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帽子をかぶった渋谷先生
[幼児クラス] 2011.10.05
帽子をかぶった渋谷先生
幼児クラス 制作:2011年9月 ◎制作のねらい  ・帽子というモチーフに挑戦し、画用紙に人物を描く  ・顔を描き始める位置や大きさを考えて描く  ・クレパスの重ね塗りから生まれる新しい色との出会いを楽しむ  ・好きなモチーフを選び、空間を表現する  ・大きな画用紙に描くことで、鉛筆の線に自信をつける ◎感想/講師:渋谷葉子 夏休みに普段できない沢山の経験をした子供達、少しの間にグンと心身共に成長したことを感じます。そして、それは鉛筆の線にも しっかりと表れているから驚きです! 1回目はスケッチブックに描きました。4月に描いたものと比べると画面を大きく使えるようになり、線にも力強さを感じます。2回目は画用紙に挑みます。また、今回は少し難度を上げ、帽子というモチーフに挑戦しました! 描く前にまずはお手本。画用紙に大きく顔を描いて…「あれ、からだ描けるかなぁ?」今度は小さく描いて…「あれ、いっぱい余っちゃった。先生ダメ子さん」失敗を見せることで、子供達は描く大きさをイメージします。そして、自分の頭と肩を触ってみて、顔 よりも体の方が大きいことを感じとったら画用紙に描き始めます。もちろん、みんなが画面いっぱいにバランス良く描ける訳ではありまん。そういう時はムリに大きく描き直すのではなく、おまけのモチーフで空間の画面を構成します。 次にクレパスで色塗りです。コスチュームを選ぶ時のポイントは色。クレパスそのままの色ではなく、何色か混ぜないとできない色 のものを選んでいます。最近は色混ぜにちょっと自信がついてきたので、少しややこしい色の方が子供達のやる気をかき立てます。アトリエ5では不用となった印刷用紙を「試し紙」と呼んでいて、クレパスの色混ぜ実験に使います。混ぜては比べ、より近い色が作れた時の子供達の目はキラキラ輝いています! 仕上げは絵の具です。「お洋服の色に似合う色を作って塗りましょう」筆はクレパスと違ってグイグイと画面に入っていけるので、子供達は絵の具が大好きです。クレパス同様、一色だけでなく幾つか混ぜて色を作ります。そして、作った色が発色良く塗れるよう に一人一人手を持ってバケツから水を運びます。いい色になるか、ならないかは水の分量が決めてです。水の分量をつかめるまでは根気よく何回も手を持って指導しています。 塗り終わったら、立って絵の全体を見渡して完成を決めます。春の観察画よりも更にいい色が作れるようになりました! ぜひ飾って、ご家族のみなさまでご鑑賞ください。
お月さまと影絵
[親子クラス] 2011.10.05
お月さまと影絵
親子クラス 制作:2011年9月 絵本「パパ、お月さまとって!」 エリック・カール/作 もり ひさし/訳 ある晩モニカがベッドに行こうとすると、窓からお月さまがとても近くに見えました。「お月さまと遊びたいな」とモニカが言うと、パパは長〜いはしごを持って、高〜い山の上へとのぼっていきました。エリック・カールの独特な色彩としかけ絵本の面白さが、子供達の心をグイグイと引きつけます。 ◎感想/講師:渋谷葉子 今回は絵本に出てきたお月さまを表現してみました。丸く切ったグレーの画用紙の下にレゴブロックの台を敷き、グレーや白、水色など同系色のクレパスでこすります。ボツボツした模様がお月さまの表情を作ります。また、お母様方には絵の具で黒を使わないでグレーの色を作っていただき、指で点描。更にまたクレパスで… 色を重ねることでとても深い色合いに仕上がりました。 翌週の12日が十五夜でしたから、お月さまを見ながら自分の作ったお月さまを思いだしてくれたことでしょう。次の週は秋の夜長ならではの遊びとして影絵に挑戦してみました。現代の私達は常に明るい中で生活をしています。昔のように薄暗い中で過ごすことは殆どありません。暗い中でもこんな遊び方があるということを知って欲しくて取り組んでみました。 1回目は人形作り。お母様方には空想の生き物を作っていただき、名前や性格、口癖なども考えていただきました。子供達は顔を描き、紙を細く切って髪の毛や手足をつけ、かわいいお人形さんに仕上げました。2回目は影絵の鑑賞会。人形達の性格や口癖を盛り込んでお話を作りました。講師二人での寸劇、あまり練習ができなかったのでドキドキ、バタバタでしたが、みんな喜んで観てくれたので嬉しかったです。 鑑賞したあと、こんどはみんなが動かす番。観たあとなので、早くやりたくてウズウズしていましたよ。大きい子のクラスではお母さんと掛け合いでセリフを言い、熱演! 思わずみんなから拍手をもらい、とってもいい笑顔をみせてくれました。「是非、お家でもやってみます!」という声をたくさん聞くことができ、嬉しかったです。そのあとは、みんなの作ったお月さまを鑑賞しながらお月見ごっこ、お団子を美味しく食べました。 *秋の生徒募集:水曜日クラス増設!体験受付中です。詳しくは講座案内をご覧下さい。→☆
夢の乗り物-2
[小学生クラス] 2011.10.03
夢の乗り物-2
小学生クラス 制作:2011年9月 ◎制作のねらい ・楽しい旅を想像しながら乗り物を描き、外装や内装を工夫して描く。 ・パステル、色鉛筆は重ね塗りで絵に似合う色を見つける。。 ・お友達や先生の様子を絵の中に描き入れることでクラスの仲間意識を持つ。 ・普段のデッサンの取組みを活かし、影をつけたりグラデーションを使って絵作りをする。 ◎感想/講師:中家総子 高学年のいるクラスは画材にパステルと色鉛筆を選びました。パステルは去年の空想画でも使用しましたが、前回と比べて色を重ね濃淡を操りながら描き進める感じが自然に出来ていて成長を感じました。今回のポイントはパステルや色鉛筆のそのままの色でなく、混ぜて微調整して自分の絵に似合う色をつくることです。試し紙に何色も重ねながら乗り物や背景の色を決めました。欲しい色をこだわって作ることは絵作りでとても大切な事です。 デッサンの取組みをしている子は、毎週根気良く続けている成果が作品の中に確実に表れてきていて、表現が深いものになっています。また作品をみんなの前で紹介することで刺激になり、デッサンをしていない子もグラデーションに挑戦したり、互いに影響し合いながら描いている場面が見られました。 これから秋も深まり子供達の集中力も高まってきます。今週から始まる観察画も濃い取組みになりそうです!
