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山田/小学生「夏の丘のかざぐるま」
[小学生クラス] 2014.07.23
山田/小学生「夏の丘のかざぐるま」
小学生クラス  2013年7月 ◎ 感想/講師:山田稔子(火曜日クラス) 古風で粋な柄の和紙は、以前に悦子先生がお知り合いの方から譲り受けたというもので、 この夏、火曜日クラスの子どもたちが工作に活かしてくれることになりました。 元々人形づくりに使われていたというこの和紙の、モダンな着物柄は、 昔の日本の子どもを連想させました。 着物を着ていた時代の子どもたちはどんなだったのだろう、 どんな遊びをしてたんだろう、とみんなで話したりしながら、手作業が続きました。 投げかけたテーマとしては、風の吹き抜ける丘、のイメージ。 昔のかざぐるま(和紙製)と現在のかざぐるま(木製)が、そこに佇む感じです。 複数作って構成し作品にまとめあげること。 主役・脇役のかざぐるまを考えながら、一つひとつ、作っていきます。 細かい作業で、組み立て手順がややこしかったりもしましたが、 手を動かすうちにすぐに慣れてしまうのはさすがです。 麦わら帽子を花器のようにして、作ったかざぐるまたちを素敵に生けるためのヒントを いけ花の写真資料から探しました。 「高さの差があるのがかっこいい」「線がまっすぐなところと、かたまりがあるのがいい」 いけ花作品から自分の感じた「よさ」を、描いてみたり言葉にして共有しあい、 そこから構成に向かいました。 大きさや高さ・量のバランスで、ちょっとした表情が変わります。 空間の構成なので、上下左右+前後へと、それぞれの感覚や発想が発揮されます。 素材の扱いにも色々と細かな工夫が凝らされ、 また「ここは暖かいところ、こっちが涼しいところ、向こう側が冬」 「風が吹くから、高い山みたいにしたい」等々と、 作者なりの想い・意図も込められたことを耳にすると、 三次元以上の次元を持っている立体表現になっていてそれぞれ面白いです。 完成少し前に、作品のアクセントとなる夏草や小枝などを集めてきてもらったり、 採りに行ったりもしました。 そんな時間の思い出も、作品と一体になっていることと思います。 どの作品も、目に見える見所、聞いてわかる見所満載となりました。 振り返ってみると、扱う道具・素材もかなり多様な取り組みになりました。 制作を通して、色々な感覚が身についたのでは?と密かに期待しています。 難しくも楽しいものづくりの時間の中、自分なりの 「こうしよう」「こうしたい」「できるかな」「できた!」の想いを繰り返すことが 手の豊かさ、心の成長にいいビタミンになっていると信じています。 みんなよく頑張りました。 楽しい夏を過ごし、リフレッシュして下さいね。 *facebook「アトリエ5」に、作品写真と制作風景を追加しました。→☆ ============================ 〜こども美術コース・小学生クラス 生徒募集中〜月曜日クラス/火曜日クラス/水曜日クラス ・低〜中学年(15:30~17:00) ・中〜高学年(17:00~18:30) 体験・見学随時受付中です。お気軽にお問い合わせ下さい。 ☎:044-411-5154(アトリエ5) ============================
山田/幼児クラス「お花の風鈴」
[幼児クラス] 2014.07.18
山田/幼児クラス「お花の風鈴」
幼児クラス / 制作:2014年7月 ◎感想/講師:山田 稔子 小さな手で、色々な材料とワザを使った作品です。 7月はみんなの手いっぱい使うよ〜、手さん、頑張って働いてね! と声をかけると、張り切って自分の手を操縦?する子どもたち。 春は絵画制作が多かったので、新鮮さもあり、 みんなノリノリで制作してくれました。 カラフルな折り紙を、折る・切る・貼る。 60色のセットから選ぶ二枚の彩りに、絶妙な個性が出ます。 一本の指にチョンとだけ糊をとりスーと伸ばして塗る「チョンスーくん」 の遊びを通して、糊づかいもマスターできてきたでしょうか? 白とカラーの軽量粘土を、こねる・混ぜる・のばす・型を抜く。 こねこねする感触が気持ちよく、ずっと触ってたいな〜という声。 腰の入った見事なこね方で、今すぐお蕎麦屋さんに就職できそうな子も(笑)。 それぞれの手の動きで、マーブル模様の出方も違います。 お花の形、花びらにもそれぞれの工夫や可愛らしい指あとが。 スズランテープを、測る・通す・結ぶ・割く。 7色の中から二色、これも折り紙の色と合わせています。 机の幅で長さを測って切り、ハンガーに結んだら、 フォークを使って、テープを細く割きます。 大人にとってはなんてことのない作業なのですが、 子どもたちは一つひとつに感動! 