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幼児/工作「ゆめ色たまごのリース」
[幼児クラス] 2021.12.17
幼児/工作「ゆめ色たまごのリース」
ホワホワの玉は、それぞれの夢を込めた「たまご」。柔らかなフェルトの原毛を、羊さんの匂いもリアルに感じながら、優しくコロコロと泡立て丸めて作りました。この夢のたまごを迎える、巣づくりの冬の工作。身近なところから様々な「秋」素材をみんなに集めてきてもらいました。街の中の公園や通い慣れた道沿いでも、自然の豊かさを感じられる季節です。   さてアトリエに集まった豊富な素材たち。色づいた葉っぱは乾いて、手にするとカサカサパキパキ。小枝もいろんな形や手触りや色み。大量のどんぐりをかき混ぜジャラジャラ。丸くてトゲのある実は振るとパラパラ小さな種がこぼれます。五感に呼びかけるそれらに惹きつけられる子どもたち、自然と見せ合いっこ・交換こが始まり微笑ましい姿でした。   円く絡めた少しの蔓を土台に、素材を選んでくっつけていきます。たまごの居心地を思いやり、温かく丈夫に。針金やリボン結び、毛糸の巻き付けなど、色々な手仕事に回を重ねるごとに手慣れてきて、植物を触る手にも優しさが添えられます。黙々と手を動かし、ゆったりと穏やかなレッスン時間。素材の選び方や配置のバランスに、これまでの絵画制作などでも見られてきたその人らしい表し方が自然と出てくるのが面白いです。骨太で素朴な感じ、チャーミングなアイデア、アクセントを効かせるために引き算を心得ている感じなど。   仕上げの日。夢のたまごたちを取り付けると、生き生きと、とても素敵な作品となりました。想いが吹き込まれ、枝で囲まれた余白にも温かな空気を抱くよう。 どんな夢かは子どもたちの心の中ですが、それらもまだふんわりと柔らかで、きっとたくさんの可能性に満ちているのでしょう。優しく守られ温められて、いつか孵りますように。 もう気づけば木枯らしの冬です。この季節が巡るごとにぜひご家庭に飾っていただければと思います。   ⭐︎作品ギャラリー⭐︎     === 生徒募集情報 === 【幼児クラス】 月3回/木・金曜日/年中〜年長さん対象 現在両クラスとも満席の為、新規募集を停止しております。内部進級者のクラス編成が整う来年2月頃に、次年度の募集情報詳細をUPする予定ですので、どうぞ今しばらくお待ちください。   =お問い合わせ= https://coubic.com/atelier5/contact
小学生 工作/チクチクワーク
[小学生クラス] 2021.12.13
小学生 工作/チクチクワーク
  12月に入って気温が下がり、街の装飾や聴こえて来る音楽もだいぶ冬らしくなって来たな、と思うこの頃です。アトリエに通う子どもたちも厚手の上着やマフラーを身にまとい、すっかり冬の装いになってきました。   さて今年の冬の工作は糸と針でチクチクワークに挑戦しました。でもそれだけではありません。実はチクチクの支持体となるフェルトも手作りしています。「本当にこの細長い羊さんの毛が布になるのかな?」と最初は疑問に思いながらも、優しく丁寧に泡立てていくとあら不思議。レッスンが終わる頃には1人1枚、色とりどりの布が完成しました。   初回に作ったフェルトを丸く切り、回を重ねるごとに刺繍やビーズで装飾を施していきます。それぞれのペースで拘りを持って取り組んでいました。9月にコラージュを経験していたので、それが活かされており工夫が凝らされた見事な作品が続々と完成しています。壁に掛けられるような仕上がりになっているので、おうちでぜひ飾ってみてくださいね。きっと、あたたかな気持ちになる事でしょう。   3月の作品展で冬の工作「早春の野原」はみんなの作品がズラリと並ぶ予定です!その様子も今からとても楽しみです。   ===インスタグラム=== こども美術コースの作品はこちらからご覧いただけます。 https://www.instagram.com/atelier5_kids   ===小学生クラス・募集終了=== 今年度の募集は終了いたしました。来年度は在籍の生徒さんが優先となりますので予めご了承ください。またすでに待機リストにお名前がある方はお席が空き次第、順次ご連絡をいたします。恐れ入りますが引き続きお待ちください。
木版画/モノクロで摺る抽象 2021後期
[木版画] 2021.12.12
木版画/モノクロで摺る抽象 2021後期
