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小学生:幸せのメロディー②
[小学生クラス] 2013.12.01
小学生:幸せのメロディー②
小学生クラス 2013年11月 ◎作品のねらい ・来年がより良い年になるように、家族の幸せを想いながら作品を作る ・メロディーから得たリズムやイメージを色彩に表す ・凹と凸の素材を用いて版を作り、版画の面白さを知る ◎感想/講師:中上佳子(火曜日クラス) 今年も残すところあと一ヶ月となりました。日ごとに気温がぐんぐん下がり、秋を楽しむのもつかの間であっという間に冬がやってきたような印象を受けます。 一年、一年、いろいろな事があります。楽しいことや嬉しいことばかりではありません。でも、来年もっと笑顔が増える一年になる様に、そして周りの笑顔が増やせる一年になる様に。自分と家族の幸せを願う作品が出来上がりました。 今回の作品の技法は版画です。主催の辻が版画の魅力をめいっぱい子供達に伝えました。まず、遠くに響くような不思議な音色の楽器の音楽を聴いて、それから得たイメージを色と形に表します。(実はクラスごとに曲が違います!)ここまでは抽象表現の様ですが、これが版画を受ける作品となります。学校で版画を経験している子も多いですが、刷り上るまではどんな作品になるのか予想が付かずドキドキでした。版を作り、試し刷りも行い、ようやく本番の版を刷り上げた瞬間は『できたー!』の歓声!他の子たちも振り向いて拍手でした。 メロディーを表す版の回りをとりまく12個の円は12ヶ月を表します。自分や家族の誕生日にあたる円は特別な模様になっています。作品の下半分がカレンダーになっているので、一年間お家に飾りながら家族との幸せな時間を大切に過ごしてもらいたいです。 ----------------------------------------------------------------  ☆こども美術コース・小学生クラス 生徒募集中☆ 月曜日クラス・火曜日クラス・水曜日クラス 15:30~17:00(低学年)/17:00~18:30(高学年) 随時受け付けておりますので、是非お問い合わせ下さい。 ☆アトリエ5☎:044-411-5154 ----------------------------------------------------------------  
小学生:自画像-7年後の自分へ-
[小学生クラス] 2013.10.30
小学生:自画像-7年後の自分へ-
小学生クラス  2013年10月  ◎ 感想/講師:本田雄揮(月・水曜日クラス) 自画像は、昔から絵を描く者にとって、最も身近なモチーフのひとつです。 様々な時代の作品が数多く残っていますが、全部が全部「そっくり」に描かれているわけではありません。 実は自画像とは、似顔絵とは違い、自分の顔をそっくりに「写す」ことではないのです。 本人にしか分からない、時には本人ですら意識していない思いや、嗜好、現状といった、目には見えないものを「映す」表現こそが自画像なのです。 自分の「今」と向き合うこと。それが自画像を描くうえで最も重要なことです。 そのような前置きを踏まえ、今回のブログでは、この2名の作品を紹介したいと思います。 両方とも小3男の子の作品なのですが、実はこの2人は「双子」です。 外見はとてもそっくりで、じっくりと見ても判断が難しいくらいです。 性格は、かなり違うのですが、それに気づき始めたのも最近です。 今までの作品も、お互い意識しているのか、時に作風が似てくることがありました。 それは、実は私が外見だけでなく、考え方も似ているものだと勝手に思っていたことも、そのように感じる一因だったと思います。 しかし今回の作品を見た時、それは、本当に間違った先入観であったことに気づき、深く反省しました。 作品を見てもらえばご理解いただける通り、作品から感じられる「イメージ」が全く違います。 きっとお互いわざと違う表現を選んだのではないでしょう。 それぞれ向き合ったのは、鏡の中の自分。決して隣に座る兄弟ではありません。 「顔をそっくりに描く」よりも「今の自分を描く」ことが大切ということを理解し、それぞれが脇を見ず、真剣に向き合った結果、全く印象の違う作品となったわけです。 きっと、それぞれの「自分」に対する考え方や、抱くイメージが違うのではないでしょうか。