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本田/小学生:春の生き物
[小学生クラス] 2014.05.02
本田/小学生:春の生き物
小学生クラス  2013年4月 ◎ 感想/講師:本田雄揮(月・水曜日クラス) ◎作品のねらい   ・『春』というキーワードから抽象的な色や形を作り、そこから空想を広げ生き物を表現する。   ・基本的な道具の正しい使い方を知り、表現を工夫する。   ・様々な道具を使ったテクスチャー作りを楽しむ。 4月となりアトリエ5の新しい1年がスタートしました。今年度は作品展も開催されるので講師陣も気合い十分です。皆さんどうぞよろしくお願いいたします! 新年度一発目は、春の空想画『春の生き物』。 シンプルなテーマですが、だからこそ子ども達のイマジネーションが広がります。 まずは、まぜ色を駆使した『春色紙』に、はさみで不思議な形を切っていきます。 その形に反応していきながら、ブロック、爪楊枝、ヘラ、バレンなど、様々な道具を使い生き物の『手触り』を作っていきます。 ザラザラ、フワフワ、モコモコ、そしてもっちり(小2の男の子が自分のほっぺたを触った時の印象です。ステキ。)などを、紙を削ったり穴を開けたりして表現します。 画鋲でプチプチ夢中で穴を開けていた男の子が、目をキラキラさせながら叫びました。 『ぼく、これ、気に入る!!』 …気に入ったではなく?まさに『今』の感動を率直に伝えてくれました。心震えるセリフです。 最後に生き物を台紙に貼り、余った『春色紙』をクラス全員で交換していきながら周りをより楽しく仕上げて完成。 表現に偏りがでないのはさすが。まぜ色が美しく、貼っていない部分の想像も広がっていくステキな作品となりました。 スタートに相応しいとても楽しい制作となりました。 ===================== ◎小学生クラス  :『道具の正しい使い方』 今回の制作は特に、はさみとのりの正しい使い方を詳しくおさらいしました。 みなさん、はさみとのりの正しい使い方、ご存知ですか? 道具の正しい使い方は知っているようで知らない、できるようでできないものです。それは子どもも大人も同じです。 ではなぜ正しい使い方をしなければいけないのか? 正しい使い方をすれば、まず姿勢が美しくなります。気持ちがまっすぐになります。制作に余裕が生まれ、表現の幅が格段に広がります。 はさみを動かさず、紙をこまめに回して切った子ども達は、以前よりとてもかっこよい形が出来上がりました。 のりをつけすぎずしっかりと薄く伸ばし、ぎゅっと上から押した子ども達は、以前よりも台紙も汚さずバランスも美しい貼り方で完成できました。 正しい使い方に、難しくできないことは、何一つありません。実はとても簡単なことで、表現は飛躍的に豊かになるものなのです。 一方、現代はスティックのりや安全で手軽な紙を切る道具など、ニーズに合わせたサービスが施されたものが使用されることがほとんどです。 『そっちの方が便利じゃーん。私そっち使うから別に正しい使い方、知らなくてもよいわ。』と思うのは当たり前です。 しかし、本来はさみは危ないものです。のりはべたつくものです。だから正しい使い方が必要だったのです。 便利で安全な道具は、使い勝手がよい一方、本来の性質から使用者を遠ざけ、テキトーな使い方を許してしまう傾向があります。 いくら便利でも、テキトーな使い方でよい表現ができるはずもありません。最初からそれでは、ひとつひとつの作業が軽視され、表現は委縮する一方でしょう。 『便利だと思ったらなんかうまく切れない、くっつかない。つまんない、やーめた。』なんてことになりかねません。 道具使用方法の簡略化は、表現の広がりを危ぶむものになりかねないのです。 『自ら工夫する心を育てる第一歩は、道具の正しい使い方から』 いくら便利で安全な道具があっても、アトリエ5では、はさみは切れるもの、のりはべたつくものという大前提を忘れず指導しています。 指につけて使用するのりをマスターしたアトリエの子ども達は、スティックのりでも出し過ぎてベタベタになることはおそらくないでしょう。 はさみでけがをすることも、うまく切れなーい、先生やってーということもおそらくないでしょう。 大人になって重要書類をのりで台無しにすることも、かっこ悪い紙の切り方で同僚に幻滅されることもないでしょう。 もし、はさみやのりの使い方に自信のない大人の方は、是非お子さんに聞いてみてください。 きっとちょっと驚くくらい美しい切り方、貼り方をしてくれるはずですから。 ===================== *facebook[アトリエ5]に生徒作品を追加しました。→☆
