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春の花
[幼児クラス] 2012.03.19
春の花
幼児クラス 制作:2012年3月 ◎感想/講師:渋谷葉子  今年は例年より寒く、どこのお花屋さんに行っても小さいチューリップしか見当たりませんでした。そんなことを子供たちに伝えながら、お花の匂いを嗅いだり、手で触ってみたり、特徴を見つけたりします。そして、まずは鉛筆でコップを描きます。次にコップに入っているお水、これはお花にとって大事なご飯。「これがなかったら、お花はどうなると思う?」子供たちがそこで考えることによって、茎にもしっかりと役目があることを感じ取り、丁寧に見るようになります。  鉛筆で線が引けたら、今度は色塗りです。みんな色混ぜ名人の粒ぞろい!クレパスで色を重ね塗りして、より実物に近い色を作ります。子供たちの方から自然と「試し紙ください」という言葉が飛交います。作った色と実物とを比べ、納得した色が作れたら画用紙に塗っていきます。この時の顔は幼児さんといえども、大人顔負けの真剣な目をするんですよ。「すごいねぇ。何色と何色を混ぜたの?」と聞くと、得意満々の笑みで答えてくれます。  そして、仕上げの絵の具。「お花が喜ぶ色を塗りましょう」「みんなの鉛筆の線がとってもカッコいいの。消えないように守ってね」と言葉かけ。あとは子供たちの力を信じて、応援するのみです。一年の締めくくりにふさわしい素敵な作品に仕上がりました。ご家庭にお持ち帰りしましたらぜひ、飾って頂いて、ご家族の皆様と一緒に愛でて頂きたいと思います。そのことが次の作品への意欲に繋がるのです。
喜びのお花
[親子クラス] 2012.03.19
喜びのお花
親子クラス 制作:2012年3月 絵本:「ぐるんぱの ようちえん」 作/西内ミナミ  絵/堀内誠一 ◎感想/講師:渋谷葉子 ひとりぼっちで泣き虫のぞう、ぐるんぱは、仲間たちに後押しされて町に働きにでかけます。しかし、作るものが大きすぎてどのお店でも失敗ばかり。すっかり自信をなくしてしまいます。そんな時、子だくさんのお母さんに出会い、ぐるんぱは子供たちの面倒をみることになりました。 4月から幼稚園に入る子供たちへのエールとして、このお話を選びました。そして、導入の手遊びでは「ちいさな庭」で小さい、中くらい、大きいお花を咲かせて楽しみました。まずは絵の具で土と葉っぱの色作り。色混ぜはみんなだ〜いすき!「え〜っ、それ土の色じゃなくない?」とお母さんと揉めたりしながら作りました。そして、葉っぱは子供とお母さんの手形です。 お母さんの手の大きさは変わらないけど、みんなの手は何年かすると大きくなっているんでしょね。お花は絵の具でマルや点(指、スタンプ、筆)を描き、包装紙や折り紙などで花びらをつけ、お子さんへの成長を祝う「喜びのお花」を咲かせました。最初の頃は絵の具におっかなびっくりだったのに、今ではグイグイと表現できるようになりました。 そして、お母さんと一緒に絵本を読んだり、たっぷりと造形遊びをしたことは子供たちの体の大切な栄養となっていることでしょう。ささやかですが、そのお手伝いができたことを嬉しく思います。今まで、暖かいご支援とご理解を頂きましてありがとうございました。リクエストにお応えして、また夏休みの特別講座でお会いできるのを楽しみにしています。
『たんぽぽと子供たち』展 – 3
[AKIYA] 2012.03.12
『たんぽぽと子供たち』展 – 3
