体験を予約する

┃ blog ┃

辻 /小学生:10分クロッキー
[小学生クラス] 2015.10.01
辻 /小学生:10分クロッキー
小学生 火曜日クラス 制作:2015年9月 ◎感想/講師:辻悦子 こども美術コースでは、季節毎に担当講師をモデルにクロッキーをします。 上手に描く事ばかりに捕われていると、自分の本当の気持ちがわからなく なるので、クロッキーで「良く見て感じとる力」を養成しているわけです。   でも、良く観るって実は良く分からないものです。だからまず描いてみる! タイマーで10分間という制限を設けて、4Bの鉛筆1本だけが頼りなのです。   細かな説明無しに「宜しくお願いしま〜す。」でスタートです。子ども達は、 「こんな感じかな?」「この線はこうきてここでおわり!」「へえ〜!」 「え?間違ったよ〜。もうだめだあ〜」「消しゴム使いたい。ダメなの?」 子どもたちのドキドキが真剣な表情と共にこちらにも届き、感動します。   ピピピ〜!と鳴ると「え〜っ?」「ああ〜!」「できた〜」と大騒ぎの中、 全員の作品をずらりと並べてみると、急に静かになりお友達の作品から何か を吸収していきます。指導者の言葉よりもこちらの方が断然効果的なのです。 人体のバランスなどほんの少し説明して、「はい、本番いきま〜す。ピッ!」 ・・・・・ 静かな空間に鉛筆を走らせる音だけが響き、目には迷いの無い力がみなぎり、 鉛筆の持ち方も挑む感じになっていきます。 「自分の目を信じて描いて下さい。そう、とてもいい線です。その調子!」 ・・・・・ピピピ〜! 下唇を噛みながらも頷いていたり、じっと画面を見る姿が印象的です。きっと 何かを吸収した満足感に浸っているのではないかと思い、そっと見守ります。。 また、集中する時の気持ち良さもほんの少し分かったのではないでしょうか? 10分間は以外に長く感じたりもして、いつも新鮮です。  
辻 /Conobieに「生きる」の記事掲載!
[お知らせ] 2015.09.29
辻 /Conobieに「生きる」の記事掲載!
【拡散希望】 Conobieにアトリエ5の「生きる」の取組みが掲載されました。 お友達に是非ご紹介下さい!多くの方々に読んで頂ければ幸いです。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 掲載記事:https://conobie.jp/article/3493 作者:Dさん(小学6年生 女子) 生きているということ いま 生きているということ 水色の空を見てうれしくなること 深緑の葉を見て幸せになること 夢がかかえきれなくなること 進む道が 見えること   生きているということ いま 生きているということ それは黒色 それは真夜中 それは雷 それは台風 それはクラムボン それは江戸川乱歩 昔の「きらい」が「好き」になること 進む道が かわること   生きているということ いま 生きているということ からかわれてはらがたつこと おこられてはずかしいこと しっぱいをこうかいすること むしをいやがること くらいよみちをこわがること じぶんがきらいになること 進む道が 見えなくなること   生きているということ いま 生きているということ 絵をかくのに夢中になること だれかの不幸を悲しめること だれかの幸運をいのれること いま いまが楽しいこと 道が見えなくなっても あるくこと
辻 /色鉛筆クラス「自由制作-①」
[色鉛筆画] 2015.09.26
辻 /色鉛筆クラス「自由制作-①」
土曜特別講座 制作:2015年9月26日 ◎感想/辻悦子 4月から毎月色鉛筆作家の横山大河先生の特別講座を開講してきました。 これまでの基礎技術を踏まえて、今回は各自が選んだモチーフに沿って 作品作りをします。絵は技術だけでない事を学ぶ機会となりそうですね。 今回も皆様大変熱心に受講して頂き、誠にありがとうございました。 描き急がず「自分が何をどんな思いで描こうとしているか」を確かめて、 その手順を計画できればと思います。そのプロセスにこそ価値があります。 おススメ情報でご紹介して頂いた「絵本作品」の数々も興味深かったです。 色鉛筆の秀作を数冊お預かりしているので、ご希望の方は是非ご覧下さい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【色鉛筆クラス・生徒募集中】 対象:アトリエ5おとな美術コース在籍の生徒・OBOG 講師:横山大河 色鉛筆画 作家 ホームページ:http://yokoyama-taiga.sakura.ne.jp 開講日(月1回): 12/26   1/30   2/27   3/26 時 間:13:30〜16:30(3時間・休憩あり) 受講料:在籍生徒 2,700円/OBOG 3,240円(税込) 予 約:通年又は各回先着8名様/来年度も開講決定! メール:atelier5@mac.com(受付:辻悦子)
渋谷/幼児:住んでみたい おうち
[幼児クラス] 2015.09.21
渋谷/幼児:住んでみたい おうち