山田/幼児:光のシャワー
[幼児クラス] 2014.04.29
山田/幼児:光のシャワー
幼児クラス / 制作:2014年4月 ◎感想/講師:山田 稔子 今年度の幼児クラスは、賑やかに始まりました。 これまでの木・金曜日クラスに加え、水曜日クラスがオープン。 3つのクラスのカラーの違いがすでに出ていて面白いです。 初めてのことがたくさんの4月は、子どもたちもヤル気満点! 跳ねるようにアトリエにやってきて、瞳がキラキラ、声も弾んでいます。 春だもんね、ピカピカだよね。そんな気分を、空想にのせて表現します。 春のカケラがひらひらと、真っ白画用紙の上に舞い降りたら そこから「光のシャワー」が降り注いできました。 クレパス全24色、色の名前も確かめながら1本1本、気持ちよく線を描きます。 光を浴びに、アリさんや仲間たちが遊びにやって来た! チョウチョにテントウムシにオタマジャクシ。お花も咲きます。 自分で混ぜてつくった色の絵の具で背景を彩ると、 光のシャワーの間から空がのぞいたり風が吹き抜けたような感じに。 絵の具を筆でぺたぺたする感触が気持ちがよくって思わず手で描き出す子も(笑) 4月だし、頑張りすぎずさっくりとできれば十分、、と思いきや 「まだまだ描きたい!」とっても熱中してお絵描きできたのでした。 直感で選んだ色合わせがイキイキ輝き、筆あとも踊っています。 ようし、これから一年どんどん描こう!パワーのみなぎるスタートです! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ **幼児クラス 生徒募集中** 4月からスタートしたばかりのお友達も多く、まだ若干の空席もございます。 新生活が軌道にのり始め、そろそろ何かおけいこを... とお考えの方、是非一度レッスンの見学・体験にお越し下さい。 5月のレッスンは旬のモチーフ「観察画」の予定です! ご予約・お問い合わせ:アトリエ5☎044-411-5154
山田/日本画:細密描写「枝」
[デッサン油絵] 2014.04.21
山田/日本画:細密描写「枝」
日本画クラス /2013~2014年 秋冬 ◎ 感想/講師:山田 稔子(土曜日午後クラス) 日本画クラスの方々の作品を紹介します。 アトリエでのキャリアも長く、表現力のある四名です。 これまでの様々なモチーフの写生や技法の習練を踏まえ、 秋冬にかけ基礎演習として「枝」の細密描写に取り組みました。 枝切れ一本という一見地味なモチーフ。背景もなしです。 意図やねらいは後回し、まずは写生。素直に対象と向き合うことを通して、 何が自分の心に響くのか、それぞれの美の感覚が導き出されます。 写生で捉えた対象の姿を墨の線で丁寧に写し取り、形を定めます。 最初の色・水干絵具での下塗りには、表面に見えている木肌の色ではなく、 「対象の内側に感じる色、感触や重みの印象の色」を選び置いてみました。 朱があれば緑もあり、紫に紅色と、それぞれの捉え方の違いが現れました。 ここから、重ねて複雑な色を表現していく彩色描写がスタートです。 土や貝殻・鉱物でできた顔料と膠を、皿の上に指でゆっくり滑らかに溶く。 筆に含む水分量に気を配る。筆先を立てるか寝かせるかで違う絵の具の降り方。 塗った絵の具が、紙の上でよく乾いているか、表面温度で確かめる。 日本画の制作は、非常に触覚的です。 時間がかかりますし、扱いのコントロールが微妙です。 ほんの少しの加減で変わる効果との呼応で進めます。 一進一退に思えても、日進月歩。皆さん丁寧に、根気よく、 そして少しずつ着実に勘を身につけていかれる過程が見てとれました。 細密描写ですが、単なる見た目の写しではない実在感を目指します。 それは、対象そのものと、描く人の間にあると思います。 そこにその人の個性が表れるのではないでしょうか。 想いも、描きぶりも、四者四様。 完成時には、背景にスっと空気が抜け、主題がふと立ち上がるような感じがありました。 それぞれの方の持ち味が滲み出て、シンプルながら味わい深い作品となりました。 今回の制作で得た感覚を、是非次回作にも活かしてゆきましょう。
