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小学生 絵画/秋の絵画制作
[小学生クラス] 2024.11.16
小学生 絵画/秋の絵画制作
例年より長かった夏の残影が木枯らしと共に遂に消え、まだ微かな冬の香りが鼻頭をそっと冷やす季節となってまいりました。   小学生クラスでは現在、秋の絵画制作を終え、冬の工作に取り掛かり始めました。 夏を超え、より元気に、より逞しくなった皆さんの姿と同様、秋の制作では春の時よりも向上した集中力と描写、楽しい発想で、素晴らしい作品となりました。   9月の空想画「たび絵本」では、長く折ったじゃばらの画用紙に、それぞれが思い描いた「旅」を描きました。乗り物に乗ったり仲間と出会ったりトラブルに見舞われたりと、一筋縄では行かない、愉快な旅がたくさん生まれました。   10月は観察画「秋のみのり」として、季節の野菜や果物をふんだんに準備し、しっかりと観察して描きました。目ではわからないカボチャの重さや、本当に痛い栗のとげ、ブドウの甘さと香り、大きいりんごに耳を澄まして感じた風の音。「五感」をつかっての観察も定着し、最後まで集中して見事に描き上げました。   秋は実りの秋。春からじっくり育てた皆の力も、見事に実ったと、感じさせてくれた制作でした。   ☆Instagram作品ギャラリー☆
おとな/水墨の表現
[日本画水彩] 2024.10.23
おとな/水墨の表現
10月も中旬を過ぎ、金木犀が一斉に咲いて漸く本格的な秋を実感しています。 おとなクラス紹介シリーズ、今回は水墨の制作の様子です。   アトリエ5おとなクラスでは、まず鉛筆デッサンにて基礎を学ばれた方が、中級〜に進むにあたり様々な技法にふれ、ご自身の表現を模索しながら制作を深めていかれます。   現在、水墨に取り組まれている生徒さんは、木炭画や油画のご経験もある方々。 最初は基本的な運筆や調墨、水墨画の基礎としての「四君子」を手本として学び(実際臨画にも学びが尽きませんが)、自身の表現したいものを毛筆の線、また墨と水の濃淡で探ります。   やり直しのきかない線、思った以上に吸い込む紙、乾いてはじめてその階調が明らかになる墨色。 全く勝手の違う画材に慣れるまでにそれなりの時間はかかります。 一手一手に感覚が研ぎ澄まされ、以前より描く流れを意識したり自覚的に筆を運ぶようになったと、何枚も描き繰り返すレッスンの中にご自身の変化を感じていらっしゃいます。   そしてやはり明暗の美しさを感じ取る力、絵づくりの力は、ご入会初期の鉛筆デッサンの頃から培われ、その感覚はジャンル技法を飛び越えてその人の表現の礎になっていることを感じます。   最近では、手に馴染む紙が見つかったり、道具を自作されたり。独自な展開が見られ、同じクラスの生徒さんの関心を集めてもいらっしゃいます。 作品の完成や今後の展開が楽しみです。     – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [おとなクラス増設予定!] ご要望にお応えして来春に向けて開講準備を進めています。整い次第こちらのブログでご案内するので今しばらくお待ち下さい。 体験レッスン:予約ページ随時更新 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [絵画教室アトリエ5] 川崎市中原区、東急東横線、東急目黒線「元住吉駅」徒歩5分 モトスミブレーメン通り商店街にある絵画教室です 子供から大人まで生徒数150名 クラス時間表→曜日時間 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –   
おとな/水彩画
[日本画水彩] 2024.10.08
おとな/水彩画
長かった連日の猛暑から一転、ひと雨ごとに秋の深まりを感じる爽やかな季節の到来です!商店街の店先にも秋の味覚が並び、モチーフに迷うくらいですね。 さて今回は、山田クラス・辻クラス・本田クラスの水彩画のご紹介です。画材は透明水彩や顔彩などお好みですが、基本はやはり瑞々しい色彩の探求です。何層も重ねる内に思いがけなく水による偶然性にも出会い、微妙な美しさにうっとりする事もあります。 念願の色彩表現ではありますが筆使いや水加減は奥が深く、画集や展覧会での美術鑑賞は欠かせません。生徒の皆様も熱心にお出かけになり、楽しくセンスを磨いていらっしゃいます。 =ご案内= 上野の東京都美術館で開催中の「田中一村展」 (12月1日まで):https://isson2024.exhn.jp/ – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [おとなクラス増設予定!] ご要望にお応えして来春に向けて開講準備を進めています。整い次第こちらのブログでご案内するので今しばらくお待ち下さい。 体験レッスン:予約ページ随時更新 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [絵画教室アトリエ5] 川崎市中原区、東急東横線、東急目黒線「元住吉駅」徒歩5分 モトスミブレーメン通り商店街にある絵画教室です 子供から大人まで生徒数150名 クラス時間表→曜日時間 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –           
中高生 油絵/春の制作「白」
[中高生クラス] 2024.08.10
