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幼児のクロッキー
[幼児クラス] 2016.01.14
幼児のクロッキー
◎講師:渋谷 葉子/ アトリエ5では年に3回、4月・9月・1月の1週目に取り組んでいます。 お休み明けのウォーミングアップといったところでしょうか。 講師とアシスタントがモデルになり、10分という短い時間で描きます。 お約束として、描いている間は消しゴムを使わないこと。 見ることに集中するよう「間違えたら消せばいい」と甘えないためにはずします。 今回は3回目なので、描く前に今までの成長過程を振り返りました。 言葉掛けはあえて短く「よく見て」「ゆっくり」「ていねいに」 そして、タイマーをセットして描き始めます。 おしゃべりでにぎやかだった部屋もタイマーの「ピッ!」の音で一瞬に静まります。 描いている間は幼児さんといえども、殆どおしゃべりせずに集中します。 タイマーが鳴ったら、スケッチブックを前に並べます。 緊張をほぐす時間と、みんなの作品を見るという点をがポイントです。 次はモデル交代。どんな違いがあるか、みんなで探します。 今回はメガネ。形の特徴のポイントだけを伝えました。 キーワードは「画用紙をたっぷりと使う」 2回目となると子ども達も調子が上がってきて、手が早くなり時間に余裕ができてきます。 そして追加のキーワードは「詳しく見る」 子ども達は細かなところを発見し、形にすることで楽しさを覚えます。 これがクロッキーで一番大切にしていることです。 そして、今しか描けない線、表現を大事にしたいと思っています。 指導を入れてたとえ上手に描けたとしても、それは子ども自身の絵ではなくなってしまうからです。 子どもが観察した中で気づいて、獲得した形に意味があるのです。 ですから、あえて指導は入れません。 実際と違っても、形が小さくても、子どもが描けるようになるその時を待ちます。 スケッチブックはお絵描きの成長記録。 少しづつ変化していく過程に意味があるのです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *facebookに写真を追加しました。→☆
辻 /クロッキーでスタート!
[お知らせ] 2016.01.11
辻 /クロッキーでスタート!
◎主宰:辻悦子 こども美術コースは、恒例のクロッキーで今年の幕開けです!4Bの鉛筆一本を頼りに、とにかく10分だけ集中してみると、「へえ〜こうなんだ。こうなってるんだ。」っていろいろ発見します。   自分の気持ちと同じスピードで描く素直な線は、今ここに生きてる証しです。写真は幼児クラスの作品ですが、小学生クラスになって慣れてくると、10分が以外に長かったりもします。 今年もここから全てが始まります。みんなで楽しく丁寧にやりましょう! ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【新年度のクラス編成】 在籍生徒様のご希望を調整しているところです。定員制のため1月末まで今しばらくお時間を頂きます。ご了承下さい。 新規入会をご希望の方から多くのお問合せを頂いております。ご希望の曜日をご記入のうえ、下記の体験レッスン又は入会説明会をお申込み下さい。宜しくお願い致します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【冬の体験レッスン】(要予約) 通常レッスンを下記の日程で体験していただけます。アトリエ5では、在籍生徒さんの制作環境を優先するため、月に一度の体験日を設けています。制作内容や欠員状況により、ご希望クラスでの受講が難しい場合もございますので、予めご了承下さい。 受講料:1500円☆生徒さんご紹介だと無料 ◎小学生クラス 前半クラス15:30~17:00 後半クラス17:00~18:30 ※月水のみ 『人物クロッキー』 1月11日(月)12日(火)13日(水) 『デザイン』 2月8日(月)9(火)10(水) ◎親子クラス  水曜日クラス10:30 ~11:30 『えのぐあそび』 1月20日(水)2月10(水) ☆見学(無料)は随時受け付けております。 