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帽子をかぶった生き物−3
[小学生クラス] 2011.07.31
帽子をかぶった生き物−3
小学生クラス 制作:2011年7月 ◎感想/講師:中家総子 毎週会うたびに日焼けしている子供達。暑さに負けずいきいきと輝いていて、夏休みをおもいきり楽しんでいるようです。アトリエでの工作も楽しく順調に進んでいます。 今回の工作のポイントは「帽子」です。大きさや形で生きものの造形的な印象が決まるのでとても大切です!6月に青山のスパイラルで日本を代表する帽子デザイナー平田暁夫の展覧会があり足を運びました。100を超える帽子の展示や、制作工程の再現もあり、美しいフォルムや、装飾的な面白さはファッションというよりアートに近いとおもいました。会場で私自身色々な帽子を試してみて、かぶることで気分や雰囲気が変わるこの楽しい感じ、お洒落するわくわく感を伝えたいとおもいました。 自分の生きものにどんな帽子が似合うのか、粘土でどんなことができるのか、手を動かし、時々かぶせたりしながら考えて作ってもらいました。アトリエで使用している石粘土は粒子が細かく、乾くと丈夫になるので、細くしたり薄くしたり様々な表現ができ、子供達の造形にぴったりです。ユニークな形の帽子や、ビーズを沢山あしらった可愛いらしい帽子…素材も上手く利用し、夢のある世界で一つの帽子を作り上げました! 今週色塗りに入り、いよいよ生きもの命が吹きこまていきました。仕上げの8月は、去年までの人形劇に変わるような、クラスのみんなで共有できる取組みを計画しています。お楽しみに!
夏のちょうちょ
[幼児クラス] 2011.07.26
夏のちょうちょ
幼児クラス 制作:2011年7月  ◎感想/講師:渋谷葉子 今年は例年にない早いうちからの猛暑でしたが、子供達の気持ちはすでに夏休みに向かっていて元気いっぱい! パワーを沢山もらいました。さて、今月の工作は「ちょうちょ」です。春の頃を思い出しながら、「どんなちょうちょが飛んでいたかなぁ?」とみんなで図鑑を広げます。「今は夏だから、アゲハチョウのように色華やかなちょうちょを作りましょう」と自分の作りたいちょうちょをイメージしました。 まずは黄色をベースに、絵の具を色混ぜして2色作ります。絵の具の中には溶いたのりを混ぜ、手で塗っていきます。のりのヌルヌル感とスルスル滑っていく感触がいい気持ち! 指先からは迷路のように面白い造形が生まれます。   2回目はその台紙に墨汁をつけた毛糸で曲線を描きます。画用紙を半分にたたみ、そこでおまじない。「きれいなちょうちょになぁ〜れ」「おまじないが足りないと、キレイなちょうちょにならないの」の言葉に子供達は真剣! 開く時には「わ〜っ!!」と歓声があがり、 すてきな羽に仕上がりました。   3回目はからだ作りです。「羽の色に似合う色を選んでね」洋服と髪の毛の色を60色の折り紙の中から選びます。中間色がたくさん入っているので、こんな時は普段使わない色との出会いがあります。切り紙模様は初めての子も多く、切りすぎないよう、はさみの先だけを使うので、急におしゃべりが止まります。開く時のドキドキ感とワクワク感… そして「わ〜っ、キレイ〜っ」の歓声! 今回は2回開くお楽しみがありました。 からだは首が動くので、愛らしさが一層増します。是非、壁に飾ってご家族の皆様で可愛がってあげてくださいね。金曜日クラスのお友達は、次回お持ち帰りしますのでお楽しみに! *お知らせ 幼児クラスに数名の欠員がございます。夏休み中も見学を随時受付けています。 8月1日リニューアルのホームページも是非お友達にご案内下さい。 お問合せ:☎044−411−5154
ガンピーさんのふなあそび
[親子クラス] 2011.07.23
ガンピーさんのふなあそび
