン」 毎日空をとんでは、ねこたちにえものをごちそうするライオン。でも、本当はとても疲れていて、ある日空から落ちて動かなくなってしまいます。 ☆ 「おじさんのかさ」 りっぱなかさがぬれるのがイヤで、かさをさそうとしないおじさん。ある雨の日、子どもたちの歌をきいておじさんは、はじめてかさを広げてみました。すると… ・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎お奨めの絵本屋さん:『ともだち書店』 私が毎月足を運んでいる日吉の絵本屋さん『ともだち書店』が、子育て応援BOOK「こどもと読みたい絵本200」に紹介されました。元々のオーナーさんがお引っ越しされる際に、お店を愛するお母さん方が引き継ぎ、今年で40年を迎えます。小さなお店ですが、つい時間を忘れてしまいそうな、ほっこりと居心地の良い絵本屋さんです。時には育児について悩みごとを聞いてもらえる、ママたちには有難い場所です。駅から少し歩きますが、お散歩がてらいかがでしょう? また、毎月第1土曜日の夜7時から私の友人がフルートでジャズコンサートを行っています。お酒とおつまみの持ち込みO.K. 男性の方も大歓迎です。
渋谷/親子:感触あそび と子どもの発達
[親子クラス] 2015.06.15
渋谷/親子:感触あそび と子どもの発達
◎感想/講師:渋谷葉子 親子クラスでは指先の感触遊びを大切に考え、年間計画にに粘土遊びを3回取り入れています。 1回目:小麦粉粘土…初めてのお子さんでも抵抗なく入れる 感触がよい 万が一口に入れても安全 2回目:油粘土…指先に手応えを感じる 3回目:テラコッタ…夏の暑い時期には、泥んこ遊び感覚で身体ごと楽しめる まず物事を認識する場合、大人は知識や経験があるので初めての物でも見ただけである程度の予測がつきます。しかし、何も情報を持たない赤ちゃんは「なめる」ことで情報を獲得します。そして、1才半を過ぎるとそれは「触る」ことに変化していきます。2~3才の時期は一通りの機能が使いこなせるものの、まだまだ未発達な部分が多々あります。ですから、この時期は指先を使った遊びをたくさん取り入れる必要があります。それには粘土遊びが一番適しているのです。しかし、その遊びがあまりされていないのが現状のようです。 先月、幼児クラスでも粘土遊びを行いました。その時、お団子を作る子ども達の手元を見て、圧倒的に粘土の経験の少なさを実感しました。私の幼稚園教諭の経験でも、粘土は個人持ちで、何かの待ち時間に机の上で遊ぶというパターンが多かったように記憶しています。それはクラスの子ども達から聞いた情報からでもあまり変わりはありませんでした。 今の子は「作る遊び」というと赤ちゃんの時期から圧倒的にブロックが主流で、発達の段階をふんでBブロック、レゴブロックと形や大きさが変化していきます。確かに指先の訓練にはなります。つなげることで形にはなります。しかし、それはゼロからのモノ作りではありません。何もないところから作り上げることに喜びがあるのではないでしょうか?ブロックは簡単に形が作れますが、粘土は思うように形が作れる訳ではありません。しかし、自分で形を作り上げることで喜びがあるのです。また、子どもは大人が思うように完成形を目指すのではなく、作るという行為そのものが楽しいのです。「作っては壊し、壊しては作る」この繰返しを思う存分に経験してこそ、次にステップアップするのです。 そして、親子クラスではこの遊びをつなげて皆で共有し、楽しむことを目標にしています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【親子クラス・生徒募集中!】 梅雨のじめじめした嫌な日が続いていますね。こんな日は大人でもめげてしまいます。 親子クラスで思い切り弾けてみませんか? 只今、体験のお申し込みが増えて、金曜日クラスがもうじき定員に達します。 お早めにお申し込み下さい。 日 時/7月3・17日(いずれも金曜日) 10:30〜11:30 持ち物/こちらで用意致します 親子共汚れてもいい服装でお越し下さい。 体験代/1,500円(要予約) お問い合わせ ☎044−411−5154
渋谷/6月の絵本棚:瀬川康男
[親子クラス] 2015.06.08
渋谷/6月の絵本棚:瀬川康男