渋谷/親子:はらぺこ あおむし
[親子クラス] 2014.04.14
渋谷/親子:はらぺこ あおむし
◎講師:渋谷葉子 制作:2014年4月 春休みに入会者が続々、4月には一気に2クラス開講の運びとなり嬉しい悲鳴です! 今年度最初のレッスンは、とてもにぎやかに始まりました。 親子クラスの導入は、まず手遊びから。緊張した表情が一気にほぐれます。 そして、今回の絵本は「はらぺこ あおむし」 鮮やかな色彩とたくさん食べ物が出てくるので、こども達は大好きです。 しかけの穴に指を入れて「むしゃ むしゃ」とやってみせると、 じ〜っと食い入るように見ていましたよ。 絵本のあとは絵の具遊び。クレパスであおむしを描いて、絵の具で塗ります。 今回のねらいは、青と黄いろを混ぜて、みどりを作ること。 色の多い少ないで、黄みどりになったり、青みどりになったりします。 こども達よりも、ママ達の方が真剣です。 ママが夢中になると、こども達はじっと待っていられません! 出来上がった緑色をぐい〜っと筆で運ぶと、やめることを知りません。 今日作った緑色は、こども達の記憶にずっと残ることでしょうね。 次回も「はらぺこ あおむし」で楽しみます。 私も子育ての時には、この絵本がボロボロになるまで何回も読みました。 そして、そのうちにこどもが覚えて、私に読んで聞かせてくれるようになりました。 やさしい文章と言葉の響き、そしてあおむしの変化していく様。 思い出絵本、ベスト3の一冊です。 お母さんのその日の気分で、ちょっと調子を変えて読んでみたり、 時には、お父さんの太くたくましい声で読んでもらったり。 繰り返し何回も読んでもらうことが、心の栄養になるのだと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【親子クラス・春の体験会受付中!】 活気のあるクラスがスタートしました! まだ、若干のお席が空いております。 是非、この機会に始めてみませんか?         ☆ 日 時:4月16日(水) 10:30 〜 11:30 受講料:通常1,500円→割引500円(当日納入)     *無料券やクーポンのある方はご持参下さい。 持ち物:汚れてもいい服装でお越し下さい         ☆ ご予約:15日(火)18:00まで受け付けております お問合せ ☎ 044−411−5154
春の5の会・参加者募集中!
[AKIYA] 2014.04.09
春の5の会・参加者募集中!
写真:昨年の様子(和やかに前田川散策中〜!) ◎辻悦子 爽やかな春の風に、元気よく集う子供たち。アトリエ5の新年度のスタートです。 今週「春の5くんだより」をお配りしています。恒例の「5の会」も予約開始〜。 海山川の3拍子揃った「秋谷」で、皆様とご一緒に「春」を体感しましょう! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【春の5の会】 参加者募集中! 時 :2014年5月5日(月・祝)〔注意〕小学生クラスのレッスンは休講になります。 所 :AKIYA他 (JR横須賀線「逗子駅」バス2番乗り場より約25分、「秋谷」下車) 集 合:元住吉駅改札に9:30 時間厳守/現地「AKIYA」に11:00(ご予約時にご希望を) 解 散:秋谷海岸/15:00・夕焼けまで延長自由 内 容:秋谷の前田川散策・昼食(お弁当)→秋谷海岸で砂のオブジェ作り・シャボン玉 持ち物:お弁当・カメラ・飲み物・おやつ・シート・おしぼり・シャボン玉(ある人) 参加対象:アトリエ5の生徒・保護者・兄弟姉妹・スタッフ・OBOG 参加費:大人・中高生1000円・親子2000円・兄弟姉妹500円(当日納入) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎ご予約:当ページの右上「メッセージを送る」から随時OKです。→ 4月26日(土)19:00〆切(先着20名様+スタッフ) 参加人数:生徒名・保護者名・兄弟姉妹 集合場所:9:30 元住吉駅/11:00 秋谷 解散時刻:秋谷海岸/15:00・夕焼けまで ◎昨年の5の会:ブログはこちら→☆ ◎facebookに楽しい写真44枚も!→☆ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