講師:辻悦子 日々の美しい瞬間や心象を、敢えて2版だけでどこまで豊かな表情を引き出せるか研究しています。仲間と共に小杉画廊や吉田スタジオでも学び、作品群に反映されました。作者の感想を添えてご報告します。 S様 木版画は繊細な表現もできるし、また、ダイナミックな省略も必要であるので潔い感じが好きです。板木を彫っている時、和紙をおく瞬間、作品と対話をしながら自分と向き合う時が何より貴重な時間でした。   M様 同じ版木ですが、布で墨を拭き取るだけで、葉っぱの動きが出せました。布で墨を拭き取る程度が感任せ?なので、擦り上がるまでドキドキでした。今年は丸刀と平刀しか使わなかったので、来年は違う彫りに挑戦したいです。   T様 レッスンを受講するまでは、木版画は彫りの作業が大事であるというイメージをもっていました。もちろん彫りも大切だけれども、刷り方にさまざまな方法があることを初めて知りました。思い切って受講して、とてもよかったです。   A様 木版画で抽象表現はまだまだ可能性があるなと思えて、興味は尽きないなあという気持ちです。今回の作品ではより本格的な技法と木版画の柔軟性を学べたので、次はそれをもっと自分のものにして作品を作っていきたいと思います! =================== 木版画講座のご案内 【時間】日曜日10:30〜13:30 (3時間)  全7回(隔週) 【対象】おとなクラス中級以上の方・卒業生(学生〜大人) 【定員】4名 先着順  【費用】4,675円/回 (3時間) 材料費込 【講師】辻 悦子 木版画講座(過去のブログ) https://atelier-5.com/blog/tokubetukouza-5nokai/mokuhanga *次年度の募集は3月初旬の予定
おとな/未知の領域への挑戦
[デッサン油絵] 2021.12.09
おとな/未知の領域への挑戦
【作者の感想】 おとなクラスM様(2010年4月入会)/講師:辻悦子 次から次と様々な事に興味を持つタイプの私。しかしながら絵画教室入会は、大袈裟に言えば憧れと無意識化の未知の領域への挑戦といったものだったのかもしれません。そして今思うのは、良き縁との出会いであったという事です。 様々な手法に触れ、その時々の心のゆらぎを感じ、楽しい時間を過ごして来ました。 【鉛筆画】2011.11「牛乳パック」 大好きな白黒の世界。出来上がった時の「ああ私にも絵が描けるのだ」という自信と喜びは忘れられません。実体の美しさを気付かせてもらい、目で見た物を再度絵で視覚化し、モチーフへの想いを深める事を知りました。   【色鉛筆画】2015.7「紙の箱」 【色鉛筆画】2020.8「ミニトマト」 色鉛筆から醸し出される色の世界を知り、優しい風合いを感じました。おとぎ話の世界の様です。色への興味を深め、苦手意識を取り除いてくれました。   【水彩画】2019.3「新たまねぎ」 せっかちな私も、水と顔彩の融合で作り上げる手法のお陰で、ゆったりとした制作を知りました。また、その反面潔いスピード感が心地良いという事も知りました。   油絵:2021.10 「追想」 1年間で1作。モチーフのお陰で心が離れる事なく描き上げる事が出来ました。レッスンで対面する度に自己発見があり実に楽しい制作でした。 . かつての作品と対峙して、その時モチーフとどう向き合っていたか、何を考えていたかを思い起こす事が出来ましたのも、原稿依頼を頂いたお陰様です。ありがとうございました。 これから自分が出会うモチーフ達と、どう寄り添っていくかが楽しみであり、アトリエのお仲間の皆様の作品を拝見する事に一番ワクワクを感じています。 2021.12 ◆おとなクラスのブログ◆ 合評会や生徒作品など詳しくはブログをご覧下さい。 →https://atelier-5.com/blog/otona/dessannaburae   ◆初心者の鉛筆デッサン◆体験レッスン生徒募集中 受講料(120分):2,750円(税込)画材込・当日納入 詳細は以下をクリックして日程などの詳細にお進み下さい。↓
小学生 絵画/秋の光・家・ドライフラワー
[小学生クラス] 2021.11.16
小学生 絵画/秋の光・家・ドライフラワー