「こんな身近なものを使ってできるんだ」と感動。 「みてみて〜!ぼくにもできた」と感動。 そんな新鮮な喜びにあふれた現場に、スタッフも感動。 またお友達と教え合ったり、協力し合ったりする姿が多く見られ、 楽しい工作の取り組みとなりました。 そして、この作品は何かというと、風鈴なのです。 是非、おうちの中の風のそよぐところに飾って下さい。 楽しく作った小さな手仕事が、夏の家庭の暮らしを彩ってくれる、 というささやかな感動が、鈴の音とともにご家族の皆さまにも届きますように。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ **幼児クラス 生徒募集中** 《テラコッタ粘土で遊ぼう》 ◎8月20日(水)13:30〜14:30 8月21日(木)15:00〜16:00 8月22日(金)15:00〜16:00(各日同内容) いよいよ夏休みですね。ダイナミックに、造形あそびをしませんか? 入会をご検討中の方も、体験レッスンとしてご参加いただけます。 各クラス人数に限りがございますので、是非お早めにお申し込み下さい。 また通常レッスンの見学をご希望の方もお気軽にお問い合わせください。 アトリエ5☎:044-411-5154 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
辻 /中高生クラス:油絵「包む」
[中高生クラス] 2014.07.18
辻 /中高生クラス:油絵「包む」
◎宇野夏都(中2)「新たな一面」 今回の油絵は、中学二年生の春に描きました。久しぶりに布の表現をしたり、ビンをよく見て描いたりと、どんどん油絵の技法がレベルアップしていると、やってて思いました。 今回の油絵のタイトルは「新たな一面」です。なぜ、このタイトルかというと、私は去年の秋の油絵の時は、学校でのトラブルがいろいろあった時期に描きました。その油絵から春の作品になって、あの時とは違う自分がいるということが、あの時描いた油絵とは違うところだと思ったので、このようなタイトルにしました。 頑張ったことは三つあります。一つ目はビンです。今回のビンはよく見て、絵だけどビンがそこにあるかのように描くということをしました。なので、最初はなかなかうまく描けず苦戦をしましたが、悦子先生や友達の絵を参考にしながらやりました。二つ目は布です。布のどこが明るいかとか、影の付け方などいろいろなところを考えながら描きました。布を描くのは約1、2年ぶりに描いたのであの頃とは違う布の表現ができるようにしました。三つ目はバックです。モネの点描を参考にしたがら、今まで自分がやってこなかったやり方に挑戦をしました。いろんな色をするのはもちろん、ビンや布の色なども少しバックに入れたりして、全体が落ち着くようなバックにしました。 この油絵を通して、新たな挑戦ができました。油絵を見れば今まで描いてきた中よりも一段と大人らしい作品に仕上がっており、自分でも成長したなと思う作品ができました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎感想/中高生クラス講師:辻悦子 今年の中学生クラスは、人数も多く熱気ムンムンです。みんな小さな頃からの長いお付き合いで、小学生高学年の頃に美術館巡りや人形劇などにも挑戦してきました。どれも心に残るものばかりで、作品群はそのままアトリエ5の歩みでもあります。子供たちの優れた資質とご家庭のご支援のお陰です。いつもありがとうございます。 中学校に上がり、部活動や通塾など学業との両立は困難を極め、交友関係など思春期の複雑な心境に揺れる時も、ガールズトークで互いに励まし合って発散している様です。いつも笑顔で集う仲間ですが、制作中は静かな独特の雰囲気になります。学校の図書室から、必要な画集を借りて来て参考にしたり、自ら研究する姿勢もようやく生まれて来た様です。途中何度も修正を重ね自分の考えを確かめつつ、でも妥協せず最後まで真剣に描きました。私の指導は、「どうしたい?」「他に方法は無いかな?」と、投げかけ一緒に考えるスタイルです。特に技法に関しては、本人が納得できるかどうかが肝心で、結局いろいろと試してみて一緒に悩むパターンが多いです。そうした中で、何とか今の自分が出し切れた様で、完成時の表情はとても満足そうでした。 私もこの濃密な制作の場に立ち会えて嬉しかったです。でも、完全燃焼で少しお疲れかも?夏はお待ちかねの「オルゴール」を作ります。粘土こねこねして楽しくやりたいです。お楽しみに〜! *facebook[アトリエ5〕に、作品写真を追加しました。→☆ 
辻 /子供油絵:シャクナゲ②
[小学生高学年] 2014.07.07
辻 /子供油絵:シャクナゲ②