渋谷/4月の絵本棚
[親子クラス] 2014.04.01
渋谷/4月の絵本棚
◎親子クラス講師:渋谷葉子 今まで眠っていた草木が一斉に花開き、入園入学式と新しい生活がスタートします。 身も心も軽くなり、ウキウキ、ワクワクと気持ちが弾んできますね。 アトリエ5の玄関には、そんな生徒さんを可愛いたんぽぽのお花がお出迎え。 それに合わせて絵本も「たんぽぽ」の作者、平山和子さんに決めました! 私が初めて絵本読み聞かせの講習会に参加した時、紹介されたのがこの絵本でした。 講師は大学の先生で、学生に最初の読み聞かせに読むそうです。 たんぽぽは可憐な姿とは真逆に、地面の下では太く長〜い根をおろしています。 その様子を絵本4ページに渡って見せ、出版当時はとても斬新なアイディアだったと思います。 ご主人の平山英三さんも絵本作家であり、お二人で新しい絵本の世界を開いてきました。 幼い頃から植物を愛でてきた平山さんならではの視点がステキです。 「母の友」に掲載している作者のページも合わせてご一読下さい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ★展覧会のご案内★  生誕120周年「武井武雄の世界」    3月26日(水)〜4月6日(日) 日本橋高島屋 8階ホール    4月23日(水)〜5月5日(月) 横浜高島屋  8階ホール 大正から昭和にかけて、「こどもの心にふれる絵」の創造をめざし、「コドモノクニ」「子供之友」 「キンダーブック」などの児童向け雑誌で活躍しました。特に“童画“〈大人が描くこどものための絵〉 という言葉を生み出しました。発表された作品はこどもが喜ぶだけでなく、大人が観ても満足する 芸術性の高いものです。また、版画、郷土玩具のコレクションと研究、玩具の創作、本の装丁など のデザイン、造本など、途方もない引き出しの数々とアイディア。こどもの国の魔法使いです! 少し古いイメージを持って観に行きましたが、いえいえ、古さを全く感じさせず、美しい色彩と武井 さんの創造の世界の広さに、只ただ圧巻でした。雑誌を愛読されていた世代の方々が観に入らしてい るので、混み合うこともなくゆったりと武井さんの世界に浸れますよ。是非、観に入らして下さい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ = 親子クラス・春の体験会・参加者募集中!= 春です!装いも軽くなったこの季節にさあ、お子さんと一緒に何か始めてみましょう! 3月末に入会者が増え、2クラス開講致しました。まだ、若干お席が空いておりますので、 関心おありの方は、是非この機会に体験に入らしてみて下さい。 体験会:4月16日(水)10 : 30 〜 11 : 30(定員5組様・先着順・入会をご検討の方対象です。) 体験代:通常1500円→割引 500円(キャンペーン期間のみ) 持ち物:こちらで用意致します。汚れてもいい服装でお越し下さい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【お問合せ・入力フォーム】 春休み:4月1日(火)〜4月6日(日)も随時受付中! 期間中のお問合せはなるべく下記からお願いします。 https://atelier-5.com/contact/index.html#contents01 (←クリック) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 春休み中のお電話でのお問合せは、不在の場合もございます。 予めご了承下さい。☎044−411−5154 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本田/小学生:花器と春の芽吹き
[小学生クラス] 2014.03.29
本田/小学生:花器と春の芽吹き
