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小学生 絵画/観察画 描くパワーはどこから?
[小学生クラス] 2018.10.15
小学生 絵画/観察画 描くパワーはどこから?
秋の観察画は魚介が主役です。鯛や蟹、めばるなど各クラスで違うモチーフにしました。同じモチーフを見ていても同じ絵が無いことは一人一人の個性が出ている証拠で喜ばしいことですが、秋の観察画はそこから一歩踏み込んで自分の「これでいい!」は本当にそれで良いのか?に講師も厳しく突っ込みます。自然のモチーフからどれだけ色や形を発見して迫れるか?ぐんぐん楽しく描いて行った春の観察画とは少し違う真剣さです。 「色が難しいなあ。」「形がうまくいかない~。」あちこちで格闘する声が上がります。やろうと思えば面倒なことばかり。それでも面倒くさいという言葉が(それほど)出ずに、講師の一言一言に聞き耳を立ててトライしている子供達。“今までの自分を越えたい!新しい絵が描きたい!”という前向きなパワーに圧倒されます。今までの様々な制作を乗り越えて信頼関係が出来ているからこその講師と子供との真剣なやり取り。なかなか緊張感があります。次週からは背景です。この素晴らしい主役を引き立てる背景ができるのか…最後まで気が抜けません!   【小学生クラス2019年生徒さん募集中】 来年度4月から入会をお考えの方予約を受け付けています。お絵かきや工作が好きな子一緒に制作しませんか?一度見学にお越しください。在学の方のご紹介も大歓迎です。 [来年度入会ご予約流れ] 見学後→ご予約→2月初めよりご予約順でクラスをご案内いたします。 ※在学の生徒さんのクラス編成後のご案内の為、稀にですがご希望のクラスに空席が無い場合はお待ち頂くことがございます。 来年度入会希望の方はメールで第一希望、第二希望のクラス、見学日をお伝え下さい。   小学生低学年クラス:月曜日・火曜日・水曜日 15:30~17:00 小学生中学年クラス:月曜日・火曜日・水曜日 17:00~18:30 ====================== 【メールでのお問合せ】24時間受付 https://coubic.com/atelier5/contact 担当講師と相談のうえ返信するので、少しお待ち頂く場合がございます。 予めご了承下さい。   【電話でのお問合せ】044-411-5154  ご希望クラスのレッスン終業後に担当講師にお尋ね下さい。 なお、レッスン中のお電話はご遠慮願います。 ======================
こどもいけばな/経験を重ねて
[いけばな] 2018.10.02
こどもいけばな/経験を重ねて
土曜特別講座「こどもいけばなクラス」:2018年9月29日 【感想】講師:吉田花倫 こどもいけばなクラス、4度目の秋を迎えました。今年の秋のテーマは「枝モノをいける」。   立派な紅葉ユキヤナギとピンク色の実が可愛らしいヒペリカムの枝をメインに、華やかなアナスタシア(洋菊)、真っ黒の唐辛子のコニカルブラックなどでいけました。   このクラスの経験者も「一番大変だった」と語るくらいユキヤナギとヒペリカムの枝を切るところが皆苦戦していました。この日のヤマ場といってもいいくらい。切った後も剣山にさすのも一苦労。それでも最後まで気を抜かず集中していけました。   いけばなは植物をよく観察し、感じ、表現していくもの。その中で「枝って固いんだ」という発見。ハサミを入れて初めて知ること。他にも「こんな綺麗な菊があるなんて知らなかった」という気づき。あまり馴染みのない洋菊を見て美しいと感じてくれたこと。よく見かける日本菊との違い。大事にしていきたいと思う気づきがたくさんありました。   花の水揚げに大事な水切りや器に水をこぼさないで注ぐために気をつけることなど、基本がしっかり定着してきていることも嬉しく感じました。これからも植物を構成することで出来る、もの創りの喜びや楽しさを伝えていきたいと思います。   *********************** 【インスタグラム】 「アトリエ5_いけばな」開設中! 生徒さんの作品や活動風景をご覧頂けます。 フォローも宜しくお願いします。↓ https://www.instagram.com/atelier5_ikebana/   *********************** 【開講予告】 ・2019年度も土曜特別講座「こどもいけばなクラス」開講!  詳細は決まり次第アップ致します。 *********************** 【草月情報】 ・「SWITCHインタビュー達人達」に家元(勅使河原茜)が登場!   時:2018年10月13日 NHK Eテレ 22時~ ・「第100回草月いけばな展」開催予定   時:2019年3月20日~25日 日本橋髙島屋にて ***********************