浅い角度で差した陽が自らの影を秋色に染め長く伸ばす季節。小学生クラス秋の観察画『秋の光』も季節の移り変わりと共に完成となりました。今回は通常の観察画と異なる手順で進め、皆が春から培ってきた実力を遺憾なく発揮し、新鮮さとどこか漂う懐かしさを伴った作品となりました。 スタートは絵の具で『秋の光』を筆の代わりにスポンジや歯ブラシ、ヘラなどを用いて表現。光と言えども白や黄色のみではなく様々な色が混在していることを知り、「暑さ」から「寒さ」へと移行する10月を肌で感じたまま、画面いっぱいダイレクトに描きました。 そしてその上から黒のコンテでたくさんのドライフラワーと、家でスケッチしてきたものを観察し描写。鉛筆やクレパスにはないカラッとしたぼかし表現や線の強弱、さらに9月のコラージュ制作で身につけた構成に工夫を凝らしグイグイと手を動かしていきます。 最後にカラーコンテで『秋の光』を追加。始まりに光を描いた時とは約ひと月経ったことで季節がさらに押し進められ感じ方にも違いが生まれます。折り重なる色と色が複雑に関係し合い、観察画でありながらそれぞれのイマジネーションが良く感じられるものとなりました。 ドライフラワーの不思議な手触りとにおい、想像を裏切る重さ また慣れ親しんだ故に普段気にも留めずに目にする自宅の時計やいす、カレンダー そして身体の内と外で感じとる変容し続ける光、季節。 『時間』という不変非ざる事象を、様々な『観察』を駆使し、『不変』として絵画に落とし込んだ名作です。 是非お家のお気に入りの場所に飾って下さい。
幼児 絵画/浴衣を着た先生
[幼児クラス] 2021.11.05
幼児 絵画/浴衣を着た先生
  <幼児クラスアシスタント おりはらみなこ:記> 10月の観察画は、「浴衣を着た先生」でした。 いつもなら、人物画は、クロッキー(消しゴムを使わないで、鉛筆で描く)だけでしたが、今回は、時間をたっぷりかけ、着彩までしました。 人物を描くのは、幼児さんには、少しハードルが高く、子ども達にとっても、講師にとっても挑戦です。 それでも。これまで、お花や果物の、匂いを嗅いだり、感触を確かめたり、時には味わったり!アトリエ5 が大切にしている「5」感をフルに使って、よーく観てきたから、一人一人キチンと観る力はついてきている筈! 人物画は、観察画の中でも特に観る力が、わかりやすいのです。 着物の色や柄、小さな指輪やイヤリング、座っている姿勢…。 今一度、持ち帰った絵を丁寧に眺め、子ども達の挑戦と頑張りを、今の成長を観て、褒めてあげて欲しいです…。 レッスンも無事半分を超えて、来年3月の作品展が、今からとても楽しみです。   ⭐︎作品ギャラリー⭐︎   === 幼児クラス生徒募集情報 === 【幼児クラス】 月3回/木・金曜日/年中〜年長さん対象 現在両クラスとも満席の為、新規募集を停止しております。内部進級者のクラス編成が整う来年2月頃に、2022年度の募集情報詳細をUPする予定ですので、今しばらくお待ちください。   【幼児ミニクラス】 月1回/金曜日/年少〜年中さん対象 学びや楽しさはアトリエ5幼児クラスの濃縮版。ゆったりのペースでレッスンに慣れつつ、幼児期ならではの表現活動をお友達と思い切り楽しみましょう。また、こちらで受講体験をされた方は2022年度には月3回の通常幼児クラスへスムーズに進級していただけます。 11月〜1月 各日程・残席わずか!*詳細   =お問い合わせ= https://coubic.com/atelier5/contact
小学生 絵画/移ろう季節
[小学生クラス] 2021.10.25
小学生 絵画/移ろう季節
  ここの所、寒い日が続きますね。今月は季節の移ろいを感じながら、秋の観察画の真最中です。まだ汗ばむ日もあった10月の初め、モチーフのドライフラワーを描く前に「秋の光」をイメージして先に絵の具で背景に色を付けました。「光って何色かな?実は黄色や白だけではないのです。」初回のレッスンではそんな切り口から始まり、「では今の季節の光はどんな色だろうか。」と自分が感じるピッタリの色を作り、画用紙いっぱいに広げました。制作の途中、ある低学年の女の子が「寒いと暖かいの間はピンク色なんだ。」と教えてくれました。また全体的に先月のコラージュ効果もあって画面構成に力が付き、背景だけでも見応えがあります。ご家庭でも作品について尋ねると、思いもよらぬ工夫や意図を話してくれるかもしれません。   そんな思い思いの光が差した画用紙に、次はいよいよドライフラワーを描いていきます。ふわふわで可愛い物もあれば、ちょっと不思議な生き物のようなモチーフもあります。沢山ある中から自分で選び、そっと運んで黙々と描く。秋は集中力がぐんと上がり、どのクラスもテンポよく進んでいます。   今週は宿題だったおうちで描いてきたものが作品の中に登場する予定です。外の光と、家の中にある物と、アトリエのドライフラワー、絵の中で大集合。さて、どんな作品に仕上がるのか今から楽しみです。   【小学生クラス2021年度 募集終了】 コロナ禍で定員を減らしている為、今年度ご入会の募集は終了とさせて頂きます。
おとな/お散歩がきっかけ!