子供油絵クラス 制作:2014年春(全9回) ◎感想/講師:辻悦子 アトリエ5の作品作りで大切にしている柱は「形・色・構図」です。 これまでのクロッキーや観察画で線を磨き、色作りは重色と混色にこだわり、 聴想画や空想画で様々な視点で構成力も養ってきました。そして、年月を経て その全てが子供たちの中で熟成され、徐々に自分のモノになっていきます。 今回のシャクナゲは、「形・色・構図」が調和して、作者の「今」を表す見事 な作品となりました。最後の合評会でも、キッパリと満足そうな表情で感想を 述べていて感心しました。 このように、同じ花を描いても様々な解釈がある事を知り、友達の工夫にも関心 を寄せ、互いに影響を与えながら高め合える関係が築けた様に思います。 素晴らしい観察力と集中力、そして最後まで諦めない根性?も立派です。笑! これは、幼児や小学生クラスで楽しく制作する中で、自然に養われたものです。 講師陣の奮闘が、このような素晴らしい感性と確かな技術を備えてくれました。 さらに、高学年になると通塾や行事も重なり、継続には大変なご苦労がある中、 ご家庭のご支援に大きく支えられております。ここに改めて御礼申し上げます。 さて、ちょっと頑張り過ぎた感もありますので、夏はパ〜ッと人形劇で解して いきたいと思います。どうぞお楽しみに! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ facebook「アトリエ5」に、作品群を追加しました。→☆ 子供たちが自らの魅力に自信をつけてくれた事が何よりの収穫です。 作品群へのメッセージは、お気軽にコメント欄にお寄せ下さい。
渋谷/7月の絵本棚
[親子クラス] 2014.07.02
渋谷/7月の絵本棚
◎親子クラス講師:渋谷葉子 7月に入ると、もうすぐ夏休みと指折りカウント。胸がワクワクしますね。 私は中学まで、毎年大学生のいとこと一緒に父の田舎の福島に一ヶ月間帰省?していました。 田舎の自然、いとこが勢揃い、そして従姉が毎晩語ってくれた怪談はとても懐かしい思い出です。 今月は、私の好きな「おばけ」のシリーズでまとめてみました。 こわ〜いものから心あたたまる作品まで、どうぞお楽しみ下さい。 また、今月から玄関のドアに感想のコーナーを設けました。 是非、皆様のご感想、ご要望などをお聞かせ下さい。 「ぞくぞく   ぞぞぞ」    九州国立博物館で所蔵している作品で構成されたおばけの絵本。                 見ているだけで思わず背筋が「ぞぞぞ」となります。 「海のおばけオーリー」 今から40年前の「わたしとあそんで」でお馴染みのエッツの作品。             ストーリーと展開がしっかりしていて、最後はじんときます。 「おじいちゃんが    心に沁みいるデンマークの傑作絵本。「死」という重いテーマを   おばけになったわけ」温かいストーリーで教えてくれます。子どもから大人まで楽しめます。
横山/特別講座「色鉛筆3本で描く紙コップ」
[色鉛筆画] 2014.07.01
横山/特別講座「色鉛筆3本で描く紙コップ」
◎感想/講師:横山大河 色鉛筆の特別講座を担当しました横山大河と申します。まず、今回ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。  私は普段、色鉛筆を用いて作品づくりを行なっているのですが、色鉛筆画と言うといわゆる「塗り絵」的なものを想像される方が多いかと思います。しかしながら、色鉛筆でも描き方によっては、油絵など他の画材に劣る事のない色鉛筆独自の効果を画面上に表現できるのではないかと考えています。  この画材の大きな特徴として、①絵の具のように混色ができない②被覆力が弱い(下の色を多い隠す力が弱い)という点があります。一見デメリットにも思えるこの点により、様々な色を重ねていくことで、何色とも言えない微妙な色合いを表現できるのが大きな魅力の1つだと思います。  今回の講座では、有彩色の、青(水色)、赤(ピンク)、うす緑を重ねて「灰色」を作ってみるという事で、上記の事を少しでも体験して頂けたらと思いカリキュラムを組んでみました。身近な画材ですし、この機会に少しでも興味を持って頂けましたら幸いです。  もしご興味のある方いらっしゃいましたら、ホームページがありますのでご覧下さい。   ●アドレス:http://yokoyama-taiga.sakura.ne.jp/  また、鉛筆の作家さんですが、とても素敵な絵を描く方が展示をされています。  遠いですが、おすすめの展示です。   ●「ノスタルジー&ファンタジー」    場所:国立国際美術館(大阪)    出品作家:須藤由希子さん 他     http://www.nmao.go.jp/exhibition/
渋谷/親子:えのぐごっこ・でんでん虫どこいった?