幼児クラス 制作:2015年9月 ◎感想/講師:渋谷 葉子 今年は日本各地で災害が多く、とても心を痛めています。先日も栃木県で豪雨災害がありました。ちょうど今回の制作の導入時で、自然とこの話題から入りました。子ども達の心の影響を考えると、この話題はさらりと終えたかったのですが、繰り返し映し出される映像を子ども達はしっかりと観ていて、 「お家が流れちゃったんだよね」「自衛隊の人が助けてくれたんだよ」という言葉が子ども達の口から出てきたことにドッキリしました。 そんな話題から今回のテーマに入っていくのは、とても心苦しいものがありました。 まずは「皆はどんなおうちに住んでいますか?」の問いに、地域柄90%以上の子がマンション住まいでした。当然ながら、色はグレーや茶色といった答えが大半。 それならば「皆はどんなおうちに住んでみたい?」と投げかけると、もう大変!! 「私はお城に住んでみたいなぁ」「僕のおうちは車になっていて、どこにでも行けるんだ」 「私のおうちの隣はケーキ屋さんなの」「僕のはロケットでキケンになったら空へ飛べるんだよ」と次から次へとアイデアが溢れ出てきます。 直ぐに画用紙に向かうと、スルスルとクレパスの線のなんと滑らかなこと! 「おうちが描けたら、渋谷先生と悦子先生が遊びに行きますね」と子ども達一人ひとりに寄り添います。 「玄関はどこかしら?ピンポーンは?」と聞くと 「泥棒に入られないようにドアがDNAで検索するの」という解答にビックリ! もの凄く難しい言葉なのにちゃんと使いこなしているから、子どもってすごい!! そして「丈夫なおうちに仕上げましょうね」と応援します。 仕上げの絵の具の色は子ども達の一人ひとりの思いが込められている様で、描き終えた時の顔はとても満足気でした。 アトリエ5の小学生カリキュラムでは、その年の出来事を意識的に盛り込むことがありますが、幼児クラスは今回たまたま重なり合いました。描くことで、子ども達の心の中の不安が少しでも解消できたことを祈ります。なお、水曜日クラスは9日の大雨で休講になったので、次週仕上げになります。 お楽しみに! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【幼児クラス・秋の入会キャンペーン】 只今、木・金曜日クラスの欠員募集を行っています。 通常レッスンを下記の日程で体験していただけます。 キャンペーンのこの機会にお気軽にお問合せ下さい。 受講料:通常1,500円 → 500円 日 程:10月8日(木) 9日(金) 15:00 〜 16:00 内 容:『かぼちゃと どんぐり』(観察して描きます) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【新年度の入会説明会・受付開始!】 来春の幼児クラスは、都合により水曜日の開講はありません。 よって、木・金曜日クラスが例年より早く定員に達すると思われます。 入会をご検討の皆様は、是非以下の説明会にご参加下さい。(要予約) 日 程:2月26日(金)14:00〜14:30 お申込み:☎044−411−5154 :https://www.atelier-5.com/contact/#contents01 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
渋谷/親子クラス:「つながったよ」
[親子クラス] 2015.09.14
渋谷/親子クラス:「つながったよ」
親子クラス 制作:2015年9月 ◎感想/講師:渋谷 葉子 田舎に帰省していて、久し振りに会う子がいました。小麦色に日焼けして、ちょっと背が伸びたかな?ちょっぴりお姉さんの顔になって。おじいちゃん、おばあちゃんと過ごしたから?一ヶ月という期間で子ども達はこんなにも成長するんだということを改めて教えてくれました。 「お休みはどこにおでかけしましたか?」 「何に乗っておでかけしましたか?」 この辺の地域は電車の便がとても良いので、圧倒的に電車が多かったですね。 「先生はバスに乗っておでかけしました」 「降りる時はピンポ〜ンと鳴らして降りるのよ」そんな会話から始まったバスごっこ。 いつもとは違う大きな紙をもらって、ローラーで気持ちよく道を描きます。そして、指ちょんちょんとお花畑。夏の取り組みで絵の具に慣れてきたのは子ども達だけではありません。お母さん方も躊躇することなく取り組めるようになりました。最初の頃「私はあまりセンスがないから」と仰っていたお母さんも、「上手に描こうと思わず、楽しんで描こう」の言葉を素直に受け止めて、近頃ではお子さんと一緒に楽しみながら制作されています。 出来上がった作品を並べると、偶然ながらもどこかの道がつながりました。 「さあ、どこにおでかけしようか?」自分の作ったバスを思い思いに走らせます。 個で始まった制作がお友達とつながった瞬間!! ここに親子クラスのねらいがあるのです。 次回は「お月見」をテーマに制作します。 お団子というおまけもあります。お楽しみに。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【親子クラス・生徒募集について】 秋の入会キャンペーンにつき、多くのお問合せを頂き誠にありがとうございます。 今年度は講師の都合により、2クラス定員のため誠に勝手ではございますが、 募集を打ち切らせて頂いております。なお、来年度の募集は2月末の説明会で 改めてご案内致しますので、今しばらくお待ち下さい。宜しくお願い致します。