[デッサン油絵] 2021.10.03
おとな/お散歩がきっかけ!
【作者の感想】 おとなクラスM様(2018年5月入会)/講師:辻悦子 絵を習い始めたきっかけは、我が家で飼ってる柴犬はるとの散歩でした。 朝の公園であるご夫婦と顔見知りになり、はるがご主人にすっかり懐いてしまいました。 ある日 はるを連れてご夫婦のご自宅のお庭にお邪魔した際、奥さまが絵画教室を開いてらっしゃる事を知り、今からでも絵が描けるようになれたら‥と軽い気持ちでアトリエ5に入会しました。 絵を習うのは美術の授業以来です。 鉛筆デッサンでは、鉛筆で光りと影、彩色、モチーフの材質を表現できることを学びました。 昨年は色鉛筆デッサンに挑戦しました。自分の感性にピタッとあった色が描けた時の嬉しさ。なにより家事の合間にダイニングテーブルで無心になれる時間が持てたのが良かったです。 今年は木版画に挑戦です。いにしえから変わらぬ作業工程に感心し、趣きのある和紙に触れ、墨の匂いに癒されてます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆おとなクラスのブログ◆ 合評会や生徒作品など詳しくはブログをご覧下さい。 →https://atelier-5.com/blog/otona/dessannaburae   ◆秋の入会キャンペーン◆ 10月末まで欠員募集 先着順 木曜日午前クラス 10:30〜12:30 残席2名   体験レッスン受講料割引:2,750円→2,200円(税込) 画材込・当日納入 詳細は以下をクリックして日程などの詳細にお進み下さい。↓   作品サイズや技法など制作内容により定員調整をしている為、以下のクラスは新規募集を控えています。ご了承下さい。 火曜日午前クラス 10:30〜12:30  水曜日夜クラス  19:00〜21:00  土曜日午前クラス 10:30〜12:30  土曜日午後クラス 13:30〜15:30   土曜日夕方クラス 16:00〜18:00  土曜日 夜クラス 19:00〜21:00 
こどもいけばな/おうち時間を豊かに
[いけばな] 2021.09.28
こどもいけばな/おうち時間を豊かに
          土曜特別講座「こどもいけばなクラス」:2021年9月25日 【感想】講師:吉田香倫 朝晩はだいぶ涼しくなり、秋風が気持ちいい日が増えてきました。真夏と比べると切り花の持ちも良くなるので、いけばなをするにはいい季節です。   緊急事態宣言発令に伴い、開講するか判断が難しかったのですが、学校行事の縮小やイベント中止が続いており、少しでもこどもたちに楽しんでもらえる場を作りたいと思い、密を避け、環境管理を徹底することで開講しました。   この時期にしか手に入らない紅葉したユキヤナギや、切り花では珍しいキバナコスモスなどの花材を使いました。回数を重ねてきた生徒さんは、自分の生け方が段々定まってきて、花の長さや向き、色の置き方などのポイントを掴んでいるようで、特に生け始めが早くなっていると感じました。それは花材を目の前にしてから、どれをみせたいか、どんな作品にしたいかを決めるスピードが早くなったからだと思います。迷って当然で、一番の悩みどころなのですが頼もしいです!   いけばなは何度でもいけ直しができます。もちろん花の寿命はありますし、一度切った茎を元の長さには戻せませんが、器を変えたり、花材の組み合わせを変えたり、置き場所を変えることで見せ方も変わります。 100円ショップなどで小さい剣山も売っているので、マグカップのような小さいものにも生けられます。 おうち時間はまだ続きそうなので、是非いろいろ試して、おうちの中を華やかに彩って楽しんでくださいね!   お花に慣れ親しんでもらい、楽しくいけることを学ぶ場として開講していますが、ステップアップもしていきたいですね。次年度も気軽に参加しながらも楽しんでもらえるプログラムを準備していきたいと思います。   *********************** 【インスタグラム】 「アトリエ5_いけばな」 生徒さんの作品や活動風景をご覧頂けます。 フォローも宜しくお願いします。↓ https://www.instagram.com/atelier5_ikebana/   自宅でいけた花など是非 #アトリエ5こどもいけばな を つけて投稿してください。   *********************** 2022年度【こどもいけばなクラス】年2~3回開講予定 ○初心者から経験者まで、個々に合ったレッスンを行っています。    詳細は2022年4月以降にアトリエ5HP、Instagramアトリエ5いけばなにてお知らせ致します。 ***********************   ○草月流のHP 勅使河原茜家元の作品やイベント情報が見られます。 https://www.sogetsu.or.jp/   ○LINE公式アカウント 草月WEST で検索 いけばな草月流の本部お教室案内です。 家元や講師の先生方の素晴らしい作品も見ることができます。
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