時:2012年3月11日 所:AKIYA              *詳しい様子(写真7点)→☆ ◎感想/幼児クラス講師:渋谷葉子  春を心待ちにするなか、昨日はお昼から好天にも恵まれ、最高の秋谷日和となりました。アトリエ5の幼児クラス16名の自画像展。お教室で並べてみた時よりも、秋谷の明るい陽射しと柔らかいベージュの壁の色と相成って、4Bの鉛筆や色鉛筆がより鮮やかに写ります。そして、小学生のお兄さん、お姉さんたちの応援を得て、沢山のたんぽぽに囲まれた素敵な展示となりました。  子供たちの作品を一つ一つ見ていると、自然とその子の一年間の成長が浮かんできます。最初の頃は顔を描くのがやっとだったのに、今回はしっかりと体を獲得した子、どう描いていいか分からないながらも、鏡を見ながら一生懸命鉛筆を走らせていた子、顔のしわやほくろ、目玉の色の違い などを見つけた子、誰よりも淡く丁寧に色鉛筆で色を塗っていた子…また、赤ちゃんが生まれて少しナーバスになったり、習い事でちょっぴり疲れていたり、お母さんと考えが合わなかったりと、幼稚園ながらも小さい胸に悩みはあるようです。そんな中でどの子も今の自分とまっすぐ向き合い、今しか描けない自分を見事に描き上げました。  それはこれから入学や進級に向けて一段階段を登る子供たちに大きな自信と勇気につながることでしょう。そして、そんな子供たちと出会い、一年間向き合えた私達スタッフもまた、大きな幸せと勇気をもらいました。これも一重にご家族の皆様の暖かいご支援があってこそと感謝しております。ありがとうございました。4月からは新しいクラスとなりますが、また気持ちを新たに子供たちと向き合っていきたいと思います。これからも引き続き、子供たちに応援をよろしくお願い致します。 ***** 4月と5月は、小学生の自画像も合流します。お楽しみに! 開店日:4月8日(日)・5月5日(土)・5月13日(日)
鳥獣戯画の模写 -5
[小学生高学年] 2012.03.09
鳥獣戯画の模写 -5
    子供油絵クラス 発表会 2012年3月              /作者:宇野夏都(小5)                                              ◎感想/アシスタント:中上佳子  2月から始まった鳥獣戯画の模写制作がついに完成し、発表会を迎えました。国宝の絵巻『鳥獣戯画』の動物達を模写し、その模写を使って、画用紙の上に自分で考えた物語を構成します。油絵クラスでは、模写に使う和紙に自分でドーサ(滲み止めを行うもの)をひき、画用紙には自分で黄土(日本画の水干絵具)をかけました。そして、絵巻特有である横長の画面を再現する為に、全員が画用紙を横に繋げました。初めて触れる、膠やドーサや岩絵具。普段使っているチューブの絵具と、全く違う触り心地や扱い方に皆、興味津々でした。  日本画にとって、線は絵の命になる、とても大切なものだと思います。慎重に、でも楽しみながら、一本一本の『線』に命を吹き込んでいく子供達。生き生きとした動物達の模写がたくさん出来上がりました。難しい線にあえて挑戦したり、もっとこうしたいと自分で突破口を切り開いていく姿には何度も心を打たれました。    そして、模写の次は構成。物語を画面へ構成する時に大切にしたことは『余白』の使い方です。東洋絵画の『余白』には、遠近感や時間の流れ、構図としての美しさなど様々な意味が込められています。さらに、絵巻物の場合は右から左に向かって物語が進んでいくという特性があります。こども達は自分の選んだ模写と、余白と、物語の進行を絡ませて、自分の物語を見事に『絵巻』として表現しました。物語の内容も一捻り、二捻り・・・!発表する時は緊張したかもしれませんが、意外な展開の連続に目を奪われ、とても面白かったです。    この一ヶ月間、模写というとても根気のいる制作に一生懸命に向き合いながらも、笑顔を見せてくれる子供達の姿勢に、私自身もとても勉強になりました。子供達ひとりひとりに、ありがとうの気持ちでいっぱいです。そして、日本人であることに、誇りを持ってもらいたいです。
北風ピープー!-4
[小学生クラス] 2012.03.05
北風ピープー!-4
