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アンケート/2010春
[サロン5] 2010.06.08
アンケート/2010春
私の手元に子供クラスの「春のアンケート」が届いています。子供たちが持ち帰った作品の感想や、サロン5へのご要望、その他ご質問等、お忙しい中誠にありがとうございました。なお、次回の「秋のアンケート」まで少し空いてしまうので、感想などは、カレンダー下の「メッセージ」又はコメント欄に直接頂けると幸いです。お待ちしております。 ◎カテゴリー:アトリエ5/作品紹介/展覧会/オススメ/虹色散歩/庭の記憶 「自由にあらわすこと。そしてつながりあうこと。」 アトリエ5とご家庭を繋ぐ「春のアンケート」の一部をご紹介します。 Q:子供の絵の額装はどうすればいいのでしょうか? A:ご家庭で大切に飾って頂けると、子供たちも嬉しく励みになります。安価で作品を簡単に差替えるタイプもございますが、少し奮発してマット付きの「いぶし銀の額」をおすすめしています。私は息子(もう社会人ですけど。。。)が、小学生時代に描いた絵を飽きずに飾っています。6月末まで、アトリエ入口にサンプルとして展示します。価格などお問合せ下さい。 ◎子供の作品の感想……我が子を想う心に、記していく内に胸が熱くなりました。2011年3月には作品展を開催します。            皆様のご期待に添える様、丁寧な指導に努めて参ります。どうぞ宜しくお願い致します。            初めての方は、当ブログの「作品紹介」をご参照下さい。 ・初めて描いた鳥の絵。じっくり観て描いてあり、楽しそうでいいです。 ・自分で考えた虫たちを、自分の森に放してあげた感じで、虫を大切に描いた気持ちが伝わってきました。リビングの壁に飾って、毎日眺めています。 ・先生からのコメントを頂きましたが、本人の意欲も向上し、私共も見方の幅が広がり、大変参考になります。 ・春風を思わせる多色な色づかいや細かな模様のかき込みなどなど、成長を感じます。 ・昨年の「春風」とは色の感じが違うし、その時々の感性と表現方法、技術で、全く別の作品が生まれ楽しめました。 ・様々な道具を使った作品でしたので、面白いタッチで仕上がっており、本人も「楽しい!」と話しています。絵を描く事、表現する事の楽しさが表れていると感じました。 ・とても楽しい時間だったと言っていました。作品も、とてもきれいで細かくデザインしてあり驚きました。 ・じっくり見て描いた虫、力強く自由な感じの背景と、驚くことがいっぱいの作品でした。飾りたいです。 ・素直に、素敵だなあと思いました。昆虫も今で見た事が無い様な細やかさで描かれていて、こんなに上手に描けるんだと驚きました。アトリエ5マジックにかかったような絵だなと、ふと思い出しては見ています。 ・いつもながら一カ所だけ、ぐ〜っと集中している部分があり、今回はまさにちょうちょの部分だなと思いました。細かく描けている事をほめてあげました。 ・いつもながらダイナミックで、さわやか感が伝わりました。彼女らしく自由な感覚は、大人には決してマネできません。 ・ピンク色が好きで、自宅や学校では殆どピンクが中心になりがちですが、専門の先生のご指導、絵の上手なお友達の刺激で色彩の世界が広がり、春をどの様に感じているか、良く伝わってきました。 ・入会して初めての作品に感激です。1つの作品をつくるのに、何回も手を加えるという作業をするのが初めての息子には、より心のこもった作品になったと思います。 ・サインペン、クレパス、絵の具など、いろんな道具を使って、とても素敵な絵ができ上がっていました。切り貼りすることが、子供はとても楽しかった様です。 ・クレパスの線や絵の具のにじみ具合が、本当に春風を想わせて、色彩も個々のイメージが豊かに表れていて素敵でした。  魅力的な世界が、絵として完成していて、その子の思いが感じられる作品でした。 ・主人も私も、作品の話を聞いたり、飾って眺めるのがとても楽しみで、家族全員で楽しませて頂いております。 ・毎週楽しみに通わせて頂いています。「週に2回あってもいい!」と言っていました。 ・本人が「楽しい!」と通ってくれる事が、教室の雰囲気など全てを語っていると思っています。これから先も、楽しい環境の中、素敵な作品へ出会い、いろいろな刺激を受けて欲しいと思っています。 ・色使いがとてもきれいで、とっても感動しました。しっかりと基礎を学んで、さらに感性を育てていってもらえれば嬉しいです。 ・家や学校では、なかなか描けない大胆な絵を思いっきり描けて、楽しんでいる様です。そんな姿を見て、私もとても嬉しく思います。 ◎ブログの感想……これからも、アトリエ5の日々の出来事を中心に、私のつぶやきも素直に綴っていきたいと思います。          応援メッセージがとても嬉しかったです。ありがとうございました。 ・美術を好きになる心と、自然を愛でることは、通じるものがあると感じました。 ・「花っていいなあ」としみじみ眺めさせて頂きました。まずは、部屋に一輪飾るところから始めたいなと思いました。 ・楽しく季節を愛でる事ができました。お花の名前も初めて知るものが多かったです。土にはえている草花と、いけた草花の違いを子供に知って欲しいなあと思いました。 ・過去のブログでしたか、サイトでしたか忘れましたが、その文章を読んで「入会」を決めました。 ・ひとりごとっぽいですよね。
アスパラとアイビー
[幼児クラス] 2010.06.03
アスパラとアイビー
幼稚園児ー春の観察画 ◎制作のねらい ・ものの特徴をよく観て表現することを、楽しみながら身につける。 ・緑と赤のモチーフの色の対比の美しさを感じて描く。 ・周りに白いクレパスで線を引き、モチーフが美しくみえる背景の色をつくる。 ・絵の具、クレパスのお道具の使い方を丁寧に指導する。 ◎感想/講師:中家総子 主役のモチーフにFクラスではアスパラを、Gクラスではアイビーをそれぞれ描きました。赤い房つきトマトとの色の相性が抜群です!当日に悦子先生がお向かいのクリーニング屋さんから頂いた夏みかんも加わり、色彩豊かな画面に仕上がりました。 幼児さんにとって描く難度の高いアスパラですが、みんな臆することなく向かっていました。先っぽの複雑な色もその子なりに感じ取り描いていて、感心しました! アイビーは大きさの違う葉をよく観て描き分けました。先っぽの小さな葉っぱの可愛さに引き込まれて、楽しんで描くことができたと思います。緑は難しい色でクレパスをそのまま使うと、生っぽくてけばけばしい色になってしまいます。今回クレパスの色をたくさん重ねて一人一人が良い緑色を作れました。まわりは白 いクレパスでお散歩の線を描き絵の具で思い思いの色を塗りました。
キャベツとビー玉
[小学生クラス] 2010.06.02
キャベツとビー玉
小学生低学年クラス・春の観察画 ◎制作のねらい ・「よく観て描く」とはどういうことか、佐藤忠良「木」のスケッチを紹介し、   物の質感や量感、生命感を表現し描いている凄さを感じてもらう。  ・自然物のキャベツと工業製品のビー玉がもつそれぞれの美しさの違いを感じて描く。 ・蓮根とビー玉を利用して背景の構成を考える。 ・モチーフが美しくみえる背景の色を考える。 ◎感想/講師:中家総子 今回導入で佐藤忠良さんの木の素描を紹介しました。自然物に敬意を込めて、真摯に向き合い表現を続けている忠良さんの姿勢を子ども達にも伝えたかったからです。作品を観た後、キャベツを実際に手に持たせ重さやみずみずしさを感じてもらいました。みんなスイッチが入ったようにキャベツの断面の細か い表情を真剣な眼差しで描いていました。モチーフの美しい色をクレパスで再現するため、何度も色をかさねている姿もとても素晴らしかったです!自然物のお野菜との対比で工業製品のカラフルなビー玉をアクセントに使用しました。ビー球の配置を考えることで構成についても学びました。ひとりひとりがよく観て描き表現する ということを学んでくれたと思っています。
おでかけ5−2010,5月