小学生 絵画/制作の原点
[小学生クラス] 2018.10.01
小学生 絵画/制作の原点
台風一過。久々に見える青空が高さを増し、秋らしくなってきました。小学生クラス秋の空想画『川のまわりに』『秋色の広場』も、季節の移ろいの中、順に完成を迎えました。描き始めた頃は皆半袖で汗をかきながらの制作でしたが、今ではちらほらと長袖の子も目立ってきました。気候の変化を肌で感じ、久しぶりの絵の具を心地よく扱うこと。そのような目標を下に、春の時よりも意欲的に作品に向かう姿勢がどのクラスでも見られ、一回り成長した姿がなんとも頼もしく感じました。 前半クラスでは皆で繋げた一本の川からそれぞれが考えた『川のまわり』を描き、心躍る作品となりました。笑顔での制作中はクラスの仲間同士で意見を交わし、さらに広がる空想を存分に楽しみ、この半年で培われた関係性が作品に表れ、嬉しい限りです。 後半クラスでは生憎の天気が続き、望ましい『夕方の空』を見ることは中々叶いませんでしたが、そんな中でも自分の内に感じる美しさを筆に乗せ、絵の具での表現からイメージを固めていく姿は、技術だけではない彼らの充実が見て取れ、これもまた嬉しい限りです。 どのようなテーマでも、自分の作品にする力、そして何より楽しんで行う力。少しの時間を置いて行われた絵画制作は、そんな原点に帰りつつも、深みを増したものとなったようです。10月の観察画もその心をもって頑張りましょう。
幼児 絵画/夏のおかわり
[幼児クラス] 2018.09.26
幼児 絵画/夏のおかわり
夏のレッスンでは工作に力を注ぎ込んだ子どもたち。でしたが、家族との楽しい時間も充実していたことと思います。夏休み中に〇〇に行って来たんだよー!と、笑顔の報告がたくさんありました。 9月に入り肌寒い日もある中でしたが、改めて夏休みの思い出を子どもたちに尋ねてみると、まだまだ夏の余韻は冷めやらず、行ったところ、見てきたもの、乗ったものや食べたもの…目をキラキラさせ詳しく話してくれました。はずむ声や表情からその余熱が伝わり、お喋りをしているだけで、自分が体験していないことも味わって、教室のみんなで夏をもう一杯おかわりしたような感じ。夏の名残りの夢みたいな気持ちをまだ引きずっていてもいい。おおらかで解放的な気分のまま今月の絵画制作に取り組みました。 糊入りの絵の具を両手にたっぷりつけ、画用紙の上で混ぜ混ぜ。ぬるぬるドロドロの手触りにはしゃぐ子どもたち。何度も絵の具を運んでは夢中で絵の具と戯れます。足でやってもいーい?と聞いたのはいつもは大人しめの女の子。たっぷりと気持ちのいい感触に身を任せ、心も解き放たれた表情がなんとも幸せそうでした。 翌週すっかり乾いた画面に、黒のコンテでごしごしと、みんなで話し合った夏の思い出やら、そこから派生した空想やら、思い思いに描き込みました。夏のおかわりも、すっかりごちそうさま!楽しかった〜!と十分に心をほぐした後だから、きっとそろそろ秋へのスイッチが入ります。   ======= 幼児クラス生徒募集 ======== ☆秋の入会キャンペーン☆ 9,10月は体験レッスン受講料割引!子どもたちの成長も深まる秋、新しいおけいこを始めませんか?年少さんも募集中です。この機会に是非体験にお越し下さい。 【日程】いずれかの日程をお選び下さい 10/4(木),5(金) 11(木),12(金) 【内容】秋のモチーフの観察画 【時間】15:00〜16:00 【対象】年少〜年長のお子様 【受講料】通常¥1500→¥500 •画材等はこちらでご用意いたします。汚れてもよい服装でご参加下さい。 【ご予約】下記ページより↓ 24時間受付
親と子の造形あそび/お月見、ススキ、そしてお団子
[親子クラス] 2018.09.24
親と子の造形あそび/お月見、ススキ、そしてお団子
