[小学生クラス] 2017.05.08
褒め言葉の『変』
新年度も始まって一ヶ月。桜もすっかり新緑へと移り変わりました。小学生クラス新メンバーでの最初の制作は、空想画「わたしの木」。芽吹きの季節に、自分が考えた不思議で面白い木を描きました。空想画は、いかにアイデアを広げていくかがポイントであり、それは楽しいけれど難しくもあります。「こんな木はおかしいかな…変かな…」と、日々の生活の中から学んだ常識に照らし、筆が止まる子もいます。しかし、これは絵の中。どんな非常識だって有りの世界。今回の講師の仕事は、それを教えてあげることです。それぞれが実はこっそり持っている『変=実はこんなことしたい』。そこにされている常識という名の蓋の『開け方』を教えてあげること。一度コツを掴めば、蓋は自分で開けることができます。開けることができれば、他の人の『変』を認めることができます。「そんなの変だよーおかしいよー」が「それ変でおもしろいね!」と『変』が褒め言葉になっていきます。多様性を認められる、柔軟な価値観が育まれていく訳です。制作中、誰一人筆が止まることはありませんでした。ワイワイとおもしろおかしい木の話で盛り上がりながら、アイデアを出し続けていました。全員が真っ白な紙の上を『解放区』とし、そこでの走り回り方を覚えてくれたようです。これから一年、皆で楽しく制作していきましょう。