[親子クラス] 2014.06.30
渋谷/親子:えのぐごっこ・でんでん虫どこいった?
親子クラス / 制作:2014年6月 ◎感想 / 講師:渋谷 葉子 今年の梅雨は日本各地でゲリラ豪雨が続き、土砂災害が心配されました。 親子クラスのレッスン日も雨天が多く、レッスンが終わるとすぐに外を見て、 「降っていない、いまのうちに帰ろう〜」と早々に帰っていかれました(笑) そんなお天気の気分転換に、大きな紙の上で思い切り絵の具を楽しみました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この季節になると歌う歌、♫でんでん むしむし かたつむり♫ しかし、今の子ども達は実際に見たことがあるのでしょうか? そう思い、子ども達に見せようと毎年紫陽花の葉の上を探すのですが、 近頃は簡単に見つけることができなくなってきました。 いったい、でんでん虫は何処にいっちゃったのでしょう? 先日、府中市郷土の森に出かけてきました。 武蔵野の面影を再現した、落ち着いた公園です。 ちょうど「紫陽花まつり」の最中で、見事に咲いていました。 ふと下を見たら、いました、いました !! 久々に見ました、お〜おきなでんでん虫 !! 思わず夢中になって拾い集めていました。 子ども達に見せるたら、大喜びでした。 しかし、この違いはいったい何なのでしょう? 土が違うのでしょうか? でんでん虫が生きにくくなってきている地面。 私達の身近にある土に何か異変が起きているのでしょうか? 小さな子ども達を守り育てる立場として、些細なことかもしれませんが、 この異変をもっと深刻に考えなければいけないような気がするのです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ☆☆ 親子クラス・生徒募集中! ☆☆  これから暑い夏がやってきます!  毎日のおでかけも大変ですよね。  アトリエで、お子さんと一緒に思い切り造形遊びを楽しんでみませんか?  日 程:7月2・9・16・23 日(いずれも水曜日)  時 間:10:30 〜 11:30  持ち物:こちらで用意致します。      汚れてもいい服装でお越し下さい。  お問合せ ☎044−411−5154
山田/小学生:まちの音
[小学生クラス] 2014.06.30
山田/小学生:まちの音
小学生クラス  2013年6月 ◎ 感想/講師:山田稔子(火曜日クラス) 6月のテーマは、音をイメージに表現すること。アトリエ5独自の『聴想画』です。 今回は「まちの音」がテーマということで、鉛筆とメモを手に、 みんなでトコトコ街へ出て、「音取材」からはじめました。 いつも通っている場所だけど、さてどんな音がみつかるでしょう? どこかのお宅のエアコンの音、遠くの工事の音、風で揺れる木の音、鳥のさえずり、 一見閑静な住宅街を通れば、静かだけど注意して聞けばたくさんの音・音。 小さな紙はすぐに音メモでいっぱいになります。 公園に寄って少し時間もとりました。普段アトリエでしか集まれないお友達と遊ぶのが楽しそう。 子どもたちは嬉しそうに「あっ!こんな音」と遊びながらもちゃんとメモメモ。 ぶらんこの音、すべり台の音、こちらは大人にとって懐かしく新鮮な音でした。 帰り道はブレーメン商店街を通りましたが、ここでは音の洪水! 人の往来、お店の呼び込みの声、音楽、自転車、とてもメモをとりきれません。 気付いてみれば、日頃からなんと種類豊かな音環境に身をおいていたことか。 聴こえた音を、メモとして文字に置き換えることが意外に難しい。 ゴオー?いや、ズオー、かな? サワサワ、それともシャラシャラ? 表現に向かう前に「???」という心の動きがあることも、とても大事だと思います。 とにかく、何か視点を定めて日常やものごとを捉えてみることは、発見や発想のチャンスです。 聴き集めた音は、文字のコラージュに置き換えて黒画用紙に貼りつけていきます。 新聞紙から色々な書体の文字を切り集めると、新たに不思議なオノマトペが生まれます。それも大アリ。 集まったり散らばったり、流れる音、大きい音、途切れる音など、文字の配置に工夫し ボンドやヒモの立体的なテクスチャーで音の感じや街を行き来する自分たちも表しました。 音は耳で聴くものだけど、目で見えるようにしたり、手で触れるようにも出来るんだ。 これは、美術に限ったことではないなぁ、音楽や文学や芸能の世界などでもきっと、 五感を通す「変換」の作業って、表現の根本かもしれないな、と思いました。 見えないものなんて、描けないよ!