虹色の折り鶴- 5
[虹色の折り鶴] 2011.09.26
虹色の折り鶴- 5
東日本大震災「復興への祈り2011」プロジェクト活動報告 ◎報告/院長:中 野 朋 儀 アトリエ5 辻悦子様 いつも大変お世話になります。ひまわり在宅マッサージセンター斎藤康之先生と一緒に18日19日と 女川運動公園仮設住宅でボランティア活動をしてまいりました。以下、ご報告させていただきます。 今回は3名での活動でした。18日は天気よく32度と暑かったですが、20人前後の方が来てくれました。常連さんの顔もありよかったです。19日は朝からパラパラの雨で23度と肌寒でしたが、8時30分から希望者が来てくれて1日途切れることなくにぎわいでした。お昼もトイレもいくひまなく、40人前後の方々が来ていただけました。昨日のリピーターさんも多く大にぎわいでした。忙しさは雨だったこともあるかもしれませんが無事終われてよかったです。10月またくるよと約束して帰って来ました。 両日施術を受けていただいた方々に斎藤先生から虹色の折り鶴をお渡しいただきました。それをみた子供達が訪問してくれました。写真を撮りましたのでお送りいたします。そんな子供達からお守り(虹色の折り鶴)ありがとうって・・・・皆様の気持ちは繋がっています。 子供達に帰りがけ、今度いつ来るの?また、からお守り(虹色の折り鶴)持ってきてねって声をかけられ、10月10日に来るからその時持って来るよって約束してしまいました。お手数おかけしてすみません・・・よろしくお願いいたします・・・ ◎感想:辻悦子 ありがとうございます。いつの間にか「お守り」になっていて感激です。今後は虹色にこだわらず、美しい同系色でも作成してみます。写真は、子供たちの元気な笑顔が素敵だったのですが諸々配慮し、かわいい足元にトリミングしました。ご了承下さい。 次回の10月10日まであまり時間がないのですが、ちょうど10月2日(日)は、テント村の出店があり、午後からスタッフが交替で作成する予定です。追加の折り鶴がございましたら、9月30日(金)までにアトリエに届けて下さい。皆様のご協力をお願い致します。
夢の乗り物-1
[小学生クラス] 2011.09.22
夢の乗り物-1
小学生クラス(低学年) 制作:2011年9月 ◎制作のねらい ・楽しい旅を想像しながら乗り物のデザイン考え、外装や内装を工夫て描く。 ・サインペンの発色の美しさを感じ、線描や点描など特性を活かした塗り方を工夫する。 ・お友達や先生の様子を絵の中に描き入れることでクラスの仲間意識を持つ。 ◎感想/講師:中家総子 今月は空想画で、クラスのみんなで「夢の乗り物」に乗って好きな所へ旅に出かけました。 低学年の多いクラスは、画材にマッキーとサインペンを選びました。春の空想画ではクレパスを用いましたが、夏のクロッキーで、みんなの画力に成長を見ることができたので、今回はペン画に挑戦してもらいました。 夏休みにお出かけした時に、乗り物に乗った思い出をきっかけに、どんな乗り物でどこに行ってみたいか考えてもらいました。「お絵かきだから普通じゃ行けない場所にだって行けるんだよ、そこでどんなことしようかな?」クラスのみんなで話し合って段々と想像が膨らんできました。 「月の上」「アマゾン!」「海の中〜」など盛り上がったところでさっそく乗り物のデザインを考えてもらいました。外装のお洒落をこだわった子、中の様子や機能に重点を置いて考えた子など様々でしたが、特に男の子は行き先に応じたパーツをどんどん描き足していてかっこいい!そして、乗り物の中や外の景色にはお友達や先生を描き入れてました。「どこに描いて欲しい?」「何しているところがいい?」工作の共同制作でクラスの絆も深まってきました。お友達と関わりながら絵が広がって豊かになっていく感じは空想画ならではです。 サインペンの先からどんどん夢が広がっていく感じに子供達も先生もワクワクしました。空想画にはその子の夢や考えやメッセージが沢山つまっています。楽しいことだけでなく時には、ちょっといけない事や、毒々しい事、へんてこなこと事なども描く子もいますが、心を開いて安心して自分を見せてくれているのだなと思います。アトリエがみんなにとってそういう場所であったら嬉しいです。楽しい旅のお絵かきは来週返却です。お楽しみに!
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