お問い合わせ:アトリエ5☎ 044-411-5154 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【28年度入会説明会】 新年度4月からの入会をご希望の方対象の説明会です。 ご入会をご検討の方は、是非ご参加下さい! (要予約)定員8名 先着順 ◎親子クラス 2月25日(木)14:00~14:30 ◎小学生クラス 2月26日(金)16:00~16:30 ◎幼児クラスのご案内 新年度から水曜日13:30〜14:30に、3〜4才の親子参加のクラスを計画しています。 現在調整中のため、改めて3月〜4月の入会キャンペーンでのご案内となります。 入会をご検討の方はお気軽にお問合せ下さい。詳細が決まり次第ご連絡致します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
横山/色鉛筆クラス:透明な物を描く
[色鉛筆画] 2015.12.27
横山/色鉛筆クラス:透明な物を描く
おとな美術コース/制作:毎月第4土曜日13:30〜16:30(月1回) ◎感想/講師:横山大河 第8~9回の色鉛筆講座では、ガラスと水をモチーフにして透明な物を描く事に挑戦しました。今までとは異なる質感の物を描く事で質感表現の幅を広げることがねらいです。また、透明な物の対比として枝も一緒にモチーフを組みました。   透明な物を描く際には、今までの立体感の出し方の法則が通用しない部分があります。それは、陰影の「陰」がほとんどできない事です。 これまでは、稜線を中心にした陰影表現で立体感を表す方法を学んで来ました。しかし、今回のモチーフではそれが当てはまりません、このような場合、どのように立体感を表せば良いでしょうか。   その方法は2つあります。まず1つ目は、透けて見えたり映り込んだりしている物の形の歪みをよく観察する事です。ガラスや水を通した物の形は、モチーフの形状に沿って歪んでいるので、その歪みを正確に描く事で立体感を表現できます。 次に2つ目は陰影の「影」をよく観察する事です。陰影の「陰」は見えにくいですが、透明な物でも「影」はしっかりと見えます。影をよく観察する事で、立体感のみならずモチーフのキラキラした質感なども表わせます。   今回は、モチーフそのものの形、モチーフから透けて見える形、モチーフに映り込んでいる形と、様々な形が絡み合い複雑で難しい課題でした。しかしながら、皆さんとても熱心に取り組んで下さり、質の高い作品が出来たと思います。   色鉛筆は1つひとつの工程が少しずつ重なり、その集積で絵が出来てくる画材です、絵具で描く場合のように、一気に絵が出来たり、また、絵具の偶然性を利用した絵作りなどもできません。 そのため、作者がどのような姿勢で絵に向かい合っているかが比較的分かり易い画材と言えます。皆さん回を重ねるごとに技術的にも向上してきましたが、モチーフをじっくり観察する、1つひとつの描写を丁寧に行う、「ねらい」に沿ってモチーフからの情報を取捨選択するなど、作品制作に対する姿勢にも変化があるように感じました。   次回からは、最終回まで3回続きでそれぞれの「作品」づくりを行いたいと思います。 今まで学んだ事を活かして、各自のやりたい事を全開にして色鉛筆の表現に挑戦して頂きたいと思います。 僕もどんな作品ができていくのか、大変楽しみにしています!   ※本人のご都合により、3回全ての講座に参加できない場合でもお気軽にご参加下さい。 画面サイズを小さくし短時間で仕上げる方法にする。1回で終わる別課題を用意するなど、柔軟に対応致します。 また、色鉛筆画が初めてという方でも、入門編の課題も用意がございます。 色鉛筆画にご興味を持っている方の参加をお待ちしております!   <追記> 12月4日~12月15日に行われた個展「借形庭園」にお越し下さいました皆様、ご来場誠にありがとうございました。この場をお借りしましてお礼を申し上げます。 また、個展の様子を自分のホームページにて紹介しておりますので、そちらもぜひご覧頂けますと幸いです。 ●アドレス:http://yokoyama-taiga.sakura.ne.jp/bio/houkoku-2015-s.html    
本田/『発表会&お楽しみ会』(特別レッスン)
[小学生クラス] 2015.12.25
本田/『発表会&お楽しみ会』(特別レッスン)
