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空と庭とシャボン玉
[幼児クラス] 2017.11.20
空と庭とシャボン玉
秋晴れの爽やかなお天気の日に、お庭でシャボン玉遊びをしました。 主宰・辻の自宅の庭はアトリエのすぐ近くですが、幼児クラスからは案外はじめて訪れる子も多く、キョロキョロと興味津々。小菊のつぼみや柚子の木、ヤマブキの黒い実、少し色づきかけたモミジの葉に気がつく子も。室内から一歩外に出るだけで、子どもたちの好奇心をくすぐるものはたくさんあることを改めて感じます。緑豊かな場所ならなおさらです。   高く澄んだ空と緑に映え、シャボン玉が優しい風に運ばれる様子がなんとも美しく、笑い声も響いて幸せなひと時でした。アトリエに戻っても「きれいだった〜・・・」と、子どもたちもしばらく余韻に浸っていました。   さて、11月、幼児クラスも冬の工作に取り組んでいます。この秋の日のシャボン玉をテーマに、チクチクと針仕事。針を持つのが初めての子がほとんどですが、とても楽しそう。作品の完成は、来月のブログでお伝えします。   == 年少親子クラス生徒募集 == 年少児のお子様と保護者様を対象とした単発ワークショップクラスです。親子で一緒に造形活動を楽しみましょう!人気の講座のため、来年2月から定員を6組に増員します。残席僅か・キャンセル待ちも受け付けています。 【日 程】11/23 12/21  2/1   3/1   3/2 木曜日 15:00〜16:00(60分) 【対 象】3歳児の親子さん 【受講料】1回2000円+税 ☆ご紹介の方は初回1500円に割引! 【詳 細】年少親子クラスご案内 【年少親子クラスのご予約】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ == 幼児クラス生徒募集 == 幼児(年中・年長)クラスの見学・体験レッスンの受講も受け付けております。 受講日は木曜日・金曜日(15:00〜16:00)内容等も予約時にご相談・ご確認下さい。 欠員が僅かの為、ご入会は先着順となります。 【幼児クラスの体験予約】   
想いを込める優しい手
[小学生クラス] 2017.11.13
想いを込める優しい手
  今年の冬の工作は、「自分の大切な人の幸せを願う」カレンダーを版画で作ります。 大切な人が素敵な一年になるように願いを込めて紙と毛糸やプチプチを使って版づくりをしました。 版づくりを終えて一年生の女の子が版を大切そうに持ってきました。ケーキやハートの形が台紙に丁寧にしっかりと糊付されていました。 「想いを込めて作ったよ!」シンプルなその言葉にはっとさせられました。 おまじないのように想いを込めると自然と指先まで優しい動きになり丁寧な制作になるのですね。作ることに慣れてくると作ることの方に夢中で忘れがちです。想いを込めて作ることが丁寧さに繋がる。そのことは今回の版画制作で一番大切にしたいことかもしれません。 次回はついに刷りの工程に入ります。版画は刷るまで自分の版づくりの仕事がどう表れるか分らないのが、難しく面白いところ。 来年を彩る素敵なカレンダーをお楽しみに!   【オススメの展覧会】 •ロートレックとアートになった版画•ポスター展 三菱一号館美術館 2017年10月18日(水)~2018年1月8日(月・祝) •熊谷守一展 国立近代美術館 2017年12月1日(金)~2018年3月21日(水)   == 小学生クラス生徒募集  == 今年度途中入会の方も、道具の使い方など丁寧に指導しますのでご安心下さい。来年度の入会予約も随時お受けしております。(先着順)*11月と12月は冬の特別制作のため、誠に勝手ながら体験レッスンは11/28(火)と12/5(火)の2日のみになります。各回先着2名様のため、下記予約ページからお早めにお申込み下さい。 *月曜日と水曜日は定員のため募集を終了しました。キャンセル待ちでの受付になりますので、予めご了承下さい。