鏡に映った顔はそっくりでも、紙の上に現れた自分はお互い全く違う、しかし確かに、自信をもって「自分」であると言い切ることが出来るものでした。 極論を言うと、自分の顔を「そっくり」に後世に残すだけなら、自分のことを全く知らない他人に描いてもらってもいいわけですし、もっと言えば写真を撮ってもよいのです。 わざわざ時間をかけて、一筆一筆自分で、自分のことを描く意味。それは、簡単には言葉にできない自分の「人生」と向き合い、表現したいから、なのではないかと思います。 *Facebook「アトリエ5」に作品写真を追加しました。→☆ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ☆こども美術コース・小学生クラス 秋の生徒募集中 月曜日クラス・火曜日クラス・水曜日クラス 15:30~17:00/17:00〜18:30   欠員数名 見学・体験、大歓迎ですので、是非お問い合わせ下さい。 先着順のためお早めに! アトリエ5☎:044-411-5154
小学生:自画像-7年後の自分へ-
[小学生クラス] 2013.10.26
小学生:自画像-7年後の自分へ-
小学生クラス 2013年10月 ◎作品のねらい ・自分の姿を描くことで、今の自分を見つめる ・筆のみで彩色を行い、筆使いを学ぶ ・絵の具の混色と重色の違いを理解し、肌や唇の自然な表現を追求する ・竹内栖鳳の作品を参考に、ぼかしの表現を利用する ◎感想/講師:中上佳子(火曜日クラス) 2020年のオリンピック開催地が東京に決まって間もない頃、この作品がスタートしました。 7年後は遠いような近いような未来。小学校低学年の子は中学生に、高学年の子は高校生になっています。そのころ、社会も大きく姿を変えていることでしょう。だからこそ、今の自分の姿を見つめ、そして未来の自分へと残す作品にすることがこの作品のねらいとなりました。 今回はクレパスを使わないので、彩色の頼りは絵の具と筆のみです。肌の色って人によって違うよね?というお話から、皆自分の肌色作りに真剣!実際に手の甲に絵の具を付けてみて「似てるかな?」と確かめる子もいるくらいです。明るい色や影の色を薄く重ねて重ねて、自然な色を一生懸命作ります。色が塗れたら次の箇所へと進んでいくと思っていたのですが、多くの子供達が週をまたいでもさらに肌の色作りに取り組んでいたので、びっくりしました。それだけ、気持ちと時間をかけて表現しているのです。作品が完成したら、7年後の自分にむけてメッセージを書きました。こちらもびっくりするくらい、ものすごく考えて一生懸命書いていました。メッセージの内容は…7年後まで秘密だね…! -----------------------------------------------  ☆こども美術コース・小学生クラス 秋の生徒募集中☆  月曜日クラス/15:30~17:00/欠員数名 火曜日クラス/15:30~17:00/欠員数名 17:00~18:30/欠員僅か 水曜日クラス/15:30~17:00/欠員数名  見学や体験は随時受け付けておりますので、是非お問い合わせ下さい。 ☆アトリエ5☎:044-411-5154 -----------------------------------------------
幼児:10月の観察画
[幼児クラス] 2013.10.18
幼児:10月の観察画
幼児クラス / 制作:2013年9月 ◎感想/講師:山田 稔子 木曜クラスと金曜クラスのカラーの差が出てきました。 10月の観察画のモチーフも、それぞれのクラスに合わせて準備。 年長さんの多い木曜クラスは生のイカです。 食べたことはあるけれど、よくよく見るのは初めてかも? ぬるっとしたその感触!の刺激に驚きはしゃぐ子どもたち。 小さな子も多い金曜クラスは、悦子先生のお庭のハランの葉とミカン。 ミカンの中身も見てみよう、とナイフを入れると、 果汁とともに、子どもたちのヨダレも・・・!笑。 身近なモノでも、視点を変えて見てみたり、みんなと共有する中で、 いつも新しい発見に出会います。これは、子どもたちだけでなく大人もですね。 よく見て描くことは絵の基本ですが、 そのベースとして大切にしたいのは「自分で感じること」。 五感をつかって、手をつかって、本当のモノにふれる体験が 本当の「知」となっていくのではないでしょうか。 あとは、楽しくお絵描きしよう。 