中高生 油絵/春の制作「白」
中1↓ 中2↓ 中3↓ 高1↓ 大1↓ 連日続いている暑さの終わりは、まだ見えません。そんな日々の中、アトリエ5の中高生達はとても元気に部活や勉強、また夏の思い出づくりに勤しんでいるようです。   4月から始まった春の油絵制作、7月末に完成後8月初めに合評会を行い、ひと区切りとなりました。   今回のテーマは「白」。生徒各自がテーマに則したモチーフを準備し、教室準備のモチーフ(電球、蛍光灯、マシュマロ、トレーシングペーパー)と組み合わせ描くというものです。 全体での目標は幅広い色づくり、また絵の中で「関係性」を構築していくこと。これに各個人の目標を併せ制作しました。   完成した作品群は非常にバリエーション溢れるものとなり、その原因として、今年度から生徒数がさらに増加したこと、また中1から高校生、大学生と、例年より年齢幅が見られたこと、さらにそれによって各年齢差に拠る経験値の異なりに起因する表現幅が、段階的に理解しやすく、分かりやすくなったことがあるのではないかと考えました。みなさん大変よくできました。     中高生クラスでは、その時々のテーマに対して各自が「どういう絵にしようかな?」と、「答え方」を考えて描き進めます。言い換えますと、必ず作品の「ゴール(目標)」を自分自身で決めなければなりません。   小学生高学年クラスの油絵制作では、油絵の基礎基本を学び慣れるという目的がありますので、「答え方」についてはそこまで意識せず、むしろ制作の中で自然発生した自らの絵の良さ、魅力、を知ることが大切になります。   翻って中高生クラスは、その点を意識的に、または自覚的に深掘りしていくことを重要としています。そうすることで、油絵制作を介して生徒の自己形成、アイデンティティー構築の一助となると考えているからです。   「答え方」を考え実行することは、もちろんすぐにできるものではありません。身につけるには単純ですが繰り返し行うことが何より肝要です。     今回の制作で、改めてその肝要さを、また中学生の中学3年間における飛躍的な変貌とその面白さを感じることができました。       中1で、戸惑いながらもまず考えてみること。(「答え方」を考える筋肉を使ってみること。) 中2で、考えたことを少し変えたり、広げてみたりすること。(動くようになった筋肉で、いろいろな運動をしてみること。) 中3で、広げた「答え方」から取捨選択し、それを楽しむこと。(動きたいように動けるようになること。)       中学生は3年間で畏怖するほど急速に(また半強制的に)自己の世界を拡充させていきます。 そしてその人生で最も著しい成長の最中で、何においても過渡期と謳われる中で、この3年間の(絵画制作における)成長はある意味でひとつ完結した、完成の様相を呈しているように思われました。   成長することとは、積み重ねることとともに、積み重ねたものを打ち壊しもう一度積み重ねることでもあります。一度完成した砂の山をもっと高く立派にするためには、一度、ある程度崩さなければなりません。   「答え方」を考えられるようになった、特に中3のみなさんは、次にそこから離れ、新たな「答え方」について考えてみてください。それができるのもまた、中高生の特権ですので。       兎にも角にも、現在進行中である、世界の拡大、視野の広がりとともに増加した認識できること、その中で今の自分ができる最良の「答え方」をこれからも考えていってもらえれば嬉しいです。    
小学生高学年 絵画 油絵/春の制作「春の休日」
[小学生高学年] 2024.07.20
小学生高学年 絵画 油絵/春の制作「春の休日」
梅雨前線が運ぶ鉛色の空から一転、熱を帯びた陽光溢れる、明るい青の季節がやってきました。今年もとても暑くなりそうですね。皆様、どうぞ熱中症にはお気をつけください。   高学年クラスで4〜6月に行った春の制作「春の休日」、皆最後まで粘り強く取り組み、無事完成となりました。   各自が休日に使用するものや、よく口にするお菓子や飲み物、バナナやキウイなどのフルーツを組み合わせ、新たな始まりに自分らしさを表現することを目標に制作しました。   今回から初めて油絵を行う生徒も多く、始まりは道具の名前から、その後準備や片付け、オイルの混ぜ方、絵の具の量や重ね方、筆遣い、陰影表現と、多くのことをひとつひとつ覚えていきました。 密度の濃いレッスンを繰り返すことでグングンと吸収し、徐々に余裕が生まれていく様子は、皆の油絵に対する、こちらが想像する以上のキラキラした憧れ、つんのめるほどの興味があったからだと、改めて感じました。   また、同時に昨年から油絵を続けている小学6年生においては、モチーフ選びの段から熟慮し、その後も「よりよい表現にするにはどうしたらよいか」という問いかけが多くありました。自分で考え、実践し、そこに疑問を呈し、また試みる。そういったややしんどい繰り返しを、心より楽しんでできたことは、共に描く仲間がいるからなのかもしれませんね。   完成後の合評会では、皆の鑑賞する力が結集し、発表者と聞き手の鋭いやり取りについて、講師の私も感銘を受け、大変充実したものとなりました。 今回で学んだこと、そして次にやってみたいことを忘れずにいてくれたら嬉しいです。   7月からは夏の工作、既に制作が始まっています。期間は短いですが、のびのびと、油絵同様心より楽しんで行っていきましょう。   ☆Instagram作品ギャラリー☆
おとな/色鉛筆画(中級・上級)
[おとな美術] 2024.07.20