春日/小学生:旅の絵本
[小学生クラス] 2015.09.09
春日/小学生:旅の絵本
小学生クラス(月•水) 2015年9月 ◎ 感想/アシスタント:春日千尋 9月の制作は、夏に行ってみたかった場所をゴール としてその道中を描いた絵本作りをしています。 急に涼しくなって、まだ調子が出ない様子の皆に、 こんな質問から始まりました。 「皆夏休みは楽しかった?どこに行ったのかな?」 皆楽しそうに思い出を話してくれました。 「先生はあまりに日本が暑いから、南極に行って ペンギンと一緒に遊びたかったです!皆は、自由に どこにでも行けるならどこへ行きたかった?」 「私はライオンがいるところ!」 「お化けがいるところ!」「宇宙は?」 時間も次元も超えてどんどん想像が膨らみます。 「じゃあそこに行くまでの旅の絵本を作ろう!」 まずは、スケッチブックに、「出発する場所」 「時間」「乗り物」などを考えて「目的地」までの ストーリーを言葉で書き出しました。 夏の楽しかった思い出も織り交ぜながら自分だけの 旅の物語を作っています。次週から蛇腹の絵本に 色鉛筆で描いていきます。完成が楽しみです! ======================== 【子ども美術コース秋の体験日】 ☆秋の入会キャンペーン9•10月まで 【体験受講料】  通常1,500円→ 500円 通常レッスンを下記の日程で体験していただけます。 ☆見学は随時受け付けております。 ◎小学生クラス 前半クラス15:30~17:00         後半クラス17:00~18:30 ※月水のみ          10月5日(月)6日(火)7日(水) 『魚介類』(観察画) ◎幼児クラス  水曜日クラス13:30〜14:30  木・金曜日クラス15:00~16:00          10月 7日(水)8日(木)9日(金) 『かぼちゃとどんぐり』(観察画)    【土曜特別講座 秋のいけばな 】 生徒さん募集中!         ◎対象 幼稚園時年中〜小学生 定員8名          ◎日時10月31日(土)         ◎受講料+お花代(前納制)          アトリエ5生徒さん 3,120円(税込)          非会員の方 3,440円(税込)              ☆お申し込みは開催日の一週間前までにお願い致します。  お問い合わせ:アトリエ5☎ 044-411-5154 ========================
渋谷/9月の絵本棚「マーシャ・ブラウン」
[親子クラス] 2015.09.07
渋谷/9月の絵本棚「マーシャ・ブラウン」
◎親子クラス講師:渋谷 葉子 今月は今年の4月に96歳で亡くなられたマーシャ・ブラウンさんの絵本を紹介しています。 マーシャさんは1918年にアメリカのニューヨーク州ロチェスターに生まれました。三人姉妹の末っ子で、みんな本を読んだり、絵を描くことが大好きだったそうです。ニューヨークの公共図書館に5年間勤め、その間に子どもたちへのお話を担当するストーリーテラーとしても活躍しました。そして、1946年に「ちいさなメリーゴーランド」で絵本作家としてデビューします。その後も自作ほか、各国の民話をもとに絵本を出版。作品ごとに大きく画風を変えることでも知られています。コールデコット賞など多数受賞。 「ちいさなヒッポ」 訳/内田 莉莎子 母さんカバはちいさいヒッポに生きる術としての言葉を特訓を教えます。大自然の厳しさと母の愛が力強く美しい木版画で伝えます。 「三びきのやぎのがらがらどん」北欧民話 訳/瀬田 貞二 リズミカルな繰り返しでだんだん大きくなっていくヤギと、川から出てくる大きなトロルは迫力満点! 大人も楽しめます。 「せかいいち おいしいスープ」 訳/こみや ゆう えっ、石からスープができる?いったいどんな味のスープができるのでしょう?三人の兵隊が村人たちにしかけたユーモアに思わずほっこりします。 「空とぶ じゅうたん」 三人の王子は父王の命令で世にも珍しい宝を探しに旅にでます。一番素晴らしい宝を見つけた者が王女と結婚できるのです。果たして結婚できるのはだれ?色鮮やかな色彩にひきつけられます。 「白鳥」作/アンデルセン 訳/松岡 享子 白鳥にされてしまった11人の兄さんたちの魔法をとくため、末娘のエリザは口を閉じ、イラクサを編み続けます。 「スズの兵隊」作/アンデルセン 訳/光吉 夏弥 しっかり者の兵隊はかれんなバレエの踊り子に淡い恋心を抱きますが、運命のいたずらが待ちうけていました。 「影ぼっこ」作/ブレース・サンドラール 訳/尾上 尚子 あらわれては消え、消えてはあらわれる影の精。子どもたちの遊び相手になったり、お化けのようにこわがったり…。アフリカの力強さを見事な色彩で表現しています。 「目であるく かたちをきく さわってみる」訳/谷川 俊太郎 マーシャ・ブラウンの写真と谷川さんの訳の心地よい旋律がぴったりとあっています。
体験を予約する