小学生クラス  2015年12月  ◎ 感想/講師:本田雄揮(月・水曜日クラス) カラリと冷たい空気が冬本番を感じさせる今日この頃。 2015年も終わりを迎えようとしています。 今年の12月は盛りだくさんのイベント続きでした。 まずは先日お伝えした国際児童画展の鑑賞会。 その次は冬の工作発表会。 最後に待ちに待ったお楽しみ会。 通常レッスンとは異なるものでしたが、子ども達はそれぞれで考え、とても楽しんでいました。   発表会では部屋を暗く覆いそれぞれ持ち寄った懐中電灯で、吊り下げた「ねがいのかたち」をライトアップ。作品に込めた願いや工夫したところ、お気に入りポイント、来年の目標などを1人ずつ発表していきました。等身大の願いの声に響き合うように、作品は輝きを深め、それは眩しいほど。皆が立派に言葉を選び、それに真剣に耳を傾ける姿は、きっとお互いの作品を認め合う心が育っている証なのでしょう。 その後は、暗室を活かし2グループに分かれ影の造形遊び。紙コップやペットボトルなどを利用し「かげタワー」を制作。喧々諤々と意見を交わし、「なんだかよく分からないけどきれいでおもしろい」を追求しました。グループ制作では、意外な子が頭角を現すこともしばしばありますが、まさかここまでとは。短時間でしたが、実に興味深い取り組みでした。   最後はお楽しみ会。例年乾杯の後ピタゴラ装置を制作しますが、今年は材料として大量の段ボールが投入され、更なる規模の拡大が図られました。前回の「かげタワー」を引き継ぐように、意見を交わしながら協力時々衝突、のち和解。「真剣に遊ぶ」表情のなんと美しいことか。良い工夫や面白いアイデアってこんな表情の時にひょっこり顔を出すものなのですね。いつもは澄ましている子の大きな笑い声、転がるビー玉の行く末を案じる皆の眼差し。繊細な微調整を行う研ぎ澄まされた指先。クリエイティブが充満した部屋は、今年を締めくくるに相応しい熱気でした。   知らないことを知ってみる。 人やものに耳を傾けてみる。 真剣になってみる。 かたちに残らない、だけどきっと大切なもの。 こころの育ちが計りしれない12月でした。   本年もアトリエ5にご理解ご協力頂き誠にありがとうございました。 次年も何卒宜しくお願い申し上げます。 では皆様、良いお年を。 ・・・・・・・・・・・・・・・ *facebookに写真を追加しました。 月曜日・水曜日クラス:発表会&お楽しみ会 火曜日クラス:発表会☆ / お楽しみ会☆    
私の好きな曲
[中高生クラス] 2015.12.19
私の好きな曲
制作:2015年 秋冬 ◎感想/講師:辻悦子 中学生クラスでは音楽好きが多く、油絵のお片づけの時には「○○のライブ行きたあ〜い!」と楽しそうに情報交換しています。そんな様子を見ていて、秋の油絵は、少し難度の高い「抽象表現」に挑みました。 まず、好きなアーティストの1曲を選び、スケッチブックに下描きをして、少しずつ自分の描きたい事が見えて来たら、キャンバスに再構成していきます。 途中、何度も聞き込んでいくうちに、最初のイメージが物足りなくなったり、逆に省略したくなったりと、試行錯誤を繰り返すと何だかいい感じになって来て、最終日には新しい自分を見付けた様で、大満足の笑顔を見せてくれました。 私は今回初めて聞く曲が多く、歌詞に共感したり、テンポに付いて行けなかったりと必死でしたが、新鮮で楽しい時間でした。全体に落ち着いた配色の作品群ですが、自分らしい色作りのコツを掴み、暗いだけではない魅力があります。 幼児クラスや小学生クラスで描いて来た「聴想画」が、思春期にこのように発展する事は感慨深く、これからも臆せず素直に表現できる場でありたいと願います。 *facebookに写真を追加しました。→☆   
鳥獣戯画の模写
[デッサン油絵] 2015.12.15
鳥獣戯画の模写
