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親子/「きれいだね」と感じる心
[親子クラス] 2020.10.29
親子/「きれいだね」と感じる心
講師 : 渋谷葉子 武蔵新城のNAYAで「親と子の造形」を始めて、今年の3月で3年目を迎えました。キャンセル待ちが出るとの嬉しい声を聞き、これから新年度スタートという時にまさかのコロナ禍‥‥ この今まで経験したことのない出来事は、本当に不安と我慢の毎日でした。家庭内で過ごす制約のある生活の中で、私達は何気ない暮らしが如何に大切だったかを改めて気づくいい機会となりましたね。そして、少しずつ新たな生活を築き始めました。   「親と子の造形」の再開は7月になりました。三密を防ぐため定員4組の所を2組にして2回行っています。 最初のテーマは「のびのびと描こう!」コロナ禍の不安で固くなった心をほぐそうと、大きな紙面に向かいました。7月は模造紙に大きなヤツデの葉っぱを、8月は段ボールやボディペインティングで絵の具をたっぷりと使って描きました。お家ではなかなかできないダイナミックな造形遊びに、母と子の弾けるとびきりの笑顔が沢山見られました。   そして、落ち着きを取り戻してきた9月・10月は、毎年恒例の「お月見」と「落ち葉」の造形。身近な自然に目を向け「きれいだね」と感じる心を育むをテーマにしています。お母さんと一緒に美しい物を見た経験は、大人になっても必ず記憶のどこかに残っているものですよね。レッスンの後、もう一度公園でお母さんと一緒に落ち葉探しをしている姿を見ると「伝わった」と喜びもひとしおです。   また、今年度は特に身近な草花を意識的に取り入れるように心がけています。お母様方から「前回のヤツデ、まだ元気ですよ!」「ススキ、作品と一緒に飾ってあります」という嬉しい声を聞くと、次は何のお花にしようかなと私自身の楽しみにもなりました。   子ども達の生活環境が、スマホやゲームにどんどんとバーチャル化されてきている今。都会の便利な地域に住んでいると、つい忘れがちになってしまいますが、ふと視点を変えるだけで、又は普段とは違う道を歩くだけでも自然はあります。「親と子の造形」はそんなきっかけ作りをこれからも目指していきます。 「みどりなくらし」のfacebookで制作中の様子をたくさん紹介して頂きました。⇒☆ 「親と子の造形あそび」のご予約・詳細はこちら⇒https://midorinakurashi.jimdo.com
小学生 絵画/じっくり、のびのびと
[小学生クラス] 2020.10.27
小学生 絵画/じっくり、のびのびと
  ここ最近は肌寒い日もあり、季節の移ろいを感じています。 小学生クラスではまだ暑さが残っていた9月から、「水墨の旅」に取り組みました。   昨年、日本画の模写を経験した子や今回初めて墨を使って絵を描く子、それぞれでしたが、みんな夢中になって制作していました。   初めは真っ白だった長い紙いっぱいに、水墨での表現をたっぷりと味わい、その後は描き上げた墨の形を何かに見立て更に描き足し、絵の中で旅をしました。 花火や風が吹く様子、昆虫や魚・・・・ 偶然出来た形が想像力を掻き立て、旅をより面白くしているようでした。   そして今回は完成した水墨画に和紙を貼り、題名を付けて巻物に仕立てます。 各御家庭、ラップの芯をご持参いただき、ありがとうございました。   最後はクラスごとに鑑賞会。 自分の作品だけでなく、お友達の作品にも興味津々。 こちらが想像していたよりも、子どもたちは遥かに壮大な物語や波乱万丈の旅を繰り広げていて、その様子を沢山話してくれました。 だいぶ緊張がほぐれてきたのか、クラスの雰囲気もより良くなってきています。一人一人、体力や集中力もぐんと上がり、素晴らしい作品の数々でした。   ==第21回カナガワビエンナーレ国際児童画展 作品募集== 先週から各御家庭へお便りを配布しています。 出品作品の選定やご不明な点がありましたら、アトリエまでご相談ください。   公式ホームページ http://www.earthplaza.jp/biennial/
小学生 絵画/ユーモアとリアリティ
[小学生クラス] 2020.09.21
小学生 絵画/ユーモアとリアリティ