と大人ならつい言ってしまいそうです。 しかし小さなキッカケの種に反応して、実は高度なことでも 自分なりの解釈で面白く展開してくれる子どもたちの 柔軟性やアソビゴコロが今回の制作で垣間見えました。 たとえ他人には「?」でも、飛躍や逸脱ありでも、素直な自分の反応を 子ども時代に十分に発揮し、肯定し、追求し、昇華させて育って、 そんな楽しいアソビのココロを、大人になってもどうか失わないでいて欲しいです。 ============================ 〜こども美術コース・小学生クラス 生徒募集中〜 月曜日クラス/火曜日クラス/水曜日クラス ・低〜中学年(15:30~17:00) ・中〜高学年(17:00~18:30) 体験・見学随時受付中です。お気軽にお問い合わせ下さい。 ☎:044-411-5154(アトリエ5) ============================
本田/小学生:まちの音
[小学生クラス] 2014.06.28
本田/小学生:まちの音
小学生クラス  2013年6月 ◎作品のねらい ・生活の中にあるたくさんの音の種類に気づく。 ・音からイメージを広げ、目に見える形で表現する。 ・普段使用しない材料や、表現方法を楽しむ。 ◎ 感想/講師:本田雄揮(月・水曜日クラス) 6月は聴想画。 5感の中でも『聴覚』に注目し、目に見えない『音』を作品にしていく、ちょっと変わった制作です。 今回のテーマは『まちの音』。 普段あまり気にせず過ごしていますが、街には本当にたくさんの音が溢れています。 話し声、足音、自然のざわめき、動物の鳴き声、機械の動作音…。 そしてさらに、大きい音や小さい音、近くだったり遠くだったり…。 意識をすればこんなにも音があるんだ、と驚くほどです。 まずは、教室にいても街の音は分からない!ということで、音探しの旅(?)をする為、野外へ散策に。 幸いアトリエ5は、日本でも有数の活気ある商店街に面している為、音には困りません。 発見した音を、メモしていきます。 コツコツ、ザワザワ、シュー、ガガガガ…など、あっという間にメモはいっぱいに。 住宅地や商店街、公園など、場所によっても音の種類は違います。 音を敏感に捉えようとする子ども達の目はとても真剣。 その後、教室に戻り、新聞紙の文字を切り取っていく『文字集め』。 たくさん集められた文字は、フォントも大きさも様々で見ているだけでも楽しいです。 これらを音のイメージに合わせ、組んでいきながら『見える音』として黒画用紙に貼ります。 新しい『オノマトペ』がどんどん生まれ、感覚的な『音』が、感覚的なまま形になっていきます。 ここら辺の柔軟性は、さすがですね!大人ではここまで素直に感覚を出し切れないのではないでしょうか。 文字が貼れたら、次は『触れる音』として、ボンドやタコ糸で線を描いていきます。 ボンドで絵を描く新鮮さに、子ども達は大興奮! 次の週で、半透明に固まったボンドを触ってまた大興奮! 未知なるものと出会った、実にいい表情でした。 それで完成…と思いきや、今回は最後にもうひと山。 なんと、色々と貼ってきた黒画用紙を、真っ二つに切るのです! 細かい音がたくさん集まった黒画用紙を、さらに『音の塊』として捉え、もっと大きな台紙に貼り、音の世界を広げます。 正に、文字通り枠に囚われない大胆な行動。 もちろん、初めは子ども達からも戸惑いと不満の声が。 しかし、理由を説明すると『確かにその方が面白い!』とすぐさま納得。 やはりこの柔軟さ、見習うべきです。 切り方や大きい台紙への貼り方も、工夫ポイント。 多様な配置は、その子が感じていた『音の世界』をより深く表すことができ、大成功です。 そしてやっと本当の完成。 今までの作品とは全く種類の違う、新鮮な制作となりました。 具体的に目に見えるものがなくても、『感じる心』さえあれば自分の感覚を信じ、ここまで表現できるのですね。 子どもも大人も、情報が氾濫する現代で、徐々に些細なことを感じ取りにくくなっていますが、ただ流れに身を任せるだけでなく、そんな時こそ一旦足を止め、目の前の小さなことにも気づき、大切なことを『選び取る』ことが出来る人になってもらいたいなぁ、とか、そんなことを新聞の文字を集めながら思った6月でした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *facebookに取材の様子と作品8点を追加しました。「いいね!」宜しくお願いします。→☆
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