小学生クラス 制作 2012年2月 ◎制作のねらい ・「寒さ」や「冷たさ」をイメージし青系の絵の具で寒色の色作りをする。 ・毛糸の線の動きや重なりを中心に構成を考え版作りをする。 ・版画ならではの作品が合わさった時の驚きと感動を味わう。 ◎感想/講師:中家総子 今年の冬は世界中が大寒波で記録的な寒さになり、日本でも各地で大雪に見舞われました。ついこの前も積もるほど降り、凍えるような寒さでしたね。子供達も存分に雪遊びを楽しみ冬を満喫した事と思います。例年と違う特別な冬をテーマに、2月は版画を制作しました。 土台になる紙は「寒色の研究」と題して、青系の絵の具で寒さや冷たさをイメージして色作りをしました。版は毛糸の線を北風に見立てて貼り、周りを雪にや氷に見立てたエアパッキン・ダンボール・麻布等で飾りました。無地の紙に刷るのと違い、絵の具の濃淡とインクの重なりで画面に意外な奥行きが生まれ、予想外の美しさに出会うことがでます。 この版画を考案された悦子先生は、ジャクソン・ポロックの表現からヒントを得たそうです。ポロックは絵の具を直接キャンバスにたらす独自の技法を確立した抽象表現の画家です。現在、竹橋の国立近代美術館で「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」が行われています。日本で始めての大規模な展示ということで、私も本物を観るのは初めてでした。無秩序のように思える絵の具の重なりが なんとも言えない緊張感で画面の中に混在し一つの作品になっていて、ものすごいエネルギーを感じました。色の重なりだけなのにずっと眺めて味わえる、言葉では説明できない迫力がありました。 今回、摺り上がった作品を観た子供達から歓声が上がっていました。線の重なりの意外な美しさに驚き感動しポッロクと同じ体験ができたのではないでしょうか?今年の冬の寒さと版画の表現が上手くマッチして素敵な作品が出来ました!今週返却ですので子供達の作品の線の面白さを味って下さい。そしてポロック展にも是非足を運んでみて下さい!
NHKハート展・入選!
[お知らせ] 2012.03.02
NHKハート展・入選!
中学生の宮坂和郁奈さんの詩が、「NHKハート展」に見事入選し、絵本作家の酒井駒子さんの素敵な絵と共に展示されています。小学生の頃から楽しく絵を描いて来た和郁奈さんが、思春期を迎え日々成長している事を嬉しく思います。皆様もこの週末、是非お運び下さい。 ◎会期 2013年2月29日(水)〜3月5日(月) ◎会場:日本橋三越本店 新館7階ギャラリー ◎宮坂和郁奈さんの詩「これって」 ***** ◎「NHKハート展」のホームページより 「NHKハート展」は、詩とアートを組み合わせた展覧会です。 この展覧会は、障害のある方もない方も、互いに理解しあい「ともに生きる社会」の実現を目指し、NHK福祉キャンペーン「NHKハートプロジェクト」の一環として実施します。 17回目を迎える今回は、5,680編もの詩の応募をいただきました。 どの詩にも喜びや悲しみ、あるいは障害をまっすぐに見つめた気持ちがつづられ、味わうほどに「やさしく」「せつなく」「あたたかく」心に語り響きます。ひたむきな思いが込められたひとつひとつの詩と真摯に向き合い選考した結果、ここに50編の詩をご紹介することになりました。 これらの詩に託された思いを、ボランティアでご参加いただいた各界の著名人やアーティストの方々が、ハートをモチーフに大切に表現してくださいました。50の詩と50のアートが響きあって美しいハーモニーを奏で、新たなアートの世界を繰り広げます。 詩とアートが出会い、生み出された世界──── そこに込められたすてきな心のメッセージが一人でも多くの方々に届くことを願っています。 最後になりましたが、心のこもった「詩」を応募いただいた作詩者の皆様、その思いをすてきな作品で表現していただいた作画者の皆様をはじめ、展覧会の開催にあたり、ご後援、ご協力いただきました関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。
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