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虹色の卵−3
[小学生クラス] 2011.05.11
虹色の卵−3
小学生クラスー空想画 制作:2011年4月 ◎制作のねらい ・誕生の予感を楽しみながら心を込めて卵をつくる。卵の配色をデザインする。 ・線描や点描など、サインペンの特性を活かし、塗り方を工夫する。 ・卵の色との関係を考えた美しい絵作りを目指す。 ◎感想/講師:中家総子 4月は前回のブログでお伝えしたように、[新しい命」「誕生の喜び」をテーマに卵の中から不思議な生き物が生まれる空想画を楽しみました。サインペンで描き込みができたら、最後に折り紙と雑誌の切り抜きを卵のかけらのように切って周りに貼りました。絵に勢いが出るだけでなく、インパクトの強いコラージュの卵を絵の中で調和させる役割もあります。 東日本大震災の後、連日余震や暗いニュースが続き、子供達の心も不安でいっぱいだったとおもいます。楽しい空想をしたり、サインペンの鮮やかな発色に触れたり、お絵かきを通して心を開放し不安を乗り越える活力になってくれたらと願い取り組みました。 心を込めて丁寧に作り上げた美しい卵と、中から出てきた不思議な生き物はとても魅力的でパワーがあります!生き物にはそれぞれ名前やストーリーもあるので、いろいろ聞いてみて、ご家族の皆さんで楽しんで下さい!
虹色の卵−2
[小学生クラス] 2011.05.10
虹色の卵−2
小学生クラスー空想画 制作:2011年4月 ◎制作のねらい ・3つの卵の模様をクレパスの重ね塗りやスクラッチの表現などで工夫して描く。 ・誕生の喜びを感じ、どんな生き物が生まれてくるのか想像力を膨らませて描く。 ・絵の具の色混ぜ・水の量・筆の使い分けなど基本技法を習得する。 ◎感想/講師:中家総子 月曜と火曜の低学年の子が多いクラスでは、クレパスで卵づくりをしました。1年生は去年の幼児クラスから小学生クラスに上がって来た子がほとんどで、またみんなと一緒に過ごせることがとても嬉しいです。「お友達できたよ!」「今日給食食べたよ!」等、学校での出来事を聞くたびに微笑ましく、この仕事をして良かったな〜と幸せに思います。 1週目の卵づくりでは、描く前にクレパスでどんなことができるか紹介しました。色を重ねたり、上から粘土べらで引っかいたり、みんなぐいぐいとクレパスを動かし、個性豊かで素敵な卵が描けました。卵から生まれたユニークな生き物は、マッキーで輪郭を描き中を色鉛筆で塗りました。卵で使用したクレパスの風合いと良く似合っています。 背景の色は「お花畑」や「海」など卵の外の世界を想像して、絵の具で2〜3つ色を作りました。細い筆で生き物や卵の周りを丁寧に、大きな筆で広い部分をのびのびと、筆の大きさを使い分けて塗りました。綺麗な模様の卵と、生まれてきた不思議な生き物はとても魅力的です!生き物はそれぞれ名前や特徴も考えたので、是非本人に聞いてみて下さいね!
日本画:春のスケッチ会
[デッサン油絵] 2011.05.03
日本画:春のスケッチ会
日本画・特別講座 実施:2011年4月29日 ◎感想/講師:岩崎裕子 「春のスケッチ会」を行いました。天気は快晴!暑くもなく、寒くもない、風もおだやかな、 これ以上望めない様なスケッチ日和でした。 午前中は「庭園美術館」で、「森と芸術」という展覧会を鑑賞しました。生徒さんによると、 スケッチ会前日の日経新聞にも取り上げられていたそうで、賑わっていました。 展示内容は古今東西の芸術家が森をテーマにした作品を集めたもので、デューラーや、コロー、ガレ、ルソー、 エルンスト、マグリット、デルボー、岡本太郎etc. とバラエティーに富んだ作品を観覧しました。 絵画以外にも絵本や写真などの展示もあり、人と森との関係に思いを馳せる内容になっていて、見応え充分でした。 森や植物は、わたしたちにとって、憧憬と畏怖、魅力と神秘を常に感じさせてくれるもの、ということが伝わって来る、 深呼吸をしたいようなとても気分の良い展示でした。生徒さんのみなさん、じっくり真剣に作品を見入っていました。 レストランで昼食をとってから、午後は、おとなりの「自然教育園」でスケッチ会をしました。自然教育園は、都会に こんな鬱蒼とした森のようなところがあるのだろうか、という様な巨木が多く、新緑の季節で輝いていました。 生徒さんの殆どの方は、スケッチは今回がはじめて。外で描くのは初めてだし、人前で描くのはなんとなくハズカシい・・・ そんなことを仰っていましたが、その恥ずかしさも、皆で始めれば怖くはなくなるものです。散策してお気に入りの スポットを見つけて、描き始めれば、没頭してしまわれました。 スケッチは、その場の記憶のメモの様なものです。日は刻々と変わり、風はそよぎ、風景はゆれます。 その場できっちり作品を仕上げようと構えることはありません。 足りないところは、記憶や写真を手がかりに家でちょっと描き足しても良いのです。 気負いを軽くして頂き、スケッチの第一歩を楽しんで頂きました。 これをきっかけに、野外でスケッチをして下さる方が増えると良いなと思っています。
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