◎親子クラス講師:渋谷葉子 先月は「母の日」にちなんで「おかあさん」をテーマに選書しました。今月も同じ流れで「 おとうさん」をと考えていたのですが、心に留まる絵本が見つからず、変更致しました。「おとうさん」の絵本でお薦めの作品がありましたら、ご紹介下さい。 さて、今月の特集は「瀬川康男さん」です。「いない いない ばあ」というと頷かれる方も多いのではないでしょうか?優しい色使いとタッチの作家さんです。私も数年前まではこの作品しか知らなかったのですが、2011年夏にちひろ美術館で遺作展があり、初めて瀬川さんの作品を拝見し、幅広い画風にとても感動しました。若い頃からさまざまな画風を会得しようとどん欲に学び、修練を重ねていたそうです。それは絵本画家になっても変わらず、物語の「文体をつかみとりたい」と常に新しい挑戦を試みていました。そして、晩年はタブローで瀬川さん独自の世界観を編み出しました。 ☆ 「いない いない ばあ」 作/松谷みよ子 松谷さんが「あかちゃんの文学」を作ろうと誕生させたこの絵本は、長いこと親しまれています。他にもシリーズで9作出版されています。 ☆ 「ふしぎなたけのこ」 作/松野正子 物語のテンポの良さと、横長の画面が絵巻物のよう。第一回世界絵本原画展グランプリ受章。 ☆ 「ばけくらべ」  作/松谷みよ子 きつねとたねきの化かしあいのお話。墨を使った日本画の色彩とダイナミックな作風で、物語に引き込まれていきます。 ☆ 「ことばあそびうた」  詩/谷川俊太郎 谷川さんの歌のようなリズミカルな詩と瀬川さんのタブローとがベストマッチしたステキな絵本です。 ☆ 「ふたり」  作/瀬川康男 「トムとジェリー」を思わせるようなネコとネズミのふたり。ユニークな言葉遊びと動画のような躍動感溢れる絵がとてもステキ。大人も子どもも楽しめます。 ☆ 「きつねの よめいり」  作/松谷みよ子 おじいさんとキツネの交流を描いた心に残る作品です。淡く優しい色彩が物語感をより深めます。 ☆ 「やまんばの にしき」  文/松谷みよ子 やまんばのというと怖いイメージがありますが、なかなか豪快で愛らしささえ感じます。民話絵本の先駆けとして刊行され、ベストセラーとなっています。 ☆ 「ぼうし」  作/瀬川康男 桃太郎や金太郎、昔話の主人公が麦わら帽子をかぶり「あなた、いつまでかぶっているの?」絵本にっぽん賞受章。タブロー絵本の最高傑作!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 親子クラスに遊びにきませんか? いよいよ梅雨到来!お家に籠っているとパワーをもて余しますよね。 親子クラスで絵の具にまみれて、お子さんもママも思い切り弾けてみませんか? 日    時/6月19日(金)     10:30~11:30 持ち物/ こちらで用意致します。 親子共、汚れてもいい服装でお越し下さい。 体験代/ 1,500円 お問合せ    ☎044−411−5154
渋谷/親子:虹色さんぽ
[親子クラス] 2015.05.25
渋谷/親子:虹色さんぽ
◎親子/講師:渋谷 葉子 先週、2クラスとも好天に恵まれ、親子クラス恒例「春のお散歩会」を実施いたしました。お出かけの前に7色のくじ引きを引き、その色を探しながら歩いて行きます。「あか」でも色々な「あか」があるね。また、新緑のこの季節は枝一本にもたくさんの「みどり」があります。「探す」という楽しみと「見つけた」という楽しみ。何気ない普段の道にも遊び心がたくさん溢れているんです。 昨年、雨天に悩まされ、順延になり2回とも見られなかったブラシフラワーを、今年はちょうど満開の時期で見ることができました。鮮やかな赤と名前の通り独特な形、そこの場所だけがまるで南国のようです。私がお散歩を始めて最初に見つけたお気に入りのお花で、春と秋に2回咲くので毎回楽しみにしています。 このお散歩をアトリエ5では「虹色さんぽ」と呼んで、大切に取り組んでいます。始まりは2007年の作品展の年、それまで一カ所で行われていた会場が、初めて子どもクラスと大人クラスと2ヶ所に分かれました。その時に2つの会場との距離がありましたので、その間を繋げる「遊び心」はないかと生まれました。そして今、親子クラスが大事に引き継いでいます。次回は10月。その時はまた、どんな景色が待っているのか楽しみですね。 ・・・・・ *facebookに活動の様子を追加しました。→☆ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【親子クラス・生徒募集中!】  雨の多いこの季節、親子クラスで思い切り弾けてみませんか?  内 容/「絵の具遊び」  日 時/6月5・19日 いずれも金曜日 10 : 30 〜 11 : 30     (水曜日クラスは満席となりました)  持ち物/こちらで用意致します。親子共、汚れてもいい服装でお越し下さい。  お問合せ ☎044−411−5154 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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