体験を予約する

┃ blog ┃

NHKハート展・入選!
[お知らせ] 2012.03.02
NHKハート展・入選!
中学生の宮坂和郁奈さんの詩が、「NHKハート展」に見事入選し、絵本作家の酒井駒子さんの素敵な絵と共に展示されています。小学生の頃から楽しく絵を描いて来た和郁奈さんが、思春期を迎え日々成長している事を嬉しく思います。皆様もこの週末、是非お運び下さい。 ◎会期 2013年2月29日(水)〜3月5日(月) ◎会場:日本橋三越本店 新館7階ギャラリー ◎宮坂和郁奈さんの詩「これって」 ***** ◎「NHKハート展」のホームページより 「NHKハート展」は、詩とアートを組み合わせた展覧会です。 この展覧会は、障害のある方もない方も、互いに理解しあい「ともに生きる社会」の実現を目指し、NHK福祉キャンペーン「NHKハートプロジェクト」の一環として実施します。 17回目を迎える今回は、5,680編もの詩の応募をいただきました。 どの詩にも喜びや悲しみ、あるいは障害をまっすぐに見つめた気持ちがつづられ、味わうほどに「やさしく」「せつなく」「あたたかく」心に語り響きます。ひたむきな思いが込められたひとつひとつの詩と真摯に向き合い選考した結果、ここに50編の詩をご紹介することになりました。 これらの詩に託された思いを、ボランティアでご参加いただいた各界の著名人やアーティストの方々が、ハートをモチーフに大切に表現してくださいました。50の詩と50のアートが響きあって美しいハーモニーを奏で、新たなアートの世界を繰り広げます。 詩とアートが出会い、生み出された世界──── そこに込められたすてきな心のメッセージが一人でも多くの方々に届くことを願っています。 最後になりましたが、心のこもった「詩」を応募いただいた作詩者の皆様、その思いをすてきな作品で表現していただいた作画者の皆様をはじめ、展覧会の開催にあたり、ご後援、ご協力いただきました関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。
自画像-1
[幼児クラス] 2012.02.20
自画像-1
幼児クラス 制作:2012年2月 感想/講師:渋谷葉子 アトリエ5では年に3回程クロッキーに取り組んでいます。よく見て描くように、最初の10分間は消しゴムは使いません。数回の取り組みでも子供達の鉛筆の線は回を追うごとにグンと磨かれます。いつもは先生を描きますが、今回は自画像。鏡の中の自分を照れながらも真剣に見つめ、自分の顔や頭、肩を手で触り、確認してから描き始めます。子供が描く人物画をよくおたまじゃくしに例えるのですが、最初は顔から手や足が出ます。何度も描いていくうちに体、首、肩を獲得していくのです。 どんな物事にも成長はつきものです。寝ていた子がいきなり歩くはずもなく、這って、つかまり立ちという段階を経て歩きます。絵画においてもそれは例外ではありません。足りない部分や不自然な所を指摘するのではなく、自分で気づく事が大切なのです。「よく見つけね」と褒めてあげましょう。 背景は進級、進学に向けて虹色に輝いて羽ばたくようにシャボン玉を表現しました。マルを形取り、シャボン玉遊びで見つけた色の中から3色を選び、色鉛筆で彩色しました。やさしく色を重ねることで自画像の鉛筆の線がより鮮明になりました。 春に向けての題材としてもう一つ、タンポポを折り紙で作りました。丸く切った折り紙に細かく花びらの切り込みを入れていきます。単純作業ですが、かなり根気がいる作業です。仕上げのビーズを付けた時のホッとした笑顔、頑張りましたよ!自画像の周りを飾って、より元気付けたいと思います。 今回の作品は3月11日(日)にAKIYAのギャラリーにて展示されます。少々遠方ではありますが、春の息吹が感じられるよい季節となりました。ぜひ、ご家族揃って足をお運びください。 【折り紙について】 たまにですが、おりがみの取り組みも大事なカリキュラムの一つとして担っています。ただ折るだけではなく、60色の折り紙を使って、楽しみながら色彩のトレーニングをします。使用している折り紙はクラサワの商品。顔料を使用しているので、日本古来の色彩が多く含まれています。もう一社、大手のトーヨーも60色を揃えていますが、前社と比較すると色鮮やかなのが特徴です。今回のタンポポでは色鮮やかなトーヨーの物を使用しました。作る物に合わせて時々メーカーを変えています。 折り紙は「ORIGAMI」と今や世界共通語となっています。その反面、昨年の折り鶴の取り組みで分かったのですが、小学生でも折った事のない子が多いのには意外でした。一枚の紙から立体が生まれることの凄さ、そして伝承文化の素晴らしさをもう一度見直してみませんか?
北風ピープー!
[小学生クラス] 2012.02.17
北風ピープー!
小学生クラス 制作:2012年2月 ◎感想/アシスタント:中上佳子 昔から三寒四温と言われるように、暖かい日のあとにはまた冬に戻ってしまったかの様な寒さがやってきます。しかし、この寒さが、子供達の作品の中でとても大切な役割になっています。 今月は、寒い寒い北風をイメージした版画の作品を制作しています。寒い色、とかいて『寒色』と読みますが、寒い色ってどんな色でしょう?子供達は、パレットの上で一生懸命に自分の感じる寒色を作ります。思わぬ色同士が調和して、美しい寒色がたくさん生まれました。 次に版作り、そして摺りと、レッスンごとに作品がどんどん変身していくので、完成の日がとても楽しみです。 ------------------------------------------------------------------------- ■日本画の展覧会情報 ひとりでも多くの方が日本画を身近に感じて頂けることを願い、月に一度、日本画の展覧会などをご紹介します。 ◎山種美術館 /アクセス:日比谷線恵比寿駅 2番出口より徒歩約10分 今月11日から『和のよそおい』展が開かれています。主な出品作品として取り上げられている、松園、清方、深水は明治から昭和時代にかけて活躍した作家で、美人画をたくさん描いています。 私自身、日本画を勉強したいと思ったきっかけが、清方の美人画でした。不思議なもので『美人』と一口に書いても、作家によって美しさの雰囲気は異なります。 山種美術館は日本画の専門美術館ですので、日本画にご興味のある方は是非ホームページをチェックしてみて下さい。鑑賞のご感想もお待ちしております。    
体験を予約する