転居等で欠員が出る場合にこちらからご連絡差し上げます。 *小学高学年(5年生・6年生)の方は、子供上級クラス(木曜日)をお勧めしています。制作時間が長く、落ち着いて取組めると好評です。月毎に制作内容が変わるので、年度途中のご入会も安心です。 【小学生低学年クラスの体験ご予約】15:30〜17:00 【小学生中学年クラスの体験ご予約】17:00〜18:30 【小学生クラスの見学ご予約】 小学生クラスの終業後(月曜日・火曜日・水曜日19:00頃)にお電話でお問合せ下さい。 ☎︎044-411-5154(担当:本田・春日)
深まる秋
[庭の四季] 2017.11.10
深まる秋
庭の小菊がようやく咲き始め林檎のお軸と合わせたら、朝の光りが美しい影を添えてくれました。沈香を焚くと一層秋の深まりを感じます。今年も6月と9月にこども生け花クラスを開催し、花を手にする子ども達の所作の美しさや造形の感度の高さに圧倒されました。講師の吉田先生に、お母様方のクラスも是非!とお願いしています。花のある暮らしで心豊かに、、詳細は1月末に当ブログでご案内致します。 さて皆様、連休はいかがお過ごしだったでしょうか?私は秋谷でのんびり過ごし、蕎麦屋「桶や」さんで新蕎麦を頂いたのですが、とても美味しくてびっくりしました。蕎麦通の方はわざわざ遠くからもお越しになる様です。 次の祝日に、桶やさんが代々木公園のイベントに参加されるので、お蕎麦好きの方は是非お出かけ下さい。師匠の高橋邦弘氏もお越しになるそうです。テレビ番組「情熱大陸」NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」「趣味悠々」などにも出演され、ご存知の方も多いのではないでしょうか? 【大江戸和宴】代々木公園/11月23日(祝)〜26日(日) *詳細:www.oedo-waen.com/   【お知らせ】  *葉山の神奈川近代美術館で堀文子展:11/18〜(日本画) *海と暮らす家:渡辺貞明建築設計事務所(秋谷・週末の家) *花の咲く家:チルチンびと季刊93秋号のP32〜(辻の自宅)
豊穣
[小学生高学年] 2017.11.06
豊穣
子供油絵クラスと同様に、木曜日の子供上級クラスでも、現在秋の制作が行われています。『秋の彩り』をテーマに、晩秋から初冬にかけてかぼちゃや綿の木、枝付きの柿などを観察し描いています。いつもの観察画と異なる点は、4つ切画用紙を2枚連結させ、大画面での取り組みに挑戦しているということ。これには観察画に慣れている彼らの表情にも、当初戸惑いがうかがえました。というのも、大きさが2倍になったので、その分たくさん描けばよい、という単純な発想ではなく、変化した紙の矩形、余白、描くものの大きさ、バランスなどを、新たに対応させなければならない、ということを理解していたからです。紙の大きさよりも、紙の形の違いが重要だということを、画面上での配置をいかに上手く魅せるかが鍵だということを、今までの経験上知っているからです。その難しさを一瞬で感じ取ることができたのは、やはり今までたくさんの観察画を描いてきた経験によるものでしょう。講師に相談することは、ものの描写、色づくりに関することはほとんどなく、大半は画面構成、配置、客観的な見え方など、絵としての骨格に当たる部分のこと。今まで培ってきた、描写の技術、発想、画材への理解、観察する心の安定が余裕となり、余白のとり方を熟考し、絵の中の雰囲気、そして作者の思いをそこに乗せようとする新たな試み。そこからは、彼らが今『豊穣の季節』にいることを感じます。小学生クラスからコツコツと丁寧に積み重ねてきた様々が横にも縦にも繋がり、柔軟な対応力と漲る生命力をもって実を結ぶ。まさにこの季節と合致したような実力。慣れ親しんだ紙とクレパスの可能性を、さらに引き出すことのできる、彼らの内の『豊穣』。その熟成された素晴らしさが目に見える形で表れている今回の制作。いよいよ今週から背景。完成まであと少しです。   == 子供油絵クラス見学 == 小学生クラス在籍で、次年度油絵をやってみたい!でもよく分からない!とりあえず見てみたい!鉛筆デッサン終わるとどうなるの?という方に向け、10月に続き11月も、子供油絵クラスの見学をお勧めしています。通常の制作風景見学ですので、とても具体的に油絵クラスのご理解がいただけます。保護者の方も是非!ご希望の方は、小学生クラス講師に、お気軽にご相談ください。 日時:11/10・17(金) 17:20~18:00くらい 対象:小学3、4年生、または鉛筆デッサン修了、または修了見込みの方※デッサン1でも、ご希望であればご相談ください。 参加:本人、保護者の方※講師が油絵やクラスに対する質問などに答えさせていただきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 予告【合評会】 日時:12/8(金)16:30〜17:30/参加:本人、保護者の方 対象:鉛筆デッサン修了、または修了見込みの方 ※詳細は担当講師にお問合せ下さい。
ゆっくり じっくり 教えない
[幼児クラス] 2017.11.03
ゆっくり じっくり 教えない
よく見て感じて、ゆっくり・じっくり。アトリエ5で人物クロッキーを行う際のキーワードです。季節ごとに取り組むので、慣れている子は教室のセッティングや講師の服装を見て今日はクロッキーだと気がつくと、少しの緊張と気合いが入った面持ちに。10月の観察画は、クロッキーの延長線でもある人物画に挑戦しました。   短い時間に集中するためタイマーを設定し、鉛筆の線を研ぎ澄ますため消しゴムを使わなかったり。いつもの和やかな雰囲気から一転、真剣に対象と向き合う時間。息をひそめて目を光らせます。人物という画用紙より大きい対象に挑むのは、観察するのに視点をぐるうりと大きく動かす必要もあり、また縦長の構図に描くとなると身体の使い方も自ずと変わってきます。腰を浮かし自然と前のめりになる姿勢や少し引いて眺める姿勢は筆圧にもよく表れ、その瞬間の実感を伴った生きた線となっていきます。その中で、観察と表現とのギャップにじれったさを感じながらも確認を繰り返し、新しい気づきがあるごとに一つひとつ自信に繋げている様子の子どもたち。自分でみつけて、自分で描く。一枚の絵を創っていく間に、身体も心も大きく育っているのを感じます。   自分で描くより前にノウハウやお手本があったとしたら、どうだったでしょうか。こうすれば最短距離でうまくいく。誰が見てもそれらしく見える。明解な結果が得られ評価につながる。それは「表現」とは別物であり、絵画造形にもそういった教育法がいまだに横行していることが少し気になります。これから教育を受けるとなると、点数のつく場面もありますが、点数のために教育を受けるのではないはずです。幼児期に育むべきなのは何か、今一度考えていきたいところです。上手な描き方を教えないアトリエ5、等身大のいまの自分をそのまま投影できる活動のなかに、子どもたちの可能性を大いに耕すことができると信じて。   仕上げの絵の具での描きっぷりには、今の自分の感覚を謳歌するような瑞々しい感性を感じました。豊かな実りの秋、子どもたちの中にも健やかに季節が巡ってきています。   == 年少親子クラス生徒募集 == 年少児のお子様と保護者様を対象とした単発ワークショップクラスです。親子で一緒に造形活動を楽しみましょう!人気の講座のため、来年2月から定員を6組に増員します。お申し込みはお早めに。 【日 程】11/23 12/21  2/1   3/1   3/2 木曜日 15:00〜16:00(60分) 【対 象】3歳児の親子さん 【受講料】1回2000円+税 ☆ご紹介の方は初回1500円に割引! 【詳 細】親子クラスご案内 【年少親子クラスのご予約】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ == 幼児クラス生徒募集 == 幼児(年中・年長)クラスの見学・体験レッスンの受講も受け付けております。 受講日は木曜日・金曜日(15:00〜16:00)内容等も予約時にご相談・ご確認下さい。 欠員が僅かの為、ご入会は先着順となります。 【幼児クラスの体験予約】   