おとな/色鉛筆画(中級・上級)
暑中お見舞い申し上げます。連日の猛暑にも関わらず、今週も笑顔溢れるひと時となりました。ご受講ありがとうございます。 さて、今回は色鉛筆画のご紹介です。基礎デッサンで安定した画力を養った後に挑戦します。鉛筆画を深める方もいますが、アトリエ5では近年色鉛筆画も人気です。 子どもの頃に塗り絵を楽しんだ事がある色鉛筆ですが、これは全くの別物!と皆さん興味津々です。以前、色鉛筆画の作家活動をされている横山大河先生にご指導を頂いたご縁で、貴重なカリキュラムを実践することができています。 各自の個性を尊重しつつ描きたいモチーフやテーマに沿って、基礎から応用へ技法を深めていく内に皆さんすっかり魅了されています。 *推奨画材:ファーバーカステル社のポリクロモス36色(油性) ドイツの世界最古の鉛筆メーカーで発色が良く、こどもクラスでも用いています。東京ミッドタウン3Fに実店舗があり、気軽に試し描きができます。又、世界堂(新宿・横浜)や、伊東屋(銀座)では他社との比較もできるので是非お出かけください。 *横山大河先生のホームページ↓ https://yokoyama-taiga.sakura.ne.jp/ – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [日曜日・金曜日/おとな午前クラス] 生徒募集中! 通常10:00〜13:00 (3時間・隔週) ※体験レッスン(2時間)に申し込む↓↓ 予約ページ【詳細はこちらから】 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [絵画教室アトリエ5] 川崎市中原区、東急東横線、東急目黒線「元住吉駅」徒歩5分 モトスミブレーメン通り商店街にある絵画教室です 子供から大人まで生徒数150名 クラス時間表→曜日時間 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 
おとな/鉛筆デッサン(中級)・木炭デッサン
[おとな美術] 2024.07.13
おとな/鉛筆デッサン(中級)・木炭デッサン
  おとなクラス中級鉛筆デッサン、木炭デッサンの紹介です。   ご入会後、皆様が望んだ表現に到るための素地となる「基礎デッサン力」を身につけていただくため、すべての方に「鉛筆デッサンメニュー(初級〜中級)」を行っていただいております。 初級で基本的な形や陰影の描き方を習得されましたら、その後、複数のモチーフによる構成を主題とした「中級」へと進んでいきます。   複数モチーフによる構成は、各自でモチーフを選ぶところから始まり、モチーフ同士の組み合わせ方、配置、関係性の構築、主役と脇役の描写の差、さらに質感の描き分けなど、単体でデッサンする初級時に比べ、大変多くのことを考え進めていきます。   難しく感じられることも多いですが、それと同時に、鉛筆デッサンが「練習」から「作品」へと、自らの中で徐々に変化していき、「自分の絵を描く」楽しさ、喜びに気づいていくこととなります。     中級デッサンメニューでは、サザエや木片、野菜や果物などを一緒に組み合わせ数枚進め、最後に靴を描き修了となります。修了後、それぞれがご希望の画材を選択し制作を続けていきますが、その選択肢のひとつに「木炭デッサン」があります。   現在行っている方は少ないですが、木炭デッサンは鉛筆デッサンに少し疲れた方のリフレッシュとして、また鉛筆デッサンとは異なる視点の獲得や、視野を広げるといった意味で、大変効果のあるものです。   鉛筆デッサンでは初め、どうしても文字を「書く」延長で鉛筆を扱い、手の動かし方にクセが出過ぎてしまうことがあります。慣れていくと「書く」意識が「描く」へと変化(具体的には、様々な鉛筆の使い方ができるなど)していくのですが、人によってはなかなかこの感覚を掴みきれない方も、もちろんいらっしゃいます。   一方、木炭デッサンは、木炭を画面にゴシゴシと擦り、黒い粉を手で直接触りニュアンスを「つくって」いきます。紙にダイレクトに触れながら描き進めていくので、なんだか粘土をコネコネして造形しているような感覚=「つくる」感覚で「描く」ことができます。鉛筆デッサンよりも、より体感的、直感的に「描く」感覚を掴むことができるのです。   木炭デッサンは、鉛筆デッサンで「書く」→「描く」へと到った感覚を、「つくる」→「描く」へと再定義することで、描くことへの更なる喜びや楽しみを感じていただけるものです。ご興味ありましたら、是非挑戦してみてください。   – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [日曜日・金曜日/おとな午前クラス] 生徒募集中! 通常10:00〜13:00 (3時間・隔週) ※体験レッスン(2時間)に申し込む↓↓ 予約ページ【詳細はこちらから】 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [絵画教室アトリエ5] 川崎市中原区、東急東横線、東急目黒線「元住吉駅」徒歩5分 モトスミブレーメン通り商店街にある絵画教室です 子供から大人まで生徒数150名 クラス時間表→曜日時間 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –               
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