熱を含んでいた雨が涼しさを運んでくる季節となりました。雲の切れ間から覗く空が高くなってきましたね。小学生クラスで行った二つの絵画制作「こいのぼり」と「夏やさい」も無事完成を迎え、お家へとお届けできる運びとなりました。分散でのレッスンによりひと制作の期間が長くなりましたが、生徒の皆さんは気持ちを途切らせることなく、最後まで集中し、楽しみながら作品と向き合うことができたこと嬉しく思います。各クラスの親睦も深まり、良い影響を与えながらの制作も多々見られ、場の力として教室が活用されていることも深く感じさせてくれる三ヶ月となりました。   空想画「こいのぼり」では、五月五日のこどもの日である端午の節句の由来(疫病などを祓う行事だったようです)を知り、自分なりの願いを込め考えた新しいこいのぼりを描く、というテーマでした。「普通のこいのぼりは五月五日のものだから、この時期に描くこいのぼりは全く新しいものでいいんだよ」という言葉をきっかけに、様々な模様や形、面白い設定のこいのぼりが次々と生み出されました。柏餅ミサイルを飛ばしたり、ただただ白米を食べ続ける食いしん坊だったり、やたらとオシャレすぎたり、地球を見下ろすほどのサイズだったりと、空想は止まることを知りません。悠々と空を舞うこいのぼりのように、どこまでも自由に筆を動かし続けることができました。いつの世もこいのぼりは子供達の味方。描いたこいのぼりのように、ユーモアを忘れずに過ごしていきたいですね。   観察画「夏やさい」では、幼児クラス同様、京都のあらい農園様のご協力を頂き、畑からの直送夏野菜を瑞々しく描きました。スーパーなどでは見られない不揃いで歪な形、輝かしいまでに鮮やかな色、その「生き物」として迫ってくる力強さのなんと美しいことでしょうか。それに作用され意気も揚々、子供達は夢中で形を追い、まぜ色を行いました。トマトの赤色、ナスの紫、ピーマンの緑、どれも同じものはありません。ひとつひとつ丁寧に、それこそ根気よく野菜を育てていくようにじっくりとモチーフと向き合い、視覚では分からない重さや触覚的な質感も確かめ、小さな発見に胸躍らせ、確かな観察を表現しようと苦心しました。最後は配置や背景のバランスにも気を配りながらの絵の具、描き切ることができた喜びと共に一安心でした。 野菜に添えられていたあらい農園様のお手紙には、日々野菜を狙う猿との闘いや、農薬にまつわる悩みなどが記され、混じり気のない農家としての言葉が目の前の野菜達の背景に思いを馳せるきっかけとなり、解釈を立体的にし、新たなリアリティをもたらして下さいました。本当にありがとうございました。感じ取り、表現しようとしたこのリアリティ、忘れずに過ごしていきたいですね。    
幼児 工作/夏の「ありがとう」
[幼児クラス] 2020.09.01
幼児 工作/夏の「ありがとう」
  ちょっと異例な今年の夏は、旅行や帰省など遠出もしにくくやはり主にご自宅や近辺で過ごされていた家庭も多かったことでしょう。レッスンでは、子どもたちに身近にもある夏らしさを味わってもらいたい思いから、京都あらい農園さん(講師友人)にご協力いただき、夏野菜を届けていただきました。 ずっしりと瑞々しい野菜たちに触れ、子どもたちははしゃぎます。ズッキーニ、なす、ピーマン、きゅうり等々...天候や獣害などから守られ大切に育てられここまで届いた野菜たち。畑から直送の作物のもつリアルさがどことなく伝わったでしょうか。普段の食卓にも並ぶそれらを改めて見つめてみることで、新鮮な発見や驚きがあります。 じっくり観察した野菜を模して、素材と十分に格闘し立派な塊を作り上げてはまた瑞々しく鮮やかな染め紙を着せていく。色々な行程を楽しみ、手をたくさん汚しながら、夢中で前のめり、時々笑い合う。 長い道のりでしたが、完成までみんなのモチベーションを支えたのは、最後に「八百屋さんごっこ」をするということ!出来上がった色とりどりの作品たちも役割を与えられ、子どもたちの遊びの中で、より生きた造形として映えました。保護者の皆様も急遽お客さん役に興じて下さり大盛り上がりでした。 遊びの最後に、「お客さんに、みんなでありがとうを言おうよ!」とS君の声。促されるでもなく、型をなぞったのでもない、楽しく表現しきった子ども自身の心から出た「ありがとう」が、感動的に清々しく、夏のレッスン有終の美を飾ってくれたのでした。熱さに目からも汗が出そうな夏の思い出です。   ===================== 【おとな図工クラス 参加者募集中!】 おとなの方も、様々な素材や色、形に触れ手を動かしてものをつくるプロセスを楽しんでみませんか?単発受講の可能なワークショップ型「おとな図工クラス」を9月より新設いたします。 詳細 https://atelier-5.com/blog/otoha/?p=10911