[親子クラス] 2010.05.31
おでかけ5−2010,5月
お天気に恵まれ今日も楽しく虹色散歩です。くじ引きで当たった「色」の積み木を手に、出発進行!ブレーメン通りをきょろきょろ。。。「きいろあった!」「むらさきあった!」と意外な所に「自分の色」を探し、親子で大騒ぎしながら、井田公園に到着しました。アトリエ5でお馴染みのシャボン玉でたっぷり遊んだ後は、「お水でお絵かき」です。 ペットボトルの蓋に小さな穴を空けて、乾いた砂の上に水を垂らしたり、ぴゅ〜っと飛ばす遊びです。これは、アメリカの抽象画家・ジャクソンポロックが行った「ドリッピング」という技法に近く、描く行為の原型ともいえます。私は、画用紙に描く前の準備段階として、野外でのびのびと線描を楽しんで欲しいと思い、「おでかけ5」の活動を始めました。ぴゅーっと描いては「わあ〜っ!」と歓声が上がり、両手を挙げてぴょんぴょん跳ねる歓喜の姿に、「これだ!」という感動がありました。お天気が良ければ次回も是非やりたいと思います。 だんだん調子が出てくると、水道で給水。。。ところがなぜか蛇口の周辺で、仲良くじゃ〜っとお水を流す事に夢中になって、まるで打ち合わせをしたかの様に、「汲む→二人で並ぶ→お水じゃー」を何度も繰り返し、すっかりびしょびしょ!他に絵本なども用意していたのですが、子供たちが次々に遊びを開発する勢いに圧倒され、お母様方とそっと見守る事にしました。でもそろそろ。。。もっともっと!と言うところをなだめ、あたたかな日差しを浴びながらおやつタイムにしました。お母様方ともゆっくりお話ができて良かったです。 帰り道で、公園近くのお家の方に、赤紫と白のホタルブクロを分けて頂きました。きれいな花を手に「ありがとう!」とお礼もちゃんと言えました。今日も本当に楽しかったです。こちらこそありがとうございました。 次回は6月28日(月)13:30 〜15:00 参加費無料・雨天中止/予約・お問合せ:☎044-411-5154/講師:辻
ジョセフ・コーネル
[ツジエツコ] 2010.05.30
ジョセフ・コーネル
千葉の川村記念美術館で開催中の、箱のアーティスト・ジョセフ・コーネルの展覧会に行ってきました。今回は展示室が暗く、壁面には小さな星がたくさん鏤められていました。コーネルの箱に込められた小宇宙をゆっくり巡り鑑賞する趣向です。さらに高橋睦郎の詩とのコラボレーションで、洗練された空間になっていて、時間を忘れてしまいました。記念に出版された『箱宇宙を讃えて』 を購入しましたが、珍しいフランス綴じで困惑しています。 見えない天使? それともキューピッド?はささやく 正装なんか捨てちゃえ 人間なんか脱いじゃえ 裸にならない限り 光の国には はいれないよ あと、昨年の「マークロスコ展」も、心に深く残る展覧会でした。昔から大好きな作品群でしたが、本物は色だけでなく絵の具の質感に圧倒され、祈る様に描かれた画布の前に立ち尽くしてしまいました。色が持つ意味性。。。私が子供クラスで「同系色」の混色にこだわる訳もここにあります。帰りにミュジアムショップで、フランクステラの小さなピンバッチを2個買いました。とてもきれいです。 鑑賞後は、いつもの様に池を一周しました。自然散策路はあまり手が入り過ぎる事が無く、雑草も伸び伸びでそこも気に入っています。仕上げに様々な「緑の同系色」を体感し大満足!いつも通り至福のひと時でした。あじさいも莟をたくさん付けていたのでまた行きたいと思います。ちょっと遠いけれど、武蔵小杉から総武線に乗れる様になったので助かります! 中高生クラスは、6月からコーネル作品を学び、箱のコラージュ制作に入ります。色ガラス・石塑粘土・銅線・楽譜・写真・ビーズ・毛糸など素材の準備はほぼ完了です。子供クラスで絵画・工作・版画・油絵など、様々な表現で腕を磨いてきたメンバーが、思春期になって「作る」にふさわしいテーマ設定と技法を用意しました。お楽しみに!
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