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帽子をかぶった生き物−4
[小学生クラス] 2011.08.25
帽子をかぶった生き物−4
小学生クラス 制作:2011年8月 ◎感想/講師:中家総子 7月からスタートした工作が完成しました!途中で夏休みに入りましたが、暑い日が続く中アトリエに来て一生懸命制作してくれました。2ヶ月間みんな本当によく頑張りました!また、帰省の調整や送り迎えなどご家庭のご協力に改めて御礼申し上げます。 さて、今週仕上げの最後にお楽しみで生き物の自己紹介をしてもらい、性格や住んでいるところなどをヒントに、みんなで場面作りをしました。写真は月曜日のAクラスの生き物たちです。年齢や性別・性格なども子供たちが自分で考えました。 【小学生・Aクラス】舞台:きれいな海 ◎出演 *集合写真に載っている子達・左から ペン君(9歳・男) おとなしい いつも寝ている タブラン(79歳・男) バカバカしいことをしてみんなを笑わせる かのんちゃん(7歳・女) おとなしい わかめが好物 りさ(3歳・女) いつもにこにこしている かのちゃん(4歳・女) やんちゃで探検が好き りんちゃん(6歳・女) 優しい トラを飼っている あおうみマウンテン(15歳・男) おとなしい 普段は浜辺に住んでいる *写真に載っていない子達 ピカピカ(0歳・女) 優しい 虫が好物 たこ(9歳・男) えらい 立派な足が自慢 きらきらちゃん(6歳・女) お洒落大好き 貝を拾うのが趣味 ◎実況:中家総子 *左から3番目順番に かのんちゃん、りさちゃん、かのちゃん、りんちゃんの女の子達4人が、おしゃれなお帽子をかぶってお出かけしようとしています。タブラン(左から2番目)がわかめの陰に隠れてみんなを笑わせようと企んでいます。ペンくん(左端)とあおうみマウンテン(右端)は休憩中、二人ともおとなしい性格です。 ◎感想 どこに住んでいる生き物にするか決めるとき一番盛り上がったのがこのクラスです。あみだくじでみんなそわそわ…全員が海の生き物を希望していたようで、決まった時は拍手と歓声が上がりました!低学年の子が多く、粘土を感覚でどんどんつけていける感じがとてもかっこいい!まわりのお魚やサンゴの小道具も子供達の手作りです。お休みの間にお家で作ってきてくれた子もいました。みんなありがとう!お出かけなどでお休みしていて集合写真に間に合わなかった子も、個別に撮影してギャラリー5に掲載する予定です!只今準備中です…お楽しみに! ◎制作過程は、先月から当ブログで随時掲載してきました。制作のねらいや、子供たちの想いを充分引き出す事ができたか...我々スタッフの熱い想いも感じて頂けたら幸いです。 ステップ1:7月14日→☆ ステップ2:7月15日→☆ ステップ3:7月30日→☆
虹色の折り鶴−2
[虹色の折り鶴] 2011.08.21
虹色の折り鶴−2
東日本大震災「復興への祈り2011」プロジェクト活動報告 ◎感想/講師:辻悦子 アトリエ5のみんなで心を込めて折った虹色の鶴を、渋谷先生と日本画クラス在籍の絵里子さんが、きれいなタペストリーにしてくれました。そして、私が義母の介護など個人的にお世話になっているひまわり在宅マッサージセンター斎藤康之先生が、被災地でボランティア活動をされている事を知り、新盆に間に合う様にと託す事ができました。 斉藤先生は、新宿鍼灸柔整専門学校附属四谷左門町鍼灸院の中野院長先生らと共に「自分の命があることに感謝して、自分にできる事を。生き抜く力をマッサージで!」と、活動をされています。そして、14日にこちらを出発・15日16日に宮城県女川町の避難所内にあるボランティアセンターの本部と体育館に4つ届けて頂きました。タペストリーと共に60色の折り紙と、中家先生の天使のイラスト「自由にあらわすこと。そしてつながりあうこと。」のカードも添えることができて良かったと思います。 写真は斉藤先生の携帯で撮影して下さったものです。受け取って頂いた方が皆さん「ありがとうございます!