      時:2018年9月19日(水)11:00〜12:00 所:NAYA enjoyspace(武蔵新城駅から徒歩5分) 講師: 渋谷 葉子 今年の十五夜は24日です。古来より人はお月様を眺めては、クレーターをうさぎがお餅をついていると想像したり、かぐや姫の物語に夢を馳せてきました。まさか月に行ける時代が来るとは、誰が想像したことでしょう。 そして、一番美しい満月の夜にはお供え物をして、一年の実りに感謝をしてきました。最近では満月をスマホに収めようとする光景をよく見かけます。時代の流れと共に風情が薄れていくのは淋しいものですね。 やはり古来の風習に習って、お月さま、ススキ、お団子のお月見を伝えていきたいと、親子クラスを立ち上げから欠かさず入れてきました。しかし、このススキ。ひと昔まえは多摩川や空き地などに沢山あったのですが、今は見かけるのですが、取るのが難しい場所にあったり、よそ様の敷地内であったり。お花屋さんで買う時代なんですかね? 秋の草花とお団子をお供えして、お月さまの制作をしました。『14ひきのおつきみ』を読んで月を眺める名場面にくると、すかさず〇〇ちゃんが「ママ、写メ撮って」 さすが現代っ子‼︎ お月さまはお皿で型取りし、ハサミで切ります。全員が初めてなのでママと一緒に。自分でやりたいと、職人さんのように細かく切り始める子も。色は絵の具にノリを混ぜ、にゅるにゅるとした感触を楽しみます。差し色の黄土色を入れて、指で模様を作ったら、土台のまるで写し取ります。 絵の具を乾かす間に黒の色画用紙に色鉛筆で草花を描きます。形が難しくないので、描き進めていくうちにママ達の手が段々乗ってくるのが分かります。子ども達は秋のかぜ〜。黒に色鉛筆の色が思った以上に映えて素敵です。そして、最後にお月さま。仕上がりの瞬間「わぁ〜っ!」と歓声が上がりました。 制作の後は一番のお楽しみ「お団子を食べること」 ところが‥‥  制作に精魂費やした子ども達、遊具のあるお二階へまっしぐら。お団子より遊具なのでした(^_^;) ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ 【9月の活動報告】詳しく紹介して頂きました。↓写真多数☆ https://www.facebook.com/search/top/?q=みどりなくらし 【10月のご案内】10/17(水)お野菜を使ってお制作します。お楽しみに。 ご予約:みどりなくらしmidorinakurashi@gmail.com 理事長インタビュー:http://www.taisetsujikan.com/?p=199
中高生 油絵/小学生と高校生の間
[中高生クラス] 2018.09.21
中高生 油絵/小学生と高校生の間
秋雨が残暑を拭い、雲の切れ間から見える空が高くなってきました。合評会、鑑賞会と充実した夏を超え、中高生秋の制作が今月から始まりました。木曜クラスのモチーフは『アジとハラン』。春の制作で発揮された構成力や観察力をさらに磨き、油絵の新たな表現を知ることが目標です。9月は主にアジのスケッチやハランとの組み合わせ方、作品全体のイメージを広げる作業に費やし、ひとつひとつの工程を丁寧に深めながら進めました。アジ特有のフォルム、鈍く輝く複雑な色、ハランの曲線と直線が導く豊かな影。自然物としての美しさが存分に詰まったモチーフを、新鮮に、且つ思慮深く観察し鉛筆を動かしていきます。個人毎にモチーフを組んでの制作は久しぶりだったのですが、ブランクを感じさせない、寧ろ以前にも増して生き生きと躍動感溢るる取り組みは、確かな成長を感じさせてくれます。 中学生という多感な時期に、描くこと、表現することと正面から向き合い、素直さをもって自らを喜びへと誘うことができること。今回まずアジを描くことを伝えた際、若干苦い顔をしていた皆が、いざ制作に入ると打って変わり、どこまでも輝く目を以って、触ったり、近くに寄って観察したりしている姿を後ろから眺め、その力を思いました。モチーフと対話することは、小学生クラスの時に学んだこと。そうしていると表情もその時のような、どこか幼さが感じられる程の純粋さが映ります。しかしモチーフから一旦離れ描写に掛かる際は、さながら高校生や大人のような思考深い顔つきで、半年前より一回り逞しくなった技術を発揮していきます。両者を併せ持つ成長著しい10代。アトリエ5の中学生はとても充実しています。 きっと今しか描けない作品になることでしょう。目が離せません。
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