香りの色は
[幼児クラス] 2017.11.01
香りの色は
散ってしまったキンモクセイ、雨上がりの枯れ草。積もった落ち葉の中の湿り気。日毎、風の運ぶ香りの変化に秋の深まりを感じます。ほかほか温かいお料理や飲み物も美味しい季節。家庭の台所にもあるような「香り」の材料をきっかけに、10月の年少親子クラスの制作を行いました。   スパイスや茶葉の香りを選び、その印象にぴったりくる色、しっくりくる描き方で、小さな紙の上に表現を重ねていきます。クレパスやクレヨンは普通に線を描くだけでも美しい発色ですが、持ち方や筆圧を変えてみたり、何度も厚く塗り重ねたり、こすってぼかしたりすると、より複雑な色面とマチエールが生まれ、どんどん深みが増していきます。今回は、親子で別々の作品づくりです。   どうなるかわからない抽象的な表現は、自分の感覚を開いていってくれるように思います。色どうしをもっと重ねてみたい。優しくこするとどうなるかな。ここはこの色を強めに効かせたい。理屈抜きで「こんなかんじ、、」を頼りに手が動いていく。「こんなかんじ」の正解を先生や大人が持っているわけでもなく、持っていたとしてもそれはその人のもので、他の人の正解には当てはまらない。同じ香りをかいでも、隣の人同士、既に手に持っているクレヨンの色は違うのです。そうなると、お手本もアドバイスもなく、大人も子どもも自分で自分の絵を描いて探るしかないわけです。各々が自分の画面に夢中になっていき、真剣な眼差しです。 そしてハタと手と目を止めて隣を見ては「○○ちゃんすてきだね」「お母さんスゴいねぇ」と褒め合う姿。自分の素直な感覚の表現を、身近な人に共感してもらえたり認めてもらえたりするのも、互いに嬉しいことではないでしょうか。   完成後、親子で描いた数枚のレイアウトを決めて縦に繋いで、素敵な飾りに。一枚ずつの魅力がより映えます。インテリアに是非取り入れてみて下さい。秋冬の暮らしを彩るとともに、家族間の話題の種になればと思います。   == 年少親子クラス 冬のレッスン == 年少児のお子様と保護者様を対象とした単発ワークショップクラスです。親子で一緒に造形活動を楽しみましょう!人気の講座のため、定員を6組に増員します。お申し込みはお早めに! 【日 程】2/1(木), 3/1(木), 2(金)*3月は連続受講 二回で一作品を完全させます 【時 間】15:00〜16:00(60分) 【対 象】3歳児の親子さん・定員6組 【受講料】1回2000円+税  *上記日程全ての連続受講をお申し込みの方は6000円(消費税分割引) 【詳 細】親子クラスご案内 【年少親子クラスのご予約】   
キャリアと愛情の観察画
[小学生クラス] 2017.10.30
キャリアと愛情の観察画
時雨の合間に見せる空の色に、冬の足音を聴く10月。久しぶりの観察画は、「金属とゆず」をモチーフに制作しました。 モチーフ選びから観察、鉛筆やクレパスの扱い、配置やバランス、色に対するアイデア、集中力…。どれをとっても5月の観察画の頃より格段に上がった力を存分に発揮し、回を重ねる毎に力強さを増す作品と、それに向き合う皆の姿は、モチーフの金属よりも眩しく、ゆずよりも瑞々しいものでした。技術的なことはもちろんですが、何より今回は、作品に対する愛情の深まりが大きな支えとなり、たった半年の間に驚くほど成長したそれが、作品のゴールをより高みへと押し上げ、今までできなかったことをできるようにし、気がつかなかったことに気づくことができたのだと感じます。作品に対する思いが深まること、これがキャリア。今まで、目に見えないけれど確実に積んできた『続けること』でしか手に入らない心の成長が、余すところなく発揮された作品となりました。 一見何の関係性も見い出せない金属とゆず。