☆親子クラス 制作:2011年7月 「ガンピーさんのふなあそび」ジョン・バーニンガム/作 みつよし なつや/訳 ほるぷ出版 ◎感想/講師:渋谷葉子 ガンピーさんは大きなふねを持っていました。子供やうさぎ、ねこ、いぬと動物達が次々とのりにやってきました。ガンピーさんの「けんかをするんじゃないよ」のことばに最初はおとなしかった動物達でしたが、やがて…同じ繰り返しで次から次へと出てくる動物達に、「こんどは何がでてくるのかな?」と興味津々で見ていました。 毎日暑い日が続き、お部屋ではできない水遊びを気分だけでも楽しみたいと思い、川に落ちた場面の造形に決めました。まずはお部屋に大きく広げた模造紙に、白いクレパスでガンピーさんの動物達をお母様方に描いていただきました。 「え〜、私は絵がにがてだから…」とおしゃっておられましたが、なんのなんの、皆さん描きながらどんどんはまっていましたよ。その間、子供達は絵の具作りのお手伝い。「あおときいろ」「あ、みどりになった!」と目がキラキラと輝かせていました。   さあ、準備OK! かわいいお手てに絵の具をつけて、大きな模造紙にいどみます。絵の具のスルスル感がいい気持ち!グイグイと手がのびていきます。「あ、何か動物がでてきたよ!」「なんだろう?」白のクレパスが浮き出てきました。でも、子供達は絵の具に只ただ夢中。お母様方のほうが「でてきた!」と苦笑いです。だいぶのってきたところで、こんどはローラーに持ち替えて、気持ちはどんどん前へ、紙の中央へと進みます。みんなで大きな模造紙を制覇! 子供もお母さんも絵の具だらけの手でにっこり。気分爽快です! ご家庭ではここまでの取り組みは難しいですが、幼稚園などでよくやるのにボディペインティングというのがあります。裸ん坊になって、からだに絵の具でお絵描きをします。せっけんを混ぜておくと落ちやすくなるので、是非やってみてください。楽しいですよ!  
帽子をかぶった生き物−1
[小学生クラス] 2011.07.14
帽子をかぶった生き物−1
小学生クラス 制作:2011年7月 ◎感想/講師:中家総子 暑中お見舞い申し上げます。プールが始まり小麦色に日焼けした子供たちが、強い日差しに負けないで元気よくアトリエに来てくれます。ささやかですが、冷たいお水とおしぼりでお迎えして、大変好評を頂いております。スッキリした気分で制作に入り、集中力もバッチリです。 さて、先週から夏の工作がスタートしました!今年のテーマは「帽子をかぶった生き物」です。どこに住んでいる生き物か?海、空、陸の3つの中からクラスごとにテーマを決めて制作します。みんなで「あみだくじ」を書き、どのテーマになるのか大盛り上がり!結果は以下の通りです。 Aクラス→海 Bクラス→海 Cクラス→空 Dクラス→陸 Eクラス→海 Fクラス→海 4月の虹色の卵の取組みで不思議な生き物のお絵かきをしましたが、今回は立体で表現するので、イメージした生き物が形になって存在することの面白さを伝えたいです。正面からだけでなくいろいろな方向から楽しめるよう、デザイン画も前からと横から考えてもらいました。 今週スケッチをもとに粘土をつけてベースの形が出来上がりました。60体の不思議ないきものでお教室の棚がいっぱいでなんとも不思議な光景です。来週はいよいよ今回の造形のポイントになる「帽子」づくりです!粘土の可能性をさぐりながらバランスを考え、生き物にぴったりの帽子を作っていきます。帽子をかぶることで気分や雰囲気が変わる楽しい感じ、お洒落感を味わってもらいたいです! *アトリエには、サンゴ・貝がら・小石・ビーズ・ビー玉・数珠玉・ボタン・レース・針金・卵の殻など、様々な材料を用意していますが、ご家庭でも「独創的な帽子」に使えそうな材料がありましたら、少しお持ち下さい。ご協力を宜しくお願い致します。 *昨夜の「たけしのアートビート」で、放映された平田昭夫氏の公式ホームページで、帽子のメーキングが見られます。→☆ *写真の中央は、15年前?の生徒さんの作品です。もう社会人ですがずっと飾っています。皆さんも大切にして下さいね。 *夏休みの制作として学校に提出できる様に、8月の夏期休暇の後に返却の予定です。(返却時タオルをご用意下さい。) *全6回の制作のため、帰省などで欠席の方は、振り替えで仕上げを調整させて頂きます。お早めにご相談下さい。
カナガワビエンナーレ国際児童画展−3
[小学生クラス] 2011.07.11
カナガワビエンナーレ国際児童画展−3