小学生高学年 絵画 コラージュ/目下継続中
[小学生高学年] 2020.08.31
小学生高学年 絵画 コラージュ/目下継続中
蝉も鳴かない陽射しを超え、陰る頃には懐かしさを彷彿とさせる秋の音が耳に届く季節となりました。高学年クラス今年度最初の制作であるコラージュ「春の空」も無事完成を迎えました。自粛を余儀なくされていた期間をテーマにそれぞれが振り返り、異素材をひとつの画面に構成し貼り付ける技法・コラージュとして仕上げました。 今尚予断許さぬ状況下で、多大なる影響を被った高学年の皆さんは何を思い何を感じているのか。アトリエ5としてはその気持ちの是非を問わず率直に拾い上げ、本来の予定であった油絵と水彩の制作を延期した上で作品として形に残すこととしました。新しい画材を心待ちにしていた皆さんには申し訳なく思いましたが、これはこれとして、結果的にとても楽しみ、学びも多かったようで何よりです。完成した作品は純粋な美しさで満ちたものでした。   制作は複数の素材づくりから始まり、その後画面構成をじっくりと試案、「自分にとっての“美しさのルール”を考える」ことを軸に最後まで工夫、丁寧に貼付し完成。素材づくりでは「家族の色」「家族の形」「自分の外と内」としてまぜ色カードや新聞に転写したクロッキー、加工を施したカラー素材を作成しました。それぞれのテーマで今まで培ってきた実力が発揮されたことは言うまでもなく、さらに一工夫、もう一工夫と思考を巡らす姿も何やら貫禄めいたものを帯びてきていました。皆しっかりと成長しているのですね。画面構成を考える場面でもその成長は見て取れ、どこまでもこだわり抜く姿勢に感化されたのか私も自然と対等な立場として意見を交わしていました。完成後は簡単ながら合評会。心地の良い達成感を皆で共有できました。マスクの下でも笑い合えた事嬉しく思います。   今回私が思ったことは皆の話を聞いて分かった「皆めっちゃゲームしてマンガ読んでるな」ということと(私もそうでした)、「継続」についてでした。皆がこの制作で見せた驚くべき理解力と確かな表現力は「継続すること」でしか生まれないものでした。言ってしまえば何かを生み出すためには正しく継続することの他ないのかもしれません。ただ専心するのではなく、他ジャンル、それこそゲームやマンガや編み物や爬虫類などからヒントを得、エネルギーとし学びながら継続していく。別段絵を描くことでなくとも結構です。途中休んでも結構です。それでも継続した先には、必ず何かしらの道が見えてくるでしょう。自粛の期間アトリエに来られなくとも何らかの形、気持ちの上でも教室での制作を継続していたあなた達だからこそ、悲観の微塵もない作品づくりが行えたのだと思います。継続することが現状示すことのできるひとつの答えであると、私が教えて貰いました。 今回の作品に込めた思いを、継ぎながら成長し、大人へと続けていってもらえればと思います。
幼児 絵画,工作/ただただ、それが
[幼児クラス] 2020.07.31
幼児 絵画,工作/ただただ、それが
今年度のスタートから2ヶ月、子どもたちが活き活きと制作する姿が幼児クラスにも戻りました。毎年とは違うリズムの中で本来なら出来るはずだったあれこれの機会が失われ、嘆かわしい想いもする大人ですが、子ども自身は今をみて今を感じ、この今の中に育っています。 幼児クラス、休講明けの子どもたちが求めていたものは、癒しとか刺激とか特別なものではなく、それまでのいつも通りのレッスンの中にあったと実感しています。 先生をよく観察して鉛筆の線でクロッキーすること。好きなものばかりで画用紙を埋め尽くすこと。ぐりぐりとクレパスの色をこすりつけで描き、たっぷりの絵の具を使うこと。 ずっしりの夏野菜を模して新聞紙で大きな塊を作ってみること。たくさん手を汚しながら笑い合うこと。希求していたかのように、目と手と五感を動かすことに子どもたちは転がるほど前のめりです。   お絵かきや工作なら、お家でもたくさん取り組んできたのではと思います。自分で考えたり、検索すれば子どもにできる制作や造形のヒントは出てきますし、作り上げた満足感も得られたでしょう。   