それらを絵の中でどのように仲良くなっていくのか、また、それを見ている『私』はどんな気持ちなのか、クラスで違いはありますが、そのようなことを考えながら制作を続けました。絵の中だからこそできること。単体の観察に止まらずに1枚の絵として金属やゆず、背景の色のことも考えてあげること。意識するだけで、線も色も、見え方さえも変わってきます。目には映らないものを観察する力。これもまた、作品に対する愛情のひとつです。 作者のキャリアと愛情が込められた作品。是非、お家の1番良い場所に飾って下さい。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ == 子供油絵クラス見学 == 小学生クラス在籍で、次年度油絵をやってみたい!でもよく分からない!とりあえず見てみたい!鉛筆デッサン終わるとどうなるの?という方に向け、10月に続き11月も、子供油絵クラスの見学をお勧めしています。通常の制作風景見学ですので、とても具体的に油絵クラスのご理解がいただけます。保護者の方も是非!ご希望の方は、小学生クラス講師に、お気軽にご相談ください。 日時:11/10・17(金) 17:20~18:00くらい 対象:小学3、4年生、または鉛筆デッサン修了、または修了見込みの方※デッサン1でも、ご希望であればご相談ください。 参加:本人、保護者の方※講師が油絵やクラスに対する質問などに答えさせていただきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 予告【合評会】 日時:12/8(金)16:30〜17:30/参加:本人、保護者の方 対象:鉛筆デッサン修了、または修了見込みの方 ※詳細は担当講師にお問合せ下さい。  
白と透明のモチーフ
[中高生クラス] 2017.10.27
白と透明のモチーフ
中高生秋の制作も折り返しを迎えました。今回は白、透明をテーマに、全員で囲み型のモチーフを描いています。限定された微妙な色の差、その中に潜む美しい陰影、重なりによる高さと奥行きが、作品づくりにどのように影響してくるのでしょうか。中学生はほぼ初めての設定なので、トリミングから丁寧に行い、ねらいを維持しながらコツコツと進め、高校生はさらに油絵としての表現を深めることに集中し、毎回キャンバス上で起こる現象に反応しながら、模索を続けています。 今回のモチーフのねらいとして、ひとつは色彩を押さえたものの描写、もうひとつは空間としての表現を設定しました。色彩を極力廃したモチーフは、浅い観察では単純な色調に陥り、作者の持つ魅力的な表現を黙殺してしまいます。限定された中に、どれだけの色彩が眠っているのか、それを発見し、揺り起こすことが求められます。そのヒントは、白さが目立つ明部よりも、それぞれのモチーフが関係しあい生み出された陰影に隠されています。質感、フォルムの差からそれらを読み取り、豊かな画面を目指してほしいです。同時に、囲み型の大きいモチーフ特有の、広い空間表現も忘れてはいけません。特に中学生には、『高さ』と『前後の重なり』を意識することは、今までの経験上、難易度がグンと上がった設定となり、うまくいかないこともあるかと思います。しかし、平面的な単一視点ではなく、ものを立体的に、複数の視点から観察し表すことこそが、画面の中でモチーフを単体で描くだけでは生まれない、『空間を描く』という絵画の新たな魅力へと繋がっていきます。その為には、配置されたものの『関係性』を見つけ出すことが重要です。人と同じように、もの同士もお互い影響し合うし、人と同じように、ものにも裏の面が存在します。それらを気にしながら向き合うだけで、モチーフは今までとガラリと変えた表情を見せることでしょう。 それぞれが、自分の目指す表現へと近づいていく為には、描くものへの愛情、理解が不可欠です。白と透明に、どのような自分の『色』をつけていくのか、ここからが正念場です。  
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