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幼児 工作/『しゃぼん玉とんだ』
[幼児クラス] 2022.12.26
幼児 工作/『しゃぼん玉とんだ』
<幼児クラスアシスタント おりはらみなこ:記> 12月、冬の工作は、「しゃぼん玉とんだ」。冬晴れの落葉美しい交流センターへの集合は、保護者様のご協力ありがとうございました。 教室を飛び出した子ども達は、雰囲気の違いに、少しの戸惑いと、しゃぼん玉の道具に、興味深々が入り混じった様子で、「今日何するの?」「これ何に使うの?」と、好奇心いっぱい。 しゃぼん玉の色、何色?の問いかけに、「緑!黄色!青!紫!桃色!黒!茶色!」先生には見えなかった色もあったけど(笑。 思い思いに選んだ色を、グイグイ描き、魔法の水をシュッと吹きかけると、「わあ!」と歓声が。「じぶんでかける!」「ここにもかけて!」「もっとかける!」 同じしゃぼん玉から、十人十色の、美しいしゃぼん玉色の紙が出来ました。サァ、ここからは、自由なしゃぼん玉遊びの開始です! 上手に大きなしゃぼん玉を作る子、早く振り過ぎて、液だけ飛び散ってる子、小さなしゃぼん玉を沢山飛ばしてる子。ママと一緒に来た、妹弟達が、興味深々で突っ込んで(?)来るのを、優しく面倒見ながら一緒に遊んでくれる子。走って走って、遠くまで行っちゃったり、いつの間にか鬼ごっこや、落ち葉集め競争になり、女の子が率先して男の子達を仕切ってたり(笑。 思い切り体を動かし、発散して、普段本当はこうなのかな?という、新たな子ども達の一面を沢山発見することが出来ました。 翌週からは、いよいよチクチクの始まりです。初めは、上手く手が使えず、針から糸がすぐに抜けてしまい、「先生やってー」なんて言っていた子達も、糸通しのやり方や、針の持ち方の指導を繰り返すと、どんどん無口になって、集中して、静かになって。もっとイライラして、嫌になっちゃう子も、いるかな?ナンテ心配を軽く飛び越え、何度糸が抜けても、じぶんでできるから大丈夫って、ハァ~なんて溜息ついても、全然諦めない、ただ黙々と、目の前の作業に没頭するのみ。その姿に、感動すら覚えます(涙。 子ども達からの素敵な贈り物の壁飾りを、お家で飾って、Merry Christmas!&Happy new year!今年もありがとうございました。良いお年を。 ☆Instagram作品ギャラリー☆   ================== *幼児クラス 2023年度 生徒募集情報 *幼児ミニクラス 1月/2月参加募集 新年度からのご入会お申し込み受付中! ミニクラスのご参加もお待ちしております。 ==================
小学生高学年 絵画 油絵/秋の制作・かぼちゃといちじく 
[小学生高学年] 2022.12.20
小学生高学年 絵画 油絵/秋の制作・かぼちゃといちじく 
いつの間にか12月も中旬が過ぎ、あっという間に一年が終わろうとしています。高学年クラス秋の制作「かぼちゃといちじく」も、先日合評会を終え、熱気のこもった制作にも区切りがつきました。 今回はかぼちゃといちじく、柚子や枯れ枝を各自で構成し、色づくり、光とかげ、場面設定などを考え、全員で油絵での制作となりました。 絵の具の緑色を使わないでかぼちゃを描き、かげの濃淡を筆致の移り変わりで表し、絵全体の客観的な見え方に気を配り、それらを積み重ね、その過程で今までとは異なる絵画制作の難しさと面白さを学びました。 均質的ではない絵画制作の魅力、タッチの重なりにより生じる物質としての強さ、その触覚的な色の内から発せられる「奥」、そこに広がる形而上的な空間。平面上で完結しない、三次元的な描写を実感として解釈し、全員が「油絵制作」に臨んでいたこと、大変嬉しく思います。今までの人生経験を収斂させた一本の線で描く絵画も他の追随を許さない美しさを有しますが、一方で画面上で模索し、良し悪し関係なく全ての痕跡が作品を構成する要素となり、「過程」が一枚に混在する絵画もまた良いものです。そういった意味で著しく成長される高学年のあなた達に、「今」を映し出すことができる油絵制作はきっと向いている画材なのではないでしょうか。 制作で感じた難しさや楽しさが、これからの糧になることを願っています。 ☆Instagram作品ギャラリー☆