それに加えて、アトリエでは、今ここで同じ事を共有している仲間を肌で感じること。制作をする中で「関わり」があることが、何気なくてもただただそれが、楽しい嬉しい。その中で生まれてくる色や造形が、やはり喜んでいるように感じるのです。 この夏のレッスンの終わりには、もうすぐ完成しそうな夏野菜の立体作品を使って、みんなで八百屋さんごっこをして遊ぼうね!と約束しています。   *夏野菜のモチーフは、講師の友人・京都の「あらい農園」さんから直送いただきました。イボイボの胡瓜、ツルツルの茄子、ズッシリのズッキーニ、子どもたちに夏の恵みをお届けいただきありがとうございました!あらい農園http://arai-nouen.net     =====幼児クラス 募集状況===== 現在、感染症拡大予防の観点からレッスンの体験受付を休止しております。定員に若干の空きはございますが、状況が整い次第、見学または体験の日程をご案内いたします。今しばらくお待ち下さい。 お問合せ:https://coubic.com/atelier5/contact  担当講師(山田)がお電話で返信いたします。
小学生 絵画/6月よりレッスン再開
[小学生クラス] 2020.07.20
小学生 絵画/6月よりレッスン再開
小学生クラスでは、6月から定員の半分の人数でレッスンを再開しました。 その為、これまでより広々とした作業スペースで、のびのびと、より一層アットホームな雰囲気で新年度のスタートです。   6月は空想画。自分ならではの「こいのぼり」を描きました。 一見季節外れにも感じるテーマでしたが、子どもたちは講師の話をよく聞き、そして受け入れ、とびっきりの「こいのぼり」を描き上げました。 子どもたちの話を聞きながら鑑賞をすると、それぞれにストーリーや工夫があり、とても見応えがある力作ばかりです。   今月に入り観察画が始まりました。アトリエには農園から直送の野菜がずらり。 まずは触ったり、においを嗅いだりして、じっくり観察をします。   今年度からアトリエに通い始めた子も、前から通っている子も、絵の具やクレヨンを混ぜて出来た色に興味を持っていました。なかには出来た色を見て、「わ~!」と歓声を上げる子も。   自分の納得するまで何度も試し紙に色を混ぜて作り、その姿はまるで実験をしているかのようです。 その集中力にいつも、驚かされています。   ===分散レッスンについて=== 引き続き、お配りしたカレンダー通りにお越しください。 また熱中症対策の為、水筒を持参していただけたらと思います。 ご不便をおかけしますが、ご協力の程よろしくお願いいたします。   ===小学生クラス 募集状況=== 現在、感染症拡大予防の観点からレッスンの体験受付を休止しております。既に多くのお問合せを頂いておりますので、状況が整い次第ご案内いたします。今しばらくお待ち下さい。   お問合せ:https://coubic.com/atelier5/contact  担当講師(奥原)がお電話で返信いたします。  
まぜ色のすゝめ③
[小学生クラス] 2020.05.22
まぜ色のすゝめ③
転がり回るように変化する天候、肌寒い一週間となりましたね。皆さんまぜ色カードはつくってみてくれましたでしょうか。今回が最後の紹介となります。次は是非、皆さんと顔を合わせおしゃべりしながらまぜ色をしたいですね。   ☆まぜ色カードづくり~家族の色の巻~ 共にこの時間を過ごした家族をイメージし、一人ずつまぜ色で表してみよう。自分にとって特別な色になりますよ。 ※準備ややり方は前回と同様です。カードのサイズはアレンジしてもOKです。   【ポイント】 ・その人のことを思い浮かべながらまぜ色してみましょう。しゃべったことや一緒にやったこと、こっそり知っていることや言いたくても言えないことなど、自分で考えてみましょう。   ・一人一枚でなくてもOKです。人は色々な顔を持っています。「真剣にお掃除している時の色」や「けんかしている時の色」、「外で友達の家の人に出会ってちょっとよそよそしい時の色」など、それぞれに合わせて色々とつくってみましょう。   ・できそうなら家族の人にもつくってもらいましょう。自分でつくる自分の色と、他の人がつくる自分の色は違います。意外性と照れくささを楽しみましょう。   ・できたカードは、本人にプレゼントしても良いですし、お守りとして大切にもっていても良いです。一番良いなと思う方法を考えてみましょう。     自由にまぜ色するだけでなく、何かをイメージしながら行うまぜ色も、少し難しいですがとても楽しいものです。家族の気持ちを考え、仲良く過ごすきっかけになるとよいなと思います。真剣につくったまぜ色には、きたない色など一つもありません。どんな色にもそれぞれ異なる美しさが必ず隠されています。人と同じですね。是非やってみて下さい。  