【アトリエ5:受賞者の記録】 第8回・1995年 入選1255点/応募総数(海外34057点+県内11338点)         ☆大賞 松島由利子 小4 「冬野菜の王様」          金賞 渡辺 龍彦 小1          銀賞 本田 りさ 年長          銀賞 後原 英也 小1          銀賞 千明 英史 小2          銀賞 永安 研二 小3 第9回・1997年 入賞入選総点数:1152点/応募総数(海外45403点+県内11278点)          銀賞 石川真起子 小2          銀賞 野口 海  小2           銀賞 渡辺 龍彦 小3 第10回・1999年 入賞入選総点数:607点/応募総数(海外39590点+県内6812点)          銀賞 雨宮 理沙 年中          銀賞 田尻亜弥子 小6 第11回・2001年 入賞入選総点数:498点/応募総数(海外37726点+県内4695点)          主催者移行により作品返却不可のため辞退   第12回・2003年 入賞入選総点数:499点/応募総数(海外32843点+県内5165点)          入選 猪股奈々美 小2          入選 後藤 搖景 小3 第13回・2005年 入賞入選総点数:507点/応募総数(海外30062点+県内3803点)          入選 柴田 翠  小6           入選 矢部優美子 小4          入選 三浦 皓  小1 第14回・2007年 入賞入選総点数:500点/応募総数(海外19679点+県内4210点)           入選 妻神佳乃子 小3 第15回・2009年 入賞入選総点数:          入選 谷口つぼみ 小2          入選 宇野夏都  小3 第16回・2011年 入賞入選総点数:519点/応募総数(海外19478点+県内2965点)          入賞 内海 響  小1 「やさいのくに」 公式サイトで、国地域別・開催年別・大賞作品などをご覧頂けます。素晴らしい世界の子供たちの作品群をご覧下さい。 リンクに不具合があるのでお手数をおかけしますが、「カナガワビエンナーレ国際児童画展」で検索してみて下さい。 県の財政難その他の理由により、次回から管理団体が変更になります。アトリエ5では、開催主旨に賛同し応募を続けて参りましたが、隔年開催の「アトリエ5作品展」と重なり毎回選考に苦慮する事、選外作品の返却が遅過ぎるなどを理由に、今回をもって団体応募は終了させて頂きます。勇気を出して応募してくれた子供たち、そしてご支援頂いた保護者の皆様方、誠にありがとうございました。 なお、他のコンクールからもお誘いがございますが、企業の営利目的や作品返却が不可など賛同できないものが多く、応募を見送っています。子供たちの大切な作品への想いとしてご了承下さい。
やさいのくに
[小学生クラス] 2011.07.10
やさいのくに
カナガワビエンナーレ国際児童画展に行ってきました。猛暑の中でしたが、響ちゃんの健やかな作品を見て元気百倍!でした。おめでとうございます!オレンジやトマトなどモチーフを良く観察して丁寧に描きつつも、バックの処理がなんとも軽やか〜!気分良くササ〜っと白いクレパスで描き、お得意のピンクが絶妙な魅力を発揮していました。響ちゃんらしさが素直に表現されていて、安心して自分を出し切った完成時の満足そうな笑顔が蘇りました。やはり素直が一番です!タイトルも良かったですね。 コンクールですから審査員の厳しい選考があり、選外となる作品群を想うと、指導者として複雑な心境になります。しかし、入賞作品はやはり特別な魅力があります。特に、今回の大賞作品「ニュジーランドのとり」(栗山諒くん 横浜市 7才)は、過去最高!の名作だと思います。皆様にも是非会場でご覧頂きたいです。どのようにしてこの作品が生まれたのか?諒君はどんな子なのか?会場で、次々に想像が膨らみました。また、今回は、海外の作品群にも新鮮な感動を覚えました。 鑑賞後、関係者の方とお話をさせて頂きました。小学校で図工の時間が削減され、神奈川の子供たちの作品に変化があること、逆に海外の応募が大幅に増えていることなど。。。審査員の「日本もしっかりしないとね。」のコメントに襟を正す思いで会場を後にしました。 入賞・入選総点数 519点 外国:応募数  19478点    入賞点数    45点    入選点数   344点   神奈川県:応募数 2965点      入賞点数  16点      入選点数 114点 【第16回カナガワビエンナーレ国際児童画展】 会 期 2011年7月2日(土)〜7月31日(日) 会 場 あーすぷらざ 3階企画展示室(本郷台駅前) 時 間 9:00〜17:00      月曜休館/7月18日(月)は開館    
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