◎感想/講師:中上佳子 『模写』は日本画を学ぶ為に、なくてなならないものです。先人が守り、後世へ伝え続けた作品からは、教わる事が非常に多いからです。このレッスンでは、国宝『鳥獣戯画』の中から好きな動物を選択して模写を行い、色紙の上で再構成して作品に仕上げます。 一言で言ってしまうと簡単のようにも思えますが、現代では墨と筆に触れる機会は殆どありません。ましてや、墨と筆で絵を描く事は、日常生活において全く無いといえます。つまり、生徒の皆さんも最初はまず『墨の線に慣れる』ところからスタートしました。線は、本当に正直です。緊張しすぎれば硬くなりますし、気持ちが下がってしまうと勢いがなくなってしまいます。初めは誰でも思うとおりにひけません。道具の扱い方や基礎技法をお伝えしたら、あとは自分で実践しながら感覚を掴んでいくしかないのです。 模写は過酷な作業でもあります。しかし、皆さんはこちらの予想を遥かに超える熱意で毎回練習に励み、更にはご自宅でも練習をされていました。それも楽しみながら!です。これが時代を超えても色褪せない鳥獣戯画の魅力なのでしょうね。そして、レッスンの回を重ねるごとに、線は目に見えて生き生きとのびのびと変わっていきました。 撮影された模写作品は膨大な練習を経たからこそ描くことの出来た一枚です。教えるということに限界を感じる事があっても、自分で学ぶということに限界は無い様に思います。生徒さんの描く線の変化を見て、そう実感しました。模写で学んだ線は、模写を越えて必ず自分の制作へと繋がっていきます。次はどの様にその線が活かされるのか、とても楽しみです。 *facebookに作品写真を追加しました。→☆
春日/カナガワビエンナーレ国際児童画展(鑑賞会)
[小学生クラス] 2015.12.14
春日/カナガワビエンナーレ国際児童画展(鑑賞会)
小学生クラス(月•水) 2015年12月 ◎ 感想/アシスタント:春日千尋 今回は、川崎市国際交流センターで開催された国際児童画展を観に行きました。アトリエ5の展覧会場と同じ場所なので、自分達の作品が飾られた場所で世界中の子ども達の作品を観ることが出来るとても貴重な機会でした。 展示された作品を皆それぞれの絵の見方をしていました。絵に描かれたメッセージを受けとったり技法に感心したり。嫌いな絵を見つけた子もいました。それも今の自分の大事な感覚。自分の心の声に耳をすますように絵と向き合うことが大切。これは、絵を観る機会の積み重ねで自然にできます。始めは、どう絵を観ればいいのか分からないと困っていた女の子も、「この人、お腹にあかちゃんがいる!私のママと一緒だ!」と発見してからは、自分なりの絵の見方で楽しんでいました。 教室に戻って子ども達に、感想を聞くと、「血が流れていたりした絵があった。どうしてこんな残酷な絵を描くんだろう。」「それは、その子がいま生きている場所がそうだ。ということなんだよ。」と講師は答えました。 自分達と同じ年の子が戦争や、感染病について『絵に描くほど』身近な中で生活している。そのことは、自分達が絵を描くからこそ、テレビなどからニュースで、知るよりも強くリアリティを持って伝わりました。 子ども達が作者に書いたメッセージには、「私もこんな絵が描いてみたいです。」という言葉が多かったです。自分がやってみたい表現の具体的な目標を見つけたようでした。次の作品にどんな影響がでるかな。色々観て、経験して変わっていく子ども達の作品が楽しみです。 *facebookに写真を追加しました。→☆火曜日クラス鑑賞会の様子 ======================== 【28年度入会説明会】 新年度4月からの入会をご希望の方対象の説明会です。 ご入会をご検討の方は、是非ご参加下さい! (要予約)定員8名 先着順 ◎対象 親子クラス•小学生クラス ◎日時 2月25日(木)親子クラス14:00~14:30 2月26日(金)小学生クラス16:00~16:30   【冬の体験レッスン】 通常レッスンを下記の日程で体験していただけます。 (要予約)受講料:1500円☆生徒さんご紹介だと無料 ◎小学生クラス 前半クラス15:30~17:00 後半クラス17:00~18:30 ※月水のみ 『人物クロッキー』 1月11日(月)12日(火)13日(水) 『デザイン』 2月8日(月)9(火)10(水) ◎親子クラス  水曜日クラス10:30 ~11:30 『えのぐあそび』 1月20日(水)2月10(水) ☆見学(無料)は随時受け付けております。 お問い合わせ:アトリエ5☎ 044-411-5154 ========================  
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