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日本画:春のスケッチ会
[デッサン油絵] 2011.05.03
日本画:春のスケッチ会
日本画・特別講座 実施:2011年4月29日 ◎感想/講師:岩崎裕子 「春のスケッチ会」を行いました。天気は快晴!暑くもなく、寒くもない、風もおだやかな、 これ以上望めない様なスケッチ日和でした。 午前中は「庭園美術館」で、「森と芸術」という展覧会を鑑賞しました。生徒さんによると、 スケッチ会前日の日経新聞にも取り上げられていたそうで、賑わっていました。 展示内容は古今東西の芸術家が森をテーマにした作品を集めたもので、デューラーや、コロー、ガレ、ルソー、 エルンスト、マグリット、デルボー、岡本太郎etc. とバラエティーに富んだ作品を観覧しました。 絵画以外にも絵本や写真などの展示もあり、人と森との関係に思いを馳せる内容になっていて、見応え充分でした。 森や植物は、わたしたちにとって、憧憬と畏怖、魅力と神秘を常に感じさせてくれるもの、ということが伝わって来る、 深呼吸をしたいようなとても気分の良い展示でした。生徒さんのみなさん、じっくり真剣に作品を見入っていました。 レストランで昼食をとってから、午後は、おとなりの「自然教育園」でスケッチ会をしました。自然教育園は、都会に こんな鬱蒼とした森のようなところがあるのだろうか、という様な巨木が多く、新緑の季節で輝いていました。 生徒さんの殆どの方は、スケッチは今回がはじめて。外で描くのは初めてだし、人前で描くのはなんとなくハズカシい・・・ そんなことを仰っていましたが、その恥ずかしさも、皆で始めれば怖くはなくなるものです。散策してお気に入りの スポットを見つけて、描き始めれば、没頭してしまわれました。 スケッチは、その場の記憶のメモの様なものです。日は刻々と変わり、風はそよぎ、風景はゆれます。 その場できっちり作品を仕上げようと構えることはありません。 足りないところは、記憶や写真を手がかりに家でちょっと描き足しても良いのです。 気負いを軽くして頂き、スケッチの第一歩を楽しんで頂きました。 これをきっかけに、野外でスケッチをして下さる方が増えると良いなと思っています。
琵琶湖
[ツジエツコ] 2011.05.01
琵琶湖
久しぶりの帰省で、家族と湖畔のホテルで集いました。 湖面と比叡山の淡い色は、少し薄墨を含む懐かしい色! 「日本の伝統色」で青の仲間を調べてみましょう。→☆ この景色を眺めながら、ゆっくりと湯に浸かり大満足! 翌日は、佐川美術館で開催中の「佐藤忠良展」を鑑賞し 中家おすすめの彫刻の魅力を堪能しました。ブロンズ像 の美しさや肉感迫る豊かな表現は、何度見てもため息。 昨年から小学生クラスで紹介して来た「大きなかぶ」や 「雪むすめ」「木」の絵本も手がけられ、子供たちへの 深い愛を改めて感じ、美術教育の現場を預かる我々に、 その思いを託されたと襟を正す思いがしました。。。 「先生、どうぞ見守っていて下さい。がんばります。」 ◎子どもの美術/佐藤忠良が小学生の図工の教科書に寄せた文章 図画工作の時間は、じょうずに絵をかいたり、 ものを作ったりするのがめあてではありません。 じょうずにかこうとするよりも、 見たり考えたりしたことを、 自分で感じたとおりに かいたり作ったりすることが大切です。 しんけんに絵をかき、 ものを作り続けていると、 じょうずになるだけでなく、 人としての感じ方も育ちます。 このくり返しのなかで、 自然の大きさがわかり、 どんな人にならなければならないかがわかってきます。 これがめあてです。
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