小学生クラス  2013年3月  ◎ 感想/講師:本田雄揮(月・水曜日クラス)  今年度最後の制作『花器と春の芽吹き』。大変有意義なものとなりました。生け花の持つ空間美。その凛とした空気が教室全体に広がり、心地の良い雰囲気の中、個々が持てる力を十分に発揮できました。 3月の制作は、例えるならば『花』です。春に芽を出し、夏に枝葉を広げ、秋に色付き、冬を超えて膨らんだ、子ども達それぞれの『感じ、表現する力』の蕾が、いよいよ美しく咲く。まさに集大成です。 花を咲かせるのに必要なことは、蕾に直接手を加えることではありません。それは無理やり早く美しく咲かせようと『結果』を焦るあまり、余計な歪みを持った花になってしまいます。大切なことは『土』です。 アトリエ5では、1年かけてゆっくりと様々な栄養分を土に含ませ、それを子ども達が自ら吸収し、ゆっくりと着実に成長してきました。 最後にどんな花を咲かせるか、それは子ども達が自ら選択するものです。土づくりを終えれば後はその力を信じ、じっくりと見守る。それが講師の、そして大人の役目です。余計な指導は極力控え、制作中の選択を出来るだけ各自に委ねる。そうして咲いた花は、色、かたち、大きさは全て異なり、しかしその全てが『美しい』と言い切れるものでした。 ある小2の男の子が、制作中に誰ともなく呟きました。画面に絵の具でのせた濃いめの藍色、それをじっと見て「…つよいなー」と一言。 この一言が私は忘れられないほど印象深く心に残りました。 なぜかは複雑でうまく説明できませんが、少なくともこの言葉は、彼が自ら育ててきた「花」が素晴らしく咲いたことを十分に感じさせてくれるものでした。 それぞれが見つけた『感じ、表現する力』。この先もゆっくりと力強く育んで欲しいと思います。1年間ありがとうございました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *facebook[アトリエ5]に、作品と制作の様子を追加しました。→☆
中上/小学生:花器と春の芽吹き
[小学生クラス] 2014.03.29
中上/小学生:花器と春の芽吹き
小学生クラス 2014年3月 ◎作品のねらい ・花器と植物の構図を効果的に捉える ・作品に対して自分のイメージを持ち、背景の表現方法を考える ・自分の表現方法にあった筆と絵の具の使い方を学ぶ ・今の自分を大切にし、気持ちをこめて作品に向かいあう ◎感想/講師:中上佳子(火曜日クラス) 今年の春は行きつ戻りつ、来そうでまだ来ないと待ち遠しい思いをしました。いよいよ桜の開花する頃!子供たちの作品も今年度最後の集大成です。今回の観察画のテーマは花器、それとじっと春を待つ新芽たちです。今回は華やかな春の花を描くことよりも、花器の存在をどう活かすかを主題として挑戦してもらいました。 花器は三種類。個性の異なる花器に合わせて、主宰の辻に自宅のお庭で育った葉牡丹、猫柳、南天、ヤツデの実を生けていただきました。今年の大雪を乗り越えた辛抱強い植物たちは、お花屋さんで見かける植物とは違った生の姿。子供たちは触って感触を確かめながらそれぞれ描きたいと思う花器の前へ集合! 制作で大切にする事と、日本画家の小倉遊亀さんや、洋画家の坂本繁二郎さんの作品を紹介した後は、とにかく子供たちの描くイメージをじっと見守ることを一番大切にします。それは一年を通して様々なことを知り、学び、ともに時間を過ごしてきた子供たちを信じることでもあります。クレパスのひっかき、たらしこみ、混色、重色、淡彩・・・今年一年体験してきた様々な技法の中から、子供たちは自分の作品のイメージにあった表現を選び、筆を運んでいきます。制作が一区切りついた時やお片づけのときに、冗談を言ったり笑ったり、和やかな雰囲気が生まれるのはいつもと同じなのですが、完成に近づくにつれ、いつもと少し違う、今年一年の自分に対して真正面から臨んでいる空気が濃くなっていくのを感じました。皆、言葉に出さなくとも“今の自分を出し切りたい”と思っていたのだと思います。まさに、集大成という言葉通り、心のこもった一枚が完成しました。 レッスンは、どのクラスも同じということは無く、そのクラスの子供たちと季節と作品が響き合い、その瞬間に生まれてきます。火曜日クラスの皆と一緒に過ごせた時間は本当に貴重で、私自身も子供たちの姿から学ぶことも多く、とても楽しかったです!4月から、またそれぞれの新しいステージで、精一杯楽しむことができるように応援しています!一年間、どうもありがとうございました。
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