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アトリエ5・土曜特別講座-6月のご案内
[特別講座・イベント] 2011.06.02
アトリエ5・土曜特別講座-6月のご案内
◎日本画クラス-鳥獣戯画の模写 国宝・鳥獣戯画を「上げ写し」の方法で模写します。模写することで、筆法などの追体験ができます。 今回は初めての古典模写にチャレンジです。比較的簡単な有名場面2つを模本としてご用意しますので、 お好きな場面を選んで模写します。 日 時:6月25日(土)13:30〜16:30 場 所:アトリエ5 対 象:アトリエ5の中高生〜大人 担当講師:岩崎裕子 参加費:3000円+画材代800円(和紙など) 持ち物:お使い慣れた筆のある方はお持ち下さい 定 員:8名 申込締切:6月18日(土) *参加費は講座当日にお支払い下さい。 ------------------------------------------------------------------------ ◎油絵クラス-ミュージアム5 美術館で本物と出会い、自分が感じたことや考えたことを引き出す参加型イベントです。鑑賞ノートの活用で、 美術館巡りを一層楽しんで頂けると思います。また、クラスを超えた交流の場になれば幸いです。 今回は、東京国立近代美術館(竹橋)の「パウル・クレー展」に行きます。 日 時:6月25日(土) 集 合:10:00 元住吉駅/解 散:16:00 アトリエ5 対 象:子供油絵クラス・中高生〜大人 OBOG 担当講師:辻悦子 参加費:生徒2000円 親子3000円 申込締切:6月18日(土) *参加費を添えてお申込み下さい。
おいしいのください!
[幼児クラス] 2011.05.30
おいしいのください!
幼児クラス 春の観察画 制作:2011年5月 ◎感想/講師:渋谷葉子 新しい園生活にようやく慣れてきました。そんな嬉しい気持ちを、手の平をサインペンで型とって表してみました。 次に季節の野菜や果物を描き加えます。アトリエ5ではこの時期はいつもテーマにして描いています。 今回のモチーフは子供達には少し馴染みの薄いラディッシュとピーマン、れんこん、いちご・・・年長児の多いクラスでは黄色とみどり色のキーウィを追加しました。幼児さんのモチーフは子供達の手のひらにのる位の大きさの物を選びます。まずはラディッシュを一人1個ずつ手のひらにのせ、匂いをかぎ、手で触って、それぞれの特徴を見つけていきます。そして画用紙の上にモチーフを置き、鉛筆でよく見ながら描いていきます。 次にクレパスで色塗り。ラディッシュの赤といちごの赤、葉っぱの緑とピーマンの緑。どちらも良く似ていますが、よく見るとちょっと違っていますね。そんな時に用意するのが試し紙。「何色と何色を混ぜたらこの色になるかなぁ?」と色混ぜ実験!そっくりの色ができたら「よく見つけたね。」と褒め、「何色と何色を混ぜたの?」とみんなに紹介します。そういったことを繰り返す中で、少しずつ色彩に関心を深めていきます。   次のモチーは、先生がやおやさんに扮して、新たに描く意欲に持っていきます。「いらっしゃい、いらっしゃい。でぶっちょピーマンとのっぽのピーマン、どっちがいいですか?」遊びの中から描く意欲が増していきます。仕上げの絵の具は「モチーフが喜ぶような色で塗ってね」の声掛けに、みんなステキな色を選んで塗ってくれました。 背景の黒にびっくりされる方も多いかもしれませんが、アトリエ5では、子供たちの選んだ色彩を尊ぶべきだと考えています。 リズム良く並んだ手の平と、澄んだ美しい黒が絶妙!野菜たちを上手く除けながら、伸び伸びとした筆さばきに楽しく制作した ことが素直に表現されています。子供たちの心の動きに寄り添いながらも、指導が入り過ぎない様に心がけ、主体性を育みます。
カブとバラ−1
[小学生クラス] 2011.05.26
カブとバラ−1
小学生クラス 春の観察画「カブとバラ」 ◎感想/講師:中家総子 最初の週は主役のかぶを描きました。描く前に実を両手でそっとなでたり、茎と葉の感触の違いを確かめたり、匂いを嗅いだり…。モチーフとの出会いの時間を大切にすることで、子供達が五感を使って感じ取とったことが生き生きと線や色に表れグッと深い表現になります! 今回のポイントはかぶの実の白の表現です。白のクレパスに「くちばいろ」や「おうどいろ」をちょっぴり混ぜて、上からまた白を重ねて…本物に近づくように少しずつ調節して色をつくりました。 一枚づつ微妙に違う葉っぱの緑色も、よく観察して丁寧に描き分けていました。去年、キャベツやアスパラ、ハランなど沢山の緑色を描いてきた子達です。作ることのできる緑色のバリエーションが豊富で、細かい色の変化にも気がつき、どんどん迫って描いていました。 90分のレッスンをまるまる使って描いたかぶは線も色も見事です! 2週目に描いたバラも素晴らしい取組みでした!低学年のクラスは花弁が5枚の赤いバラ、高学年の多いクラスは花弁が複雑な白いバラに挑戦しました。どちらも悦子先生のお庭で大切に育てられたバラです。絵の具での背景や制作のねらいも含めてまた次回、詳しくお伝えしたいと思います。
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