小学生 工作 版画/祝福のカレンダー
[小学生クラス] 2022.12.12
小学生 工作 版画/祝福のカレンダー
からっ風が街並みから色彩を奪い、その分浮かんでくる光と影のコントラストが美しい季節。あっという間に今年も終わろうとしています。   小学生クラス冬の工作『祝福のカレンダー』。今年一年を振り返り、お世話になった家族や友人にありがとうと、来年も良い年でありますようにと気持ちを版画で表現し、カレンダーとして仕上げました。   梱包材や毛糸、または画用紙のみで『誕生日の気持ち』を表した版を作り、そこに白いインクを乗せ、バレンで一生懸命刷り主役の版画を制作、周りには『大切な人』からインタビューしてきた誕生日や好きな色などからイメージを広げた一年間を表すかわいい小さな丸かざりをあしらいました。最後にカレンダー用紙に版画を貼り、インタビューを元にカレンダーの中から『大切な人』の誕生日に印をして完成。赤い台紙に版画独自ともいえる質感が白く映え、脇をカラフルな小丸かざりがお祝いするように囲む美しい作品となりました。   子供達は小学校でもおなじみの版画を抽象的な形で表現することをとても楽しみ、一方で誰かに気持ちを届けることを考えた作品づくりにも丁寧に向き合い、最後まで真摯に取り組んでいました。衣食住などに関わることだけではない、心理的な面においても誰かの支えがあるからこそ良い作品づくりができるのだと、『大切な人』に見て欲しいという気持ちがいかに大切なものか、改めて感じた制作となりました。   そのような気持ちをいつまでも大切に、また次の制作に向かっていきましょう。   次年度もどうぞよろしくお願いいたします。     ☆Instagram作品ギャラリー☆
木版画/5の薄墨コーナー
[木版画] 2022.12.07
木版画/5の薄墨コーナー
第39回インターナショナル吉田版画アカデミー展 会期:2022年11月19日〜12月4日 会場:モンベル御徒町店4階サロン アトリエ5の木版画講座の仲間と共に参加しました!会期中、遠方にも関わらず多くのお客様にお運び頂き、誠にありがとうございました! 木版画は、版木を彫刻刀で彫り馬連で摺る伝統的な技法ですが、今回は薄墨でハーフトーンの効果を試みました。和紙や馬連の違いで異なる摺りの表情に魅了されています。他の作家の多色木版画もどれも素晴らしく充実した学びの時となりました。次回に向けて、精進してまいります。どうぞ宜しくお願いします。 . <<木版画講座 生徒募集>> 見学随時受付中! 日々の美しい瞬間や心象を墨の濃淡で表現します。彫刻刀は小学生の頃以来という方も大丈夫!実演を交えて丁寧に指導をするのでご安心下さい。 活動記録:辻悦子のfacebook「「木版画講座のアルバム」   【対象】おとなクラス中級以上の方・卒業生・ご紹介 【場所】辻の自宅スタジオ(アトリエ5から徒歩数分) 【時間】隔週・3時間/回 定員4名 先着順     金曜日 9:30〜12:30 /土曜日 14:00〜17:00     【費用】税込 4,675円/回 (初回一括納入) 【詳細】2023年1月〜開講 予約ページ「木版画講座」  
木版画/モノクロで摺る抽象 2022後期
[木版画] 2022.10.15
木版画/モノクロで摺る抽象 2022後期
= 秋の木版画展のご案内 = International 吉田版画アカデミー展 会期:2022年11月19日(土)〜12月4日(日) 会場:モンベル御徒町店 4階サロン *受付:11/19(土) 23(水) 27(日) 30(水) 12/4(日) 上記日程は木版画講座の生徒さんと受付をします。水性木版画の技法紹介など、ご希望の方はお気軽のお声がけ下さい。一同ご来場をお待ちしております。 *講座案内 日々の美しい瞬間や心象を墨の濃淡で表現します。彫刻刀は小学生の頃以来という方も大丈夫!主宰の辻悦子が実演を交えて丁寧に指導をするのでご安心下さい。木版画は彫りも摺りも様々な技法があり奥が深いので、どこまでご自分のイメージが表現できるか?墨の濃淡と版の魅力にどうぞご期待下さい!受講生も摺り上がる度に歓声があがる程です。   *ブログ:https://wp.me/p9TBvX-2Ty *写 真:facebook:2020年・2021年・2022年   【講師】辻悦子:アトリエ5主宰(木版画家) 【場所】辻の自宅スタジオ(アトリエ5から徒歩数分) 【時間】金曜日 10:00〜12:00 /土曜日 14:00〜17:00     3時間/回 全7回 定員4名 個別指導                       前期後期の年2回開講    【対象】おとなクラスで基礎デッサン修了の方・卒業生・ご紹介     初級:1年目 基礎と応用:前期と後期で2作品制作     中級:2年目 自由制作:技法研究     上級:3年目 自由制作:技法研究 . 【費用】税込 4,675円/回  全7回初回一括納入: 税込32,725円 【用具】彫刻刀・バレン(貸出しあり) ハンドタオル 鉛筆セット   =来年度の生徒募集中= 先着順 初心者でも大丈夫です!受講をご検討の方はお気軽にご連絡下さい。 【お問合せ】https://coubic.com/atelier5/contact (24時間受付)
幼児/「でもこうしたいっ!」気持ちと、冒険と。
[幼児クラス] 2022.09.28
幼児/「でもこうしたいっ!」気持ちと、冒険と。
<幼児クラスアシスタント おりはらみなこ:記> 夏の工作は、『太陽の花』。先ずは、紙皿に線を引き、各々自分の好きな形に”花びら”を切って行きます。 でも。おやおや?そんなに細かい細工で大丈夫?? みんなウキウキで始めたけど、やっぱり直ぐに「疲れる~」「手が痛い!」 ハサミ指導をしたり、子どもの気持ちを聴いて、もう少し簡単に出来そうな提案もしたりしますが、「でも、こうしたいっ!」って。 自分の中に、しっかりしたイメージがあるんですね。 少し心配しながらも、子どものやりたいを尊重し見守っていると、時々色々言いながらも、懸命に没頭し、真剣な眼差しの子ども達。 途中水分補給をしながら、見事「こうしたいっ!」をやり切った姿は、あっぱれ!本当に良く頑張りました!先生も少しびっくりです。 小さくても、自分の中にある「こうしたいっ!」を見事に表現した子ども達は、立派なアーチスト。 どうぞ、その自信と誇りに満ちた『作品』を、お家に飾って、好い所を沢山褒めてあげて頂きたいです。   ・ ・ ・ 秋の空想画は、フロッタージュ。小さな探険隊と凸凹を捕まえにお外へGo! 幾つも色を重ねたり、偶然のズレがまた新しい模様になったり、模様がとれると嬉しくて、すぐ見せに来てくれます。可愛い^^ 模様の紙を大切に小脇に抱え、お部屋に戻ると、「じゃあ、さっきの凸凹の紙を、ビリビリするよ」 「えー、破りたくな~い!」一斉にあがるブーイング(笑。 でも、講師が次の工程を見せると、途端に楽しくなって、みんなビリビリ。各々自分の物語をお話ししながら、紙へペタペタと貼って行きます。 「こっちの道はハズレの道」「こっちに行くと穴に落ちちゃうんだよ」 一緒に冒険する仲間も描き加え、土の中には、虫や蛇もいます。 深い森やビルが立ち並ぶ町、どんどん行くと途中から雨も降って来て、それでも子ども達の冒険物語は続きます。 「絵本」では、安心の中で冒険した経験が、成長の過程で挑戦する力になると言いますが・・・。 是非、絵を見ながら、子どもと一緒に素敵な冒険物語を、お家でゆっくり聴いてみて下さい。   ☆ instagram 作品ギャラリー   ========================== 【幼児クラス】次年度生徒募集! =入会説明会 開催 *体験レッスンつき*=   [日 時]2022年11月3日(木・祝)      前半 10:00〜10:45      後半 11:15〜12:00 ※いずれかをお選びください [対 象]現 年少〜年中さん [参加費]税込¥500 当日現金納入      在籍生徒さんご紹介の方は無料! [定 員]各回5組(保護者様は1名まで)   アトリエ5の指導方針やカリキュラム、新年度のご入会について詳しくご案内いたします。 また、お子様はショートレッスン体験をお楽しみいただけます。 この機会にぜひご参加ください! [お申込/詳細]        
小学生高学年 工作/水のかたち
[小学生高学年] 2022.09.26