直感の表現とそこからの飛躍もおもしろい、幼児さんの絵画です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ☆次週開催!【 幼児クラス・秋の特別体験レッスン 】 少人数でごゆっくり体験・見学していただけます。 新規ご入会をお考えの方、この機会に是非いかがですか? 日 時: 10月24日(木)・25日(金)15時〜16時 内 容:絵画「おいしい りんご」 受講料: 1,500円 特 典: ☆入会金半額!(¥10,000→¥5,000) *お問い合わせ ☎044-411-5154(要予約・先着順) *通常レッスンの見学・体験をご希望の方もお気軽にお問い合わせ下さい。
講師陣の秋の作品展
[お知らせ] 2013.10.09
講師陣の秋の作品展
◎辻悦子 キンモクセイの香りに秋の深まりを感じるこの頃ですが、夏の様な暑い日もあり、体調を崩されている方も多い様です。皆様どうぞご自愛下さい。 さて、今年は特に日本画の優れた企画が続いており、おとな美術コースの皆さんも、毎週の様に情報交換されています。「西の栖鳳と東の大観」は、こども美術コースの子供たちも是非ご覧下さい。 また、この秋はアトリエ5の関係者の作品展もございます。それぞれ表現技法が異なりますので、ご興味のある方は、是非お運び下さい。どうぞよろしくお願い致します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ☆古家郁子展(サロン5・いけ花クラス講師) 時:2013年10月7日(月)〜12日(土)12:00〜19:00(最終日17:00) 所:アートギャラリー石/tel:03-3561-6565   東京都中央区銀座1-9-8  奥野ビル206号 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ☆油絵の継承と発展・本田雄揮:(小学生クラス・おとな美術コース講師) 時:2013年10月8日(火)〜13日(日) 所:府中市美術館 1F市民ギャラリー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ☆横山大河展(おとな美術コース・色鉛筆の特別講座 準備中) 時:10月22日(火)〜27日(日) 所:はいいろとオオカミ/tel:03-3478-5073 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ☆ 第32回吉田版画アカデミー展・辻悦子(アトリエ5主宰) 時:2013年11月3日(日)〜17日(日) 所: モンベル渋谷店 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
子供油絵:夜の海
[小学生高学年] 2013.10.06
子供油絵:夜の海
子供油絵クラス 制作:2013年8月〜9月 ◎感想/講師:辻悦子 小学生クラスの夏の工作「水のかたち」を受け、油絵クラスでは夜の眠る水を表現してみました。自分で選んだガラスを構成し、粘土でデコレーションした後、シルバーで着色してフレームを仕上げました。 夜の海の線描は、染織家の志村ふくみ先生のお仕事を学び、1本の色にこだわり、刺繍糸を丁寧に選びました。自分のイメージする造形に最後までこだわり、個性豊かな力作になりました。「光と闇」という子供たちにはちょっと難しいテーマでしたが、それぞれの今の解釈です。発表会ではみんな満足そうないい表情をしていてほっとしました。いつか大人になった時に改めて「なるほど..」と感じてくれれば幸いです。 キャリアのある小学生高学年のクラスなので、自由な発想と表現技術の一致を目指し、工作もちょっとレベルを上げています。猛暑が続く中、通塾や様々な予定をやりくりして集い、楽しい中にも心地よい緊張感が漂うすてきな夏でした。見事な作品群に、講師陣は感無量です。今年も感動をありがとう〜!! さて、今週から秋の静物画が始まりました。なんとピカソやブラックの「キュビズム」に挑戦します。「それって何〜???」の子供たち、ふふふ...大丈夫、秋も楽しく参りましょう。ご期待下さい。 *Facebook「アトリエ5」に完成作品を追加しました。→☆
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