そのお気持ちが本当にありがたいです。」とおっしゃっていたそうです。斉藤先生・中野先生をはじめ多くの方々のご支援のお陰で、私達の心がつながりました。ここに改めて御礼申し上げます。 *災害支援活動の報告はこちら→☆ アトリエ5では、今後も季節のアンケートの度に、虹色の折り鶴を募ります。現在虹色のバランスに偏りが生じているため調整中です。足りない色など詳しい情報は、後日渋谷先生からの報告を待ちたいと思います。被災地では、今月末で体育館などの避難所から仮設住宅などへの引っ越しが続いているそうで、今後はタペストリーではなく、お一人ずつのご自宅に飾って頂ける様に、「7羽の鶴」に形を変えてお届けしたいと思います。細かな作業ですが、お手伝い頂ける方はご連絡下さい。 *虹色の折り鶴−1→☆ *復興への祈り2011→☆ また、秋谷で開催する5の会でも、海岸で制作する追悼のオブジェも続けていきます。詳細は、近くなりましたら当ブログでご案内致します。 *HP 秋谷の5の会→☆
水の行方(ゆくえ)ー3
[中高生クラス] 2011.08.20
水の行方(ゆくえ)ー3
子供油絵クラス・中高生クラス 制作:2011年8月 写真は木版画つながりで辻の作品 ◎感想:講師/辻 悦子 木版画には「試し摺り→本擦り」という行程があり、より洗練された作品へと導きます。小学生の油絵クラスでも混色のデーターや水の分量・バレンの加減などを各自でメモを取り、本擦りに活かしています。完成まで気が抜けず大変ですが、刀で描く線は、原画には無い潔さがあります。いつもは主に油絵を描いているメンバーなので、構成力や色彩感覚は抜群です。あとは根性!(笑) いつもより、きびきびと少し厳しい指導に「なぜだと思う?」と聞くと、「失敗しても直せないから。」と即答!そうその通りです。ケガをしない様に集中力を高め技術を磨くためです。最後まで諦めずに、自分のイメージを信じて挑戦して欲しいと思います。 *制作テーマなど詳しくはこちら→☆ *新しいホームページに「版画」のページができました。→☆ 江戸時代の浮世絵は、版元がプロデュースして絵師・彫師・摺師の分業で作られていた事や、今の雑誌や写真集の様な役目もあり、版木が擦り減るまで何百枚も作られることもありました。次週は、木版画の作品集で様々な技法や魅力をご紹介します。お楽しみに!
帽子をかぶった生き物−3
[小学生クラス] 2011.07.31
帽子をかぶった生き物−3
小学生クラス 制作:2011年7月 ◎感想/講師:中家総子 毎週会うたびに日焼けしている子供達。暑さに負けずいきいきと輝いていて、夏休みをおもいきり楽しんでいるようです。アトリエでの工作も楽しく順調に進んでいます。 今回の工作のポイントは「帽子」です。大きさや形で生きものの造形的な印象が決まるのでとても大切です!6月に青山のスパイラルで日本を代表する帽子デザイナー平田暁夫の展覧会があり足を運びました。100を超える帽子の展示や、制作工程の再現もあり、美しいフォルムや、装飾的な面白さはファッションというよりアートに近いとおもいました。会場で私自身色々な帽子を試してみて、かぶることで気分や雰囲気が変わるこの楽しい感じ、お洒落するわくわく感を伝えたいとおもいました。 自分の生きものにどんな帽子が似合うのか、粘土でどんなことができるのか、手を動かし、時々かぶせたりしながら考えて作ってもらいました。アトリエで使用している石粘土は粒子が細かく、乾くと丈夫になるので、細くしたり薄くしたり様々な表現ができ、子供達の造形にぴったりです。ユニークな形の帽子や、ビーズを沢山あしらった可愛いらしい帽子…素材も上手く利用し、夢のある世界で一つの帽子を作り上げました! 今週色塗りに入り、いよいよ生きもの命が吹きこまていきました。仕上げの8月は、去年までの人形劇に変わるような、クラスのみんなで共有できる取組みを計画しています。お楽しみに!
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