小学生高学年 工作/水のかたち
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる   高学年クラス夏の工作『水のかたち』。制作期間延長の末、ようやく皆無事に完成させることができました。限られた時間で各自『水』というワードからイメージを広げ、抽象的な立体作品に挑戦、石粉粘土と多様なガラス石を用い、輝かしいフォルムのオブジェへと仕上げました。最後まで自主的な姿勢で取り組めたこと、大変嬉しいです。   今回の制作で、高学年クラス生徒の『いつのまにか今まで培われてきた力』に改めて驚かされました。 テーマやモチーフに反応し、どこまでも深め柔軟にイメージを持つ力。 『こうしたい』という思いを強く胸に、オリジナリティーにこだわる力。 手を動かしながら完成までの道程を選択し、喜びにしていく力。 休憩中に止まらない無邪気な雑談からは計り知れない、力強い作品制作。 まさに場面によって多様な表情を見せる水の如く、様々な『ちからのかたち』を発揮し、さらに成長せんとすること、大変頼もしく感じます。 ぜひお家でいい感じに飾ってくれると嬉しいです。   また既に始まっていますが、秋の油絵制作『かぼちゃといちじく』もがんばっていきましょう。   ☆Instagram作品ギャラリー☆  
幼児/ テラコッタ粘土とあそぶ!
[幼児クラス] 2022.08.04
幼児/ テラコッタ粘土とあそぶ!
7月末日。テラコッタ粘土での造形遊び、初参加の方も交えて幼児クラス久しぶりのイベントです。教室に入るなりケースに入ったたくさんの粘土を見つけてこれ全部使っていいの!?とウズウズの皆さん^^ まずは一人ずつにズッシリの塊を手渡します。最初に触れる時の表情がたまりません。気持ちいい、キモチワルイ!色々な声が上がります。 グーの手を押し付けると少し凹むけど、なかなか手強い。パンチを繰り出したり肘で突いてみたり。両手の付け根を押し付け、自然と腰を上げてその手元に体重をかける姿勢になる子。粘土はぐいと変形します。そうか自分の重さを利用するんだと気づき、立ち上がり足で粘土を踏み踏み。みんなもジャンプジャンプ!座布団みたいになって、正座で座ったら膝も冷たい! 土という素材の、重み・冷たさ。幼児さんの力ではけっこう抵抗感がある、でも低反発な粘土。感覚に訴え、加えたチカラを受け止め応えてくれる。次はどうしちゃおうかな何ができるかな、捏ねる手と身体は面白がりながら考えている様子です。 さてぺたんこになった粘土、ひとつまみちぎって手のひらで転がすとお団子ができるよ、他にも色々できそうだね、、それからどう遊ぶかは子どもたちを見守ってみました。 ひたすら団子を積み上げていったり、平たい粘土をお皿にしてみたり、棒状のものを画板に乱立させてみたり、ヘラで刻んで模様付けを楽しんだり。トンネルができた!じゃあ線路を伸ばしてみよう、そしたら僕は電車作ろう!こっちは駅にする!と、お友達同士の粘土がだんだん街のように発展。最初は見守り役だった保護者の方々も、いつの間にか我が子の隣でこねこね。親子での共同作業も息ぴったりで微笑ましかったです。 少し乾いてきた粘土に霧吹きをかけるとニュルニュルする・・・この感触に惹きつけられ、もっともっとお水お水〜と吹きかけて粘土をドロドロに溶かし、笑いが止まらない子も。   ひたすら感触に没頭することもできる。 そして笑い合う。 何かに見立てたり空想の世界を創ることもできる。 それを広げ合う。 どこまでも自由な粘土と、自由な感覚・発想をもつ子どもたち。 素材と存分に戯れ関わることによって、感覚や感情や探究心が開かれ、多様な遊びと独特なコミュニケーションが展開していきました。   気がつくとケースの粘土は全部「おかわり」に持って行かれ売り切れに。そして片付けまでも楽しんでやり切った後の表情は爽やかで逞しくもありました。 何か教えられる場でもなく、お持ち帰り作品もないイベントでしたが、充実の手応えと笑顔をお土産にして帰ってくださったのではと思います。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
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