幼児/ゆっくりのワクワク
[幼児クラス] 2020.05.21
幼児/ゆっくりのワクワク
幼児クラスのみなさん、ご家庭の方々、いかがお過ごしでしょうか? お絵かきが大好きでアトリエ5に来てくれている子どもたち、レッスンのないこの期間もきっとおうちでたくさん絵を描いているんじゃないかなと想像しています。 どんな画材を使われていますか?クレパス、色鉛筆、時には絵の具もアリでしょうか。中でも、サインペンは手軽で使いやすいので、多用されているのではと思います。ゆえに、スカスカにかすれてもう色が出なくなっているかも、、でもせっかくなのでサヨナラの前にもうひと遊びしましょう!   **サインペンの色水づくり** これは特別な実験ですよ。かすれたサインペンを使うのでいつも出来るわけではありません。急がず慌てず、ゆっくりとした気持ちでやってみましょう。 無色の透明な瓶やペットボトルに、使用済みの水性サインペンの先を浸します。水をぐるぐる掻き回さないように、そっと、です。そうすると、溶け出したインクの帯がゆら〜〜り、と落ちてきます。カタツムリくらいのゆっくりさです。白い紙を下に敷いたり、明るい窓辺のそばに置くと、色が映えキラキラとより美しく感じます。時々そっとペンを入れ替えると、色の帯がハーモニーを奏でます。   ゆっくりゆったり、目の前のものが時間をかけて変化していくさまを、ただ眺めて過ごすこと。それも実は結構心がワクワクすることですね。   さて色水ができたら、瓶に入れたまま飾って楽しむのもいいですね。でももし遊び心がうずうずしたら...ジュースやさんごっこ(飲めません!)、色まぜ実験、凍らせてみる、キッチンペーパーを浸して染める、スポイトで紙の上に垂らして揺らすなど...(お部屋にこぼす心配があるときは、お風呂場で)。なにか造形物ができなくても、豊かな発想や遊びが繰り広げられるのもいいなと思います。もちろんおうちの中なので無理のない範囲で。そして遊んだ後は、きちんと後片付けをしましょう。サインペンさんにありがとう、の心をもって終えられると、気持ちがいいですね。
4Bで描く
[小学生クラス] 2020.05.19
4Bで描く
春と夏の間の季節になりました。家での生活が続いていても、なんとなく外の様子が気になりますね。1日の中で寒暖差があるので、くれぐれも体調に気を付けてくださいね。   アトリエでのレッスンが始まる前に準備運動のつもりで、スケッチをしてみませんか。まずは「玉ねぎ」を描いてみるのはいかがでしょうか。他に描きたいモチーフがあれば、それでも良いですね。何を描こうか悩んでいる人は参考にしてみてください。     【準備】 ・玉ねぎなど ・4Bの鉛筆 ・消しゴム ・スケッチブック(4等分になるように十字を描いておくと便利です)   【ポイント】 ①まずはリラックスしてのびやかに、感じたまま描いてみましょう。必要があれば消しゴムを使用しても構いません。鉛筆はしっかり削りましょう。 ②2回目以降は自分なりに狙いを持って描いてみましょう。   例えば… ・5分タイマーをセットして時間内に描いてみる。 ・他の物(お皿や野菜など)と組み合わせて描いてみる。 ・違う角度で置いたり、半分に切ったり、皮をむいてみる。 ・消しゴムを使わないで描き切る。   など。   1つのモチーフでも視点を変えたり自分自身の意図や狙いがあると、ぐっと集中力が上がり、良い線や形が描けると思います。ぜひ挑戦してみてくださいね。       【おうちで5】 自宅で楽しめる「おうちで5」を公開中!こちらもぜひご覧ください。   Facebook https://www.facebook.com/etsuko.5 . Instagram https://instagram.com/atelier5_kids?igshid=1c2atqoxl5ted
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